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記録ID: 47596
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳 また縦走断念

2009年09月26日(土) 〜 2009年09月27日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.0km
登り
1,820m
下り
1,810m

コースタイム

1日目
6:30広河原-8:30二俣-10:30八本歯のコル-11:40北岳12:10-13:35北岳山荘(泊)
2日目
5:30北岳山荘-7:00八本歯のコル-8:15二俣-9:50広河原
天候 26日:曇り時々晴れ 山頂付近はガス
27日:稜線はガスと強風 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
二俣から八本歯のハシゴ下まではザレていて滑りやすいです。 
八本歯のコル付近のハシゴは殆ど新しいものに架け替えられていますので不安はありません。
杖があった方が良いでしょう。私は現地で枯れ枝調達で問題なし。

風があるとき山頂付近の稜線とその少し下ではその厳しさに雲泥の差があります。好天ならTシャツ1枚、日が出てなく風が強ければ完全装備が必要。
天候の悪いときは要注意です。
大樺沢
紅葉が丁度良い
2009年09月26日 08:07撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/26 8:07
大樺沢
紅葉が丁度良い
9時ごろから北岳はガスが掛かり始めた
2009年09月26日 10:23撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/26 10:23
9時ごろから北岳はガスが掛かり始めた
ガスで展望なし
2009年09月26日 12:11撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/26 12:11
ガスで展望なし
北岳山頂から北岳山荘へ向かう
2009年09月26日 12:28撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/26 12:28
北岳山頂から北岳山荘へ向かう
北岳山荘と中白根方面
2009年09月26日 12:54撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/26 12:54
北岳山荘と中白根方面
北岳山荘
2009年09月26日 13:13撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
1
9/26 13:13
北岳山荘
北岳山荘の夕飯
2009年09月26日 17:33撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
2
9/26 17:33
北岳山荘の夕飯
2日目の5:40頃
ガスと強風
雷鳥も見ました
2009年09月27日 05:48撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/27 5:48
2日目の5:40頃
ガスと強風
雷鳥も見ました
北岳山荘から八本歯への巻き道に入った頃
ガスが一時晴れた
2009年09月27日 06:07撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/27 6:07
北岳山荘から八本歯への巻き道に入った頃
ガスが一時晴れた
八本歯のコル手前から
2009年09月27日 06:27撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/27 6:27
八本歯のコル手前から
大樺沢下山中
周囲は晴れても北岳にはガス
2009年09月27日 08:24撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
9/27 8:24
大樺沢下山中
周囲は晴れても北岳にはガス
10:20発の奈良田行きバスは私一人
2009年09月27日 10:11撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
1
9/27 10:11
10:20発の奈良田行きバスは私一人

感想

2週間前、天気が崩れる予報になったので白峰三山を縦走をあきらめ北岳の日帰りにした。
そこで性懲りも無く週末26日からは3日間好天が続くとのことなので再挑戦することにした。 しかし結果的に27日の朝は濃ガスと強風のため縦走は断念した。 私は無理しない主義。

当初の予定:
1日目北岳山荘泊まり。2日目は奈良田へ下山だが予備として大門沢小屋泊を計画に含めた。
今回は下山を考えて奈良田に車をデポした。奈良田に車があれば下山時間の自由度が増す。
2日目は北岳山荘から奈良田まで11時間だから順調なら山荘5:30に出発すれば十分明るいうちに下山できる。数時間多くかかっても奈良田発電所上部の工事用林道まで明るい内に下れば後は暗くなっても大丈夫だろう。

1日目:
初日は奈良田発5:30のバスで広河原に6:25着。2週間前より30分遅い時間だ。
北岳までは前回より30分ずれているだけで11:40に山頂に到着した。 途中八本歯のコルまで曇り時々晴れの天気だったが、それ以後ガスがかかり山頂では展望なし。
八本歯付近から上部は紅葉のピークだった。

山頂で30分ほど休憩の後北岳山荘へ向かった時ははガスが晴れて北岳山荘や間ノ岳方面がよく見えた。
この時間なら十分に農鳥小屋まで行けるが、有名な小屋だから敬遠することにした。 ノンビリしながら北岳山荘には13:30着だった。
この日、小屋には80名ほどが宿泊したが定員の半分ほどでガラガラだった。 山小屋泊まりは20年振りくらいだ。

2日目:
深夜雨が叩き付けるているのが分かった。
頼んでおいたので隣に寝ていた方が朝4時に起こしてくれた。 雨は止んでいるが外は深いガスと強風だ。 彼は間ノ岳まで往復すると言って真っ暗の中を出発していった。

私はその後朝飯のパンを食べながら明るくなるのを待って5:30に間ノ岳へ向かったが1分進んで即中止(笑)
10m先も見えず西から強風が吹きつけて命の危険を感じるほどだ。 ガスが晴れるのを待つ手もあるが、大門沢降下地点まで5時間もこの風の中を歩くのは無理というものだ。命の危険を感じた。

こういう場合の判断は単独行の場合、誰にも遠慮せず出来るから良い。

撤退と決めても広河原へ戻るのも大変。 北岳山頂と肩の小屋経由では稜線を2時間歩かなければならない。 八本歯のコル経由なら稜線は30分ほどだから昨日来た道を戻ることにした。
この30分は大変だった。  強い風で体はどんどん冷えてくるし耳が冷たく痛いのでフード付きの雨合羽を着込んで進んだ。 
しかし、八本歯への巻き道に入った途端風は遮られて無くなり、今までとは雲泥の差ほどノンビリできた。
時間はたっふりだから、ノンビリ進むが間ノ岳方は時々ガスが晴れたりしてきた。しかし山頂付近だけはガスが晴れない。

急ぐ必要が無いのでダラダラと歩き八本歯のコルから大樺沢を下り広河原に9:50に着いた。

10:20発の奈良田行きのバスの乗客は私一人。 時間があるのでバスを奈良田第一発電所で降りて約40分奈良田まで歩いて帰った。

今回も白峰三山の縦走は叶わなかったが、楽しみが先に残ったから良しとした。

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コメント

お疲れ様でした
大樺沢から見た北岳……見事に山頂部分だけガスの中ですね
悔しいけど自然相手なので仕方ないですね。無理してもいい事はないですから……

それにしても連休後という事もあってか北岳山荘もガラガラだったんですね ちょっとビックリ
夕飯も(南アの)山小屋にしては豪華で美味しそうですね
2009/9/30 23:12
来年はピーカンの日に行きます
奈良田から広河原までのバスは25人ほど乗っていたのですが、同じバスに乗っていた二人の山行日記をMixiで見つけました。
二人ともテントでそれぞれ肩の小屋と北岳山荘のサイトに泊まったと書いてありました。
翌日、一人は間ノ岳往復、もう一人は農鳥小屋まで行動したようです。

朝6時過ぎからは少し風も治まりガスが晴れてきたようですから、私が小屋を出るのが遅ければ縦走すべきかもっと迷ったと思います。

でも、後悔していません。 無理はしないことにしてますから。
来年は時間たっぷりですからピーカンの日に縦走します

山小屋で食事付きは初めてでした。 おいしかったです。 私はご飯とお味噌汁2杯づつ食べました
ご飯3杯御代わりなんてお方もいました
2009/10/1 17:48
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北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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