思わぬ冬到来?風氷雨の那須連山〜観音沼から周回〜
- GPS
- 15:57
- 距離
- 35.9km
- 登り
- 2,401m
- 下り
- 2,417m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:21
天候 | 10/6:曇りのち雨。清水平から風氷強まる。 10/7:曇りのち雨。流石山以降風雨強まる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鏡ヶ沼から稜線に上がる道は急坂。 三斗小屋温泉から大峠まで三度渡渉します。 昨年大倉山直下は笹藪で足元が見えなかったが、今年は刈払いされて歩きやすかった。 三倉山からは高いところで胸までの笹藪で足元が見えない。木の根には要注意。 三倉山から空沢山間に倒木が登山道を完全に塞いでいる箇所あり。通れないので笹藪を巻いた。 空沢山尾根を離れて枯れ沢を歩くところは土がぬかるんでいるし、石は不安定だし、いかんせん歩きづらい! 登山口に電気柵あり。下山してくるとどうしたらいいか分かず、抜け道がないか探し回った。電気柵は自分で外して抜けるのが正解。 |
その他周辺情報 | 煙草屋テントは\2,200で露天風呂付き。最高です。 ビールは350缶が\500 道の駅しもごうで食事できます。蕎麦を食べました。 |
写真
感想
北アルプスに紅葉山行の計画だったが、天気予報は芳しくない。それでは雨に濡れても温泉に入れる三斗小屋温泉に行ってこよう。昨年辿り着けなかった三倉山をついでに歩こうと、観音沼から周回コースにする。
さすが平日!一台も停まっていない駐車場から歩き出す。林道終点からひと登りすると鏡ヶ沼だ。鏡ヶ沼は霧で全体を見渡せず残念。
鏡ヶ沼から稜線まで急坂で一所懸命登っているときか?地図を落としてしまったようだ。稜線に出たときに気付いたのでちょっと引き返して探したが見つからず、もっと下りるのはシンドイので地図は諦めた。
三本槍岳をすぎて清水平あたりまでくると、ついに雨が降り出す。すると、強風で何やらバシバシと顔に当たって痛い。なんと!雨ではなく氷の粒じゃあないか!思わぬ冬山になってしまったな。そんな強風に身体を揺さぶられながらも、なんとか朝日岳山頂に立った。そして、即下山。その下山でちょっとしたアクシデント発生!ぬかるんだ土に足を滑らし膝を岩に打ちつけてしまった。かなり強打したので、やってしまった!と心配したが、膝を曲げてもそれほど痛くなかったので稜線歩きを続行する。
風は強いままで、峠の茶屋あたりは非常に強い風が吹き抜ける。小屋に逃げ込んで一息ついてから再出発。当然のことながら茶臼岳は回避して姥が平に紅葉を見に行く。が、風が強く、樹林帯に早く下りることばかりを考えて紅葉どころではなかった。また、この頃になると劣化したレインウェアからの浸水により冷えを感じるようになる。早く風呂に入りたい一心で三斗小屋温泉を目指す。
キャンプ地の三斗小屋温泉 煙草屋は露天風呂が私のお気に入りで、3年連続の訪問なのだ。お風呂に入ると、指先がジンジンして血が巡ってくるのを感じる。はぁ、極楽だ!
翌朝も朝風呂を浴びて出発。昨年辿り着けなかった三倉山へ。
流石山近くになると雨が降り出し、雨はそれほど強くないが風が強い。それでも大倉山までの稜線歩きは素晴らしく最高だ!風が強いのを除けばだが。
昨年歩いた中ノ沢三角点を過ぎると初めて歩く道だ。徐々に笹藪が足元を覆い、木の根に気をつけながら歩かなくてはいけなくなる。三倉山を過ぎると、笹藪は胸まで達するときも。それでも笹は道を隠しているだけなのでまだ良い。厳しかったのは倒木だ。いきなり道が寸断され、乗り越すのは難しい。仕方ないので頭上まである笹藪に突っ込んで倒木を巻いた。こんなに厳しい道だったとは!
空沢山の尾根から外れて下る枯れ沢も厳しかった。何度コケたことか!
そして極め付けは登山口の電気柵!出口側にはどうしたらいいかの注意書きがなく、どうしたら良いか分からず右往左往した。
最後の雨中の上り基調の車道も厳しく、なんか修行のような山行になってしまったなぁ。
コメント
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レポ拝見しました。
明日から那須から入り煙草屋で一泊し、裏那須方面から三倉山から音金登山口に下山を考えてますが、レポ見るとけっこう大変だったようですが足元も不安定がかなり続きましたか?
この日は雨が降っていたので空沢山の尾根から外れて沢筋の道は不安定でしたが、天気が良ければ状況は異なると思います。良い山行になるといいですね。
ありがとうございます。
様子見ながら引き返すかそのまま進むか決めたいと思います。
6月にかなりの部分が重なるコースを逆回りで自転車も利用して
歩いたため、とても身近に感じながら拝見しました。
私が自転車利用した部分が12キロありました。全てテント泊装備での歩き
お疲れ様でした!
それにしても、三倉山から先、特に尾根を外れてからの沢沿いルートは
一般登山道の体をなしていなかったですよね。
私は歩き始めてすぐでしたが、電気柵をどうしようと最初から混乱した
ことも思い出します。(荷物を先に入れて、ゆっくりと電気線の間を
くぐったような。。)
三斗小屋温泉の露天風呂、いつかと思います
なんと!電気線の間をくぐったのですか!チャレンジャーですねぇ。でも、私も最終的にはくぐろうかと思いました😅
確かにあの沢沿いルートは、道形が薄くて一般登山道とはいえないですねぇ。序盤に地図を無くしていたのですが、スマホで地図を確認したのはココのところだけでした😁
youtaroさんが歩かれたレコを読み返しましたが、道の駅しもごうから周回の計画だったのですね!私は旭岳、甲子山を登るのは甲子温泉から周回を考えていましたので、youtaroさんのルートは全く考えもしませんでした。さすがです😁
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