太尾登山口〜釈迦ヶ岳〜大日岳・石楠花岳(ピストン)
- GPS
- 09:19
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
6:34 ピーク1434
6:58 旭登山口出合(1465)
7:33 古田の森(1618)
8:05 千丈平
8:14 千丈のかくし水
8:23 奥駈道合流
8:31 釈迦ヶ岳山頂(1799.6)(〜8:52)
9:26 深仙ノ宿
9:43 大日岳分岐
10:04 大日岳
10:32 太古ノ辻
10:43 仙人舞台石
11:00 石楠花岳山頂(〜12:31)
12:50 大日岳分岐
13:16 深仙ノ宿(千丈平分岐)
13:30 伊冨喜秀明師入定碑
13:49 千丈平
14:22 古田の森
14:48 旭登山口出合
15:20 太尾登山口
天候 | 曇り一時小雨(のち時々晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R168→R309→京名和道→R371 |
コース状況/ 危険箇所等 |
迷うところはありません。 なだらかな気持ちの良い登山道です。 ゆっくりと緑を楽しみながら、また、しゃきっと軽快にパノラマを楽しみながら・・・。その時に応じていろんな歩き方を楽しめます。 釈迦ヶ岳から深仙の宿への下りは足にこたえます。 大日岳のそそり立つ岩場は、難敵です。 以外に?石楠花岳の山頂は良かったです。 |
写真
感想
三連休なので1泊2日のテン泊!と思ったのですが、行きたいのは弥山川から双門の滝・狼平から弥山・国見八方睨なので、今の体力、技術では無理!と判断し、次に行きたいと思っていた釈迦ヶ岳に登ることにしました。
天気予報は曇りのち雨。また、R42〜R311〜R168と走ったことのない道を夜中に走るので、迷いましたが、結局仮眠する時間もなく0時に現住所である宿舎を出発。道は混むことなく50〜70km/hで登山口を目指します。
googleでルート検索したら5時間20分と出たのですが、実際には3時間40分で、登山口につき、1時間ほど車の中で仮眠。
5時前、隣に止まった車のドアの開閉音で目覚め、ぐずぐずしていると雨が降ってきました。降ったりやんだりを短期間に繰り返していましたが、朝ご飯を食べているうちに小雨になってきたので、また、登山計画書に記載したとおり6時になったので?いざ、出発!
仕事を終え、宿舎に帰って山行きの準備、仮眠するまもなく車を運転してきたせいか、頭はぼーっとして、足も上がらず。転勤してからの3ヶ月半余り。一日の歩数は多分1000歩未満。超運動不足です。
テン泊の練習のつもりで、必要以上に水気(みずけ)を担いでいるので体力も消耗します。登山道自体は緑も多くてそんなに急でもなく気持ちよいのですが、体はさっぱり。
朝方降った雨のせいか笹が濡れていて、靴が湿っぽい!ゴアテックスなのに、水がしみてくるっておかしくないですか??小雨が降ったりやんだり、早めにレインスーツの上だけを着込みましたが、古田の森につくまで雨は降らず(その後も降らず)、蒸し蒸しし始めたのでレインスーツは脱いで、でも、スパッツはそのままにしましたが、もう、靴の中は明らかに濡れてます。これって、不良品?
8月には、去年と同じく北奥駈を吉野から前鬼まで歩く予定ですが、昨年の悪夢(四寸岩山を過ぎたところで雷雨に遭い、まだゴアテックスでなかった登山靴がびちょびちょになり、3日とも冷たく超くさい靴で歩き通した)を思い出し、気分が憂鬱に。
古田の森から千丈平にかけて、数頭の鹿に遭遇しました。お互いにびっくりするのでベアベルをならしながら歩くことにしました。古田の森の手前から釈迦ヶ岳が見えるのですが山頂にお釈迦様の姿が確認でしました。
千丈平の道標で右に踏み跡が。深仙の宿からは多分ここに合流するのでしょう。しばらく登ると千丈のかくし水。梅雨で数日前に雨が降ったことも有ってか水量は豊富で、顔を洗い、たっぷりと冷たい水でのどを潤します。本来ならここで、給水するところですが、プラティパスには2リットルたっぷり入ってます。テルモスもほぼ満タン。ハイドレもまだ1リットル以上は残ってるので、給水することなく出発。結構急登ですが、直ぐに奥駈道に合流。
予定より20分くらい遅れて釈迦ヶ岳山頂に到着。お釈迦様は今日もやさしく?迎えてくださいました。合掌。
本当は360度、天気が良ければ超眺望なのですが、今日は曇り、いつ雨が降ってもおかしくない状況。荷を軽くするためビールを空けます。座ってゆっくり飲みたいのですが、あぶやら蠅やらがうるさくゆっくり落ち着けません。山頂をうろうろしながら20分ほど晴れ間を来しましたが、雲が薄くなることはあっても晴れることはなく、下界からガスが上がってきたので深仙の宿に向け出発。
昨年は、3日目にこの辺りを歩いていて、疲れて足も思うように動かず、何度も朝露に濡れた笹で滑って転んで。今年は転びはしなかったものの、足が疲れてなかなか下れません。それでも、30分近く掛けて深仙の宿まで下ってきました。灌丁堂に手を合わせ、大日岳目指して進みます。
分岐です。この辺り全然記憶がありません。去年はよっぽど疲れていたのでしょう。
事前にヤマレコで他の方のレコで確認したとおり、迂回路の表示。ロープや鎖使って結構急な岩壁を登る(登攀?)せずとも大丈夫。のはず。どうせ山頂までピストンだからと思い、ザックを脇にデポ。
で、トラロープを使い一息つくと鎖。ん?結構急やなぁ・・・。でも、これ迂回路のはずだし。2〜3m登りましたが、上はさらに垂直に聳え、高所恐怖症の私は絶対に下を見られない!・・・・。見てしまいました。超恐怖。ザック、デポって来たのでロープ持ってません、ていうか、デジカメケースを片手にこの岩場は登れません。でも、下るのも・・・・。そうこうしているうちに、右斜め下にトラロープを発見。どうやらあちらが迂回路のようです。3点支持を心がけながらじわじわと、後ろ向きにずり落ちてゆきます。
やっとのことで迂回路に入りましたが、こちらも結構な道です。でも、登った甲斐がありました。山頂には釈迦ヶ岳に比べたら小振りですが大日如来様が待っていてくださいました。思わず合掌。今日はいい日だ。少し先まで行き先ほど登り掛けた岩壁を上から見下ろします。無理だよ、こんなの。
奥駈道に戻り太古ノ辻に向かいます。全く、道に記憶がありません。こんなに距離があったかな?
思った以上の時間と疲労を感じながら太古ノ辻に到着。もう10時半です。大分計画より遅れている。
給水のみで、いよいよ南奥駈に足を踏み入れます。秋にはここを本宮大社に向け歩く予定です。今日はとりあえず天狗山まで雰囲気を味わいに行こう。
ピークです。登山地図には載っていなかったけど?仙人舞台石だそうです。石楠花岳まで30分。最近?物忘れがひどくなってきてて今日の折り返し予定地の名前を忘れて、でも、石楠花岳ではなかったなぁ、どこだっけ?でも、今から30分もかかるのなら石楠花岳まで行くのも無理だな。鞍部まで下ったところでお昼にしようか、とか思って下りましたが、取り敢えず11時まで歩こう、と気持ちを切り替えてまた登り始めたら、石楠花岳山頂への道標発見。山頂は直ぐ目の前。5分もかからなさそう。
確かに3分ほどで石楠花岳山頂です。こじんまりしていますがそこそこに座る場所もあり、この時間には晴れて来て暑いのですが、木陰もあるので今日はここまで。で、直ぐに炊飯の準備。
コメは洗ってきて少し水につけているので、直ぐに炊飯開始。最初は中火で10分弱。吹きこぼれてきたので弱火で6分ほど。ちょっと短いけど、コッヘルがぷちぷち、言い出したのでコンロから下ろしひっくり返して、スプーンでコッヘルのお尻をたたいて、蒸らします。
暫くして、炊きあがり具合を確認。こげなし、芯なし、べちゃつきなし。今日もばっちりおいしく炊けました。もう少し蒸らしている間に、おかずにかかります。
おかずは、何も思い浮かばなかったので、今日もかつどんです。前回(清冷山)と全く同じ。かつどんとインスタント味噌汁とビール。食後はインスタントコーヒー。
おなかもふくれて、晴れ間から南奥駈けの山を眺めながらまったりとした時間を過ごし、1時間のつもりが1時間半、12時半に帰路に向け出発です。
ご飯を食べ元気が出たのでしょうか、気がつけば深仙の宿です。奥駈けからそれて、千丈平を目指します。晴れて日差しは強いのですが、風が吹いていて、木陰などを通るときはめちゃくちゃ気持ちいいです。伊冨喜師入定碑を過ぎ、落ちかかった木橋を過ぎ暫く行くと、思っていたとおりに千丈平のテン場に出ました。
ここからは、来たとおりに帰ります。途中、古田の森を過ぎた原っぱ?で鹿の大集団(多分4〜50頭は居たと思います)に遭遇。ボスと思われる鹿が私を認め、一声啼くと一斉にかけ出します。でも、どこの集団にも2・3頭は「わし、関係ないモンね。」みたいなのがいますが、ボスはじっと私の方をにらんで?ルートが大きく右に曲がって、やがて鹿の群れから離れ、気持ちよく下ります。
暫く下っていると、人の声がしたような??視界の左側には大日岳が。よーく声を聞いてみると大勢の人が「ろっこんしょうじょう」と言っています。声は大日岳の方面から。行をおこなっているのでしょうか?前に読んだ本で何回かに分けて奥駈道を修行しながら踏破するのが毎年行われているとかかれていたのを思い出しました。
15時20分。計画より1時間早く登山口まで帰ってきました。
とても疲れました。テルモスのお湯でコーヒーを飲みたい気分でしたが、あまりにあせが臭いので、車の窓を全開にして、一気に(細い道でカーブか多いのでスピードは出せませんが)R168まで出て、最寄りの温泉目指して走ります。大塔町の夢の湯。河内長野市民は大塔町民とおなじ500円で入浴できました。
来週は、弥山川からの1泊2日を予定していますが、登れるかな???
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