甲斐駒ヶ岳、鋸岳

2022年10月14日(金) 〜 2022年10月16日(日)

• GPS: 27:03
• 距離: 30.0km
• 登り: 4,066m
• 下り: 4,060m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:06

8:21 尾白川渓谷駐車場
8:29 8:29 竹宇駒ヶ岳神社
10:13 10:14 笹の平分岐
11:48 11:54 刃渡り
12:22 12:23 刀利天狗
13:00 13:16 五合目小屋跡
13:20 13:25 屏風小屋跡
14:12 14:16 七丈小屋
14:33 宿泊地

2日目

• 山行: 9:39
• 休憩: 5:01
• 合計: 14:40

6:37 宿泊地
7:25 7:25 八合目御来迎場
8:38 8:42 駒ヶ岳神社本宮
8:50 9:18 甲斐駒ヶ岳
10:38 10:54 六合石室
11:38 12:04 三ッ頭
12:53 12:59 中ノ川乗越
13:21 13:36 第2高点
14:13 14:21 鹿窓
14:30 14:44 鋸岳
15:05 15:41 鹿窓
16:13 16:15 第2高点
16:38 16:43 中ノ川乗越
17:48 17:49 三ッ頭
18:32 18:33 六合石室
18:40 18:49 水場(六合目小屋)
18:56 20:56 六合石室
21:03 21:11 水場(六合目小屋)
21:14 六合石室

3日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:44
• 合計: 7:59

21:14 六合石室
6:47 6:47 三ッ頭
7:07 7:08 烏帽子岳
9:36 9:36 大岩山
10:05 10:06 中ノ尾根分岐
10:58 10:58 駒岩
11:44 11:44 雁ヶ原・錦滝分岐
11:57 11:58 尾根直登道・鞍掛山方面トラバース道分岐
12:02 12:02 錦滝分岐
12:10 12:52 雁ヶ原
12:52 12:53 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
12:57 12:57 日向山
13:41 13:42 矢立石登山口
14:10 14:10 竹宇駒ヶ岳神社
14:14 尾白川渓谷駐車場

天候

10/14 麓は晴れだが、標高を上げるとガスの中になる。夕暮れ後は晴れた。
10/15 午前中は快晴だったが、午後はガスが上がり夜に晴れた。
10/16 晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷の駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

甲斐駒ヶ岳から三ツ頭までの樹林帯の中は踏み跡が不明瞭で道を間違えやすい。
その他は特に問題なし。

その他周辺情報

黒戸尾根だと下山後尾白川でアイシングができる

写真

10/14 8:03

天気はいいけど、山頂は雲の中

10/14 8:30

いざ入山

10/14 9:42

おびただしい量のドングリが落ちていて、豊かさを感じる森だった

10/14 10:43

横手からの合流点
すでにしんどい

10/14 11:44

標高が上がると、針葉樹の林となる

10/14 11:52

この辺からガスに巻かれてしまった

10/14 12:45

どういうマークだろう

10/14 13:02

アイススクリューが供えられていた

10/15 5:02

テン場から麓の灯りが見えた

10/15 6:39

メシを食べて水をくんで出立
3リットルあれば足りると思ったのだが…

10/15 7:00

秋らしいうろこ雲

10/15 7:42

お馴染みのステップ

10/15 8:04

八ヶ岳全山と麓の街並みが見えるスケール感がたまらない

10/15 8:29

地蔵岳と富士

10/15 8:39

富士は遠くから見るに限る

10/15 8:44

中央線や中央道から見上げるだけだった山頂にたどり着く

10/15 9:54

甲斐駒から鋸岳方面へ向かう
ヘルメットを装着して進む

10/15 10:02

湧き立つ雲
綺麗だけど、天気が気になる

10/15 10:04

甲斐駒を振り返る

10/15 10:22

藪漕ぎ

10/15 10:39

ガレ場を下ったところに岩小屋

10/15 12:44

この辺りからガスに巻かれてしまう

10/15 13:42

第二高点を過ぎると枯れ草の樹林帯となった
急斜面で草を掴むとブチブチちぎれて手がかりにならない
高山で栄養状態が悪いせいなのか

10/15 13:47

急斜面のザレた谷筋を進む
安定していないので一歩踏み出すと落石が発生する
水が少なくなって今晩どうするか考えながらの行動となった

切り立った急崖に挟まれた谷
ガスで見通しが効かないのが残念

10/15 13:53

生物の存在を感じさせない荒涼としたガレ場
鎖を使わずに登ってみた

10/15 13:59

左の草付きに安全なルートがあるので、帰りはそこを通って降りた

10/15 14:09

ついに鹿窓を通過した

10/15 14:18

垂壁っぽいけど、ホールドが多かったので鎖を使わずに登る
岩が脆い部分があるので見極めが重要
足の置き場に注意を払って登る

10/15 14:30

行けたら行くの精神で山頂に来れて良かったけど、ガスで展望なく残念だった

10/15 14:39

展望もないし、日没までに帰りたかったのですぐに帰ることにした

10/15 14:42

そんなに風が強い訳ではなかったが、ふと空にぽっかり青空が出現した

10/15 16:02

喉の乾きと戦いながら帰る途中、幹の上に盆栽のような苔が

10/15 16:14

不思議な植物が地面に生えていた

10/15 18:40

水が枯渇したので、水場のある六号小屋まで戻った
一昨日の雨のお陰か水量が多くて助かった
残った水を飲み、４リットルほど水を汲み安心した

10/16 5:49

星空の綺麗な夜を楽しんで、翌朝の長いトレイルを進む

10/16 6:19

西にたっぷりの雲海と中央アルプス

10/16 6:38

冷たく乾いた秋の空気が気持ちいい

10/16 6:46

千丈の大きな山体

10/16 7:03

山梨側も雲海が満ちていた

10/16 7:04

烏帽子岳から東を望む

10/16 9:00

大岩山西面は急斜面で下りが怖そう

10/16 9:59

少しほっこりとさせてくれた山頂標識

美しい松林と熊笹の森

日向山を感じさせる白いザレ場

10/16 12:01

最後の登り
斜度がキツい

10/16 12:51

八ヶ岳方面
雲が厚くなってきた

10/16 12:54

早く帰りたいので早足で歩く

10/16 15:21

千ヶ淵に行ってみた
滝に削られて囲まれた空間は神秘的な感じがした
冷たい川水でアイシングした

10/16 16:03

下山後、山頂は雲に包まれていた

感想

kosg

標高差と移動距離が大きく体力的にハードルが高い黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳と、アプローチが長く危険性の高い鋸岳を一緒に登ろうと２泊３日で山行を計画してみた。
長年登りたいと思っていたが、決意がつかず手付かずでいた。夏場はボルダリング一本で縦走をしていなかったので、９月から奥多摩の山を二回登ったものの、体力的に少し不安が残った。
無理はしないで行けるところまで行こうと思い、踏ん切りをつけてみた。
結果的にやりきることができた。非常に長い歩きが多くてくたびれたが、久しぶりに充実感のある山行をすることができて満足した。
キツい行程だったが、よれよれにならずに済んだのはアミノ酸の効果であろうか。