夏の大峰周回 (八経ヶ岳・大普賢岳・山上ヶ岳)
- GPS
- 15:14
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 3,131m
- 下り
- 3,139m
コースタイム
− 2:32 熊渡 − 3:56 ナメリ坂合流 − 4:39 高崎横手
− 5:26 弥山辻 − 5:38 八経ヶ岳 − 6:10 弥山小屋・弥山山頂
(休憩後、6:31 出発 − 7:24 奥駈道出合 − 8:29 行者還避難小屋
(休憩後、9:20 小屋出発) − 10:06 七曜岳 − 11:15 大普賢岳
− 11:30 小普賢岳 − 12:02 阿弥蛇ヶ森分岐(女人結界)
− 12:26 小笹宿 − 13:09 山上ヶ岳 − 13:36 レンゲ辻
− 14:08 山上辻 − 14:55 法力峠 − 16:00 観音峰
− 16:21 観音峰展望台 − 17:05 観音峰登山口帰還
天候 | 晴時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(下山後は渓谷の冷たい水が気持ち良い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<行程> ●観音峰登山口〜熊渡 特になし ●熊渡〜カナビキ尾根〜八経ヶ岳 カナビキ尾根は山と高原の地図と実際のルートと若干ずれているようです。 (いつもおかしいと思っていましたが、今回GPSと見比べて分かりました) ●八経ヶ岳〜行者還避難小屋 特になし ●行者還小屋〜大普賢岳〜阿弥蛇ヶ森分岐 小屋付近の水場の上部、七曜岳付近、大普賢岳直下は鎖場など足元注意 小普賢岳の北側は逆コースは少し迷いやすい個所がありますが、 今回の場合は問題ありませんでした。 (GWの奥駈道縦走の際には分かりづらくてルートロスしました) ●阿弥蛇ヶ森分岐〜小笹宿〜山上ヶ岳 特になし ●山上ヶ岳〜山上辻〜法力峠〜観音峰〜登山口 山上辻を過ぎたあたりは落石で橋崩壊のため注意して進む 観音峰は粘土質のためか滑りやすいため注意 <気温> ・八経ヶ岳から大普賢岳の稜線は午前中だったためか暑すぎず適温。 ・観音峰まで標高を下げると非常に暑い。 |
写真
感想
大峰をめぐる周回コースは、観音峰登山口より八経ヶ岳、大普賢岳、山上ヶ岳を
めぐる約40km(水平距離)の行程です。
(このコースは1カ月ほど前に思いついて色々調べていたらTRIさんが数年前に
実践されていることが判明。参考にさせていただきました。)
一日で歩き通すにはナイトハイクが必須なので前日に昼寝して、晩飯もしっかり
食べて体力温存しました。(前回の比良ナイトハイクでは寝不足のため途中撤退)
深夜の歩き始めは毎回ドキドキしますが、新ヘッデンは明るくすぐ慣れました。
道中、獣の眼の光が前を横切ったあと、じっとこちらを見つめていて緊張しました
が鹿でした。(唸り声が聞こえたのは多分空耳でしょう)
本当は八経ヶ岳で御来光を拝みたかったのですが、出発が遅れたので日裏山手前で
夜明けを迎えました。でも白み始める森の雰囲気は本当に美しい。
弥山小屋では見かけたことのある女の子とすれちがいました。あとでShogosさん
ファミリーだと思い出したのでテン場をうろうろしましたがお会いできず。
その後しばらくは快適で明るいトレイルを進み、行者還避難小屋へ。
この小屋は行程の概ね真ん中あたり。身体を休めるのに最適で、20分ほどの仮眠、
シャツの着替え、簡単な食事、トイレなどリフレッシュすることができました。
今回はコースタイムの70%くらいのスピードを心がけて歩きましたが、
七曜岳や大普賢岳の鎖場は次第に足にきて、大普賢岳山頂ではしばらく座り込みました。
その後は穏やかなアップダウンなので、歩いているうちに筋力も復活し、
小笹宿では冷たい沢水でポカリを作って補給して気力も充実しました。
山上ヶ岳への登り返しは以外とあっさり。
稲村ヶ岳・大日山の美しい山容の眺めを楽しみました。
しかし、レンゲ辻までの激下りで右足親指の豆が痛くなり、次第に歩行速度が鈍って
いきます。あと3時間、あと2時間半・・と唱えながら進み、
最後の観音峰にさしかかると気温の上昇、滑りやすい土質、眠気、ブヨに悩まされました。
自分の体力・気力ではなかなか厳しいコースでしたがペース配分やエネルギー補充も
うまくいって、無事帰還することができ、満足な山行となりました。
はじめまして8080です。すごいの一言です。自分は12日に八経ヶ岳に登りましたが、バテバテでした。大普賢岳はかっこいいので別の機会に登りたいと思ってます。
またtubataroのレコを楽しみにしています
ありがとうございます。
なかなか山に行く機会を作れないので行ける時はがっつり登ってしまいます。
のんびり、もっと山の細部の風景も楽しみながら登る余裕を持ちたいのですが・・(笑)
大普賢岳は私も大峰の中で最も好きな山の一つです。
石の鼻や水太覗からの絶景など楽しんでみてください。
最近はナイトハイクにはまっています?
夏はナイトハイクか沢ですね。
またご一緒お願いします。
すっかりご無沙汰しております。
なかなか山行の機会に恵まれないので行ける時は夜間もフルに使って
どっぷり山に浸るコースを考えてしまいます。
沢は未経験なので是非皆さんの計画に便乗したいのですが
なかなか都合つかず・・飲み会にも参加できず・・
また懲りずにお誘いください。
今地図を引っ張り出してきてルートを確認しましたがあっぱれです
最近期間は空くけどその分ものすごくがっつり山行ですね
夏場のナイトハイクは眠気を除けば涼しい分歩きやすそうです
1ヶ月分をまとめて歩いている感じです。
でもご夫婦の早月尾根日帰りピストンもすごいじゃないですか。
また後ほど拝見させていただきます。
ナイトハイクはいつ睡眠が襲ってくるのか分からないのと、
何か獣に襲われないかという2つの不安が結構快感です
明け方からがっつり登山。
頭が下がります。
こういうチャレンジも楽しそうですね。
ぎりぎりつかえる時間をめいいっぱい使って歩いてみるっていう。
日帰りの醍醐味。
日帰り登山は色んな制約がある一方
しっかり計算して予定通り下山できた時は
満足度も高い気がします。
できればのんびりと楽しみたいところですが。
naminoriさんの山行もまた楽しみにしています。
10日前によく似たコースを1泊2日で歩きました。
目的はオオヤマレンゲです。
日帰りは早朝に出ないと間に合いませんよね。
夏場は日が長いので夕方になっても安心して歩けますよね。
これからも楽しい山歩きを続けて下さい。
ありがとうございます。
10日前でしたらオオヤマレンゲは真っ盛りでしたか。
気品があって美しい花ですよね。今回少し見るのが遅れたので
また来年、時期を見据えて見に行きたいと思います。
お互いに山行を楽しみましょう!
このコース、前にTRI-HI のレコで知りました。鉄人TRI-HI でも15時間弱かかりましたよね。これをほぼ同じ時間で周るとは ヤマレコは少し距離が短めに出るので、たぶん40数キロですよね。累積標高差も3000mを超えているので15時間15分で歩くのは大変だったでしょう。お疲れ様でした。
tubataro さんもそちらの世界に足を踏み入れていますね
いえいえ、全然違うんですよ。
TRIさんは初の大峰で、しかも悪天候という状況だったようでしたから。
Futaroさんに「そちらの世界」と言われると困ってしまいます。
私はFutaroさんの世界が憧れですので。
今年の夏も楽しみですね。よろしくお願いします!
こんばんは。あれー!ごっつニアミスしてますよ!オシイ〜〜〜。
23の写真に写ってるのは家の長女ですわ〜。
時間的に八経ヶ岳に向かった時間なので、あー残念!
そうでしたか、写真の黄色い服の女の子が長女さんですね。
この写真を撮影した後に弥山神社に行ってからトイレ前で
長女さんとすれちがった次第です。そこでトイレ休憩を20分ほど
してからふと思い出してテン場を探したのですが、
その時には八経に向かわれた後でしたか。
すっかり大きくなっておられました。
またどこかですれちがいましょう!
またもマゾ・・・じゃなくてハードな山行をこなされてお疲れ様でした。この日中の暑さだと涼しい夜の内に歩くのも良いのかもしれないですね。今年こそは大峰山系に行きたいと思いつつも、既に7月も終わり掛けなのでtubataroさんのレポを参考に早いとこ計画を練るようにします・・・
確かにマゾですね。否定できないです(笑)
大峰も夏は暑さ厳しいですが、秋から雪山シーズンに向けて
トレーニングがてらまた登られてみてください。
nagisukeさんの海外レポートも楽しみにしています。
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