大菩薩嶺 北尾根〜国内御殿〜丸川峠〜閻魔御殿

2022年10月20日(木) [日帰り]

• GPS: 11:59
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,689m
• 下り: 1,681m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:41
• 休憩: 1:20
• 合計: 12:01

5:10 三条橋
5:40 5:43 小室川下降点
7:53 7:55 不動滝ノ峰
8:52 8:52 巡視道横断地
10:13 10:30 三ノタル
10:56 11:14 二ノタル
11:52 11:52 一ノタル
12:05 12:12 大菩薩嶺
13:05 13:13 国内御殿
13:39 13:49 丸川峠
14:18 14:22 泉水十文字
15:03 15:09 エンマゴテン
16:36 16:37 不動滝
16:46 16:47 小室川下降点
17:07 17:10 三条橋
17:11 ゴール地点

【本日の確認生物】リス・キジ・イワナ

天候

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　駐車場林道泉水横手山線ゲート前駐車スペース

■行き：八王子IC〜中央道大月IC〜139号〜小菅村〜今川峠〜丹波山村〜411号〜林道ゲート　
■帰り：林道ゲート〜411号〜奥多摩〜青梅駅〜県央日ノ出IC〜県央相模原IC

コース状況／危険箇所等

大菩薩嶺北尾根（バリ）　道標無し・踏み跡無し・テープ類少ない・危険箇所あり・道迷いポイントあり

小室向で林道から沢へ下り渡渉になります。
以前あったらしい橋は無くなっており、水量が多く靴を脱いで渡りました。
1m位の幅ですが手前の岩はヌルヌルで対岸の岩は手前に傾斜しており飛び移れません・・膝までつかり急流に流されそうになりました・・

沢沿いから分かれ急斜面に石積でジグが切られた道を登って行くと、すぐに大きな倒木が道をふさいでおり乗り越えに難儀しました。
標高910mあたりでトラバースしながら進む道から分かれ尾根を直登します（少し上に手製道標が見える）
急斜面と戦いながら進み1339mピークの不動滝の峰、1490mピーク手前のコブからは奥多摩方面の著名な山がすべて見渡せる素晴らしい展望地でした。

その後も続く急登、倒木、岩場、ルーファイ等々に苦しみながら進み、1708ピーク、三ノタル・二ノタル・一ノタル（それぞれに小ピークがセットになってます）を越え標高2010m付近で主稜線に飛び出ます。

後半は地形図の等高線には現れない岩交じりのコブが城壁のように連なり、精神的にも体力的にも厳しい尾根ですので、入る際はこころしてチャレンジしてください。
下りでの利用はお勧めできません。

国内御殿（バリ）　道標無し・テープ類少ない・危険箇所無し

丸川峠へ向かう途中、ルートの南側にあるピークです。
標高1800mの鞍部から左のなだらかな尾根筋を登ります。
山頂からの眺めはピカイチだし、大した登りではないので是非立ち寄りましょう。

閻魔御殿（バリ）　道標無し・テープ類少ない・危険箇所無し・道迷いポイントあり

丸川峠から泉水谷を経て丹波山村の道標に従い進む、巨岩がある分岐で泉水谷への道を分け緩やかに登る。
泉水十文字は左から牛首谷からくる道、右は大黒茂谷源頭部に降りる道、直進は尾根伝いに大黒茂谷へ下る道の4差路ですが、閻魔御殿への稜線につながる道もあったようです。われわれは直進して途中から尾根へ登り返しました。

尾根道は歩きやすい道で分かりにくい所はありませんでした。
狭い山頂からの眺めは全くなしです。
下り始めはブッシュがややうるさいですが尾根道は明瞭です。
途中からの下り方はいくつかあるようですが、今回は傾斜の緩やかそうな尾根道を選択しました。支尾根の分岐で分かりにくい箇所があるのでGPS必携です。

林道泉水横手山線
はてしなく長い道で飽きてきますが・・横を流れる渓谷は素晴らしく上流部のなめ滝は必見です。

写真

10/19 17:26

明日の成功を祈ってカンパ〜イ！

10/19 18:02

今回は私が食事当番です。
豚キムチ鍋ギョウザ入りです。

10/19 19:48

前回同様ここで前泊です。

10/20 4:19

翌朝は昨夜の残りにうどん3玉ブッコミました。

10/20 5:31

夜明け前に出発し先ずは林道歩き。

10/20 5:42

ここから沢に降ります。

10/20 5:49

うぁ！隊長〜水量多いですよ・・

10/20 6:04

靴を脱いで裸足の渡渉は初めてでした・・

10/20 6:14

ここから尾根に取り付くと思ったが正解は直進でした・・

10/20 6:31

この倒木手こずりました・・

10/20 6:38

道無しですか・・

10/20 7:07

カラッと晴れて踏査日和ですね〜

10/20 7:54

不動滝の峰。

10/20 7:54

3等三角点でした。

10/20 8:06

おっ！あれは黒川鶏冠山。

10/20 8:16

急斜面です・・

10/20 8:55

きれいだー

10/20 8:56

こういう平和な区間は少ないです。

10/20 9:05

巨木。

10/20 9:10

キノコ。

10/20 9:21

途中の小ピークで雲取から石尾根が全部見えました。

10/20 9:55

紅葉してますね。

10/20 10:03

ここは右側を巻きます。

10/20 10:13

三ノタル。

10/20 10:16

気持ちの良い所だ。

10/20 10:40

早くもツララでした・・

10/20 10:56

二ノタル。

10/20 11:08

今度は中央突破だ！

10/20 11:31

またしても壁です・・

10/20 11:31

左から行きましょう・・

10/20 11:41

倒木帯の為、戻ります・・

10/20 11:53

障害物競走かいっ！

10/20 12:10

いろいろありましたが無事登頂〜
相変わらず眺めゼロですが、なんか前より明るくなりましたね〜

10/20 12:34

メインルートにもこんなところがありました。

10/20 12:42

ときおり秋・・

10/20 12:49

国内御殿へはこのあたりを左へ

10/20 13:06

たまらん・・

10/20 13:06

国内御殿

10/20 13:08

遮るものが全くありません。

10/20 13:09

甲府盆地を見下ろす角度がイイです。

10/20 13:32

脇道を探査中。

10/20 13:38

丸川峠。

10/20 13:39

久しぶりだなー

10/20 13:54

隊長とはここで別れ違う道を踏査です。

10/20 14:08

やばそうな橋だな・・

10/20 14:09

I隊員かなりビビってます・・

10/20 14:18

泉水十文字。

10/20 14:49

おー

10/20 14:52

いいねー

10/20 15:03

閻魔御殿GET！

10/20 15:09

下り始めはブッシュがうるさいです。

10/20 15:10

でも踏み跡は明瞭です。

10/20 15:47

無事降りてきました。

10/20 15:49

水晶橋で川を渡りながい林道歩きです。

10/20 16:03

すばらしいなめ滝。

10/20 16:11

林道歩きは長〜いです。

10/20 16:42

ものすごい岸壁です。

10/20 17:05

ゴールのゲートだ！

10/20 17:08

多摩川溯上の赤線と接続完了！

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

装備

個人装備

【本日の行動中水分摂取】
■ジャスミン茶　　６００ｍｌ
■水　　　　　　　８００ｍｌ
■アミノバイタル　１００ｇ

感想

subaru🍷

今回は天候のせいで何度も延期となっていた大菩薩嶺北尾根の踏査です。
計画書を見ると距離19キロ累計登り1,700mでバリ含み…これはかなりきつい山行になるなぁ・・

踏査の場合、通常の登山より3割増しで体力使うのでやや不安だなと思っていましたが、想像を遥かに超える厳しいルートでした。

アクセスが悪くて車利用でしか行けないルートですが、スケール感のある北尾根は登ると大菩薩嶺の偉大さがわかりますよ！でも一人で歩くのは少し不安になるかもしれませんねぇ・・

いろいろルートがあり少し探り足りない部分もありましたが、難敵北尾根を制覇して後半にはレアなW御殿山をGETし満足度の高い踏査となりました。

このエリアの地図は来春には発売できると思いますので、その節は皆様何卒よろしくお願いいたします。

subaru5272

コメント

YukimineHAGI

ただただ「凄い！」の一言です。
よくもこういうルートにトライしようと思いつきましたね。「バリのプロ」だと思います。

subaru🍷

YukimineHAGIさまコメントありがとう御座います

まぁ隊長がブラックなんで・・
厳しい業務命令には従わなければならないんですね〜
まぁバリ藪漕ぎ担当なんで喜んでやってますけど・・
北尾根は走れるルートではないですね・・

subaru5272

washin

subaruさん、こんにちは。
小仏の守屋さんのところで聞いた、大菩薩のルートですね。
あの時の会話では、さらっと行ってくる調査のようでしたが、レコを見るとかなりスゴかったようですね。
精神的にも体力的にも厳しい尾根とのこと、たぶん真似しないと思います。
本当にお疲れさまでした。

subaru🍷

washinさまコメントありがとう御座います
日月でお泊り山行に行っていて返信遅くなりました・・
のっけから靴下脱いで渡渉、その後の急登、倒木連続など痛めつけられました・・
ワイルドなとこ今度は一緒に行きましょう

subaru5272