南アルプス南部の百名山縦走：光岳〜聖岳〜赤石岳〜悪沢岳

2014年07月25日(金) 〜 2014年07月28日(月)

• GPS: 30:49
• 距離: 58.7km
• 登り: 6,410m
• 下り: 6,164m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:37
• 休憩: 0:36
• 合計: 10:13

5:00 易老渡
6:25 6:25 面平
8:43 8:43 易老岳
9:36 9:36 三吉平
10:42 10:43 県営光岳小屋
10:54 11:00 光岳
11:09 11:10 県営光岳小屋
11:51 12:03 三吉平
12:50 12:59 易老岳
14:16 14:17 希望峰
14:51 14:57 茶臼岳
15:13 茶臼小屋

2日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:55

4:38 茶臼小屋
6:17 6:17 南岳
7:02 7:03 聖平小屋分岐
7:06 7:06 聖平小屋
7:21 7:21 聖平小屋分岐
7:41 7:41 薊畑分岐
8:28 8:28 小聖岳
9:20 9:39 聖岳
11:21 11:30 兎岳
11:56 12:00 小兎岳
12:34 12:45 中盛丸山
12:56 12:57 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
13:33 百間洞山の家

3日目

• 山行: 10:06
• 休憩: 0:46
• 合計: 10:52

4:17 百間洞山の家
5:05 5:05 百間平
6:20 6:20 赤石岳避難小屋
6:23 6:27 赤石岳
6:39 6:39 赤石岳・小赤石岳間分岐
6:47 6:48 小赤石岳
7:22 7:22 大聖寺平
7:43 7:45 荒川小屋
9:07 9:07 荒川岳
9:10 9:11 荒川中岳避難小屋
9:57 10:07 悪沢岳
10:24 10:26 丸山
10:51 10:51 千枚岳
11:11 11:25 千枚小屋
11:44 11:44 駒鳥池
12:15 12:16 見晴岩
12:22 12:25 蕨段
13:31 13:31 小石下
14:54 15:02 椹島ロッジ
15:09 ゴール地点

天候

快晴　（27日午後一時雨）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

登山口の易老渡や椹島へのアクセスは北アルプスに比べると交通の便でいろいろな苦労があります。しっかり調べて準備が必要でしょう。ヤマレコに参考になる記録は多くあります。

コース状況／危険箇所等

危険な個所は特にありません。でも3000m級の山です、油断はしないように。

その他周辺情報

椹島から東京へ向かう毎日アルペン号は白樺荘で入浴時間があります。ぬめり具合が心地よい温泉でした。

写真

7/24 16:59

前泊で利用した「山の宿　加満屋」の部屋の様子

7/24 16:59

談話室のような部屋。ちなみに本日の宿泊は自分ひとりのみの貸し切り状態でした

7/24 17:00

自分の部屋の前が前記の談話室のような部屋

7/24 17:03

玄関の様子

7/25 4:54

登山口の易老渡まで送ってもらえます

7/25 4:58

鍵のかけられないという駐車場のトイレ

7/25 5:00

駐車場から50mほど戻ったところの登山口

7/25 5:24

易老岳までのコースタイムは5時間。なかなかの急坂で疲れます

7/25 6:12

面平

7/25 7:39

朝食と昼食を準備してもらえますが昼食のおにぎりだけにしました

7/25 8:39

易老岳到着。ペースは悪くないですが調子はイマイチ、かなりの疲労感

7/25 8:39

7/25 8:46

光岳までも地味ですけどまだまだ登りが続く

7/25 10:13

カンカンの日差し、疲労感増大

7/25 10:14

聖岳方面をふりかえって

7/25 10:14

光岳小屋手前のこの水場の水は最高にうまかった。座り込んで大休憩

7/25 10:32

光岳手前のイザルヵ岳分岐。ここにザックを置いて光岳に向かう

7/25 10:42

イザルヶ岳方面。眺望は良いとのことですが百名山ハントなのでパス

7/25 10:42

光岳小屋1

7/25 10:42

光岳小屋2

7/25 10:43

小屋から今回最初の百名山へ

7/25 10:55

山頂が見えてきました

7/25 10:55

光岳山頂1。眺望はありません

7/25 10:55

光岳山頂2

7/25 10:55

光石もパス

7/25 11:16

ザックをデポしたイザルガ岳分岐へ帰還

7/25 12:48

易老岳までひきかえしてきました

7/25 13:00

茶臼岳方面へ少し進むとちょっとした広場がありました

7/25 14:16

希望鋒山頂

7/25 14:17

大きな山が進行方向に確認できます。先はまだまだ長い！

7/25 14:35

仁田池。ここらはなだらかなルートです

7/25 14:35

でも茶臼岳まではまだまだ遠い

7/25 14:51

茶臼岳到着

7/25 14:51

先はまだまだあるんだなぁ〜

7/25 14:51

7/25 15:03

7/25 15:08

茶臼小屋への分岐。今日の終わりももうすぐ

7/25 15:12

小屋を目にしてやっと安心できました

7/25 15:14

茶臼小屋到着。かなり疲労。雨に降られるのもつらいけど天気が良すぎるのも・・・

7/25 15:27

水場では飲料がいい感じの温度で

7/25 15:28

トイレは小屋からから少し離れた場所に。南アルプスはこういう感じ

7/25 15:43

寝具は寝袋

7/25 16:52

刺身の夕食

7/26 4:19

富士山夜明け前。

7/26 4:20

ちょっとズーム

7/26 4:20

もう少しズーム

7/26 4:40

縦走2日目の開始

7/26 4:51

小屋分岐まで登ってくるとちょうど日の出ころ

7/26 4:51

ちょっとでてきた

7/26 4:53

日の出と富士山、すがすがしい

7/26 5:08

上河内岳をめざして

7/26 5:51

上河内岳の肩

7/26 5:51

上河内岳、往復30分ほどですけどパス

7/26 6:03

次の目標の聖岳、遠いぃぃ

7/26 6:16

南岳山頂

7/26 6:27

南岳から先、少し危なそうな登山道が続きます

7/26 7:03

聖平小屋への分岐

7/26 7:03

7/26 7:05

寄ってみる

7/26 7:21

分岐へ帰還

7/26 7:21

聖岳、大きな山です

7/26 7:37

聖光小屋方面から登ってきた人のザック多数。目的は聖岳。このあとどの方面に向かうか断定できませんが茶臼方面に行くのかな？

7/26 8:17

小聖岳山頂。ここまでかなりの登り返し、疲れる

7/26 8:17

ほんとに大きな山です、聖岳

7/26 8:17

富士山かな？ちょっと記憶にない写真

7/26 8:22

これも記憶にない写真、振り返っての写真かな？

7/26 8:35

同上

7/26 9:02

これは小聖岳を振り返って登ってきた道

7/26 9:21

聖岳！

7/26 9:21

7/26 9:21

天気もよくて最高

7/26 9:21

空もいい色

7/26 9:21

赤石岳

7/26 9:21

これもこれから先の進行方向の写真

7/26 9:22

奥聖岳方面。これもパス

7/26 9:22

富士山、少しズームで

7/26 9:43

兎岳方面

7/26 11:14

兎岳避難小屋

7/26 11:14

小屋は標識から少し離れたところに

7/26 11:22

兎岳山頂。ここまで聖岳からかなり下っての登り返しでした

7/26 11:23

ガスってきました、聖岳方面をふりかえって

7/26 11:59

小兎岳山頂。ここも兎岳からちょこっとくだっての登り返し

7/26 12:39

雷鳥と遭遇

7/26 12:39

7/26 12:40

中盛丸山。ここへも登り返しでした

7/26 12:56

疲労困憊。大沢岳は当然パス。トラバースルートで百間洞山の家へ

7/26 13:09

やっと小屋が見えました。まだまだ歩かないと

7/26 13:35

本日の予定終了

7/26 13:35

百間洞山の家

7/26 13:44

とりあえずはこれ

7/26 14:03

7/26 14:07

太陽の威力も少しおとろえてきて涼しいベンチでのんびり

7/26 14:10

ここも寝袋が基本ですが毛布もありました

7/26 14:10

7/26 16:46

7/26 16:57

揚げたてとんかつ。食事は8人サイクルで。

7/27 4:18

3日目の行動開始

7/27 5:02

今日はあまりいい天気ではない

7/27 5:07

百間平。風が強いのが気になります

7/27 5:51

7/27 5:51

赤石岳も山頂までは遠い道のり

7/27 6:12

岩が多い雰囲気ですが登山道はそうでもありません。山頂までは淡々とした登りが続く

7/27 6:14

富士山を

7/27 6:25

赤石岳到着

7/27 6:25

7/27 6:25

風が強く雲が凄い勢いでながれます

7/27 6:48

小赤石岳山頂

7/27 7:20

天気がよかったらいい雰囲気

7/27 7:22

大聖寺平。天気がよければよかったんですけど・・・気持ちのいい場所

7/27 7:39

大聖平から荒川小屋までは起伏のない快適なトラバースルート

7/27 7:45

荒川小屋。この時間には宿泊客は全員出発し静かな様子

7/27 7:46

下界は暑いんでしょうね

7/27 7:58

7/27 8:15

荒川小屋から荒川岳までも登りベース

7/27 8:36

荒川中岳手前では見事なお花畑を見ることができます

7/27 8:39

この高地で咲く花々には興味なくても心躍ります

7/27 9:01

7/27 9:06

荒川中岳山頂。あいかわらず強い風

7/27 9:06

3000m鋒の荒川前岳は行く予定でしたがあまりの強風に断念

7/27 9:10

中岳避難小屋

7/27 9:59

悪沢岳到着。ちなみにメガネがとばされそうなのではずしてました。

7/27 9:59

7/27 9:59

7/27 10:03

山頂からの眺望はなし

7/27 10:25

丸山山頂

7/27 10:46

千枚岳手前の岩場

7/27 10:51

千枚岳山頂

7/27 10:51

千枚岳三角点

7/27 11:13

7/27 11:13

予定より早い時間で千枚小屋到着

7/27 11:23

ツアー客があまりの強風で千枚岳からひきかえすことになり今日もここに泊ることになったとのこと

7/27 11:44

時間があるので椹島まで降りることにしました

7/27 12:28

この山塊は東海フォレストの所有地らしいんですが椹島まではしかりとしたペンキでルートが案内されてます

7/27 13:16

ここまでなだらかな下山でしたがこの車道をこえてからハードなルートとなりました

7/27 13:31

7/27 13:42

7/27 14:00

予想してなかった厳しいルート

7/27 14:18

7/27 14:44

7/27 14:44

車道に出る手前の小さな滝、顔を洗うと気持ちいい

7/27 14:52

最後の最後、ここまできてまた強烈なくだり

7/27 14:55

やっとのことで椹島到着

7/27 15:16

ここまで降りると山の小屋ではなく高原の雰囲気があります

7/27 17:21

7/27 17:33

避暑地の雰囲気

7/27 17:38

宿泊受付棟の内部1

7/27 17:38

宿泊受付棟の内部2

7/27 17:39

食堂の様子

7/27 17:41

夕食1

7/27 17:42

夕食2

7/27 18:02

これは宿泊棟。価格によっていろいろありました

7/27 18:02

山小屋よりは快適なムード、風呂にも入れます

7/28 7:27

宿泊は夕食のみにし朝食はおしゃれなここで

7/28 7:35

朝食は

7/28 10:13

7/28 10:17

畑薙第一ダム行のバス。山小屋の宿泊者は無料

7/28 11:19

ここから東京行きや静岡行きのバスが出ます。少し下にはマイカー駐車場もあり

7/28 11:21

7/28 11:22

7/28 12:42

7/28 12:44

7/28 14:26

白樺荘でのやまめどんぶり

7/28 14:58

東京行きのバスは温泉入浴の時間あり

7/29 15:45

7/29 15:46

帰りの飛行機。日よけのブラインドはなくて窓の色を変更してブラインドのかわりに。おもしろかった

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-630 Tough オリンパス

感想

yiyagis

南アルプスは人少ないなぁ。
梅雨明けで天気の安定したこの時期、しかも土日をはさんでの山行でしたが
登山者が少ないのにはビックリでした。

もともとは百名山の聖岳、赤石岳、悪沢岳の3山を予定。
せっかくなので光岳もと考えはじめたころいい感じで
送迎ありの旅館があったので計画練り直し。
無事に4山の登頂できました。
3日目は千枚小屋での宿泊予定でしたが
時間に余裕があったので椹島まで降りることができました。

24日はJR飯田線の平岡駅まで。
駅まで迎えにきてくれますし、易老岳登山口までも送ってもらえます。
　山の宿　加満屋
　TEL[phone]
　http://www.yamanoyado.com/
宿から易老渡登山口までは1時間半。
出発時間は要望に応じるとのことですので要相談。

25日
登り始めてその日の体調がわかります。
あまりよくありませんでした。
予定していた休憩ポイントに到達せずに休みをとること多し。
なんとか茶臼小屋にたどりつくことができましたが
クタクタでした。
光岳小屋手前の水場の水はサイコーに美味しかった！
茶臼小屋の宿泊は20名程度。
朝の点灯時間は4時。
早めに行動開始する登山者が多い。
この小屋を起点（ベース）として光岳、聖岳をやってる人
がたくさん。ちょっと意外に感じました。

26日
昨日よりも体調は悪くない。
聖岳を越えてから宿泊予定の百間洞山の家までは
アップダウンに泣かされますが景色に救われます。
百間洞山の家は夕食のトンカツがgood、
一回8人のサイクルで揚げたてのトンカツを食べられます。
ここも宿泊は20人程度でした。
8時消灯、朝3時の出発者多数、4時前には点灯。

27日
少し天気がよくないかな？
小屋を出発して高度をあげると風の強いのが気になる。
赤石岳山頂まで来るとかなりの強風。
先に進むかどうか迷うほどでしたが
まぁ向こうから来る人もいるし・・・。
という感じでなんとか悪沢岳まで行けました。
椹島ロッジは風呂あり、登山者以外の工事関係者の宿泊者も多数。
宿泊パターン（施設）はいろいろ。

28日
椹島ロッジから畑薙第一ダムへは10時半発のバスで。
ダムまでは約1時間。
東京行きのバスは
畑薙第一ダムを14時に出発
新宿20時半前に到着しました。
途中に寄る白樺荘の温泉、
ぬめりの多いまろやかなお湯でした。