H：登山の殆ど全てが揃っている山；恵那山
長野県
岐阜県
ｺﾒｯﾄｼﾞｭﾆｱ
体力度について
- GPS
- 09:44
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,398m
- 下り
- 1,398m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 9:30
| 天候 | [天候情報] 降雨量0mm 風速2〜4m/s 気温2℃ 雲量0％ 視界27→34km 湿度9→30％ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
〇広河原駐車場・.富士見高原駐車場とも；50台数駐車可能 〇トイレあり 名古屋→中津川IC 一般1時間50分・67km(休憩なし) 中津川IC→広河原登山口 高速50分・48km(休憩なし) 中津川IC-園原IC450円(休日割・軽自動車) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
[登山道状況] �々�河原ルート； 登り始めは急傾斜。岩の多い急傾斜が沢山あり、笹薮漕ぎもある登山道。 一部幅の狭い箇所はあるが危険個所は無い。 �⊃精筌襦璽函� 広河原ルートより距離が長く、小さなピークが多数あり、 道も岩、土、石ころに加えて笹薮もあり、アップダウンが激しい。 崖の直ぐ側を歩く箇所もあり要注意。 |
写真
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感想
2011年8月以来、11年ぶりの恵那山です。先回と同じように右回りで周回しました。
登山口に向かう途中の道では
夜が明けて様子がわかってくると周囲の山々が
何処を見ても紅葉に包まれていました。
今年は紅葉当たり年です(^^♪
広河原駐車場に到着すると駐車場は既にいっぱいでした。
最近の投稿をチェックして休日の人出が多いことがわかっていたので
軽自動車で来て大正解。一番端の隙間に入れることが出来ました。
気温は0℃。初冬のウェアを着て、首周りにタオルを巻いて、マスクもして防寒。
大急ぎで準備を済ませて登山開始。
紅葉も美しい川沿いの舗装林道を歩いて登山口まで向かいました。
林道脇の急傾斜は崩落地域が多く注意しながら歩きました。
登山口へ到着。
ここから山頂まではわずか3.1�辧�
先ずは川へ梯子で下りて
揺れる板橋をバランスを取りながら渡りました。
登り始め当初から急傾斜。
広河原ルートは山頂迄の距離が短く傾斜が急な場所が多いです。
足元は岩が多く、周りは笹薮に囲まれた登山道を進みました。
標高1700m辺りでは雲海から頭を出した周辺の山々と
遠方には赤石山脈が見れました。
標高を上げるに従って見れる範囲が広がり
標高1800m以降では山脈の全体像を見ることができました。
これだけ山脈全体が見える所は滅多にありません。
青空と白い雲と朝の優しい日差しの中での素晴らしい景観が得られました。
その後、ほんの暫く登ると、
御嶽山と乗鞍岳を先頭に槍穂高を含めた飛騨山脈が見れました。
ルートを挟んで赤石山脈と飛騨山脈が見える所も滅多にないと思います。
背丈を超える高さの笹薮を藪漕ぎして抜けたり、急な傾斜を登ったり、
時折現れる平坦路と少々のアップダウンを進みます。
道には霜柱もありました。
気温は低いですが、日差しが温かいので寒さは感じません。
見上げると先に空が見え、
あの辺りがが山頂と見当を付けて歩きますが…。
まだまだ山頂迄は距離がありました。
緩斜面を抜け、最後の急傾斜を登り展望台のある山頂に到着(^^)/
それ程広くない場所ですが、暖かな日差しが当たり、
ベンチもあって休憩には適した場所です。
広河原ルートは
恵那山周辺の山々、赤石山脈、御嶽山、飛騨山脈の景観が見え
岩の多い急傾斜が多い道や笹薮漕ぎを体験できるなど
登山の醍醐味が数々味わえるルートです。
避難小屋まで進んで少し早い昼食を頂きました。
ここは広河原ルートと神坂ルートの合流点ですので
同じような考えだったのか多くの方々が休まれていました。
今日のお昼ご飯はおでんとラーメンです。
コンビニで購入したパックをジェットボトルに入れて5分ほど温めるだけで
美味しいおでんが頂けました(^^)/
日差しも暖かで身体を外からも内からも温めることができました。
山頂小屋の裏手にある岩の上へ登ると赤石山脈の間に富士山が見えます。
僕も最初はそうでしたが、
殆どの方は小屋の奥側から登られていました。
但しこちらは岩登りに慣れていないと少々危ないです。
富士山を見た後に、他の道は無いかなと探したら
岩が平に並んでいるところがありました。
そちらに進んでみると登山道に合流しました。
こちらからでは危険なく行けます。
神坂ルートから来られた方がそれを見て、富士山が見える岩へ向かわれました。
神坂ルートを下って周回しました。
先ずは凍結している箇所もある岩の多い急な下り坂を進みます。
少し緩やかになった場所は苔むした木々に囲まれた所で小鳥の囀りもして
近くにやってきてくれました。
石がごろごろした道になったり、笹薮の間を抜けたりして下りて行きました。
途中の崖の近くで
左を見れば御嶽山と飛騨山脈、前を見れば木曽山脈、右を見れば赤石山脈。
そんな場所がありました。
周りの山々には針葉樹林の紅葉も見れました。
こんな場所は存じません。
白山山系は生憎と雲が多く見られませんでしたが
天候が良ければそちらも見ることができると思います。
神坂ルートは距離が長く小さなピークが多数あり、
道も岩、土、石ころに加えて笹薮もあり、アップダウンが激しく
広河原ルートと趣は異なりますが厳しい道が続きます。
山頂避難小屋で長い時間休憩し過ぎたので、
予定通過時刻を1時間弱超えていました。
今日の日の入り時刻は16:54。
知らない山域では視界がはっきりしないと危険です。
特に恵那山山域は熊🐻を始めとして大型獣が多く生息しているので
暗くなる前に安全地帯に居ることが大切です。
山では暗くなるのが早いので遅くとも16:30に
駐車場到着を目指して急ぎ足で進みました。
大判山を通過して鳥越峠に到着。ここで予定通過時刻を30分弱超えまで戻して、
最後のピーク千両山へ登りました。
山頂到着。何と！360度の景観が得られました。
真正面の恵那山がこれ程大きな山だったのを改めて知らされました。
林道迄下りました。下りの舗装路を急ぎ足で進みました。
ゲートのある分岐から広河原登山口へ向かうと様相が一転しました。
針葉樹の紅葉が夕日を浴びて実に輝かしく美しい(^_-)-☆
但しそれらに見とれていてはいけません！
崩落地帯が随所に見られ、道も崩壊しているところも数か所ありました。
落石を注意しながら急ぎ足で進みました。
小さなものですが水量は多い滝もありました。
駐車場には予定より少し遅く到着でき寒さも増していたので急いで着替えました。
恵那山は登山者としては有難い
バリエーションに富んだ登山道があり
他では滅多に見られない景観も臨め
周回すれば歩行距離も高低差も十分に得られ
登山能力も鍛えることができます。
登山口までのアクセスも良く駐車場も整備されている山です。
残念な百名山とおかしなことを言われている方もみえますが
そのような言い方をすること自体が疑問です。
レジャーではなく、上記したように
本当に登山をする方々には最適な山だと思います。
機会を作って是非登ってみて頂きたいと思います。
但し周回には適度な時間が必要ですのでご自身のペースを考慮して下さい。
登山してきたと実感できました。
今日もありがとうございました。
[]
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