赤岳(真教寺尾根〜県界尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 11:37
○ CT(実績) : 10時間00分(休憩含まず)
○日出時刻:04:55
○南中時刻:11:52
○日入時刻:18:49
天候 | ・晴れのち曇り ・強風(山頂付近) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・JR中央本線/立川駅(12:21 発)〜小淵沢駅(13:52 着) ・JR小海線/小淵沢駅(14:03 発)〜清里駅(14:30 着) ・送迎バス/清里駅〜清里高原ホテル [5分程度] ※ホテルにて前泊 ○復路 ・タクシー/清里高原ホテル〜清里駅 [5分程度] ※タクシー料金は、1610円(迎車料含む) ・JR小海線/清里駅(18:31 発)〜小淵沢駅(18:54 着) ・JR中央本線/小淵沢駅(19:18 発)〜立川駅(20:43 着) ※特急は激混みのため座れませんでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
(1) 美しの森〜羽衣池 木の階段が整備された遊歩道です。 特に危険箇所はありません。 (2) 羽衣池〜賽ノ河原 笹の藪漕ぎが強いられ、トレースがやや不明瞭な場所があります。 特に危険箇所はないですが、濡れるのでレイン(下)を着用すると便利です。 (3) 賽ノ河原〜真教寺尾根核心部 原生林を貫く尾根道です(牛首山までは急登が続きます)。 特に危険箇所はないですが、比較的距離が長くエスケープルートも無いです。 (4) 真教寺尾根核心部〜赤岳山頂〜県界尾根核心部 急な岩場で、以下の要注意箇所があります。 ・鎖場 × 約30箇所 ※鎖の無い岩上り・岩下りもあります ・梯子場 × 約10箇所 数は多いですが、ホールドがしっかりあるので、鎖が無いと登れない場所は無いです。 但し、この場所に至るまでが長いので、体力的には消耗します。 また、悪天候時や冬季は、かなりの難所となりえるでしょう。 (5) 県界尾根核心部〜小天狗(分岐) ツガの原生林を貫く尾根道です。 特に危険箇所はないです。 (6) 小天狗(分岐)〜県界尾根登山口(清里ハイランドパーク側) 尾根から谷間へ抜ける山道(急な下り)です。 特に危険箇所はないです。 (7) 県界尾根登山口(清里ハイランドパーク側)〜美しの森 一般車道(アスファルト)です。 特に危険箇所はないですが、意外と長いです。 |
その他周辺情報 | (1) 温泉 清里駅周辺には温泉がありません。 車が無い方は、美しの森の傍にある清里高原ホテルの日帰り入浴がお薦めです。 ・時間 … 15:00 〜 24:00 ・料金 … 1000円/人 ※タオル付きの場合 (2) 飲食店 清里駅周辺(主として南側)に多数あります。 「萌木の村」の中にある「ROCK」というお店が有名です。 (3) 宿泊施設 清里駅周辺(主として南側)に多数ありますが、登山コースから遠いのが難点です。 特に、車を使わない前泊プランの場合、やはり美しの森の目の前にある 清里高原ホテルは選択肢の一つだと思います(少々値は張りますが)。 清里駅南側に宿泊した場合と比べて、1時間以上時間を短縮できます。 |
写真
感想
物事には順序というものがあって、ギターを始めたばかりの人間に
パコ・デ・ルシアの曲が弾けないのと同様、ついこないだ登山を始めたばかりの
人間がおいそれと北アルプスに登れる訳がありません。
「山と渓谷」の記事でも、ある山岳ガイドの方が次のように話していました。
登山経験が浅いのに槍・穂高、剱へ行く人がいるけれど、
その前に谷川岳、瑞牆山、八ヶ岳の横岳や権現岳など、
岩場のある山を10座くらいは登って欲しい。穂高はそれからの山だ、と。
なるほど・・・。
ということで、取り憑かれたように山に登り始めたこの春から、今年の夏は
まず八ヶ岳(赤岳)に登ろうと計画していました。しかも、どうせだったら
人気の美濃戸口からでなく、八ヶ岳随一の展望が評判の(だけどちょっと危ない)
真教寺尾根〜県界尾根の周遊コースがいいなぁ、と。
そして、ついに待ちに待ったその日が来ました。
入念に下調べもしたし、万が一の備えもしたし、天気予報もばっちり!
あとはぐっすり寝て本番に臨むだけ!
だのに、、、何故?
朝の天気予報をチェックしたら「曇りのち雨」ですって・・・ガーン!
寝る前までは「晴れ時々曇り」って言ってたのに、天気予報士の嘘つき(涙)。
と、かなり落胆した自分に、嫁が一言。
「登ろう」
「え?大丈夫なの?」と豆鉄砲顔の自分。
な〜んだ、「雨の山なんて嫌や〜」って言うと思ってた。
という訳で、結局予定を変更せずに登ることができた赤岳でした。
天気の良い日にばかり登っていても上達しませんしね。
やはり、核心部の岩場鎖場は登り応えがあり、登りきったときは、これまでの
山では感じたことのない達成感を覚えました。心配していた雨も下山時に
パラつく程度で、本降りにならなかったのが幸いしました。
時折雲間から現れる絶景は十分素晴らしかったのですが(富士山も見られたし)、
まるで「また来いよ。今度は全部見せてやるから。」と、赤岳に言われている
かのようでした(笑)。という訳で、いつかまた訪れたいと思います。
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