甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳 初めての雨

2014年08月02日(土) 〜 2014年08月03日(日)

• GPS: 18:52
• 距離: 22.8km
• 登り: 2,587m
• 下り: 2,608m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:23
• 合計: 9:10

距離 10.5km 登り 1,253m 下り 1,250m

7:21 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
7:51 7:55 仙水小屋
8:29 8:30 仙水峠
10:13 10:16 駒津峰
10:52 10:54 六方石
11:56 12:13 甲斐駒ヶ岳
12:56 12:59 六方石
13:32 14:18 駒津峰
15:02 15:05 双児山
16:22 16:26 北沢峠
16:31 仙丈ヶ岳二合目登山口

2日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:06
• 合計: 9:07

距離 12.3km 登り 1,354m 下り 1,359m

5:15 仙丈ヶ岳二合目登山口
5:21 北沢峠
5:22 5:23 長衛荘
5:36 5:42 大平山荘
6:31 6:45 薮沢大滝
7:59 8:11 馬の背ヒュッテ
9:22 9:27 仙丈小屋
10:17 10:23 仙丈ヶ岳
11:41 小仙丈ヶ岳
12:31 12:45 薮沢大滝ノ頭
13:51 13:52 仙丈ヶ岳二合目登山口
13:56 14:03 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
14:22 ゴール地点

天候

1日目　晴れのち曇りのち雨、2日目　曇りのち一時雨　

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

前日の夜に出発して仙流荘前の駐車場で車中泊し、翌朝、南アルプス林道バスにて北沢峠まで行き、歩いて長衛小屋テント場へ。

コース状況／危険箇所等

仙丈ヶ岳に登るなら大平山荘から上るルートがお勧め。雪渓が疲れを取ってくれます。雪渓はチェーンスパイクが無くても歩けます。

その他周辺情報

テント場は一杯でした。

写真

仙流荘前バス停
客が多い為、1時間早く出発してくれました。

8/2 5:02

8/2 5:39

車窓から

8/2 5:55

北沢長衛小屋のテント場
まずは朝食

8/2 6:51

夕方までには更に一杯になります

8/2 7:20

長衛小屋

小屋からの景色

8/2 7:20

小屋の前の橋から出発です

8/2 7:43

8/2 7:44

8/2 7:47

8/2 8:01

8/2 8:04

今回も見つけましたギンリョウソウ
ピントが・・・

8/2 8:06

シャクナゲとハイマツと石、石、石・・・

8/2 8:07

8/2 8:11

8/2 8:13

良い景色です

8/2 8:16

金色(？)のガ

8/2 8:20

8/2 8:27

摩利支天
上の方は岩ばっかりです

8/2 8:29

仙水峠

8/2 8:30

鳳凰山から東の方ですね

8/2 8:36

甲斐駒と摩利支天

8/2 8:37

甲斐駒ヶ岳アップ

8/2 8:37

左が駒津峰で真ん中のピョコンとしたのが六方石？

8/2 9:00

雲が・・・

8/2 9:07

目地のようなラインのある石

8/2 9:20

高いです

8/2 9:23

仙丈ヶ岳
名前の通り高い山です
明日、右側に見える雪渓を登ります

8/2 9:23

麓を見ると・・・

8/2 9:23

幕営したテント場です

8/2 9:24

あれが北岳かなぁ？

8/2 9:24

8/2 9:25

右の尖ってるのが地蔵ヶ岳

8/2 9:43

ハクサンフウロ

8/2 9:43

ミヤマコゴメグサ

8/2 9:56

高いっ！

8/2 10:03

8/2 10:06

雲がかかっちゃいました

8/2 10:09

8/2 10:09

8/2 10:12

駒津峰

8/2 10:12

鋸岳

8/2 10:13

甲斐駒ヶ岳をバックに

8/2 10:15

この時撮った写真が

8/2 10:15

これで

8/2 10:15

この時撮った写真が

8/2 10:15

これです

8/2 10:16

8/2 10:38

ここから岩場

8/2 10:39

8/2 10:42

祭ってあるようです

8/2 10:43

8/2 10:43

8/2 10:53

六方石
その名の通りかも

8/2 10:56

8/2 11:07

ルートは2つありますが、迷わず直登の岩登りを選択

8/2 11:09

8/2 11:11

8/2 11:12

あっちが帰りのルート

8/2 11:16

あそこが山頂

8/2 11:19

8/2 11:29

ガスが上がってきました

8/2 11:30

山頂も・・・

8/2 11:31

あぁぁぁぁ・・・

8/2 11:35

ミヤマキンバイ

8/2 11:36

8/2 11:39

こんな場所を登っている間にも花を見つけて撮ります

8/2 11:39

ハクサンイチゲ

8/2 11:40

ヨツバシオガマ

8/2 11:41

イブキボウフウ？

8/2 11:46

タカネツメクサ

8/2 11:47

ついに雲の中

8/2 11:57

甲斐駒ヶ岳山頂
360°真っ白です

8/2 12:07

雨も降り出し
ザックカバーも合羽もこの日始めて使用しました

8/2 12:11

素戔嗚尊の息子さん

8/2 12:12

無事下山出来ますように

8/2 12:39

石に足跡が付いてる

8/2 12:42

初、合羽姿

8/2 13:27

境目がクッキリ

8/2 13:59

駒津峰まで来たら雨も上がり、ここで昼食

8/2 14:21

北岳が姿を現しました

8/2 14:25

帰りは双児山方面へ

8/2 14:33

この雲はどうなってるんだろう？

8/2 14:33

ホシガラス

8/2 14:55

ゴゼンタチバナ

8/2 14:57

8/2 14:59

雨上がりで鳥も沢山飛び回ってました

8/2 15:02

双児山

8/2 15:24

木に食べられる木

テント場に到着

8/2 16:41

すごい数のテント

8/2 18:15

左が隊長で右が私
性格が表れてます

8/3 4:15

2日目の朝です

8/3 5:26

今日は仙丈ヶ岳へ
大平山荘から登ります

8/3 5:30

昨日の雨で濡れた服を乾かしながら登る隊長

8/3 5:38

北アルプス
雲の合間に槍ヶ岳が見えました

8/3 6:02

昨日のバスでも説明があったのですが「風穴（鹿の窓）」があるらしい

8/3 6:03

右側の小さくY字に切れた所のV字のすぐ下、黒い所です
林道を走るバスから見ると、針で刺したような小さな穴に光が通ってよく見え、行きも帰りも止まって見せてくれます。

8/3 6:04

最初はこれかと思って見てましたが、これじゃなかったです

8/3 7:00

雪渓が現れました

8/3 7:01

ここが一番涼しかった〜
自然の冷蔵庫

8/3 7:02

下は空洞なのでちょっと恐いです

8/3 7:06

緩やかな斜面なのでチェーンスパイクも要りません

8/3 7:13

たまに穴も空いてます

8/3 7:14

タカネグンナイフウロ？

8/3 7:21

気持ち良いです

8/3 7:28

8/3 7:38

白樺の木が芽吹いてました
ここは春？？？

8/3 7:48

雪渓はここまで

8/3 7:48

振り返るとこんな感じ

8/3 7:49

ナナカマド

8/3 7:50

8/3 7:53

ミヤマキンポウゲ

8/3 7:55

チシマギキョウ

8/3 8:00

タカネヨモギ

8/3 8:04

カラマツソウ

8/3 8:16

8/3 8:16

8/3 8:18

仙丈小屋の10mほど下に仮の水場が設けてありました

8/3 8:27

8/3 8:37

あれは小仙丈ヶ岳かな？

8/3 8:38

8/3 8:41

右奥に馬ノ背ヒュッテとその奥に仙丈ヶ岳

8/3 8:42

北アルプスも見えます

8/3 9:01

キバナシャクナゲ

馬ノ背ヒュッテ

8/3 9:09

またしても雲が・・・

8/3 9:14

あぁぁぁぁ・・・

8/3 9:22

仙丈ヶ岳の山頂には人が沢山

8/3 9:26

コイワカガミ

8/3 9:27

チングルマ

8/3 9:27

タカネスミレ

8/3 9:32

8/3 9:33

続々と山頂に

8/3 9:43

チシマギキョウ

8/3 9:44

8/3 9:49

雲に包まれました

8/3 10:20

8/3 10:23

山頂です
昨日と同じパターンで360°真っ白

8/3 10:27

大仙丈ヶ岳もあるんですね？

8/3 10:30

タカネツメクサ

8/3 10:31

8/3 10:35

コケモモ

8/3 11:10

8/3 11:16

50m先が見えません

8/3 11:27

小雨ですが降ってきました

8/3 11:31

小仙丈ヶ岳

8/3 11:45

8/3 12:02

雨上がり

8/3 12:10

左奥に藪沢小屋が見えます

8/3 12:28

8/3 12:49

マルバタケブキ？

8/3 12:50

オドギリソウ

8/3 13:26

8/3 13:51

林道に戻ってきました
バスには十分間に合いました

8/3 13:56

タカネナデシコ

8/3 14:35

片付けてテント場を出ます

8/3 15:18

揺れるバスの中で撮った風穴の写真
これがあのV字の下にあるそうです

8/3 15:57

駐車場
まだ結構な台数が停まってます

撮影機器：

DMC-TZ40 Panasonic

FinePix XP150 FUJIFILM

感想

rakugaku

今回は朝が早い為、金曜の夜から前乗りでバス停の駐車場で車中泊。
駐車場に着いたのは12時過ぎで暗くてハッキリしませんが、既に凄い台数の車が停まってました。
車中泊用のシュラフを持参し、車内にはマットと毛布も敷いてもらってたので快適に眠れました。

翌朝、登山客が多いのでバスも予定時刻より1時間程早く出発してくれる事になり、おまけに3台目のバスに乗れたのですが、私たちの順番が一番目と二番目になったので、隊長は一番前の席に座れてご機嫌でラッキーな始まりでした。

しかし、今までは晴れ男の隊長の神通力を信じて、雨は降らない、と思って登ってましたが、今回初めて雨具を使用する事に！
先週の眺望無し山行以来多少の不安はありましたが、隊長の神通力もこれまで。

初日は甲斐駒ヶ岳を目指します。
午前中は天気も良く景色を楽しみながら登れたのですが、山頂手前で雲が多くなり、ついには雨が振り出して雨具の初出勤です。
そのまま山頂を後にして駒津峰で食事を取りますが、雨に打たれたせいで多少寒気もして、下山した頃には頭痛がひどくなりテントに着いてから薬を飲んで仮眠しました。
目が覚めて夕食をする頃には雨はほとんど上がり、頭痛も無くなり一安心ですが、食事中にもまた少し降り出しました。
雨の中の食事も今回初体験。
テント場ではスマホの電波が届かない為天気予報が判らず、金曜の夜に確認した2日間の天気予報の情報だけで明日に期待。

2日目は仙丈ヶ岳に向かいます。
2日目の天気予報は午前中曇りで午後から晴れのはずなので、多少雲があっても元気に登って行きます。
大平山荘から登って行くルートには、昨日甲斐駒ヶ岳から見た雪渓がありそこを通って行きます。
これが大正解。
涼しくて疲れが吹っ飛び、気力も体力も回復します。
ただ、山頂手前で雲が覆い尽くすのは前日と全く同じ。
360°視界ゼロの状況で山頂を後にすると、雨も少々降り始めます。
しかし、午前中は景色を楽しめたし、雪渓も楽しめて、昨日程の雨でもないので気持ちは穏やか。
隊長の神通力は幻となりましたが、とても楽しい山行になりました。

今回の初体験がもう一つ。
今までのテント泊は全然眠れず、眠ってもすぐに目が覚めてしまったのに、今回は早めに眠りにつく事ができ、一度目は覚めましたがまたすぐに眠ってしまい、時計に起こされるまではしっかり熟睡出来ました。
おかげで身体も足もすごく楽になりました。
湿布を貼って寝たのも良かったかな？