記録ID: 490027
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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
カムイエクウチカウシ山 (300名山最後の山行)
2014年08月02日(土) 〜
2014年08月03日(日)
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 30:24
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 1,974m
- 下り
- 1,964m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:41
2日目
- 山行
- 11:15
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 13:09
4:21
263分
宿泊地
17:30
ゴール地点
ログは手書きです。> (修正8月7日)ガーミンGPSのログに差し替えました。行きは迷い迷いで一部はやぶ漕ぎだったので、帰りのルートの方が参考になります。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七の沢から八の沢: 赤テープを探しつう4−5回渡渉する。川沿いに踏み跡がついているが、かなり慎重に進まないと見失いそう。水量は直前1週間は晴れていたので、はまっても膝くらいまで。沢靴は必須だが、鮎足袋で代用した。行きは昔の赤テープに誘導されて一部藪漕ぎをして体力消耗したが、帰りはほぼ正規ルートを辿れた。八の沢のテント場への最後の分岐が非常に迷いやすい。実際、迷って本流を遡上していった登山者もいたよう。 八の沢から八の沢カール:雪渓は殆ど溶けたが、残骸の木屑があって歩きにくい。基本は岩場の遡上。登りは鮎足袋だが、下山はずっと登山靴で岩をジャンプして乗り切った。途中の100m三股は中央の沢の左岸に赤テープがついている。三股からカールにでるまで、途中のトラバースが迷いやすいがテープは(七の沢から八の沢よりも)多めにある。 カールから山頂:ごく普通の登山道。稜線に出てからハイマツが少々うるさい。カールの水場は、細々と流れているが今後は残雪がなくなり心細い。、カールに出る直前の沢水を濾過か煮沸するのが確実。 |
その他周辺情報 | 帯広市内の銭湯数箇所は煙突がなくすべて温泉だそうです。 |
写真
撮影機器:
装備
備考 | 八の沢のテント場はアブや蚊が多いので虫除けスプレーが有効かも。1泊分の食料しかもっていかなかったが、体力的にきつく、増水時は渡渉できないリスクを考えて非常時用食料は多めにもっていくのがベター。 |
---|
感想
何とか休暇が取れたので、昨年まで299座まで積み上げて、300名山最後に残っていた北海道日高山脈の名峰、カムイエクウチカウシ山へ。一番きついので、前回の北海道遠征でも残していたが、昨年は雪害でアクセス道路が封鎖され、ヤマレコも登録ゼロでした。7月にはいって、チラホラとレコもUPされていたものの、単独での沢登りはリスクが大きいので、天気予報とにらめっこしつつ、週末なら道内の人たちも多数入山していると踏んでチャレンジしました。週明けからは前線で大雨になったので、正解でしたが、なんにせよアクセスが長く、道迷いしそうな箇所も多くて、300名山を登ってきたノウハウを総動員しての山行となりました。ヤマレコがあったおかげで、日本全国の山に登るときに事前に貴重な生情報が取れたのは、とっても役立ちました。年々ユーザーが増えていますが、4−5年前は1年に数件しかないような山も多くて、ヤマレコの隆盛?と一緒に300の旅を積み上げられたのが思い出深いです。いろいろな山で、いろいろな苦難があり、さまざまな人の協力を得ることができましあ。南アルプス深南部では水不足で倒れかけたところを、年配の方から水を分けてもらったり、台風で流された橋を高巻きしたら滑落して6針縫う怪我をしたりと、ヒヤッとしたことも多数ありました。それもこれも懐かしい思い出です。 カムエクは最後を飾るに相応しい名峰でした。これからは、名山を繋ぐ縦走や、岩場などちょっと難易度の高いルートにもチャレンジしていきたいです。
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コメント
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こんばんは。
2010年にBittoRさんの幌尻岳日帰り記録を見て、
いろいろと質問をさせてもらったものです。
アドバイス頂いたおかげで2012年に達成できました。
あの時はほんとありがとうございました。
BittoRさん、やはりすごいですね〜。300名山!
>300名山を登ってきたノウハウを総動員しての山行
すごく重みのある言葉ですね。かっこいいです。
これからもいろいろと参考にさせてもらいます!
しかし、カムエクはヒグマが怖くて私は登れません(笑)。
Atomicさん、幌尻岳の制覇おめでとうございます。カムエクからもその堂々たる山容は、日高山系の盟主を争うに相応しい存在感でした。
カムエクの熊さんは確かに有名のようですね。8合目あたりのカールにいるとは聞いていたので、カールで出て笛をふきまくっていたら、テント撤収中の10名くらいの人間に出会ってしまいました。夏休み真っ盛りの土日だったので、全部で30名−40名くらいは入山しており、熊さんの心配は無かったです。でもでも、往復とも殆ど前後に人の気配は無かったので、ともかくルートファインディングはドキドキでした。GPSという文明の利器が無かったら、、、、。
今回は雨でパスしたトムラウシから旭岳までの縦走をいつの日か!
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