白馬三山 夏は雪渓を登って鑓温泉でビール。〆は早朝月見風呂。

2014年08月13日(水) 〜 2014年08月15日(金)

• GPS: 112:00
• 距離: 38.6km
• 登り: 4,446m
• 下り: 4,401m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:33

7:36 猿倉荘
9:18 白馬尻荘
9:18 白馬尻小屋
13:09 岩室跡
13:09 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 8:23
• 休憩: 2:03
• 合計: 10:26

4:24 白馬岳頂上宿舎
4:24 白馬岳頂上宿舎
4:46 白馬山荘
4:46 白馬山荘
5:01 白馬岳
5:14 白馬岳
5:39 白馬山荘
6:06 白馬山荘
6:16 白馬岳頂上宿舎
6:16 7:56 白馬岳頂上宿舎
8:08 丸山
8:08 丸山
9:29 杓子岳
9:29 9:38 杓子岳
11:19 鑓ヶ岳
11:19 11:33 鑓ヶ岳
12:44 大出原
12:44 大出原
14:50 白馬鑓温泉小屋
14:50 6:12 白馬鑓温泉小屋
7:01 崩沢
7:01 崩沢
7:01 落石沢
7:01 落石沢
7:03 杓子沢
7:03 杓子沢
7:36 サンジロ(三白平)
7:36 サンジロ(三白平)
8:29 小日向のコル（1824m）
8:29 小日向のコル（1824m）
9:03 中山沢
9:03 中山沢
9:03 猿倉台地（1502m）
9:03 猿倉台地（1502m）
9:39 水芭蕉平
9:39 水芭蕉平
10:08 猿倉荘
10:08 猿倉荘
10:08 猿倉登山口駐車場
10:08 猿倉登山口駐車場
10:08 ゴール地点

天候

13日,晴天のち山頂付近にガス
14日,御来光は東の空の雲で残念でしたが、朝はソコソコ青空が広がりました。
　　　　ただ、9時半ごろからガスに巻かれ、昼前に雨にも、その後は曇り。
15日,最終日の御来光は見れました。その後は曇りのち雨。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉の駐車場に早朝に着き仮眠をとるつもりでしたが、事前情報では満車に成る可能性が高いようなので、八方第5駐車場に止めました。

コース状況／危険箇所等

白馬尻小屋まで
　残念なまでの林道歩き。危険ヵ所無し。

山頂宿舎まで
　白馬雪渓ですが、登られる方降りられる方、いろんな方がいらして、たまにアイゼン無しの方も　居ました。慣れている人はゴム靴にアイゼン無しでスイスイ降りられる方も居ましたが、あきら　かにヘッピリ腰で来る人も居て、このルートはいたるところで軽アイゼンのレンタルを数百円でや　っています。自己責任とは言うものの万が一の時速やかに動けるようアイゼンはつけた方が　　よろしいかと思います。
　それと、雪渓上で水の流れる音を聞きました、おそらく雪が薄く成っているのでしょう。慌てて　迂回しましたがそんなところも気をつけるポイントかと思いました。
　杓子からの落石も見ました。上も下も後ろも前も五感を働かせる必要が有りました。

鑓温泉分岐まで
　杓子岳,白馬鑓と越えるわけですが、石のゴロゴロした歩きにくい道でしたが、稜線にでて左　側が切れ落ちてる以外危険はありません。

猿倉まで
　鑓,杓子の直下をトラバースで過ぎるのですが、ザレた崖のトラバースが続きます。
　温泉までは濡れると滑りやすい岩の道にクサリもかけて有ります。
　温泉からはクサリこそ有りませんが、崩れやすそうな沢をいくつも越えて行きます。
　しかし、いたるところにツルハシやスコップが置いてあり、登山道の整備は頻繁に行われている　様子で、それなりに気をつければ歩ける道でした。　

写真

8/13 6:20

6:20 今回の荷物はこんな感じ。家で重さを量ったらすでに22kg有りました 。その他に共同装備やら何やらで25kgは軽く越えてそうです。コレまでの経験上最高値かと。又要らないものをつめてしまったか???

8/13 6:53

6:53　八方第五駐車場から白馬三山。

8/13 7:12

7:12　タクシーにて猿倉へ。大荷物に4名乗車で車が可愛そうに成ります。

8/13 7:20

7:20　登山届けを書いている間に。美しい日本の北アルプスにようこそ。日本の　が抜けるとヨーロッパに成ってしまうのか?

8/13 7:36

7:36　登山開始。

8/13 7:53

7:53　小屋裏の近道を登って、林道を少しで鑓温泉分岐。ここは曲がらず道なりに。

8/13 7:55

7:55　林道はこんな感じ。

8/13 7:57

7:57　

8/13 7:59

7:59

8/13 8:00

8:00

8/13 8:08

8:08

8/13 8:09

8:09

8/13 8:10

8:10

8/13 8:14

8:14　こんな橋を越えて。

8/13 8:23

8:23

8/13 8:31

8:31

8/13 8:53

8:53

8/13 8:53

8:53

8/13 9:13

9:13

8/13 9:16

9:16

8/13 9:16

9:16

8/13 9:17

9:17

8/13 9:18

9:18　おつかれさん!ようこそ大雪渓。白馬尻小屋です。

8/13 9:20

9:20　去年の9月にソコのベンチにサングラスを忘れてしまったんだな。気が付いてすぐ電話したけどすでに有りませんでした(涙)。何所へ行ったやら?

8/13 9:21

9:21　雪渓が見えますが、右に折れてからのは枝沢です。登る上部は尾根の裏。

8/13 10:06

10:06　休憩も十分、行動開始。

8/13 10:13

10:13　設計ケルンと大雪渓。

8/13 10:23

10:23　アイゼン装着。

8/13 10:36

10:36　いよいよ白馬雪渓に取り掛かります。

8/13 10:45

10:45　思いおもいに登る人に下る人。見晴らしも利くのでベンガラを外して登っていたら雪渓の下から水の音!??薄く成っているようなので慌てて回り道。油断禁物ですね。

8/13 10:46

10:46　いたるところに注意喚起。了解しました。

8/13 10:55

10:55　いたるところに・・・

8/13 11:12

11:12　隊列を組んで登ります。一番手の青いジャケットに緑のザックは今回唯一の女性隊員トップで頑張ります,二番手の黒のウエアに茶色のザックは隊長です。三番手は青の帽子に青のザック。

8/13 11:15

11:15　自分も撮って貰いました。右手にピッケル、左手にコンパス。チナミにピッケルを持ってるのは自分1人、皆さんはストックで登ります。しかも新調したヘルメットに10本爪アイゼン。これも新調したハーネスは仕舞いましたがフル装備です。ドンだけビビってんだ???と言われそうですが、良いんです、雪渓は気分を盛り上げて(笑)。とボーチの紐にくくりつけた派手なシマ模様は本来500のペットボトルホルダーです、地図入れに使ってみました。使い勝手は良好のようです。

8/13 11:36

11:36　はい。

8/13 11:44

11:44　白馬尻から見えた枝沢を過ぎて。季節によってなのか飯豊の石転び沢より迷い込む枝沢は少ないようでした。

8/13 11:55

11:55　前方のガスがとれて青空。左手の杓子岳の岩峰も現われて。中間地点の雪渓上の島で軽い昼食。

8/13 12:27

12:27　

8/13 12:28

12:28　青空消えた!?

8/13 12:30

12:30　隊長を先頭に。実はこの写真のチョイ前に、正面の杓子の左手の沢からゴロゴロと音を立てて落石が有りました。慎重に軌道を確認していたら自分に向いたように感じ、写真どころか「ラク!!」と声をだす余裕も無く右手に走ってこの位置です。隊長の「ラク!!」谷にコダマしてました。有難うございます。

8/13 12:38

12:38　雪渓も後半、赤テープの付いたロープに従い・・・

8/13 12:47

12:47　アイゼンを外して夏道に上がれば、写真左手の人だかりの脇に2m程ココまでの石が並べて有ります。その先が気に成って除いてみれば空洞でした。指示には従いましょう。

8/13 13:00

13:00　1本橋をいくつか渡って。

8/13 13:03

13:03

8/13 13:05

13:05

8/13 13:06

13:06

8/13 13:06

13:06

8/13 13:06

13:06

8/13 13:09

13:09　ご苦労様です。

8/13 13:28

13:28

8/13 13:28

13:28　ザレたツヅラ折れを登って。

8/13 13:35

13:35　今年初?ナデシコだ。

8/13 13:42

13:42

8/13 13:42

13:42

8/13 13:48

13:48

8/13 13:51

13:51　白馬浅葱が見え始めると

8/13 13:52

13:52　葱平(ネブカッピラ)白馬浅葱が名前の由来で、猿倉の登山相談所で聞いたところ「昔はもっと咲いていたけど、ボッカの人が昼飯のおかずに掘って食べちゃった」そうです。美味しいのかな?石組みの山頂道標を担いだ人も食べたのかな?

8/13 14:13

14:13　避難小屋

8/13 14:18

14:17　クルマユリ

8/13 14:28

14:28　写真を撮りながら登っていたら隊長達の姿が無い!?

8/13 14:29

14:29　ココまで登れば山頂宿舎の屋根も見えるしのんびり待ちましょう。

8/13 14:31

14:31　ガスの中の杓子に三角岩峰。

8/13 15:01

15:01　ここは見渡すかぎりのお花畑。

8/13 15:01

15:01　

8/13 15:01

15:01　ようやく隊長到着。

8/13 15:07

15:07　奇岩の群れとガスの中の太陽。

8/13 15:16

15:16　花の山

8/13 15:18

15:18　わっさと。

8/13 15:24

15:24　大切にしましょう。

8/13 15:41

15:40　

8/13 15:47

15:47　ガスの取れた杓子岳。なるほど岩雪崩の巣か。

8/13 16:00

16:00　岩?チシマキキョウ?

8/13 16:05

16:05　白馬山荘。チナミにコンやは山頂宿舎のテント場に泊まります。白馬山頂近いのは白馬山荘で、でもテント場が無く、二番目なのに"山頂"宿舎にテント場がある。若干ややこしい・・・?

8/13 16:05

16:05　山頂宿舎着。スピードの有る自分が先に登って宿泊状況確認。それにしても受付の場所の分りづらい小屋だよね。去年初めて来たときは視界3mで小屋前で遭難しかかったし。

8/13 16:07

16:07　裏へ回ってテント受付と場所確保。

8/13 17:37

17:37　今夜の寝床。いつものツエルト完成。たるんでいるのは風のせいです、念のため。時間が早ければ山頂も考えましたが、ガスの中なので明日の御来光に期待。おやすみなさい。

8/14 4:35

4:35　4時起床。御来光を拝みに出発して白馬山荘の灯。

8/14 4:54

4:54　白馬山荘を通り越して杓子と白馬鑓。

8/14 5:01

5:01　白馬山頂着。人込が出来ていますがさて空の様子は???

8/14 5:03

5:03　取敢えず三角点確保。

8/14 5:09

5:09　北に去年越えてきて、山頂がガスの中で見れなかった小蓮華と乗鞍へ続く尾根。と、その奥に新潟の山々。雨飾り山も有るのかな?

8/14 5:10

5:10　南は杓子に白馬鑓と鹿島槍、それに重なった五竜?。唐松は見えにインダな。

8/14 5:17

5:17　山頂で朝のキキョウ。

8/14 5:21

5:21　日の出が期待できないので少し下って見下ろせば白馬尻小屋の青い屋根。

8/14 5:23

5:23　白馬山荘創設者　松沢貞逸の碑。

8/14 5:24

5:24　東の空はこんな感じ。

8/14 5:32

5:32　慰めるように花は今日も綺麗に。

8/14 5:57

5:57　白馬山荘雲上レストラン[スカイプラザ]。確か早朝5時半から営業してました。メニューを見てビックリ!!思いの外リーズナブルで思わずホットココアを注文したけど、珈琲のケーキセットにすれば良かったかな。

8/14 5:58

5:58　中はこんな感じにこざっぱりしていて山に居るのを忘れそう。

8/14 6:06

6:06　窓際の席から丸山と剣岳。

8/14 8:00

8:00　のんびりもしてられ無いので出発します。山頂宿舎のテン場はすり鉢の底に有ります。それでも昨夜は風が強くて寝不足でした。

8/14 8:11

8:11　コレから向う杓子岳と鑓ヶ岳。

8/14 8:12

8:12　丸山の東面にお花畑と微かな白馬山頂。下には雪渓を登った人に下る人。

8/14 8:21

8:21　岩峰杓子の雪崩の巣

8/14 9:25

9:25　ガスの中杓子に登るようです。

8/14 9:29

9:29　ザレたツヅラ折れの登山道をようやく登って杓子岳山頂。展望無し。しかし東面は切れ落ちて・・・ガスが晴れれば八方第五駐車場も見えたはず。

8/14 9:41

9:41　山頂稜線にヤマハハコ。

8/14 9:42

9:42　ケルンを過ぎて山頂尾根を進み。

8/14 9:43

9:43　時にはこんな切れ落ちた崖の近くも・・・

8/14 9:52

9:52　下りもツヅラ折れ。

8/14 10:04

10:04　杓子と鑓のコルで明日あの辺通るのかな?

8/14 10:07

10:07　鑓への登り返しもザレたツヅラ折れ。

8/14 10:28

10:28　とうとう雨が降ってきました。

8/14 10:30

10:30　

8/14 10:31

10:31

8/14 10:38

10:38　もうすぐ山頂か?と思ったら・・・

8/14 10:38

10:38 未だ先が有りました。

8/14 10:39

10:39　

8/14 10:39

10:39

8/14 10:53

10:53　休憩する隊長。

8/14 11:12

11:12　白馬と杓子。杓子にはトラバース道があります。ガスだからソレに気付かず登ったのか?晴れれば晴れたで登ったのか?ピークハンターは登って当然ですが、それにしてもトラバースはショートカットだね。

8/14 11:14

11:14　コマクサ発見。

8/14 11:20

11:20　鑓山頂着。展望無し。

8/14 11:37

11:37　鑓を降りて縦走路。左の小さなピークの先に温泉への分岐が有ります。

8/14 11:53

11:53　鑓温泉分岐。

8/14 12:38

12:38　分岐から尾根を離れて風の収まったところで昼休憩。そして出発。

8/14 12:44

12:44　花が増えたと思ったら大出原。花畑でした。

8/14 12:46

12:46　色とりどりの花たち。チングルマにイワカガミその他モロモロ。

8/14 12:56

12:56　ウサギギクも咲いていました。

8/14 12:57

12:57　そしてあなたは???

8/14 12:58

12:58　

8/14 13:34

8/14 13:35

8/14 13:35

8/14 13:36

8/14 13:36

8/14 13:39

8/14 13:58

8/14 14:10

8/14 14:10

8/14 14:10

8/14 14:25

8/14 14:31

8/14 14:31

8/14 14:33

8/14 14:43

8/14 14:45

8/14 14:50

8/14 14:58

8/14 17:56

8/14 17:58

17:58　鑓温泉の自炊場は小屋の受付前の軒下でした。そして簾の下には混浴露天風呂。眺め放題。
　
どうしたのか前後にまだまだ写真が有ったのに登録されてない???ので再チャレンジしてみます。

8/15 4:30

8/15 4:45

8/15 4:54

8/15 5:09

8/15 5:14

8/15 5:46

8/15 6:00

8/15 6:00

8/15 6:01

8/15 6:12

8/15 6:12

8/15 6:13

8/15 6:16

8/15 6:17

8/15 6:23

8/15 6:25

8/15 6:50

8/15 6:56

8/15 6:56

8/15 7:00

8/15 7:01

8/15 7:01

8/15 7:04

8/15 7:06

8/15 7:07

8/15 7:08

8/15 7:09

8/15 7:11

8/15 7:36

8/15 7:51

8/15 7:59

8/15 8:09

8/15 8:10

8/15 8:29

8/15 8:29

8/15 8:37

8/15 8:38

8/15 9:03

8/15 9:35

8/15 9:39

8/15 9:57

8/15 10:01

8/15 10:08

8/15 10:09

8/15 10:42

撮影機器：

Canon PowerShot A720 IS Canon

装備

備考

車には入れてあったのですが､サブザックを忘れました｡山頂宿舎から日の出を見に行く時寒いので､服などを入れられれば弁理だったと思います｡