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Yamareco

記録ID: 5041436
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

【徳右衛門岳】徳右衛門岳横断

2022年12月29日(木) 〜 2022年12月30日(金)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
26:19
距離
72.8km
登り
2,582m
下り
2,586m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
13:36
休憩
0:06
合計
13:42
3:44
3:44
21
4:04
4:04
37
4:41
4:41
6
4:48
4:48
6
4:53
4:53
3
4:57
4:57
77
6:14
6:15
114
14:44
14:50
140
17:10
宿泊地
2日目
山行
11:58
休憩
0:33
合計
12:31
7:04
29
宿泊地
7:33
7:41
514
16:15
16:26
31
16:57
17:11
48
17:59
18:00
5
18:12
18:12
5
18:17
18:17
34
18:51
18:51
24
19:16
19:16
16
19:32
19:32
5
19:37
ゴール地点
天候 ◎1日目→晴れ
◎2日目→晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
◎沼平ゲート前駐車場
◎自転車で二軒小屋へ
コース状況/
危険箇所等
◎ 沼平〜二軒小屋
27kmのサイクリング。
椹島からの下り、二軒小屋周辺は特にアイスバーンになっており制御不能で何度か落車しました。行かれる方はご注意ください

◎大井川西俣
二軒小屋から10センチほどの積雪。
進むにつれて積雪量も増えていく感じでした。

◎柳沢右岸尾根
古地図では道が記されている尾根。
尾根末端からの取り付きは急勾配ですが木が生えているので問題ありません。
広葉樹林で樹間も広く歩きやすいルートですが今回は2000m辺りからスノーシューで膝下ラッセルになったので大変でした。
悪沢岳の尾根からの継続など夢が広がる尾根でした。

◎徳右衛門岳東尾根
もう2度と歩きません。
とにかくシラビソ藪が濃く、展望もない尾根でした。
悪場は1700mから急勾配のトラバースしながらの下り。
取り付きから150mは地形図では分からない勾配と悪さで最後は沢地形を下りました。

◎大井川東俣
道が荒廃して久しい林道歩きになります。
積雪期は初めて歩きましたが、林道崩壊地は厳しいトラバースになっている箇所があり痺れました。
河原に降りられる所は河原を歩いた方が安全でしょう。
東俣林道はアイスバーンだらけ。
2人で5回落車。
2022年12月29日 04:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
12/29 4:25
東俣林道はアイスバーンだらけ。
2人で5回落車。
ひさしぶりの二軒小屋。
来年は登山者利用あるのかな?
2022年12月29日 06:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/29 6:36
ひさしぶりの二軒小屋。
来年は登山者利用あるのかな?
西俣・東俣出合。水量は少ないですね。
2022年12月29日 06:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/29 6:57
西俣・東俣出合。水量は少ないですね。
西俣へと進みます。
2022年12月29日 06:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/29 6:59
西俣へと進みます。
林道は一面の雪景色。
2022年12月29日 07:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/29 7:21
林道は一面の雪景色。
雪はくるぶし上くらい。
2022年12月29日 07:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/29 7:33
雪はくるぶし上くらい。
先行してくれると助かります。
2022年12月29日 08:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
12/29 8:07
先行してくれると助かります。
目的の尾根が見えてきました。
2022年12月29日 08:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/29 8:13
目的の尾根が見えてきました。
リニア斜坑予定地。要らない。
2022年12月29日 08:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/29 8:18
リニア斜坑予定地。要らない。
西俣を渡渉して取り付きへ。サンダル持参しましたが使わずに済みました。
2022年12月29日 08:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/29 8:30
西俣を渡渉して取り付きへ。サンダル持参しましたが使わずに済みました。
古地図に記載しれていた岩小屋。
何とか1人は横になれそう。
2022年12月29日 08:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/29 8:33
古地図に記載しれていた岩小屋。
何とか1人は横になれそう。
ここで妻が用意してくれたおにぎりを食べ栄養補給。
2022年12月29日 08:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/29 8:38
ここで妻が用意してくれたおにぎりを食べ栄養補給。
初っ端はいつも通りの急登。
2022年12月29日 09:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/29 9:09
初っ端はいつも通りの急登。
やはり広葉樹林は良い。
2022年12月29日 09:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/29 9:14
やはり広葉樹林は良い。
当たり。デーと尾根に近い?
2022年12月29日 10:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/29 10:11
当たり。デーと尾根に近い?
次第に積雪量が増えて疲れてきました。
2022年12月29日 11:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/29 11:02
次第に積雪量が増えて疲れてきました。
ここが踏ん張りどころ。
オフィシャルドリンクチャージ!
2022年12月29日 11:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
12/29 11:28
ここが踏ん張りどころ。
オフィシャルドリンクチャージ!
スノーシュー装置。
2日前に4本ストラップ交換。交換しなかった2本が劣化して切れた。
お高いストラップだけど交換しといて良かった。
2022年12月29日 11:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
12/29 11:30
スノーシュー装置。
2日前に4本ストラップ交換。交換しなかった2本が劣化して切れた。
お高いストラップだけど交換しといて良かった。
めっちゃ良い天気。
2022年12月29日 11:55撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/29 11:55
めっちゃ良い天気。
笊ヶ岳もよく見えます。
2022年12月29日 11:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
12/29 11:56
笊ヶ岳もよく見えます。
昔は道があったようですが、あまり残ってません。
2022年12月29日 13:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/29 13:07
昔は道があったようですが、あまり残ってません。
西側の展望が素晴らしい!
2022年12月29日 13:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
12/29 13:19
西側の展望が素晴らしい!
悪沢岳がデカい!
2022年12月29日 13:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
12/29 13:19
悪沢岳がデカい!
蝙蝠岳と塩見岳も見えました。
2022年12月29日 13:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/29 13:19
蝙蝠岳と塩見岳も見えました。
bombjack君はGoProで撮影中。
2022年12月29日 13:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/29 13:21
bombjack君はGoProで撮影中。
やっぱり広角ですね。
2022年12月29日 13:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
12/29 13:22
やっぱり広角ですね。
一般ルートの蝙蝠尾根に出ました。
2022年12月29日 13:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/29 13:40
一般ルートの蝙蝠尾根に出ました。
今日は雪で作るので行きません。
2022年12月29日 14:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/29 14:23
今日は雪で作るので行きません。
徳右衛門岳まで大した高低差では無いのに疲れる。
2022年12月29日 14:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/29 14:34
徳右衛門岳まで大した高低差では無いのに疲れる。
今回の目的地に到着!
やはりラッセルしての登頂は充実感が違う。
2022年12月29日 14:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/29 14:45
今回の目的地に到着!
やはりラッセルしての登頂は充実感が違う。
翌日の為にトレースを付けに。途中蝙蝠岳が見えました。
2022年12月29日 15:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
12/29 15:44
翌日の為にトレースを付けに。途中蝙蝠岳が見えました。
今ならトレースありますよ〜
2022年12月29日 16:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/29 16:22
今ならトレースありますよ〜
元料理人が作る絶品鍋。幸せー
2022年12月29日 17:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
12/29 17:10
元料理人が作る絶品鍋。幸せー
新たに購入した3人用テント。
2人で使用は余裕があります。
2022年12月29日 17:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
12/29 17:11
新たに購入した3人用テント。
2人で使用は余裕があります。
今回も満点ハンバーグ!美味い!
2022年12月29日 17:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6
12/29 17:58
今回も満点ハンバーグ!美味い!
areaさんのお父さんから頂いた鹿肉ステーキ。
決して現地調達ではありません。
2022年12月29日 18:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
8
12/29 18:12
areaさんのお父さんから頂いた鹿肉ステーキ。
決して現地調達ではありません。
こちらも新たに購入したナンガのシュラフ。暑いくらいだった。
2022年12月29日 19:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
12/29 19:18
こちらも新たに購入したナンガのシュラフ。暑いくらいだった。
朝はうどん!
朝から幸せー
2022年12月30日 05:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 5:02
朝はうどん!
朝から幸せー
疲労と所要時間を計算して蝙蝠岳はパス。
樹林越しの展望を楽しみます。
2022年12月30日 07:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
4
12/30 7:08
疲労と所要時間を計算して蝙蝠岳はパス。
樹林越しの展望を楽しみます。
昨日のトレースがあるので楽ちん。
2022年12月30日 07:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/30 7:20
昨日のトレースがあるので楽ちん。
悪沢岳。
来年夏に歩く予定の未踏尾根が丸見え。
2022年12月30日 07:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
12/30 7:32
悪沢岳。
来年夏に歩く予定の未踏尾根が丸見え。
今日も徳右衛門岳に戻ってきました。
2022年12月30日 07:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 7:35
今日も徳右衛門岳に戻ってきました。
東尾根、、、初っ端から先が思いやられる。
2022年12月30日 07:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 7:36
東尾根、、、初っ端から先が思いやられる。
農鳥岳が見えました。
2022年12月30日 07:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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12/30 7:39
農鳥岳が見えました。
この辺りは幼木では無いので傷は出来ない。
2022年12月30日 07:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 7:45
この辺りは幼木では無いので傷は出来ない。
石楠花とスノーシューは相性が悪い。
2022年12月30日 08:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 8:07
石楠花とスノーシューは相性が悪い。
今日も大好きな笊ヶ岳。
2022年12月30日 08:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
12/30 8:17
今日も大好きな笊ヶ岳。
雲海に浮かぶ富士山。
2022年12月30日 08:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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12/30 8:19
雲海に浮かぶ富士山。
気持ち良く下ります。
2022年12月30日 08:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/30 8:31
気持ち良く下ります。
全然下って無いのに時間だけ経っていく。
2022年12月30日 09:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 9:02
全然下って無いのに時間だけ経っていく。
悪沢岳。
2022年12月30日 09:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/30 9:07
悪沢岳。
蝙蝠岳。
昨年降った東尾根が見えます。
2022年12月30日 09:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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12/30 9:10
蝙蝠岳。
昨年降った東尾根が見えます。
あちゃー幼木帯になってきた。
2022年12月30日 09:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 9:14
あちゃー幼木帯になってきた。
樹間が狭くデカザックは通過は厳しい。
2022年12月30日 09:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/30 9:16
樹間が狭くデカザックは通過は厳しい。
二重山陵の窪地は良いテン場。
2022年12月30日 09:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 9:43
二重山陵の窪地は良いテン場。
凄い岳樺。
2022年12月30日 09:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
12/30 9:50
凄い岳樺。
しばらく安定した道。
2022年12月30日 09:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/30 9:56
しばらく安定した道。
うわっ!どっちに出る?
2022年12月30日 10:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 10:08
うわっ!どっちに出る?
既に地形図では荒地に入っているが、、、
2022年12月30日 10:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 10:16
既に地形図では荒地に入っているが、、、
ウインチ。
2022年12月30日 10:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 10:20
ウインチ。
やっぱり。
これは大規模伐採の跡地だ。
2022年12月30日 10:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 10:23
やっぱり。
これは大規模伐採の跡地だ。
ここまでデカい架線場はあまり見た事が無い。
広河原に大規模な宿舎があるので蝙蝠尾根も派手に伐採しれたのでしょう。
2022年12月30日 11:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 11:19
ここまでデカい架線場はあまり見た事が無い。
広河原に大規模な宿舎があるので蝙蝠尾根も派手に伐採しれたのでしょう。
このコースの核心部。
2022年12月30日 11:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/30 11:39
このコースの核心部。
写真では分からない勾配。
2022年12月30日 11:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/30 11:40
写真では分からない勾配。
沢地形のトラバースになり雪が凍っている。
滑ると止まらないプレッシャー。
2022年12月30日 11:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3
12/30 11:47
沢地形のトラバースになり雪が凍っている。
滑ると止まらないプレッシャー。
ラスト200mは岩尾根に変わる。
2022年12月30日 12:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/30 12:12
ラスト200mは岩尾根に変わる。
ギリギリクライムダウン出来る範囲。
2022年12月30日 12:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 12:13
ギリギリクライムダウン出来る範囲。
これ以上尾根と付き合うのに疲れたので隣の沢を下ります。
2022年12月30日 12:16撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 12:16
これ以上尾根と付き合うのに疲れたので隣の沢を下ります。
東俣に降りてきました。
2022年12月30日 12:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 12:19
東俣に降りてきました。
渡渉。
2022年12月30日 12:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/30 12:21
渡渉。
林道へと上がるのも一苦労。
2022年12月30日 12:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/30 12:26
林道へと上がるのも一苦労。
ここも落ちられない。
しかし13クライマーには朝飯前。
2022年12月30日 12:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/30 12:28
ここも落ちられない。
しかし13クライマーには朝飯前。
東尾根と同じような凍った雪をトラバース。
2022年12月30日 12:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
12/30 12:48
東尾根と同じような凍った雪をトラバース。
林道は左岸の方が悪かったイメージ。
2022年12月30日 13:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
12/30 13:02
林道は左岸の方が悪かったイメージ。
雪もそれなりに深くペースが上がらない。
2022年12月30日 13:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 13:23
雪もそれなりに深くペースが上がらない。
林道は危なくて面倒なので河原を歩きます。
2022年12月30日 13:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/30 13:26
林道は危なくて面倒なので河原を歩きます。
渡渉は4〜5回
2022年12月30日 13:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 13:50
渡渉は4〜5回
何度か右岸、左岸を繰り返します。
2022年12月30日 14:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 14:10
何度か右岸、左岸を繰り返します。
右岸に荒廃した小屋。
2022年12月30日 14:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 14:19
右岸に荒廃した小屋。
こんな東俣を歩く日がくるとは。
2022年12月30日 14:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 14:47
こんな東俣を歩く日がくるとは。
見事な氷瀑。
2022年12月30日 15:31撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
3
12/30 15:31
見事な氷瀑。
やっと安全圏に戻ってきた。
2022年12月30日 16:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/30 16:10
やっと安全圏に戻ってきた。
蝙蝠尾根登山口。1名のトレース有り。
2022年12月30日 16:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 16:15
蝙蝠尾根登山口。1名のトレース有り。
ここで一周。
2022年12月30日 16:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
12/30 16:36
ここで一周。
昨日のトレース。
2022年12月30日 16:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 16:36
昨日のトレース。
田代ダム沿いは除雪されていました。
2022年12月30日 16:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12/30 16:45
田代ダム沿いは除雪されていました。
二軒小屋に戻ってここからは自転車で沼平へ。
2022年12月30日 16:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/30 16:54
二軒小屋に戻ってここからは自転車で沼平へ。
椹島でバッテリーが切れてただの重いMTBになってしまった。
2022年12月30日 19:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
12/30 19:32
椹島でバッテリーが切れてただの重いMTBになってしまった。

感想

昨年夏に1度計画したものの山行途中で目を負傷して断念したルートでした。

今回はクリスマス寒波で南アルプスにしては季節外れの積雪となりましたが、年末山行として資料のない尾根を更に冒険要素強めの計画をチャレンジンしてきました。

ルートは沼平から自転車で二軒小屋→大井川西俣→柳沢右岸尾根→徳右衛門岳→徳右衛門東尾根→大井川東俣→二軒小屋→沼平。
計画段階で気になっていたのは積雪量と徳右衛門岳東尾根。
最悪なのは自転車区間でのラッセル&敗退。
1日前に電話して聞いた沼平までは問題無いの事。何とか二軒小屋近くまでは行けると判断。
徳右衛門岳東尾根は東俣を歩いた時に下半部の急勾配が痩せ尾根で登れるかの?と思った記憶があるのでロープを出す事も想定しました。

◎1日目
3時過ぎに沼平をスタート。
風も穏やかで中ノ宿吊橋辺りまで雪も殆ど無かったので余裕かと思っていましたが次第に雪が出始め椹島からの下りはアイスバーンでbombjack君が落車!気をつけていても制御不能。。。恐ろしい。

二軒小屋で明るくなり西俣へ。
次第に積雪量も増え一面の雪景色になりリニア斜坑予定地を過ぎると取り付き予定地の岩小屋が見えてきました。
取り付きはいつも通り急勾配。
ここは13クライマーbombjack君に先行してもらい助かりました。今回の山行を通じて悪場で技術的に優れたbombjack君がいてくれる安心感はとても大きかったです。
2000mあたりからツボ足では太ももになったのでスノーシューを装着。
膝下になり、かなり助かりましたが急勾配のラッセルはやはり疲れますね。

蝙蝠尾根稜線に出ると徳右衛門岳までひと踏ん張り。
時間があれば翌朝蝙蝠岳まで、、と思っていたのでトレースを付けに2581先まで行きましたが、ラッセルに要する時間と今日の疲労具合、翌日の行程を考え今回はパス。
テントでbombjack君が作る美味しい鍋と私が持ってきたハンバーグ・鹿肉ステーキを食べまったり。
自分は展望を求めて目的外のピークに拘るタイプでは無いので良いけど(見られればそれに越した事は無いけど)蝙蝠岳未踏のbombjack君に蝙蝠岳登頂してもらいたかったのが心残りでした。
次は沢を詰めて必ず蝙蝠岳へ!

◎2日目
翌朝も穏やかな登山日和。
今日は徳右衛門岳東尾根を下って大井川東俣へ。
どんな尾根なのか?理想は昨日のように快適な尾根ですが地形図を見る限りそれは有り得ないと思っていましたが降り始めてそれは確信に変わりました。
140m下げるのに1時間30分。東尾根は雪が深くラッセルがあったにしてもシラビソ藪が濃く全然進みません。
更に標高を下げ地形図の「荒地」は雑草が生えている場所とさせていて山ではあまりお目に掛からない地図記号でこの場所から展望を期待していましたが、いつまで経ってもシラビソ、シラビソ、シラビソ、、、次第に林業の痕跡が増え始め謎が解けました。
どの山域でも伐採跡はシラビソ藪。
過去に大規模な伐採が行われた時に荒地となり今はシラビソの幼木が生い茂る激藪地帯となった訳です。
2200m付近の尾根に侵食した崩壊地さえもシラビソに埋め尽くされ、これでこの尾根の開けた展望地は諦めました。
これでモチベーションは藪と下半部の悪場通過になりました。
1800mから急勾配トラバースは予想通り悪くbombjack君の上手さに助けられました。
更には頼んでも無いのに地形図では分からないナイフリッジなど通過して最後は右手の沢地形を下って東俣へ着地。

東俣は林道が崩壊著しく無雪期はそれほどプレッシャーを感じない場所も積雪期はシビれるトラバースになっていました。
雪も深く河原を歩いたり林道を歩いたり。無雪期は池ノ沢から5時間30分で沼平まで帰れた道もこの積雪量では東尾根取り付きから沼平まで7時間30分掛かり兎に角長く感じたと同時に「もし蝙蝠岳へ行っていたら、、、」と考えるとゾッとしました。2人で良い判断をしたと思います。

これで2022年の登山は終了。
今年は例年以上に藪尾根を勢力的に歩き充実した尾根ハントが出来ました。
技術的にも体力的にもショボイ私1人ではリスク管理出来ない事が多く、一緒に歩いてくれた友人達がいたからできた事です。
私の変な藪尾根に付き合ってくれた友人達に心から感謝です。
また来年もよろしくお願いします!

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コメント

師匠のおかげでこんなレアな山行をでき、
ありがとうございました。
重荷にラッセルまで任せっきりで、自分に足りないものがあり過ぎることに気付かされました(元から知ってましたけど…)
来年も沢に尾根にと冒険よろしくお願いします🤲

MTBコカしまくってすみません😅
2022/12/31 22:30
bombjackさん、今回は全く資料のない冒険楽しかったですね。悪場で先行してもらって助かりました!
あれだけのラッセルを続けるとやっぱり疲れますよねー。結局自分も今日の午後まで運動できませんでした(笑)
今年も都合の合う時に是非是非一緒に冒険付き合ってください。

チャリはストーリーズを見た長男が次男にチクったので落車バレました笑笑
2023/1/1 17:40
kaikaireiさん、はじめまして
年末に蝙蝠岳に登った際、2500m付近だけトレースがあって
この人達はどこからどこに向かったんだろうとちょっと恐怖を感じてましたが
記録を拝見して謎が解けて安心しました😆
kaikaireiさんなら納得のルートです
トレースありがとうございました!
2023/1/3 17:04
yu-inさん、はじめまして!
下山時、蝙蝠岳登山口にトレースがあったので「徳右衛門岳辺りで不審なトレースに困惑するかも…」なんて思っていました。すいません。
私達は疲労と下山ルートとの兼ね合いで蝙蝠岳へは行けませんでしたが、yu-inさんな踏んでいただけて良かったです。
大変なラッセルだったと思います。お疲れ様でした。
2023/1/3 21:22
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