南ア 念願の塩見岳へ 【3Days】 奈良田からRound
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580
体力度について
- GPS
- 40:39
- 距離
- 77.1km
- 登り
- 7,132m
- 下り
- 7,134m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 12:49
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 14:30
- 山行
- 11:02
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 12:48
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 12:50
| 天候 | ☀☀☀ 3日間晴という奇跡 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
7/17 19時到着時は10台ほど 7/18 出発時は結構埋まっていた 7/20 戻った時は路上駐車多数 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・大門沢の渡渉箇所はいずれも前日の雨で増水しており、 簡単に飛び石で渡れるような状況ではなかった。 しばらく周囲を観察し、やや上流側の比較的石の間隔が狭い所を狙って何とか通過。 大門沢小屋上部の沢も増水しており、沢の中に足を置く必要があった、 ・熊ノ平へのトラバース路、地図の水場より少々農鳥側に小さな湧き水あり。 ・北俣岳分岐の手前、登山道が付け替えられており、地図とは違うルートを歩く。 まだ踏み固められておらず一部不安定な部分あり。 ・蝙蝠尾根は破線だが、道は概ねはっきりしている。 徳右衛門岳の水場、水量豊富。 ・転付峠水場、上の水場はパイプから水は出ておらず、 数m下の水場は水量豊富だが沢水っぽい。 ・西別当代山乗越の手前、右に分岐がある。 林道直進すると崩落で進めなくなるので注意。 ・広場の手前、大きな崩落地のトラバースあり。 踏み跡はついているが、かなり危険な部分も幾つかあり。 ・ヤマレコMAPの奈良田越、実際の場所と異なる。 ・奈良田越から笹山は破線ルートだが、特に問題になるような個所はない。 （標高2600mあたりの眺望地手前に急斜面のトラバース一か所あり）。 ・笹山ダイレクト尾根は破線だが、問題になるような個所はない。 |
| その他周辺情報 | 下部温泉 |
写真
深夜零時に奈良田の駐車場を出発。年明けの丹沢に続き、今年2回目の「頭オカシイ登山シリーズ」。奈良田BSでトイレ済ませ、自販機で缶コーヒーチャージして長旅の始まり。
まずは奈良田第一発電所のゲートを通過・・・
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年明けの丹沢に続き、今年2回目の「頭オカシイ登山シリーズ」。奈良田BSでトイレ済ませ、自販機で缶コーヒーチャージして長旅の始まり。
まずは奈良田第一発電所のゲートを通過・・・
で、一発目の渡渉箇所。心配した通り、増水していて簡単には渡れそうもない・・・ヤバい、ここで終了か？しばらくあたりを見渡して、ちょっと上流の比較的石の間が狭い所から何とか突破。
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ここも橋があってよかった・・・橋渡れば大門沢小屋なのだが、何故かスルーしてしまい、小屋のちょっと上で休憩。食欲ないがおにぎり一つ無理やり食べる。ちょっと寒くて一枚羽織る。
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何故かスルーしてしまい、小屋のちょっと上で休憩。食欲ないがおにぎり一つ無理やり食べる。ちょっと寒くて一枚羽織る。
何か、リミッターが掛かったように足が進まない。荷物が重いのもあるが、パワー出ない・・・何か食べないと、と思うが食欲も空腹感もゼロ。
ベースブレッド半分水で流し込む。
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荷物が重いのもあるが、パワー出ない・・・何か食べないと、と思うが食欲も空腹感もゼロ。
ベースブレッド半分水で流し込む。
最高の天気で気持ちは⤴が足は上がらない・・・
2年ぶり。今回は最高の眺望。
でもまだ1座目、先を急ぐ。
冷たい水で顔洗って、1L程補給。
三国平。休憩込みだがCT通り2時間かかったわ・・・長すぎw。今日は熊ノ平までしか行けないと判断したので、ザックデポして甲州百の三峰岳を取りに行く。
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三峰岳(みぶだけ) 2999m甲州百山 甲斐百山
ここは甲州百の四天王なのでは？
途中結構険しくて、空荷で良かったと思ったほど。
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甲州百山 甲斐百山
ここは甲州百の四天王なのでは？
途中結構険しくて、空荷で良かったと思ったほど。
テン場はあまり広くはないし区画もないので混雑時は大変そう。
横にトイレあり。
二日目。流石に前日の真夜中にスタートが効いて完全に寝坊。この時点で今日のルートは蝙蝠尾根に決定。朝も全く食欲なく、昨日の食べ残しのベースブレッド半分をコーヒーで流し込む。
ツエルトはほとんど結露もなく、ちょっと湿った程度。
何とか5時過ぎに出発。
朝も全く食欲なく、昨日の食べ残しのベースブレッド半分をコーヒーで流し込む。
ツエルトはほとんど結露もなく、ちょっと湿った程度。
何とか5時過ぎに出発。
日本百高山No,93
眺望もない地味な山頂。縦走路は山頂を通っていないが、標識あり。
日本百高山No,100
ここも登山道は山頂を通っていない。分岐に標識あり。
日本百高山No,91
山頂は塩見の対面、大迫力の展望台。
まずは北俣岳分岐まで200m程の登りだが、ちゃんと食べてないからか全然足が進まない。途中何度も立ち止まって息を整えながら進む。
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北俣岳分岐。分岐の手前は道が付け替えられたばかりの様で、ヤマレコMAPとは別の場所を歩く。ここにザックデポして、水とオヤツだけ持って塩見へアタック。
塩見岳(しおみだけ) (東峰)3052m日本百名山 日本百高山 日本3000m峰 中央線から見える山・・・etc
感無量・・・ついに塩見の山頂に立てた。
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日本百名山 日本百高山 日本3000m峰 中央線から見える山・・・etc
感無量・・・ついに塩見の山頂に立てた。
もちろんオヤツはフルーツミックス。流石にここまで冷やした状態で運ぶのは無理だったけど、ここで食べるフルーツミックスは格別。
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流石にここまで冷やした状態で運ぶのは無理だったけど、ここで食べるフルーツミックスは格別。
烏帽子岳と小河内岳はどうやって登るか・・・残課題だなぁ。あれこれ考えながら眺望を堪能。
しかし、今日の行程はまだまだ長いので先へ。
あれこれ考えながら眺望を堪能。
しかし、今日の行程はまだまだ長いので先へ。
蝙蝠岳(こうもりだけ) 2864.69m去年の7月以来、一年ぶり。
これでメインの赤線と南ア南部の接続完了。
とは言え降りなきゃ帰れないので二軒小屋までDH開始。
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去年の7月以来、一年ぶり。
これでメインの赤線と南ア南部の接続完了。
とは言え降りなきゃ帰れないので二軒小屋までDH開始。
強烈に急坂なので注意。
登山口に着地。沢で顔やら頭やら足やら洗ってちょっとさっぱり。
後は今夜の寝床作って・・・やっぱり食欲湧かず、どら焼き半分と緑茶だけ食べて寝る。
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沢で顔やら頭やら足やら洗ってちょっとさっぱり。
後は今夜の寝床作って・・・やっぱり食欲湧かず、どら焼き半分と緑茶だけ食べて寝る。
3日目。二時に目が覚めたので行動開始。スープパスタを何とか飲み込み、後はコーヒー。ヘッデン着けて3時スタート。二軒小屋でせめて水だけでも汲めればなぁ・・・
成程、ここはいい感じの幕営適地。
ザック置いて水確保に水場まで。上の水場はパイプから水出ておらず。下の水場はほぼ沢水・・・下の水場で取水、フィルター通して使用。
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上の水場はパイプから水出ておらず。下の水場はほぼ沢水・・・下の水場で取水、フィルター通して使用。
道は緩いアップダウンの林道なので普通に歩ける。
途中、千枚、奥は赤石かな。
広場。ここで大休止。転付峠の水場の水の煮沸もかねてお湯沸かしてFDのミネストローネスープ飲む。あとは小分けのツナパウチ。とりあえず飲み込めそうなものを探すがこの程度。
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さて、ここから山登り再開。
白剥山(しらはぎさん)2237m何故甲州百なのか？？？な山。眺望はない。しばしへたり込んで休憩。
個人的に、この山も甲州百の四天王に認定したいわ…ここまで苦行過ぎる。
この後、2400m位まで登った辺りでどうにも調子が悪くなり、胃薬とビタミン剤とメダリスト摂取したらちょっと回復。
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何故甲州百なのか？？？な山。眺望はない。しばしへたり込んで休憩。
個人的に、この山も甲州百の四天王に認定したいわ…ここまで苦行過ぎる。
この後、2400m位まで登った辺りでどうにも調子が悪くなり、胃薬とビタミン剤とメダリスト摂取したらちょっと回復。
シート引いて寝転がって休憩・・・疲れたと言うよりただキツイ…
装備
| 個人装備 |
ザック：Speedlite32(deuter)
靴：TRACEROCKER 2.0 GORE-TEX TRAIL RUNNING（Adidas）
ツエルト:スーパーライトツエルト1（アライテント）
マット：U.L. コンフォートシステム エアパッド 90(montbell)
シュラフ：エスケープライトヴィヴィ（SOL)
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|---|
感想
塩見岳の存在を知ったのは大学生の頃。
先輩に連れられて白根三山か荒川三山登った時だと思う。
いつか登ってやろうと思っていたが、一昨年、白根南陵で間近に塩見を見てから具体的に計画を練り始めた。
問題は何処からどうやって登るか・・・
鳥倉から三伏峠経由で塩見ピストンが一番メジャーなルートみたいだが、
鳥倉遠いし、ピストン嫌いだし…
二軒小屋から回るログも拝見し、チャリも準備していたが、やっぱり畑薙遠いし、工事で夜間通行止めだし…
で、
奈良田から入って大門沢を登り、農鳥から熊ノ平、塩見、三伏、高山裏、荒川、千枚で二軒小屋に降り、
転付から笹山経由で奈良田に戻るという超妄想級ルートを作成。
CTx0.7で歩ければ3日で踏破できる…出来れば、だが。
【Day1】
無茶な計画なのは承知で、初日の行動時間が長いため零時出発。
畑薙行くつもりで木曜日半休取っていたので、19時奈良田着。
これは大正解で、到着時駐車場はガラガラ。一杯引っ掛けて仮眠。
いざ、出発の前に今回の忘れ物…
�‘�焼け止め；顔ボロボロ、絶賛脱皮中。日焼けは結構体調にも関係していると思う。
�▲◆璽爛�バー；Tシャツにアームカバーが夏のスタイルなのだが忘れてきたので代わりに薄いシェル着て歩くことに…
これも体温放出の妨げになったかも…
3日分の荷物は流石に20Lザックには収まらず、今回は32Lザックで、
出発時の重さは13.5kg…過去一重いかも。
大門沢登るのは丁度2年ぶり、道は大丈夫だろうと思ったが、
前日までの雨で沢は増水しており、渡渉箇所はそれこそ轟々とした流れ…
しばし呆然とするが、諦めたら試合終了なので渡れそうな場所を探してウロウロ。
何とか渡れそうな場所を見つけて通過。
靴濡れたし、ストック無いと無理だったと思う。
渡渉箇所以外に2回ほどプチロストして軌道修正…やっぱり夜の沢沿いルートは難しいわ。
大門沢小屋手前の橋を渡り、ちょっとホッとして気が緩んだのか、小屋をスルーしてしまい、
小屋を過ぎた辺りで小休止。食欲ないがおにぎり一つチャージして先へ。
小屋の先の沢も増水しており、またいで超えるのは不可能。
足持っていかれるほどの流れではないので、意を決して足突っ込んで通過…ちょっと浸水
沢の先、急登区間に入るとはっきりペースが上がらないのが分かる。
ちょっとペース上げようとすると息が切れる…何だろう、だましだましゆっくり登る。
夜が明けて、辺りが樺になった辺りでちょっと休憩。
食欲ないが、ベースブレッド半分水で流し込む。
大門沢降下点に這い上がって、絶景眺めながらしばらくボーっとした。
体調は良くないが、なんとか歩ける。
休憩したら農鳥へ…2年ぶり。前回はガスガスだったが、今回は晴天。
やっぱり高山帯なので、ちょっとしたアップダウンがキツイし時間かかる。
低山みたいにCT7掛けとか全く通用しない…
農鳥から西農鳥を過ぎて、農鳥小屋に到着。
声かけると気さくな感じの女性の小屋番さんが対応してくれた。
コーラとカップラお湯付きで購入、小屋で補給できるのは本当にありがたい。
前回は間ノ岳もガスガスだったので、好天の今回登る選択肢もあったが、
あまりに大きな間ノ岳の山容に戦意喪失。三国平への分岐からトラバース路を選択。
一旦農鳥沢下って登り返し、2800mあたりを延々歩く。
途中、大井川源流の水場があるが、その手前に湧き水があったので、顔洗って1L程補給。
小さな湧き水だったが冷たくておいしい水だった。
ほとんどCT通りの時間で三国平到着。この時点で今日は熊ノ平までと決めていたので、
ザックデポして三峰岳へピストン。
途中まではゆるい感じの道だったが、途中から岩場のトラバースやら結構険しい道だった。
テン泊装備背負って通過するのは嫌だなと思う位で、空荷でアタックできたのは良かったかな。
三峰岳から熊ノ平へ下り、14時半に熊ノ平小屋到着。
テン場受付してビール購入。
テン場は先着1名、まぁ、連休前の金曜日とは言え平日だし。
適当に場所決めてツエルト設営。
設営後しばらく昼寝…18時位に起きてなにか食べないと、と思うが食欲全くなし。
FD味噌汁におにぎり一つ入れて何とか流し込む…19時過ぎに就寝。
【DAY2】
夜中マットから落ちて何回か目が覚めたが、そこそこ寝た…というか完全に寝坊した。
起床4時すぎ…寝ても食欲は戻らず、ベースブレッド半分とコーヒー、魚肉ソーセージで朝食。
バタバタ撤収して5時すぎに熊ノ平出発。
熊ノ平小屋から暫くは林間のトレイル。アップダウンもあまりなく、順調に歩けた。
塩見の前に百高山が3座、安倍荒倉岳、新蛇抜岳、北荒川岳…久々に百高が捗って嬉しい。
北荒川岳から、崩落地の縁を掠めて、テン場跡地を過ぎると肩の広場。
岩に腰掛けて斜面を見上げる。
北俣岳分岐まで200mほどUP…コレがキッかった。
分岐にたどり着いた後、ザックを這松の根元にデポして、ほぼ空荷で塩見アタック。
残り100mが空荷でもシンドいが、10時過ぎ、遂に塩見の山頂に立つ事が出来た。
感無量だが、狭い山頂は結構混雑…西峰に移動して、ミックスフルーツ食べながら景色眺めて暫く達成感に浸った。
何時間でも眺めて居られる景色だったが、この先まだまだ長いので下山開始。
北俣岳分岐に戻ってザック回収し、蝙蝠までピストンすると言う若者2人と蝙蝠尾根へ。
北俣岳までちょっと岩場、その先はユルい下り基調で順調に歩けたが、蝙蝠の登りにかかるともう苦しくてペースダウン。若者には先に行ってもらってタラタラ登る…二つ三つ偽ピークに嫌がらせされつつ、一年ぶりの蝙蝠岳ヘ到着。
これで南ア南部と赤線接続。
とは言っても、まだまだ先は長いので先へ。
徳右衛門岳の水場は、縦走路に標識あるので分かりやすいが、
かなりの急斜面を結構下る。
今夜の分も必要なので2L汲んだ。
また重くなったザックを肩に二軒小屋目指して下る。
樹林帯をひたすら下って、中電の施設まで来れば残り300m、
一応、ヘッデン出したが、暗くなる前に登山口に到着。
沢で顔と頭と足と諸々洗ってリフレッシュ・・・
後は今夜の宿を確保して早く寝たい。
食欲は相変わらず、アルファ米の鯛めし戻したが、二口でギブアップ。
もうあきらめて19時過ぎに就寝。
【DAY3】
2時ごろ目が覚めたのでそのまま準備開始。
とりあえずお湯沸かしてコーヒーとトマトパスタ。
エネルギー的には全然足りてないだろうが・・・まぁ食えないものは仕方ない。
3時スタートで転付峠へ600m程登る。
道はまぁまぁはっきりしているが、例によってペース上げるとオーバーヒート気味になるので休み休み登る。
明るくなった後、稜線の林道へ。
転付峠でザックおろして水場へ下る。
今日の分、補給しないと足りないはずだが、
ここの水場はちょっとアレと聞いているし・・・
2L汲んでフィルター通すが、フィルターってこんなに流れなかったっけ？
やたら時間かかって出発が遅れる。
転付峠から先は林道歩きなので、急登はなく割とスムーズ。
一か所ぼーっとしていて分岐見落としたりしたが、
まぁ許容範囲内。
途中激しく林道崩壊している場所があり、足元が不安定でかなり怖いもしたが、
それ以外は奈良田越まで概ねいい道だった。
地図の「広場」でザック降ろして座り込んで大休止。
煮沸も兼ねてお湯沸かして、何か飲み込めそうなものを試す。
あまり手持ちも無い中で、ミネストローネスープと小分けのツナをチャージ。
粉末のお茶飲んで最後の登りへ・・・
奈良田越は、実際の標柱とヤマレコの地図上の位置が合っていない・・・
まずは200mちょっと昇って白剝山へ。
そんなに急でもないのだが、自分自身がヘロヘロなのでなかなか標高が稼げない。
もう、CT比とかどうでもイイが、早く下山してコーラ飲みたい・・・
何とか白剥山山頂にたどり着くと、ザック放り出してへたり込んだ。
白剥山は甲州百だが、なぜこの山が選ばれたのか全く分からない。
とりあえずここに来るのが苦行以外何物でもない、と言う事は体で分かったw
山頂でしばらく現実逃避していたが、そのままだと遭難なので、
止む無くラスボス笹山に向かって歩き出す。
調子は一向に良くならず、100m程登ったところで再び休憩。
どうにも調子悪いので、胃薬とビタミン剤とメダリストチャージしたらちょっと回復。
胃薬とか昨日飲んどけばよかったわ
タラタラ歩いてしばらく休みを繰り返し、1時ちょっと前に笹山到着・・・
ほとんどCT通りだったが登れただけで上出来。
ザックからシート出して広げ、しばらく横になって休む＞もうボロボロww
後は本当に下るだけなので、最後の取って置きの黄桃チャージして下山開始
ダイレクト尾根の下りは初めてだが、3時間切って奈良田到着。
下界はクッソ暑いが、何とか生還できてよかった・・・
結局、妄想ルートはやっぱり妄想だった。
今の実力だと3泊必要だと思う。
二軒小屋から1泊で周回とかやらなくて本当に良かった・・・
しばらく山登らなくてイイや、とさえ思った3日間だったw
反省事項は山ほどあるが、8月の連休に向けて色々考えなおさないとな・・・
とりあえず、お疲れさまでした。
EK=77.28＋71.32＋71.34/2
＝184.27（3日間）
出発時のザック重量 13.5kg
スポドリ(ペット) 0.5L
水（冷凍ペット）0.5L
水（冷凍ボトル）1.0L
水（ボトル） 0.7L
水（PET) 0.3L
水は熊ノ平手前で1.0L 、熊ノ平で2.0L、蝙蝠尾根で2.0L、転付峠で2.0L 補給
コーラ（PET) 0.35L（農鳥小屋で購入）
ビール（缶) 0.35L（熊ノ平小屋で購入）
カップラ（農鳥小屋で購入）
おにぎり 2個
ベースブレッド 1袋
朝からバナナ 1個
朝からマンゴー 1個
アリナミンゼリー 1個
Life Stock Enegy 1本
メダリスト（グレープフルーツ） 1個
パイミン 1個
黄桃 1個
ミックスフルーツ 1個
どら焼き 1個
FD豆腐味噌汁 1袋
FDミネストローネ 1袋
スープデリ トマトパスタ 1袋
アルファ米 鯛めし 二口
他3食分消費せず
ベースブレッド 2袋消費せず
羊羹（小） 2個
飲料用アルコール 100�嫩�消費せず
〇食料は多少抜け漏れあり
色々種類持ってた方がよいと実感
今回のミッション
三峰岳登頂 ○
安部荒川岳登頂 ○
新蛇抜山登頂 ○
北荒川岳登頂 ○
塩見岳登頂 〇
白剥山登頂 〇
南ア南部への赤線接続 〇
日本3000m鋒 19(＋1)/21
日本百高山 61(＋4)/100
甲州百名山 94(＋2)/100
こっそり拍手
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…というか、お会いしていますよね？北俣岳分岐あたりでしょうか？いや〜、自分の足元を確認するのに精いっぱいで、どんな方とすれ違ったのか全く覚えていないのですが、分かっていればお声がけさせていただきたかったです。日は違えど熊ノ平小屋でのツェルト泊、もしかしたら同じ場所での設営だったかもしれませんね、運命感じちゃいます(笑)。
それにしても、蝙蝠から伝付峠を抜けての笹山から下山ですか…あまりにヘン〇イルートで思いもつかない計画ですが、ずっと晴天だったのは本当に奇跡ですね！
しかしこれだけの荷物を詰めても13.5kg…私はたぶん、1泊なのに20kg近く…。いろいろ、参考にさせていただきます(^^)。
こんばんは
ええ、北俣岳の分岐から少し塩見側、pumi3さんは振り返って塩見側の写真を撮られていたと思います。私がちょっと上の岩の所で止まっていて、写真を撮られたpumi3さんがこちらに気付いて「すいません」と仰りました・・・
当方はオレンジのマムのメットと黒いカーボンのダブルストック・・・
その時はペラペラのナップザック背負っていたはずです。
何処かのテン場でお会いできればかなり高確率でpumi3さんと分かりそうですが、
年、２〜3回しかテン泊しないからなぁ・・・
毎回そうなのですが、今回も余計なもの持ちすぎて死にました・・・反省ばかりです。
理想は20Lザックで10�埓擇辰謄謄麈颪任垢諭�
もう自分の脚力強化するのは限界と思い知りました・・・あとは小屋泊しかないのかも。
お疲れさまでした
念願の塩見岳、お疲れさまでした♪
ヘ◯タイすぎて、全く予想できないルートでした（さすが580さん✨）
テン泊しながら、連日EK70超えは妄想の度がすぎますよ〜😱
（私には想像さえできない😅）
でもやり遂げてしまったのですからお見事です✨✨
南アはご縁がないのか、私はなかなか実現せず…
レコ拝読するにとても大変そうなので、もう行かなくてもいいかなとさえ思い始めてきました（笑）
食べ物はその時々で食べられるものが違うので、何をどのくらい持つか悩みますよね😓
夏のフルーツ系はとっておきですね✨←しかし重い😭
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