三股から常念岳・蝶ヶ岳周回 ヤリホの絶景を堪能

2014年09月06日(土) [日帰り]

• GPS: 12:35
• 距離: 21.8km
• 登り: 2,349m
• 下り: 2,347m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:59
• 休憩: 1:37
• 合計: 12:36

3:03 スタート地点
3:13 3:14 三股登山口
6:38 7:01 前常念岳
8:02 8:35 常念岳
11:31 11:38 蝶槍
11:50 11:50 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
12:16 12:28 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:30 12:31 蝶ヶ岳
12:36 12:37 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:37 12:38 蝶ヶ岳
14:17 14:25 まめうち平
14:59 15:09 ゴジラの木
15:29 15:29 三股登山口
15:39 ゴール地点

天候

晴れのち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

カーナビで「ほりでーゆ〜四季の郷（0263-73-8500）」で検索するとよいです。
「ほりでーゆ〜四季の郷」から先、三股駐車場まで舗装された林道を進みます。道幅狭く、すれ違いが困難なところがあるため、注意して走行してください。
行きはすれ違うことがほとんど無いと思いますが、帰りは、迎えに来るタクシーがありますので、特に注意。

三股駐車場は舗装されており、40〜50台駐車可能。トイレもあります。

その他周辺情報

・コンビニ
　　豊科IC（2012年10月7日から安曇野IC）からむかう場合、豊科駅手前でコンビニに立ち寄ったほうがいいでしょう。

写真

9/6 3:05

久しぶりの夜間登山でいきなりこの看板。
クマさんに出会わないように祈るしかない

9/6 3:15

この看板を確認してスタート。まずは常念岳を目指します。
ところが三股から少し先の常念岳、蝶ヶ岳の分岐看板を見落として直進。蝶ヶ岳方面に進んでしまった。

9/6 3:40

10分ほど歩いて沢を渡る橋のところで気づき、迂回路経由で常念岳登山道に合流。写真は合流地点。
しょっぱなからミスを犯してしまいショックを引きづりながら暗闇の登山道をひたすら登る

9/6 5:24

尾根道に出たときにはすでに夜明け間近。
夜明け前に森林限界上まで行きたかったのだが、道間違いや疲れでペース上がらず、予定より遅くなってしまった。
ぬかるみを急ぎます。
油断するとズボッっとはまります

9/6 5:27

プチモルゲンロート。
森林限界上をめざし急ぎますが、、、

9/6 5:28

森林限界超えた所で見る予定だったご来光。
間に合わなかった。。。

9/6 5:52

この梯子を上がれば、森林限界を超えます。
2年前は丸木をつないだ梯子だったが、アルミ製に変わっていた

9/6 5:51

太陽がもうあんなに登ってしまった。
ん〜残念！！！

9/6 5:53

八ヶ岳、富士山、南アルプスが良く見えます。
久しぶりの青空！

9/6 5:56

穂高の先っちょが見えてきた。
ここからは絶景を楽しみながらゆっくり登ろう

9/6 5:59

今回歩く予定の稜線。
見るからにアップダウンがきつそう。

9/6 6:02

マークを辿りながら、前常念岳まで岩々の急登

9/6 6:09

高度を上げるにつれ、穂高連峰がどんどん顔を出してくる

9/6 6:21

こんな絶景を見ながらなので気が紛れますが、、、

9/6 6:27

結構厳しい登りです

9/6 6:32

さらに上に行くほど急になる

9/6 6:37

最高の青空！

9/6 6:39

葉っぱが色づき始めてます。
あっという間に秋の気配

9/6 6:47

前常念岳手間ではこんな岩の間を登っていく

9/6 6:50

前常念岳の石室に到着！

9/6 7:00

うっすら見える富士山や雲海を見ながら一休み。
うす雲がかかってますが、久しぶりの青空に感謝

9/6 7:03

前常念岳から常念岳へ続く岩の尾根歩き。
ここは絶景が素晴らしいお気に入りコースです

9/6 7:03

尾根の左は穂高連峰

9/6 7:04

右は大天井岳まで続く山並み

9/6 7:04

去年の秋に一ノ沢から大天井岳まで日帰りピストンしました。
あれもロング山行でシビれました

9/6 7:10

常念岳が姿を現しました

9/6 7:15

何度も立ち止まって写真を撮ってしまう。
ここの尾根歩き、サイコー！！

9/6 7:15

常念岳山頂から続く長〜い稜線。
あそこを下るんだ、と思うと気が引き締まる

9/6 7:20

岩尾根の右を巻いたり、左を巻いたり、、、

9/6 7:24

ペンキマークが薄いところもあるので、周囲の絶景だけでなく足元にも注意して進みます

9/6 7:29

だんだんと迫ってくる常念に感動の連続！
立ち止まって写真撮りまくり。
なかなか前に進めません

9/6 7:31

穂高の左には焼岳、乗鞍、そして御嶽山まではっきりと見えます。久しぶりに天気が味方してくれた！

9/6 7:37

2年前の山行で見つけたライチョウ岩！？にも再会。
今回も常念との2ショット撮影に成功！

9/6 7:47

コケモモ

9/6 7:49

ヤマハハコ

9/6 7:50

ミヤマアキノキリンソウ

9/6 7:54

槍の登場！

9/6 7:55

切れ落ちた斜面

9/6 7:55

槍ヶ岳と常念岳

9/6 7:56

コルに常念小屋の赤い屋根が見える

9/6 7:58

トウヤクリンドウ
2年前に咲いていた場所と同じところに咲いてました

9/6 7:59

槍ヶ岳と道標

9/6 7:59

いつ見てもいい眺めだ！

9/6 8:00

常念岳まであと一登り

9/6 8:06

澄んだ青空に癒される

9/6 8:09

常念岳に到着！
今回はヤリホバックの山頂社が撮れました。
ここまで約5時間。予定より30分近く遅くなってしまった。
やはり、しばらくダラけた生活を送ってしまったからか。
体は正直だ。。。

9/6 8:11

今日は表示盤が役立ちます

9/6 8:10

東側

9/6 8:12

北側

9/6 8:12

西側

9/6 8:14

南側

9/6 8:12

槍ヶ岳方面アップ

9/6 8:12

穂高連峰アップ

9/6 8:13

大天井岳方面アップ

9/6 8:14

雲がいい具合

9/6 8:25

10分ほどで雲の表情も変わります

9/6 8:26

夏空とヤリホ

9/6 8:15

蝶ヶ岳に続く稜線のアップ

9/6 8:28

2年前断念した常念岳・蝶ヶ岳周回コース。
今回、気力・天候・時間は十分。体力は、、、ちょっと不安なところもありましたが、まだまだ歩けそうなのでLet's Go！

9/6 8:30

長い稜線歩きの始まり

9/6 8:34

今回は、この景色と、、、

9/6 8:36

この青空が味方です！

9/6 8:56

ザレた急斜面は慎重に。
下りはあっという間です

9/6 8:57

この辺りは気持ちのいい稜線歩き

9/6 8:59

燕岳と同じ花崗岩かな？
どこかに奇石がありそう

9/6 9:05

ずっとこんな道だといいんだが、、、

9/6 9:23

常念岳からひたすら下りってようやく最初のコル。
目の前に立ちはだかる3つのピークが存在感を増してきた！

9/6 9:35

最初の登り返し。
これはまだまだ序の口

9/6 9:42

最初の登り返し途中から見た常念岳。
西側はなだらかな斜面

9/6 9:42

そして下って来た長い長い稜線

9/6 9:43

岩稜の向こうに見える穂高連峰

9/6 9:48

次のピークは樹林帯になります

9/6 9:50

ヤリホの眺めは一旦ここまで。
樹林帯に入ります

9/6 9:55

色づき始めた葉っぱもありました

9/6 10:02

樹林帯に入ると花が見られるようになりました。
この辺りは花畑が広がってます

9/6 10:03

ハッポウアザミ

9/6 10:07

ミヤマセンキュウと常念岳

9/6 10:07

オヤマリンドウ

9/6 10:08

ウメバチソウ

9/6 10:12

サラシナショウマ

9/6 10:13

ミヤマトリカブト

9/6 10:17

常念岳と前常念岳。
この辺りは風も無く日当たり良いので暑さにやられバテてしまった。
花を撮りながら休み休み歩くが、なかなか足が前に出ない

9/6 10:24

クモマニガナ

9/6 10:26

クロトウヒレン

9/6 10:33

ヘロヘロになりながらなんとか2593mピークに到着。

9/6 10:35

ここで蝶槍へのコルと登り返しを見て、愕然とする。
先はまだ長い。。。

9/6 10:39

シモツケソウ

9/6 10:42

花畑が広がっているが、暑さにやられてあまり楽しむ余裕なし

9/6 10:46

コルまで下ると、小さな池がありました

9/6 10:58

疲れた身体に蝶槍が立ちはだかる

9/6 11:00

この蝶の名は？？と思って調べたら、、、

9/6 11:01

アサギマダラでした

9/6 11:08

蝶槍への登りの樹林帯は心地よい風が吹き、元気が回復してきました

9/6 11:29

森林限界を超え、ひと踏ん張りで頂上

9/6 11:33

蝶槍から見た槍ヶ岳
蝶槍への登り返しはそれほどキツく感じなかった。
暑さが和らいだからかな

9/6 11:35

うす雲が広がってきましたが、まだ穂高の山々は良く見える

9/6 11:35

槍沢から槍ヶ岳。
いつかここを歩く時が来るのだろうか

9/6 11:38

蝶ヶ岳まではまだ結構ある。
でもこんな稜線歩きなら苦にならない

9/6 11:42

蝶槍と常念岳

9/6 11:44

これはオンタデの紅葉かな？

9/6 11:45

蝶ヶ岳までは広々とした二重稜線。
長い稜線歩きもあと少し、景色を楽しみながらのんびり歩き。
と書いてますが、実は結構足にきてます

9/6 11:48

秋の気配

9/6 12:00

少しの登りだけど、疲れた足には結構こたえる

9/6 12:07

でも、こんな景色の中を歩けるなんて最高の贅沢

9/6 12:13

イワツメクサと穂高

9/6 12:15

蝶ヶ岳ヒュッテに到着。
なんと、17年ぶりなのです！！

9/6 12:28

蝶ヶ岳ヒュッテからのヤリホ。
今度は泊まりで朝夕の景色を見たいなぁ

9/6 12:31

立派な山頂標だ

9/6 12:38

一休みして体力回復。長い山行もようやく終盤、下山します。
山頂近くは結構花が咲いてました

9/6 12:41

ハクサンフウロ

9/6 12:42

シナノオトギリ

9/6 12:52

ミヤマトリカブト

9/6 14:11

あとは、ひたすら下山。
途中、足場が悪い所も一部ありましたが、大部分は歩き易い登山道。しかし、疲労がたまり、こんな道でも辛かった

9/6 14:25

まめうち平に着くころには疲労困憊。
ベンチでしばらく休息

9/6 15:02

ヘトヘトなところでゴジラに遭遇！
ちょっぴり火を吐いてました

9/6 15:09

そして力水で力をもらい、、、

9/6 15:19

ようやく沢を渡る橋まで下りてきました

9/6 15:20

疲れていても沢の写真は外せない

9/6 15:21

行きはこの看板で道間違いに気づき、ここから迂回路経由で常念に向かいました

9/6 15:23

ヤマハッカ

9/6 15:30

三股に到着。
ここにはトイレと登山ポストがあります

撮影機器：

COOLPIX P340 ニコン

D700 ニコン

感想

hmnt

このルート、2年前に挑戦しましたが常念岳まで登ったところで体力、気力がなくなり断念しました。
今シーズン、リベンジを狙っていたものの天候や予定が合わず、ずっと延び延びに。久しぶりの週末好天予報と時間の都合もついたんで、2年ぶりの再トライアルです。

今回はばっちり天候に恵まれて、久しぶりに青空の北アルプス、絶景をたっぷり楽しみながら、無事歩き切ることができました。

ただ、ここ3週間ほど山歩きしてなかったんで、身体がすっかりなまっていました。いきなり12時間を超える山行はさすがにキツかった。最初の登りでペースがあがらなかったり、終盤、足の疲れでヘロヘロになったり。。。

これからの秋山はもうちょっとユルい山行にしよう、と思うのでした。

コメント

mamedaifuk

晴天おめでとうございます(^_^)v
良い天気でした*\(^o^)/*
やりましたね！！
初級者にはまだ未知の、常念・蝶ケ岳、くぅ〜行きたい。*/

hmnt

Re: 晴天おめでとうございます(^_^)v
今回は狙い通りの
8月後半のうっぷんを晴らすには十分でした。

上高地か三股から上がって蝶ヶ岳ヒュッテに一泊がオススメですよ。
蝶ヶ岳から眺める穂高は感動間違いなし！
私もいつか泊まって朝焼けの穂高を見たいって思いました。

takanepon

日帰りすごいですね
こんばんは
あの周回・・・日帰りですか・・・
しかもあの分岐まで行って戻ったんですね　早い
５月に行ったときは３分の２くらいは残雪があり三俣〜常念〜蝶ヶ岳まで１１時間もかかってしまいましたよ
ちょうどこの日の蝶ヶ岳でのテン泊は風もなく穏やかで眺めも最高でした
このルートは残雪期もいいかもです
お疲れ様でした

hmnt

Re: 日帰りすごいですね
蝶ヶ岳からの絶景 を前に日帰りですぐに下山してしまうのは
もったいない。本当は泊まりで行きたいんですけどね。。。

残雪期にテン泊装備背負ってあのコースを歩かれるtakaneponさんもスゴイです
いつかはテン泊してみたいとも思うのですが、なかなか実現しません