ジャンダルム〜奥穂高岳 日帰り


- GPS
- 09:33
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 2,061m
- 下り
- 2,060m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 上高地⇒新島々駅(バス)⇒松本駅(電車)⇒最寄り駅(特急あずさ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地〜岳沢小屋 木道やら整備された登山道で、ガレ場も無くハイキングコース。 ・岳沢小屋〜天狗のコル 途中までは急登ながらもお花畑の草地。お花畑以降は急登でガレ場。 座布団サイズのガレ場で浮石だらけ。落石が怖い。 エスケープルートとして使われる天狗沢だが比較的マークも多く 天気が良ければ全く不安は無い。天狗のコルまで見晴らしが効くため 多少ルートを外れても不安は無い。 ・天狗のコル〜ジャンダルム 一般ルート最上級と言われるだけあって、通常鎖があるような箇所も 鎖は無く四肢を駆使して登り、下りを繰り返す箇所ばかり。 マークも少なく晴れていてもルートをロストし易い。 多少ルートをロストしても自らルートを探し出して登り下り出来る経験が 無いと厳しい箇所が多い。 ガスや雨の日には通過したくないと思う箇所が多数あった。 ・ジャンダルム 西穂高側からの登りのルートのマークが途中から見当たらず 信州側のトラバースルートであるループ状の岩盤のの一段上のループ状の岩盤から誤って直登するはめに。 切り立った岩場でポリタンクサイズの岩が平気でグラつく場面も有り かなり危険な目にあった。奥穂高側の直登より危険な箇所から登ってしまった。 下りの時に確認したが、西穂側のルートは途中までが黄色ペンキでマーキングされていて、最後の黄色いマークのかなり上に赤色のリボンの様なものが岩に取り付けられていました。 要約すると西穂側の稜線からから真っ直ぐ上がれば良かっただけ。 ・ジャンダルム〜奥穂高岳 天狗のコルからジャンダルムまで同様のコース。何気にジャンダルムから ロバの耳までが危険箇所が多数あった。 馬の背は切り立っているがルートは一つしかなく、人一人ずつなので 怖くても岩をお尻に挟み込むような姿勢を取れば滑落はしないと思われる。 ・奥穂高岳〜紀美子平 信州側に切れた吊り尾根で気を抜くと滑落する可能性はあるが、鎖やマークも 多く、ジャンダルム周辺と比べると問題は無い。ヒュッテ大槍から槍ヶ岳山荘のルートに 近いような高度感のあるレベルのルートに感じた。 ・紀美子平〜岳沢小屋 梯子、鎖、滑りやすい岩など様々な要素を含んだ急登でした。 下りで利用すると思わぬ怪我が岳沢小屋までは起きる要素が多数ある ルートに感じた。 よく整備はされているが、下りに使うにはお勧めできない気が、、、。 |
その他周辺情報 | ドコモの携帯は常にハイスピード通信可能でした。 水場は上高地BTで無料。岳沢小屋で無料(チップ)。 トイレは岳沢小屋で非常に綺麗で快適。 |
写真
装備
備考 | ・持って行って良かった物 グローブ:素手では滑りやすい岩が多く、フィンガーレスのグローブだとしっかりと 岩をホールド出来なかった。 ハイドレーションタンク:ザックが重さに振られなくなりバランスが取りやすかった点と ザックを降ろすような休憩場所の少ないジャンダルム周辺で水分補給が楽だった。 ・邪魔になった物 ウエストポーチ:狭い箇所はザックの引っ掛かりを意識しながら通過する必要が有り フロント側にあるポーチも岩に引っかかり邪魔だった。また、岩に体全体でホールドしたい箇所などでも邪魔となったので、持参した場合は、ジャンダルム周辺ではザックにしまうことを勧めます。 |
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感想
当初の奥穂高山荘に一泊の予定が、直前に妻の予定が入り日帰りに変更。
genuine1975さんの記録を参考にジャンダルム日帰りに挑戦することに。
アルピコ交通さわやか信州号は3列シートで快適でしたが、運転手の運転が荒く
松本ICで降りてからの一般道は車酔い気味になりとても寝れませんでした。
また、途中サービスエリアは談合坂、諏訪湖のみでその他は絶対に寄らないとのこと。
途中八ヶ岳にも寄りますが、運転手の休憩のみでドアも開かず降りることも許されない。
寝てる人を考慮して特にアナウンスも無いので寝過ごすとえらい目に遭います。
飲食は控え目にしてトイレは事前に済ますことをお勧めします。
また乗り合いバスとのことでゴミの持ち帰りを言われるのでバスにお願いするつもりだった朝食のゴミを山でも持ち歩くはめに…
諏訪湖サービスエリアでごみ捨ては忘れずに!
日帰りに焦りがあったために、ハイドレーションタンク持参で休憩は少なめにして
食事も栄養ゼリーを多数持参して挑戦しましたが、結果的に天気にも助けられて
予定を上回る時間で縦走出来ました。
天狗沢ルートは北アルプスにしては静かな登山ができます。マークも多く天気が良ければ迷う可能性も無いと思われます。静か過ぎて落石の音がかなり聞こえてきますが、、、。
この日は岳沢からジャンダルムまで誰にも会いませんでした。
天気が良かったためにジャンダルムから奥穂高までかなりの良いペースで歩けましたが、天候が悪かったら絶対に行きたく無いルートであることは間違いありません。
下りの重太郎新道はかなり膝に負担がかかり、岳沢小屋からはがくっとペースが落ちましたが、予定より早いバスに乗れて松本駅に出ることが出来ました。
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