初秋の谷川岳馬蹄形縦走 意地で達成

2014年09月14日(日) [日帰り]

• GPS: 16:10
• 距離: 27.7km
• 登り: 2,846m
• 下り: 2,844m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:55
• 休憩: 1:15
• 合計: 16:10

2:33 白毛門登山口駐車場
2:39 2:39 東黒沢
4:27 4:40 松ノ木沢の頭
5:19 5:19 白毛門
6:05 6:13 笠ヶ岳
7:14 7:17 朝日岳
7:48 7:48 ジャンクションピーク
8:47 9:01 清水峠白崩避難小屋
9:02 9:02 清水峠
9:54 9:57 七ツ小屋山
11:04 11:05 蓬峠
11:49 11:55 武能岳
13:36 13:41 茂倉岳
13:59 13:59 一ノ倉岳
14:54 14:56 谷川岳（オキの耳）
15:08 15:09 谷川岳（トマノ耳）
15:14 15:20 谷川岳・肩の小屋
16:21 16:21 ラクダのコル
16:25 16:27 ラクダの背(ラクダのコブ)
18:12 18:14 西黒尾根登山口
18:21 18:30 土合口
18:43 白毛門登山口駐車場

天候

濃霧のち曇りたまに青空

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白毛門登山口駐車場は約50台。トイレは土合駅を利用。

コース状況／危険箇所等

崩落箇所が数ヶ所あったが、注意して通過すれば問題なし。
蛇紋岩は滑るので要注意。

写真

9/14 2:20

白毛門登山口駐車場から出発。

9/14 2:35

谷川連峰馬蹄形概念図。
14時間で歩く予定である。

9/14 2:35

真っ暗な中ヘッデンを点けて行ってきまーす。
ちなみにヘッデンを点けての山行は今回が初めてなのでちょっと不安。

9/14 2:48

木の根。

9/14 3:46

岩場。

9/14 4:26

クサリ場。

9/14 4:31

2時間ほどで松ノ木沢の頭に到着。

9/14 4:37

東の方が少し明るくなってきた。

9/14 4:59

真っ暗で撮影できなかったジジ岩ババ岩を15秒開放で撮影。

9/14 5:13

ガスの中、白毛門の山頂が見えた。

9/14 5:19

2時間46分で白毛門到着。

9/14 5:24

草紅葉。

9/14 5:27

振り返って白毛門。

9/14 5:30

笠ヶ岳も朝日岳もガスの中。
(´・ω・｀)ショボーン

9/14 5:34

雲海からの日の出。
思いがけずのスゴイ絶景でした。
スゲ━━━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━━━!!!!
谷川岳のモルゲンロートも見たかったのだが、真っ白で見えず。
またの機会に期待です。

9/14 6:00

ホソバコゴメグサ。

9/14 6:08

白毛門から約45分で笠ヶ岳山頂。
まだ真っ白。

9/14 6:15

かまぼこ型の避難小屋。

9/14 6:51

崩落している箇所。
慎重に通過しよう。

9/14 6:56

紅葉しているツツジ科の植物。

9/14 7:03

ウメバチソウ。

9/14 7:05

ホソバヒナウスユキソウの葉っぱだけ？

9/14 7:14

4時間40分で朝日岳に到着。
ガスが切れると青空が見えるので、天気自体はいいんだよね。
標準コースタイムより1時間ほど早いが、後半ダレるのは間違いないのでやや不安。

9/14 7:16

山頂にあった石祠。

9/14 7:18

急に現れる木道。

9/14 7:19

高層湿原。
晴れている時に来たかったなぁ。

9/14 7:21

この分岐を宝川温泉方面へ行って水場のチェック。

9/14 7:22

徒歩1-2分で到着。
美味しかった。
ハイドレーションに入れようかと思ったけど、まだ充分な残量があるのでココはパス。

9/14 7:35

ウホ。晴れて来た。
ヾ(*≧∀≦)ノ゛

9/14 7:48

ジャンクションピーク。
『巻機山 難路 道ナシ』
と書いてあった。

9/14 8:00

ジャンクションピークからの長ぁい下りの途中でガスの切れ目から見えた外界。
天気は回復傾向にあるのかな。

9/14 8:09

この下りはどこまで続くんだ。

9/14 8:30

長い下りが終わったところにあった池。
谷川岳が少し見えてきた。

9/14 8:40

送電鉄塔。
お決まりの真下から。

9/14 8:41

オヤマリンドウ。

9/14 8:41

ホソバコゴメグサ。

9/14 8:43

清水峠が見えた。
三角形の目立つのは東電の監視小屋で手前の四角いのが白崩避難小屋。

9/14 8:43

アカモノ。

9/14 8:45

まだ咲いてるんだねぇ

9/14 8:46

ウメバチソウの奥に谷川岳。
大分見えてきたけど山頂付近は依然ガスの中。

9/14 8:47

ヤマハハコ。

9/14 8:47

ウメバチソウ。

9/14 8:49

白崩避難小屋。
何か変わった形だねぇ。

9/14 8:50

中は2段ベットのようになっていた。

9/14 8:55

小屋の裏にあった神社。

9/14 8:50

谷川岳に掛かったガスは中々しぶといんだよね。

9/14 9:03

東電の監視小屋。
さてさて、下りきったあとは・・・登りです^_^;

9/14 9:19

タテヤマウツボグサ。

9/14 9:25

9/14 9:29

下界は晴れてるんだよね。

9/14 9:31

崩落現場。
慎重に。

9/14 9:35

笹原を歩いて七ッ小屋山へ。

9/14 9:41

ハクサンフウロ。

9/14 9:41

9/14 9:48

ツルリンドウ。

9/14 9:54

七ツ小屋山は真っ白。

9/14 10:00

ガスが薄くなって朝日岳がもうちょっとで見えそう。

9/14 10:02

ガスが消えて周りが見渡せるようになったので360度のパノラマ撮影。
朝日岳と谷川岳の間には赤城山が見える。

9/14 10:05

イワショウブ。

9/14 10:06

ヤマハハコ。

9/14 10:12

刈り払われていて歩きやすい登山道。

9/14 10:14

シシゴヤノ頭から西の尾根。
歩いてみたいなぁ、と思って調べてみたが、廃道化していて通行は困難らしい。

9/14 10:15

これから歩く尾根。
茂倉岳は依然ガスの中。

9/14 10:21

谷川岳を覆うガス。
上空は真っ青。

9/14 10:23

上越のマッターホルン、大源太山。
尖ってんなぁ。今度登ろう。

9/14 10:26

謙信ゆかりの道への分岐。

9/14 10:30

タテヤマウツボグサ。

9/14 10:32

歩いてきた道。

9/14 10:32

これから歩く道。
んー、たまらんねぇ。

9/14 10:35

蓬ヒュッテが見えた。

9/14 10:50

ミヤマクルマバナ。

9/14 10:52

オニシオガマ。

9/14 10:56

ここでハイドレーションに給水しようと蓬新道を8分程下ったが見つからずで引き返した。
あとで調べたらもうちょっとで有ったらしい。
クー o(≧〜≦)o
時間と体力を無駄にしてしまった。

9/14 11:04

ヒュッテの傍にあった池。

9/14 11:06

蓬峠。
ココを左に行けば3時間30分程で登山口まで戻れる。

9/14 11:13

オオセンチコガネ。
キレイな色をしていますがフンコロガシの仲間です。

9/14 11:17

武能岳への登り。

9/14 11:22

ヤマトリカブト。

9/14 11:25

朝日岳の全景まであとちょっとだねぇ。

9/14 11:31

武能岳のキツイ登りの最中に振り返れば歩いて来た道。
よく歩いたねぇ。まだ終わってないけど。

9/14 11:47

武能岳に到着。
もう足に余裕が無くなってきた。

9/14 11:48

山頂からの360度のパノラマ。

9/14 11:49

白毛門の奥には日光白根山、その右は武尊山。

9/14 11:49

赤城山。

9/14 12:02

足がへばって来た所へ試練がやってきた。
武能岳からの下りと茂倉岳への登りである。
降りる時に膝裏が痛みだしてしまいこの先が思いやられる。

9/14 12:27

降りきってから振り返って武能岳。

9/14 13:02

これから登る茂倉岳。
パノラマ合成がちょっと変。

9/14 13:35

13時35分、茂倉岳へ到着。
ちなみに本日の最高峰(1,977.9m)です。
ココに来るまでは「もうロープウェーで帰ろ」と思っていたのだが、ココで会った方の一言で西黒で下山する事を決意した。

9/14 13:49

一ノ倉岳への尾根の草紅葉。

9/14 13:53

一ノ倉岳のガスが切れた。

9/14 14:00

14時丁度で一ノ倉岳に到着。
もう足を使い切っちゃった感じなので、標準コースタイムで歩くのが精一杯である。
(´Д⊂ヽ

9/14 14:00

かまぼこ型の避難小屋。

9/14 14:02

下を覗いてみた。
おっかないねぇ。

9/14 14:24

色づき始めているね。

9/14 14:32

青空なら綺麗なのにねぇ。

9/14 14:37

9/14 14:46

険しい岩場。

9/14 14:50

富士浅間神社 奥の院。

9/14 14:56

オキの耳到着。
貸し切りでした。

9/14 15:09

トマの耳の新しくなった標柱。
コッチも貸し切り。
結構な数の登山者がココで帰っちゃうみたいね。

9/14 15:12

ガスの中に肩の小屋が見えた。

9/14 15:13

味のある道標。

9/14 15:15

肩の小屋。
ココに泊まって夕日や星空や朝日を見るのもいいかもね。

9/14 15:15

肩の小屋のベンチで休憩していたら、ガスが切れてトマの耳が見えた。
でも、またスグに真っ白になってしまった。
早く下山しないと日が暮れてしまうので下山。

9/14 15:38

西黒尾根のザンゲ岩。

9/14 15:38

ザンゲ岩付近からの眺望。
燧ヶ岳、至仏山、日光白根山、武尊山、皇海山、赤城山、子持山。

9/14 15:44

氷河の爪痕から見下ろした西黒尾根。
先は長いなぁ。
足は痛いし蛇紋岩は滑りやすいし・・・。
(ノД`)シクシク

9/14 15:58

朝日岳。
今日はほぼ一日中ガスってたね。

9/14 16:04

ラクダの背。

9/14 16:12

クサリ場。
足が痛いので心配だったが、使う部位が違うらしく問題なく通過。

9/14 16:21

ガレ沢の頭。

9/14 16:26

ラクダの背から見た谷川岳。

9/14 16:32

クサリ場の連続。

9/14 16:34

9/14 16:35

9/14 16:36

オヤマリンドウ。

9/14 16:38

9/14 16:45

9/14 17:39

もう、足が痛くて痛くて・・・。
この木で休ませてもらいました。

9/14 17:56

鉄塔のお決まりアングル。

9/14 18:05

湧水。
ここまで来れば登山口は近い。

9/14 18:12

そして、ほぼ標準コースタイム通りで下山。
辺りはもう真っ暗。
後は登山口まで車道を歩く。

9/14 18:44

そして感動のゴール。
ヽ(*´∀｀)ノオメデト─ッ♪
そしてお疲れ様。
14時間で歩く予定だったが、結局16時間10分かかってしまった。
自分の鈍足を再認識させられました。

9/14 19:12

下山後は温泉へGo!
今日の温泉は『湯テルメ・谷川』。
550円なり。
3連休中日だけあってすごい混雑。
お湯も汚れちゃっていてイマイチでした。
さらに休憩所を19時で閉めちゃうので、ホールは連れ待の人でかなりの混雑。
なんだかなぁ〜。
営業時間まで使用させなさいよ。
(ヽ´ω`)ハァ…

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

装備

個人装備

ヘッドランプ 予備電池 1/25000地形図 コンパス 笛 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 雨具 防寒着 ストック 時計 非常食 デジカメ 双眼鏡 十徳ナイフ GPS ガイド地図

感想

takafit3

なんとなく勢いで馬蹄形縦走をしてみたが、想像以上に大変だった。
後半は足の痛みとの戦いで、西黒尾根は本当に辛かった。
。゜(゜´Д｀゜)゜。
そして、自分の鈍足さを改めて思い知らされました。
皆さんスゴすぎ。
このコースを1日でやることはもう無いだろうと（足の痛みに耐えている今は）思います。

茂倉岳で会った方の「ロープウェーで降りちゃったら縦走未達成でもう一回やらなくちゃいけなくなりますよ」の一言で西黒の下山を決意。
まぁ、実際のところ達成出来なくても何の問題もない。
だってただの自己満足なのだから・・・。
でも、鈍足の俺でも意地がある。
今日の馬蹄形縦走の最下位なのは確定だが最後まで歩きたい。
ホント、あの言葉が折れかかった心に力を与えてくれました。
ありがとうございましたm(_ _)m

天気予報ではマズマズの感じだったのだが、標高の高いところは軒並みガスってて、早朝の白毛門や朝日岳は霧雨。
その後清水峠から茂倉岳の登りまではマズマズ。
しかし、その後はガスの中。
結局1,900m以上の部分は1日中ガスが発生していた感じだったなぁ。
山の天気は予測がムズカシイなぁ。

しかし、武能岳付近からの景色は絶景でした。
自分が歩いてきた道と、これから歩いて行く道が何ともたまりませんでした。
こうゆうのが見たいから山に登るんだよねぇ。
もっと、いろんな絶景が見たーい。

温泉後、高速のパーキングで晩御飯を食べて帰る予定だったのだが、沼田ー赤城間が通行止めとの情報が飛び込んできた。
「んじゃ17号で帰ってどっかのラーメン屋で晩御飯」と思って17号に出てみたら大渋滞。
なんだか、全く動いてない感じ。
( ´Д｀)=3 フゥ
仕方なく断念して根利を通っての帰路。
高速が封鎖されちゃうとスゴイことになっちゃうんだねぇ。