記録ID: 510690
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沢登り
剱・立山
赤木沢/黒部川水系/北アルプス
2014年09月13日(土) 〜
2014年09月15日(月)
kawamasa
その他3人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 2,059m
- 下り
- 2,051m
コースタイム
2日目
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 12:50
3日目
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:40
天候 | 13日:曇り 14日:午前中は快晴、昼過ぎから雲り、夕方から晴れ、15日:高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
撮影機器:
感想
いい沢でした。
今年は天候不順で、この沢に入れる週末が少なかったようで、この3連休の中日の14日は、薬師沢小屋宿泊者だけでも70人強が赤木沢に入ったとのこと。太郎平の幕営地にも赤木沢と思われるパーティーが私たちを含め多数幕営しており、14日だけでも100人を越える人数が赤木沢に入った模様。ただ、赤木沢はロープを出す必要がある箇所も大滝の巻き(左岸に左右2箇所のルートあり)に限られるため、渋滞もほとんど無く遡行が出来た。
<この沢の遡行リスクについて>
赤木沢だけを捉えれば、スケールが大きいにもかかわらず、難しいところもなく、初心者向きと言える。ただし、アプローチの長さに加え、薬師沢小屋から赤木沢までの黒部川の遡行は、へつりや腰まで浸かっての渡渉等も何箇所かあり、ちょっとした増水時には、かなり困難、もしくは遡行不能となると思われる(私たちが入った今回は平水であろう)。
また、赤木沢は地形図(流域面積の広さ、岩稜帯で保水力の乏しい地質、比較的直線的な沢の形状)から想像すると、雨水はすぐに赤木沢に流れ込み、ゲリラ豪雨等があった場合には瞬時にかなりの増水に見舞われると思われる。逃げ込みやすい尾根がある箇所もそれほど多くない。
平穏なときは全く問題ない癒し系の沢だが、天候を見極めることがきわめて重要な沢と感じた。人気が高い沢だが、安易な入渓は戒めるべきと思う。
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