妙高山&火打山(笹ヶ峰を起点に2座)黒沢池ヒュッテ泊
- GPS
- 17:11
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,190m
- 下り
- 2,174m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:44
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 10:20
黒沢池ヒュッテから30分ほど登って、そこから一気に下り(!)
池への分岐から山頂までは地図上の距離にしてたった1km、
しかしそこはマップタイム1時間30分の急登、ひたすら登るのみ・・・
「頑張って!」下山して行く方がもれなく応援してくれます(笑)
登ったあとの達成感、ハンパなし!!!
火打山は(妙高に比べれば)とても穏やか
景色も良く気持ちのいい稜線ルート
黒沢池ヒュッテ
http://yamadon.net/yama1000.php?f=2191&s=407&prm_hig=TY9988PAGE154166
(↑宿泊代など、情報やや古いかな?)
素泊まり6,000円、テント1人1,000円
サッポロ黒ラベル500ml700円、350ml500円
ペットボトルのお水400円
食事付き料金、他の飲料・ツマミなどの金額は未確認
トイレが洋式・水洗・なんと紙も流せる!綺麗!
小屋宿泊者以外、使用料200円
(2014年9月現在)
小屋オリジナル妙高山・火打山バッヂが素敵(記録に写真載せてます♪)
天候 | 14日 晴れ時々曇り 15日 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ナビによると、都内から約4時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポスト 登山届け・下山届け 7時半到着時点で登山口に近い駐車場は満車、 少し先の第二駐車場(笹ヶ峰キャンプ場の駐車場)も8割埋まっていて、 奥の方にようやく場所を見つけて駐車 駐車場にトイレあり インター付近のセブンイレブンが高速から降りて唯一の拠り所 (他に、妙高高原駅前にもセブンイレブンがありました) あさ7時頃到着時、おにぎり類はほぼ売り切れていました・・・ |
その他周辺情報 | 下山後の温泉・食事は ランドマーク妙高高原 温泉かふぇ http://www.ikenotaira.net/onsencafe/ 妙高高原インターから車で5分くらい 仮眠も出来る無料休憩所があるとのことで、ここにしました。 ご飯も施設内の居酒屋(?)で。美味しかったです! 他、候補はここもありました http://kohukan.com/ 日帰り入浴に関する情報はhttp://homepage2.nifty.com/kofukan/ 燕温泉に素敵な露天風呂があるみたいですが・・・なんと混浴とな!? とても入る勇気はありません。。。 |
写真
感想
やっとお天気が良さそうな週末。
8月に行きたいと計画して頓挫していた、妙高山&火打山計画が俄に再浮上。
都内からちょっと遠いので、笹ヶ峰キャンプ場に前泊も考えましたが、
色々準備が面倒になるので、結局朝早く都内を出発する強行コースに。
完全予約制の高谷池ヒュッテが、そんな直前に空いているわけもなく、
黒沢池ヒュッテを素泊まりで2名予約。
テントは予約不要でした。
あさ3時出発・・・。
夜中2時起きのプレッシャーで、結局一睡も出来ず、車でも眠れず
完璧に睡眠不足の身に、テン泊装備が堪えました。
小屋が見える手前の湿原を歩いてる時、つい出てしまった心の声
「わたし、もう山登りやめるわ・・・」
「えっなんで!?」
「山登りってきつくて疲れる」
「アンタなにを今さらっ(爆)」
だって〜本当にそう思ったんだもん。
ヒュッテに着いて荷物を降ろし、やっと一息。
小屋の主人が不在のタイミングだったらしく、アルバイトの方が
「チェックインとテントの受付は後で良いから先にテントを張っても良いよ」
小屋から一番近い、フラットな場所に急いで設置していたらさらにアドバイスを頂く。
「妙高に行くなら急いだ方が良い、往復4時間はかかるし、けっこう急だよ!」
ひぇ〜ちょっとのんびりしすぎた!
天気も曇りで、陽が落ちたら大変。
ヘッドライトを忘れずに持ち、お昼ご飯をパスして妙高山へ。
山頂ランチも無理そうなので、行動食で凌ぎます。
大倉乗越まではなかなか良いペースだったのですが、
そこで妙高山のお姿を一目見て、驚愕!!!
ここから一旦けっこう下って、一気にあの切り立った山頂を目指す!?
すでに疲れている&睡眠不足の体に耐えられるのでしょうか・・・。
上り下りの感想は、一言「ツラかった!!!」
これ以上出て来ない〜〜〜
時々晴れ間は見えたものの、ほぼガスガスで、
遠景が全く望めなかったのが残念です。
なんとか小屋に戻った時には2日目が心配になるほど、足もガタガタ。
小屋の前のテーブルを運良く確保でき、ビールを片手に自炊をしていたら、
隣のテーブルのおじさまたちにジンギスカンをご馳走になったり、
妙高山で何度も抜きつ抜かれつしたグループの方ともおかずやおつまみを交換。
素敵な外国人夫妻とも拙い英語でお話したり、楽しい宴になりました。
日が落ちると急に冷え込んで、ガタガタ震えながら撤収。
そのあとは、19時頃までテントでちょっと飲み直しました。
外に出たら、頭上は満天の星がキラキラ。
天の川も綺麗に見えて、ちょっと感動的でした。
今日は疲れてるし、たっぷり寝れそう!テントも快適、寒くもない。
なのに・・・なんとまさかの不眠2日目。
小屋でもテントでも、最近は自宅ですら不眠気味です(涙)
次の朝は5時スタートを目指して、いったん4時くらいに外に出たのですが
空には雲がかかっていて、少し様子を見ることに。
そのあと準備に手間取り、すっかり明るくなってしまった6時手前くらいに
ようやく出発しました。
がーん、その頃には空がだんだん曇って来た・・・。
朝テントの撤収を済ませ、荷物を全部持って高谷池ヒュッテに大きい荷物をデポ、
そこからアタックザックで火打へ往復することも考えましたが、
なるべく元気な状態のまま登りたかったので、こちらまで戻る計画にしました。
(あとで後悔しました・・・)
高谷池ヒュッテから火打への往復は、綺麗な景色、おだやかな稜線、
山頂からの大パノラマと、昨日とは全く印象の違う山行でした。
時間的にも余裕があったので、のんびりした山歩きを楽しめました。
北アルプス、高妻山や雨飾山、越後の山々、上越の街と日本海、佐渡島、
はるか遠くに富士山、八ヶ岳、南アルプス、群馬あたりの山もくっきり。
天気は薄曇りでしたが、ガスがかかっていなくて遠方まで見渡せました。
なかなか来られない山域なので、隅々まで堪能。
黒谷池ヒュッテ←→高谷池ヒュッテは、細かいアップダウンの連続で、
行きは元気なので景色や植物を楽しむ余裕もありましたが、
帰りには「こんなに距離あったっけ〜!?」と思うくらい、長く感じました。
(案の定、マップタイムをオーバーしてました)
「もう山登りやめようかな・・・(再)」
心の声、再び。
そしてそこからの下山もキツかった。
ペースも落ち、足が痛いよ〜と言いながらアップダウンを繰り返し、
富士見平まではちょっとマップタイムをオーバー。
黒沢で手が切れるくらい冷たい沢の水を汲み(美味!)
健脚な方にもそうではない方にもどんどん抜き去られつつ、ようやくゴール。
アスファルトを踏んだとたん「痛ててててっ!」
第2駐車場までヨロヨロ歩き、車に着いたとたん真っ先に靴を脱ぎました。
こんなんじゃ、テン泊縦走なんて今のわたしにはとても無理だ!!!
と、思い知った山行でした(笑)
2人のペースについて行けず、後半はかなり遅れ気味。膝も激しく痛み出す始末。
鍛えなきゃ。
体重減らさなきゃ。
ぶよぶよの腹肉をどうにかしなきゃ。
しかしテントは諦めたくない〜
次の修行の場はどこにするかな!?
‥‥‥‥‥‥‥
メモ。
気が向いて数えてみたところ、これで百名山は28座目でした。
うーん、全然まだまだやね〜
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