焼岳・西穂高岳、テント泊縦走


- GPS
- 56:00
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,030m
- 下り
- 2,033m
コースタイム
上高地BT ⇒ 小梨平キャンプ場(ここで幕営・夕食)
9月14日(日)
1:30起床・朝食 ⇒ 3:00小梨平キャンプ場(出発) ⇒ 3:40田代橋 ⇒ 6:30焼岳小屋(サブザックで焼岳ピストン) ⇒ 7:45焼岳北峰(休憩20分間) ⇒ 9:00焼岳小屋(休憩50分間) ⇒ 13:00西穂山荘(ここで幕営・夕食)
9月15日(月)
3:30起床・朝食 ⇒ 4:50西穂山荘(出発) ⇒ 5:50西穂独標 ⇒ 6:50西穂高岳(休憩15分) ⇒ 8:10西穂独標 ⇒ 8:45西穂山荘(休憩25分) ⇒ 10:45田代橋
天候 | 【8月13日】曇り 【8月14日】晴れのち曇り 【8月15日】晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・JR東海道山陽新幹線のぞみ214号東京行 8:16京都駅発 ⇒ 8:52名古屋駅着 ・JR特急しなの5号長野行 9:00名古屋駅発 ⇒ 11:04松本駅着 ・松本電気鉄道 11:28松本発 ⇒ 11:58新島々着 ・アルピコ交通バス 12:10新島々BT発 ⇒ 13:15上高地BT着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【焼岳】 田代橋から焼岳小屋に向かうルートを使用しました。 途中に二段連結のハシゴがあり、それなりの高さがありますが、 危険というほどではありませんでした。 いつも通り、路肩に落ちないようにだけ注意しました。 【西穂高岳】 西穂山荘〜西穂独標までは、特に危険箇所はありませんでした。 西穂独標〜西穂高岳からは、一気に難易度が増す印象を受けました。 滑落による死者・重傷者も多く、気の抜けない岩稜が続きます。 |
その他周辺情報 | 【登山後の温泉】 上高地に立ち寄り入浴可能な温泉が多数あります。 帰りのバスまでの待ち時間を利用して汗を流せます。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
サブザック
登山靴
雨具(上)
雨具(下)
中間着(上)
肌着(上)
肌着(下)
防寒着(上)
長ズボン
靴下
帽子
シュラフ
スリーピングマット
食器類
非常食・行動食
デオドランド類
日焼け止め
トイレットペーパー
ゴミ袋
クラックグローブ
ヘッドランプ
電池ヘッドランプ用
トレッキングポール
ナイフ・マルチツール
オーバーサングラス
地図
ザックカバー
財布
鍵
携帯電話
バッテリー携帯電話用
USBケーブル
飲料
嗜好品
常備薬
はみがき
|
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共同装備 |
テント
グランドシート
フライ
細引きテント用
ポールテント用
LEDランタン
ストーブ
燃料
コッヘル
ライター
エマージェンシーシート
冷却シート
消毒薬
ゲンタシン軟膏
虫刺され薬
ガーゼ
三角巾
テーピング
ガムテープ
針金
タコ糸
コンパス
高度計
毛抜き
医療用はさみ
|
感想
夏山シーズン最後の連休を利用して行ってきました。
天気予報どおり、全行程で天候に恵まれました。
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これまでは、テン場にテントを張りっぱなしのベースキャンプ方式。
一方で今回の山行は、テントと食料を背負っての縦走です。
最後まで歩け通せるのか不安でしたが、可能な限り装備を減らして、
軽量化をしたためか、コースタイムと同じくらいのペースで歩けました。
思い返せば、前回山行の剱岳では、欲張って大量の食料を持ちすぎるという、
アホな行いをしていたのでした。
段階を踏むことは、こういうところでも重要なのかもしれません。
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一日目は、京都から上高地入りすればいいだけ。
幕営地の小梨平キャンプ場は、スペースが広いし、水場・炊事場・
ごみステーション・風呂・売店・レストラン(山価格ではない)と
なんでもそろっていました。
問題は二日目。目的地の西穂山荘は混雑時、テントが張れなくなるらしいとの
ネット情報があったので、出来るだけ早く、深夜には出発。
昼の13時ちょうどくらいに西穂山荘に到着しましたが、それでも
残りスペースわずかという状況で、すべりこみセーフでした。
なんでも、小屋も激混みで、この日は一枚の布団に二人押し込められたとの事。
その前日は、一枚の布団に三人だったということです・・・
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☆焼岳
北アルプス唯一の活火山との事。
そもそも、北アルプスに活火山があることを知らなかったです。
山頂付近では、登山道のあちらこちらから蒸気が噴出していて、
生きている山なんだということを実感しました。
久々の好天続き、三連休とあって、山頂は結構な賑わいでした。
北には穂高〜槍連峰、北西には笠が岳と奥飛騨温泉郷、
北東には霞沢岳と上高地、南には乗鞍と、大展望が広がっていました。
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☆西穂独標〜西穂高岳
独標まではなんでもない山歩き。
ですが、その先の西穂高岳までは様相が一変し、気の抜けない岩稜が続きます。
つい8月の終わりにも、滑落死者を出したという危険地帯です。
ピラミッドピークにさしかかろうとする前、後からなめるようにヘリが接近。
何事かと思ってみてみると、何と救助が開始されました。
前日の日没後に出た、滑落者の収容があったようです。
前回の剱岳のときもそうでしたが、
今の私の登りは、力任せに行くというスタイル。
もっと安全に通過する技術を身につけなければ・・・
クライミングとかロープワークとか覚えたい。
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下山した後に知ったのですが、午後になってからも滑落者が出たという事です。
この方は、独標を過ぎた辺りで約300メートルほど滑落し、
亡くなってしまわれたとの事です。
ニュースにもなりました。
ご冥福をお祈りします。
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