今年ラストの北アは睡眠時間30分で槍ヶ岳日帰り(笑)

2014年09月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 26.2km
• 登り: 2,147m
• 下り: 2,129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:55
• 休憩: 1:50
• 合計: 13:45

3:15 中崎山荘 奥飛騨の湯
3:20 3:20 新穂高温泉駅
3:40 3:40 小鍋谷ゲート
4:10 4:10 穂高平小屋
4:50 4:50 白出小屋
6:00 6:00 滝谷避難小屋
6:05 6:05 藤木レリーフ
6:55 7:10 槍平小屋
8:55 9:10 飛騨沢千丈乗越分岐
10:20 10:25 飛騨乗越
10:40 10:50 槍ヶ岳山荘
11:20 11:45 槍ヶ岳
12:05 12:35 槍ヶ岳山荘
12:40 12:40 飛騨乗越
13:15 13:15 飛騨沢千丈乗越分岐
14:05 14:15 槍平小屋
14:40 14:40 藤木レリーフ
14:45 14:45 滝谷避難小屋
15:35 15:35 白出小屋
16:10 16:10 穂高平小屋
16:35 16:35 小鍋谷ゲート
16:50 16:50 新穂高温泉駅
16:55 16:55 新穂高バスターミナル
17:00 ゴール地点

天候

朝方は薄曇りでしたがだんだん快晴に

アクセス

利用交通機関：

自家用車

下山後に歩く気力がなさそうだったので有料駐車場に駐車しました

コース状況／危険箇所等

槍の穂先以外は危険個所なし
最終水場ー飛騨乗越間は見た目かなりきつく見えますが実際はキツい段差もなく、つづら折りなのでゆっくり登ればそこまできつくありません
飛騨沢ルートの本当の試練は下山時の白出沢出合ー新穂高間の林道です

その他周辺情報

下山後はひらゆの森でさっぱりしました。

写真

9/20 3:15

ここで登山届を提出

9/20 4:46

白出沢出合。ここに来るまで奥穂か槍で迷ってました

9/20 4:51

出合を過ぎてすぐの橋。なにげに怖い

9/20 5:58

滝谷避難小屋

9/20 5:59

滝谷出合。増水したらきついやろな〜

9/20 6:04

あのぴょこんと出てるのはジャンダルム？

9/20 6:31

途中、こんな木の階段もあります

9/20 6:35

南沢を過ぎるともうちょいで槍平

9/20 6:48

木道が出てきたら槍平

9/20 6:53

かわいらしいくまさんがお出迎え

9/20 7:57

ここを過ぎると水場なしなので補給しときましょう

9/20 8:16

ところどころ紅葉がはじまってた

9/20 8:19

奥に見えるのは乗鞍かな？

9/20 8:42

槍ヶ岳山荘方面。最終水場を越えると急坂になってきます

9/20 8:59

千丈分岐にある救急箱

9/20 8:59

千丈分岐で2550mぐらい。飛騨乗越まであと500m弱

9/20 9:40

ガレてますがそんなに歩きにくいこともない

9/20 9:41

槍ヶ岳山荘がちらっと見える

9/20 9:41

飛騨乗越までなかなか遠い…

9/20 9:49

双六方面。富山方面は快晴っぽい

9/20 10:17

飛騨乗越の分岐の看板が見えた！

9/20 10:17

笠ヶ岳方面。笠新道はさすがに登る気になれない

9/20 10:22

飛騨乗越でやっと槍の穂先が見える

9/20 10:22

常念方面。下に殺生ヒュッテが見える

9/20 10:23

大喰岳。あっち方面へは行くことはないな（実力的に）

9/20 10:23

ここが日本で一番高いとこにある峠です

9/20 10:35

あとちょっとで山荘

9/20 10:35

槍ヶ岳山荘と穂先のツーショット

9/20 10:48

あと200m

9/20 11:14

なかなかの角度。さいごの梯子はほぼ垂直でした

9/20 11:22

やっと到着

9/20 11:25

ここまで来れるとは思ってませんでした。

9/20 11:26

笠ヶ岳と山荘

9/20 11:26

奥穂方面。うん、僕には無理やわ

9/20 11:44

下りもなかなか怖い

9/20 12:08

穂先とラーメン（ピントがあってないのは個性です）

いつかはここで泊って夜空でも見たいな〜

槍ともそろそろお別れです

9/20 14:13

下山時、槍平小屋にあった鐘をパチリ（鐘も含めて撮ったつもりでしたが撮れてないのはやっぱり疲れてたからかな〜）

9/20 15:38

わかりやすい地図です

9/20 15:38

いいこと書いてますな〜

9/20 8:17

9/20 8:49

9/20 9:10

9/20 10:26

撮影機器：

Xperia A2 SO-04F SONY

感想

はっぽう

もともとこの週末は天気が悪い予報やったので行く気はなかったのですが、週末が近付くにつれてだんだん良くなってきてしまい、天気がいいなら行くしかないので行っちゃいました。
金曜日、会社から帰ってきてすぐに出る準備をし、一路新穂高へ。
途中時間調整でひるがの高原SAで仮眠をしようとしたけど全然眠れず。仕方ないのでそのまま出発。新穂高に着いてもう一回仮眠しようとトライ。30分だけ眠れたのでまぁ良しとしよう。
服を着替え、登山届を出して3：15出発。暗い中、右俣林道をてくてく歩きます。白出沢出合まで奥穂か槍か迷ってましたが、こんな寝不足で奥穂方面に行ったら、岩切道で落っこちちゃいそうなので最終的に槍ヶ岳に決定。橋を渡ってひたすら槍に向かって歩いていきます。
滝谷手前で明るくなり始め、ヘッデンを片づけ、とりあえず槍平目指してなだらかな登山道を歩きます。
槍平小屋に着いて一休憩。槍から下りてきたという青年2人組と嫁さんに作ってもらったおにぎり食べながら話してましたが、このお2人さん、昨日間違って左俣を登ってしまったらしくびっくりしました。
めっちゃしんどかったらしい……そりゃそうやろ。
けど、よくよく考えたら左俣→西鎌→槍ってめっちゃ景色良さそう。
彼らの体力がうらやましいと思いながら2人と別れ先に進みます。
最終水場を過ぎると飛騨乗越までの急坂がスタート。
といっても「よっこらしょ」って登る斜面もなく、つづら折りの登山道なのでそんなにきつくなかったりします、ただ山荘・飛騨乗越がなかなか近づかないのは精神的にしんどいかも。
後ろに見える笠ヶ岳から双六方面へ続く山々に感動しながら最後の急坂を詰めると飛騨乗越に到着、やっと槍の穂先が見えて最後の山荘までの道のりを詰めていきます。
そしてキャンプ場を越えて山荘に到着。
垂直にしか見えない槍ヶ岳の穂先を見ながら「これホンマに登れるやろか？」と心配に。車で瀬戸大橋を走っていても足がすくむのに(苦笑)
休憩もそこそこにとりあえず行けるとこまで行こうと登り始めましたが、登ってみると足場もしっかりしててなにげに登りやすい。立山の龍王岳みたい。
ちゅうことで最後のはしごを登り頂上に到着！頂上にはご年配の6人組、若者の4人組と僕だけ。先週の渋滞5時間がウソみたいなガラガラさ(笑)
その後はご年配のグループが先に下りていき僕と若者4人組だけになり、槍ヶ岳の頂上で日向ぼっこしながら若者たちと話をしてました、なんて贅沢な時間やろ〜
ところでその若者たち、仙台の大学の山岳部らしく、先週室堂から入って今に至るという強者たち。予定では9泊10日で中ノ湯へ下る予定という……その体力を僕にも分けてくれ〜(笑)
そんなこんなで頂上で20分以上滞在したあと若者たちに別れを告げ下山開始。
しょっぱなの下りのはしごにびびりながら山荘に戻り、山荘でラーメンを注文。穂先を見ながらのラーメンはめっちゃうまかった！
一人ラーメンで登頂のお祝いしてたら穂先でいっしょやった若者が前を通過。
関西出身の若者が「ラーメンいいっすね！」そして続く言葉が「僕らもこのあとルービーで乾杯しますわ〜」ってそっちの方がうらやましいやんけ！(笑)
さてお腹もふくれたし下山開始、帰りはダッシュで下りていきます。
けどこのルート、一番ツラいのは下りですね。特に林道部分！
最終水場から新穂高までひたすら続くだらだら道はかなりつらく、白出沢出合からの林道に到着した頃はもう足が限界。
けれどもここから更に5kmも続く林道がまたツラく、このコースで一番の難路な気がしたのは僕だけやろか？(笑)
まぁ、めっちゃ大変な山行でしたが天気もよくて大満足！
心おきなく今年の北アルプスの最後を締めることが出来ました！
さて来年はどこに行こうかな〜

※距離はありますが飛騨沢ルートはけっこう登りやすいです。
標高差では剱の早月尾根とどっこいどっこいですが、こちらの方が圧倒的に楽です。
山と高原地図のコースタイムはかなり甘め設定やと思います。