籾糠山 ↑国道360号線冬季ゲート↓

2023年02月11日(土) [日帰り]

• GPS: 08:36
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,419m
• 下り: 1,410m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:12
• 休憩: 0:24
• 合計: 8:36

4:26 スタート地点
9:45 10:09 籾糠山
13:02 ゴール地点

天候

小雨のち小雪のち晴れ　気温-4〜5℃ 最大風速は山頂で2m/s

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前夜24時頃、飛騨河合PAで車中泊。翌朝15分走って道の駅白川郷に集合し、駐車位置へ。国道360号線の冬季ゲート横のスペースに路駐。5台くらい駐車可能。今日は自分達の車のみ。トイレ無し。

コース状況／危険箇所等

スタートから雪あり。シールハイク。
標高1000m位までは、前日は雨だったようで、新雪なし。表層のザラメの下に雨でスカスカになった柔らかい雪。さらに標高を上げると、スカスカの雪の上に新雪の湿雪が少しづつ増えていく。恐らく、前日の昼間は雨で、夜間に雪となったのだろう。標高1500mからは、前日、雪だったようで、湿雪が30〜60cmとなり、山頂まで。シールは概ねよく効いた。
山頂からのドロップは、辛うじて雪崩ない程度。もう少し遅い時間で緩んだら雪崩れると思う。1400m位までは雪質はやや湿雪だが良い。そこから次第に雪質が重くなり、1300m位からモナカとなり、コントロール不能（笑）。1150mからの急登は全くターンできない。キックターン、スキッド、前滑走、後ろ滑走の繰り返しなど、あらゆる手段でとにかく高度を落とすだけ。薮も少しあり面倒。雪自体は、表層の下はグズグズなので、倒れると沈み込んで起き上がるのに苦労する。この急登区間の標高900-700mでは、谷地形で比較的広範囲にデブリがあり、破断面も確認された。2/11-12の高気温、2/13の雨でさらに雪崩リスクがあがる可能性が高い。
標高700mから下は、スーパーザラメになりかけで、比較的滑走し易かった。
上記状況から、今後の滑走では、気温の高い日は避けるとともに、できるだけ気温の低い早い時間帯に標高700mまで滑走して落とす方が賢明だと思います。また、標高1150mから下部の急登区間では、密林ですが尾根筋を滑走した方が安全だと思います。
なお、1400.5mのピークからの往路は、シールオフで400mほど谷を滑走して、再びシールハイクで登った。復路はその逆。400mほど谷をシールハイクした。
予想以上に小さなアップダウンがあり、面倒なコース。

その他周辺情報

車で7分のところに、道の駅白川郷。トイレは24時間使用可。白川郷インターそばのデイリーヤマザキの営業時間は、6-23時。

写真

2/11 4:29

h:greenriverさん、Chabo-sさんよろしくお願いします。初めての籾糠山、今日も体力たっぷりのお二人に引っ張って貰います。
C:hskmaxさん初めまして。そして、grさんお久しぶりです。2月初めての山スキーにワクワクドキドキの初心者ですが、どうぞ宜しくお願いします。
g:今日は昨シーズンお会いしたChabo-sさんとの再会の日！！自分もあれから山スキーでの嬉しい出会いがあった。そしてChabo-sさんに合わせたい方もできた。そう！それがhskmaxさんだ！！今日はそんな3人での初山行だ！！
hskmaxさん、Chabo-sさん、昨日は荒天で行先、紆余曲折しましたが、なんとか行けそうですね。宜しくお願いいたしますm(__)m。
・・・というわけで、さっそく「ビーコン、チェックしますよ！！」と準備最中のお二人をせかす自分でした(;^_^A。

2/11 4:30

C:麓から雪は繋がっているが、未明なのに雪はグズグズ。昨日は雨だったようだ。
g:雪を観察するとなんとザラメ！！正直、シールが濡れそうだったので、ちょっと歩いてからにしようか迷いました。でも何とか大丈夫そうですね。

2/11 4:44

g:hskmaxさんの後ろを歩きながら思う。
「累積雨量30-50mmの予報だったので、30-100cmの新雪を予想していたのに・・・。これは雨だったか・・・。深層まで雨で溶けかけた雪でグズグズだと、気温上がると全層雪崩の危険があるな(-_-;)。滑走時はどうなることやら・・・」。

2/11 5:02

h:スタミナのある最初だけ先頭行かせて貰います。後はよろしくね。
g:いやいや、いつも先頭じゃあないですか(;^_^A。特にリスキーなところやテクニカルなところは。頼りにしてますが、これではいけませんね。すいません・・・と思いつつ、先頭を行ってもらいます。自分、だめだこりゃ(;^_^A

2/11 6:09

g:それにしてもhskmaxさんはコース取りが的確でうまい！！自分が交代してみるとよくわかる。しかも判断が早いのだ！！ドロップのタイミングも滑走スピードも準備も段取りも、なんでもかんでも早い。さすが、ハイスピードキング（hsk）です。

2/11 6:29

g:そうこうするうちに夜が明ける。ふと前を見ると、この山の主のような巨木が目の前に出現した！これは凄い！！いった何年生きているんだろう！3人ともその存在感に圧倒されます。

2/11 6:32

h:木々雪化粧でガスもかかり幻想的な良い感じになってきた。
g:この間、ずっと小雨が降ってましたね。雨脚が強くなったので、ちょっとだけハードシェルを羽織りましたが、めちゃくちゃ暑かったです。

2/11 6:39

g:急登を登り切ったら、hskmaxさんがさりげなく気を使っていただき交代してくれました。お疲れさまでしたm(__)m。

2/11 7:03

2/11 7:36

h:ここから谷まで降りる。
g:先頭の自分は、トラバースで進もうとしたところ、hskmaxさんが「ここは一旦、谷を滑走してから登り返した方が楽で速い！
それで行かないか？」ということになり、3人で相談して滑走することになりました。その距離、約400m。確かに滑走した方が効率が良いし、楽しいし楽でした。hskmaxさんも初見の山のはずですが、さすがですね。色々勉強になります。

2/11 7:42

h:grさん降下
g:なんだかいつまでたっても、へっぴり腰なんだよなあ・・・。なんでっ？

2/11 7:44

h:Chabo-sさん降下
C:この後、雪に足を取られて派手にコロリン。
g:そういえば、この辺からモナカだったんでしたっけ？板が刺さって転ぶんですよね。でもそれも山スキー！雪に埋まって戯れるのも山スキー！楽しいですね。

2/11 7:45

C:hskmaxさんお待たせしました〜
g:一人だけ異次元の速さです(;^_^A。ポンツーン履いてるっていうのは関係ない。ただ速うまなだけ。

2/11 7:45

C:コケても楽しい。
g:うんうん、よくわかります。

2/11 8:01

C:再びシールハイク開始。
g:復路でこの谷を滑走するのが楽しそう！！なんだか嬉しいです。それにしても樹林が美しいですね。

2/11 8:09

C:先頭行かせて戴きます。
g:この辺から新雪50-60cm。Chabo-sさんにお貸ししたDPSワイラー125,99,111ではちょっと苦労しますね。

2/11 8:09

h:本当に良い感じの森です。
g:ちょいちょい、存在感のある巨木があって、そのたびに足がとまります。

2/11 8:22

C:トラバース工作は上手く行かず。一旦下降する形になってしまいました。現場地形の判断は中々難しいな。
g:地形は結構複雑でしたね。等高線だけだとわからないアップダウンもありますし。でもhskmaxさんは自然に先読みできるんですよね。自分だと、ソロでちょっと集中しないとできないレベルです。パーティーだと・・・、ついついおしゃべり中心となってしまい無理ですね(笑)。だって、楽しいもの！
・・・いや、まてよ！もしかしてChabo-sさんに話しかけてた自分のせいか(;^_^A。なんだかすいません。

2/11 8:32

C:重雪ラッセル
g:15cm位沈み込みましたね。

2/11 8:46

g:美しい谷ですね。3人で見惚れます。

2/11 8:47

C:標高を上げると青空に。

2/11 8:49

C:綺麗だ。
g:天気の回復は昼頃の予報だったけど、思ったより早かったですね。でもこのまま暑くなると滑走時に雪が腐ってないか心配でもある。

2/11 8:51

C:雪が深くなってきたけど、ラッセルも楽しい。

2/11 8:51

g:きれいだなあ・・・。ここの滑走は楽しみですね。

2/11 8:57

C:尾根へ突入〜！この辺りから森の景色が抜群に良くなった。

2/11 8:58

C:素晴らしい朝だ。
g:朝日に照らされて、長く伸びるブナの影が大好きだ！

2/11 8:58

C:雪質も良くなってきた。
g:標高1300〜1500m以上でガラッと雪質良くなりましたね。きっとこの辺から上は昨日は雪だけだったんでしょうね。この下は、昼は雨、夜はちょっと雪かなあ。

2/11 8:59

h:grさんトレースカットでグイグイ登る。
C:めちゃハイパワー！
g:ちなみにめちゃ暑い。インナーと素手で登ります。

2/11 8:59

g:ああ・・・最高だ！雪山バンザイ！！

2/11 9:01

g:朝日に伸びるブナの影。ブナたちはいったいどう思っているんだろう。

2/11 9:02

C:オバケさんも笑顔です。

2/11 9:02

C:太陽が嬉しい、光の回廊。
ん？天国への階段？！
g:絵になるなあ・・・・。

2/11 9:03

h:キラキラを行く
g:自分がモデルだと、なんだか違う・・・(-_-;)。

2/11 9:08

C:白銀の森✨

2/11 9:10

C:オオシラビソ

2/11 9:12

g:この辺は60cm位の新雪でしたね。この新雪はChabo-sさんは初体験だということで、テンション上がってましたね。
C:山での新雪が嬉しくって♪

2/11 9:13

C:見上げれば張り巡らされたブナの枝。

2/11 9:17

2/11 9:18

(C)樹間から。笈、大笠かな？

2/11 9:23

2/11 9:27

C:癒しの森を進んでいく。

2/11 9:29

C:籾糠山のピーク見えた！
g:確かこの辺で、山頂まで1.5km位だったかな。

2/11 9:33

2/11 9:33

C:最後の登りに掛ります

2/11 9:34

g:いやあ、きれいだ！！来てよかった。

2/11 9:34

2/11 9:34

h:太陽に向かって最後の登り

2/11 9:36

C:北アルプス方面。

2/11 9:36

g:神々しい景色だが、よく見るとデブリが見える。これも美しい自然の一部だ。

2/11 9:45

C:青空の山頂へラストスパート！！
g:最後の登りのここまでは先頭で進む。雪の結合が少し悪くてビクビクしながら。3回くらい踏んで固めて進んだ。hskmaxさんから、「落ちたら助けてあげるから大丈夫だ！」と言われましたが、落ちたくないです。落ちるの前提ではなく、落ちないようにするの前提で慎重に進みます。

2/11 9:45

g:向こうに見えるのは猿ヶ馬場山。相変わらず樹林帯がきれいな山頂台地だ！

2/11 9:46

h:山頂！
g:山頂、予想以上に狭いんですね。あれっ？ていう感じでしたね。

2/11 9:46

h:grさんも山頂。ん？アンダーシャツだけでしかも腕まくり⁉︎
g:だって、暑くないですか？確か‐1℃とかだったはず。風もほとんどないし。
C:マイナスですよ！念のため。。

2/11 9:47

g:hskmaxさんとChabo-sさんも記念写真を！

2/11 9:49

C:ド快晴〜どこまでも綺麗。
g:まさか、ここまで晴れるとは予想外でしたね。しかもこの時間帯に。・・・そういえば、ここまで5:30。8時間想定してたけど早かったですね。雪も歩きやすかったですもんね。

2/11 9:50

C：向かいには猿ヶ馬場山。尾根繋いで行けそうだな。
g:確かに行けそうだ。ちょっとうずうずしません？

2/11 10:02

2/11 9:53

C:皆で滑走準備を始めて…

2/11 10:03

g:(笑)。hskmaxさんはすでにスタンバイ状態！！うずうず感がひしひし伝わってきます。
C:お待たせしてます。

2/11 10:10

C:grさんドロップイン！
g:hskmaxさんとドロップポイントを確認して・・・ドロップの瞬間を撮影しようとカメラを出した瞬間には消えて、すでに一直線に落ちて行きました(笑)。動きが早い！！滑走も速い！！そして3秒後には、「おお！！全然大丈夫だ！！雪崩れないから大丈夫！！」。すべてが最短、無駄がない。さあ、自分も行こうか。自分はこの斜度を縦に落ちる技術はないけど、斜度が緩くなるところまでは一気に行こう。万が一雪崩れても雪崩に追いつかれない様に。・・・なんとか大丈夫でした。

2/11 10:09

h:Chabo-sさん滑降！
g:めっちゃ嬉しそう！！楽しそう！！
C:だって最高なんですもん。

2/11 10:10

g:この景色を落ちていく。これこぞ山スキー。
C:景色と一緒にと構えてたら、grさんの体フレームアウトしちゃいました(笑)

2/11 10:12

C:greenriverさんが行く！
g:この瞬間のために生きてます(笑)。

2/11 10:14

2/11 10:22

C:hskmaxさんが華麗に滑る！
g:Chabo-sさん、華麗な滑走を見て唸ってましたね。

2/11 10:22

g:これこれ、うまい方の立ち姿。

2/11 10:22

g:こちらは自分。立ち姿が・・・(-_-;)

2/11 10:23

g:Chabo-sさんも、さすがに40年のスキー歴！
C:この辺りまでは雪質が良かったから、ゲレスキー技術で対応出来ただけです。

2/11 10:24

g:hskmaxさんは、あっという間に見えなくなる。
C:うんうん。スルスルっと抜けて行く。

2/11 10:25

g:必死についていく自分(笑)。

2/11 10:25

2/11 10:25

2/11 10:25

g:(笑)なんだか必死さが伝わってきて・・・(笑)。恰好は、もうどうても良いです(笑)。
C:豪快！！

2/11 10:32

C:カニあり
g:カニは、それなりに絵になる。えっ？それ必要かって？それくらいしかないんだから仕方がない(;^_^A。

2/11 10:35

C:トラバースあり。hskmaxさんが先行して切り開く。
g:ここ、ちょっとムリゲーでした(笑)。楽しかったけど。

2/11 10:38

h:帰りトラバース、落ちないよう踏ん張る。
g:適当に登りでライン引いたつけが・・・。これが連帯責任というやつだ。自分の責任を皆で分かち合う(笑)。・・・いや、すんませんm(__)m。

2/11 10:40

h:トラバースクリアー
g:恐縮です。
C:お二人が踏み固めてくれたおかげでスルッと通過。

2/11 10:43

g:やっと抜けましたね。面倒なトラバース。

2/11 10:43

2/11 10:43

h:grさん気持ち良さそう
g:ただの自動運転ですので、リラックス。

2/11 10:45

2/11 11:36

2/11 11:53

g:すいーっ

2/11 11:53

g:・・・やっぱり急ブレーキ。

2/11 11:54

h:オブジェ木　
g:まちがいなくシンボルツリーですね。この木、好きだなあ・・・。10年後も会いたいね。俺も頑張るから、お前も頑張れよ！！まあ、あと100年は生きそうだけど。

2/11 11:54

g:確かこの辺からはモナカで苦しみ始めた地点。エッジが入るとターンができない。
C:登り返し後ですね。どんどん急になっていくし立木増えるし、こえ〜。とにかく安全運転。山スキーの技術は奥が深い。。

2/11 11:54

g:二人してはしゃぐ(笑)。まだこの辺はそれでも良かった。余裕がある。しかし・・・

2/11 12:18

g:この急斜面からは試練だった(-_-;)。全くターンしない。転ぶとグズグズの雪で立ち上がるのも苦労する。板が埋まって持ち上げようとするとブーツが解放される。スキッドで降りようにも、雪面がそこまで硬くないので滑らない。hskmaxさんまで転倒を繰り返すようになる始末。いったい、どうすりゃいいんだ！！
C:人生で一番転倒を繰り返した日になりました。。

2/11 12:37

g:もうここまでくると、3人3様で、自分ができる精いっぱいの方法でコースも降り方もバラバラとなった。hskmaxさんは、スーッと緩い斜度で降りて行っては一時停止し、キックターンで再びスーッと行く。Chabo-sさんはhskmaxさんのトレースも追うも、無理だと判断して自分なりのコースで進む。自分は木がない開けたところをスキッドや前滑走、後ろ向き滑走を繰り返してジグザグに降りたり。するとデブリ地帯に突入。どうも昨日のデブリのようだ。結構長く広い。破断面も確認できた(-_-;)。少し様子を見たが今日は大丈夫そう。この斜面も利用する。
C:この辺は完全に試練でしたね。怪我だけしないようにと必死。

2/11 12:40

g:でもねえ・・・ちょっと怖いなあ。やっぱり。ビクビクしながら降りて行く。こんな樹林帯でも結構雪崩れるんですね。怖いです。

2/11 12:54

g:そして最後はここ。林道に出るところ。自分はこの落差を知らずに右から突っ込んで行って、目のまえの落差に気付いて飛んだ。なんとか着地はできたけど怖かったぞ！hskmaxさんが来たので、「崖！！崖あります」と声かける。

2/11 12:55

g:hskmaxさん、えいやっ！！と一気に行く。

2/11 12:56

g:Chabo-sさんもえいやっ！！3人とも無事着地。

2/11 13:00

g:ゴールはすぐそこ。

2/11 13:00

g:お疲れさまでした！！

2/11 13:00

h:帰還　楽しかった！grさん、Chabo-sさんありがとう。
g:いやあ、ほんと楽しかったですね。悪雪だったけど、それはそれで山スキーを堪能できましたし。

2/11 13:01

C:安堵のゴール！
g:3人して、あれやこれや今日の山スキー談義をしながらゴールするのでした。

2/11 13:02

g:おっ！！やっぱり、結局、今日は自分達だけだったんだ。

2/11 14:41

C：籾糠山と猿ヶ馬場山に見送られて帰路につく。
hskmaxさん、grさん、最高な一日をありがとうございました！！
g:こちらこそ、ありがとうございましたm(__)m。めちゃくちゃ楽しかったです。またタイミング合わせて一緒に行きましょう！

・・・そして今日も、40代、50代、60代の山スキーヤーたちの青春の1日がおわるのであった。
おしまい・・・m(__)m。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

RICOH GR III リコー

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

〇greenriver<br />ジオラインLW上２枚(1枚は着替え用) ジオラインLW下１枚 ミレードライナメッシュシャツ上とハーツパンツ モンベルウィックロンジオサーマルロング（使用せず） モンベルのジオラインバラクラバ2枚（使用せず） ミズノの化繊帽子（使用せず） 防寒テムレス2セット インナー手袋（使用せず） ハードシェル上下 スキー板（K2クンバック178cm） スキーブーツ（マエストラーレ） ザック(オルトボックスオートルート40) パン2個（消費1100kcal） 非常食（柿の種） ヘッドランプ（レッドレンザーＭＨ5を2個） GPS(ガーミンmap6６sを2個) スマホ BDウィペット（直径12cmのスノーバスケット） ココヘリ 防寒着（ダウン） ツェルト（juza） スリング60cm1本と30cm2本とカラビナ ゾンデ（モンベル240ｃｍ） スコップ 自作スノーソー ヘルメット ゴーグル シール（ポモカ） マムートビーコンBarryvox G3クトー(使用) BCAA入り水0.5Ｌ（消費） お茶1.5L（0.8Ｌ消費） スキーワックス ドライバー 合計11.0ｋｇ（板 ブーツ シール ウィペット ヘルメット除く）

共同装備

トランシーバー各自1個（無線免許不要の簡易トランシーバー）

感想

Chabo-s

僕にとっては実質「厳冬期山スキー」のデビュー戦です。そんな僕でも強いお二人に支えられ、厳しくも楽しい充実の山行になりました。
前日の降雪により深雪ラッセル確定で「細板しか持っていない…」と心配する僕を見るに見かねて、greenriverさんが奔走してくださり大切な板をお借りすることに。恥ずかしいやら嬉しいやら。道具がないとは恥ずべき事ですが、本当に有難うございました。実際、今日のコンディションで春スキー用の細板では厳しかったでしょう。(当然か😓)

そして、山スキー初心者の自分。冬の天候予想、安全管理、現地の地形考察、ラッセル、滑走など学ぶことが多く、今後の課題もハッキリして来たように思います。山スキーは奥が深く面白いと改めて知ってしまいました😁やっぱり厳冬期はいいな。お二人と知り合えてよかった。先ずは、新しい板買わないと。

グリーン☕⛷

今回はhskmaxさん、Chabo-sさんと3人での初山行。前日の荒天にビクビクしながら、リスク回避で行先を野谷荘司山から籾糠山に変更した。もしかしたら野谷荘司山でも行けたのかもしれないが、山には正常性バイアスの「もしかしたら・・・」はない。あってはいけない。お二人には申し訳ありませんが、今回は自分のこだわりを通させていただきました。自分の主張をお聞きいただき、本当にありがとうございました。どんな山だって、どんな状況だって、楽しい仲間と無事に帰還できれば、最高の1日となる。そんなことを実感できる素晴らしい1日でした。
hskmaxさん、Chabo-sさん、わがままが自分と1日遊んでいただき、ありがとうございました。また一緒に遊びましょうね！！

以下、今回の課題、備忘録など。
・とてもターンできないモナカ雪での自分なりの現状スキルでの対策。
急斜面では前方へ緩傾斜となるように進んで止まる。そこから後ろへ緩傾斜になるように進む。その繰り返しで高度を落していく。これならば比較的安全に効率よく高度を落せる。できれば同様の状況に遭遇して反復練習したい。
・今回は、規模の大きい南岸低気圧通過の翌日の北陸というタイミングだった。前日のライブカメラなどでは山は雪、低地は雨のようだったが、実際は山の方でも結構な標高まで雨だったようだ。南岸低気圧の通過時は、こういったケースがあることも今後意識して山の選択をすべきだろう。ちなみに新穂高ロープウェイから槍までの区間も結構な標高まで雨だったようだ。十石山などはどうだったのだろうか。気になっている。

hskmax

今日もgreenriverさんのお誘いで初の籾糠山へ。Chabo-sさんは初めてですが20も若くgrさんと同じく体力バリバリ。昨日からの降雪で新雪ラッセルもお二人に任せて楽して滑りを楽しもうと思っていたが、現地に着いてエッ！昨日は雨？新雪はなし。でも上は雪なのは間違いなし、そこで楽しめれば十分と思い頑張りました。ズバリ当たりましたね、しかも山頂手前で快晴で素晴らしい景観でした。雪も少し重めですが滑りは楽しめました。降りるにつれて中途半端なモナカで滑りにくくなりましたがこれも山スキー、色々楽しめて本当に楽しかった。