赤岳【赤岳鉱泉テン泊/文三郎尾根↑地蔵尾根↓】


- GPS
- 30:12
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,641m
- 下り
- 1,624m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 2:58
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 4:29
- 合計
- 9:56
天候 | 1日目快晴 2日目曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
雪山登山のステップアップを・・。厳冬期赤岳。こんな私で行けるのか・・。不安と期待のスタート。まず当日は赤岳鉱泉テント泊で名物ステーキをお目当て。どうやら事前予約が必要みたいだけど、平日だったからか何とかお食事頂けた!贅沢な時間。たかだか数時間の山行だけど久しぶりの70ℓザックしょって疲れてしまい、綺麗な星空はチラ見ですぐに寝てしまう。
翌日晴天のつもりが、どんどん雲が出てきてる(汗)。おいおい厳冬期赤岳デビューだからお願い〜とスタートを切るが、好天しそうにない。行者小屋から文三郎尾根へ向かう。マムート階段は雪の中。ひたすら雪の急登を進む。阿弥陀岳が相変わらず格好いいぜ。森林限界超え中岳分岐へ辿りつく頃には強風で赤岳方向の雲行きはマズい。。どーする。。撤退するほどでもなさそうか、、と進む。分岐から赤岳までの核心部。岩稜ミックス部で強風に煽られ体が浮いた・・・。まじ怖かった。この怖さで強風が怖くなり進みが遅くなる(てんくらでは3000mあたりで風速24m)。気持ちを取り直し一歩ずつ進め、ようやく山頂〜。カメラは寒さで電池切れしてしまい撮影もできず(涙)。そもそもガスではなかったけど景観楽しむほどの状態ではないし。。
そそくさと山頂を進み、地蔵尾根に向かう。山頂からの下りを慎重に進む。途中赤岳展望荘で数分休憩。ここまで残っていたトレースが、このあたりから少しで消えてしまう。地蔵尾根分岐にたどり着き、お地蔵様に下りの無事をお願いし尾根に取りつくが、ルートロス。右手の岩稜に少し進んでミスに気づきルート取り直し。一旦登ればよいものを横移動をしてしまう。アイゼン・ピッケルが甘かったのだろう、サラサラした雪を滑り落ちてしまう。幸い2m程度で難なく起動修正できたけど。。必死にピッケルを頼りに正規ルートに攀じ登る。瞬間の出来事。けどここで一生が終わったかもしれない。気持ちを落ち着かせ尾根を下る。いつもなら森林限界から樹林帯に入るのが嫌だったけど、今回初めて樹林帯に早く戻りたいと思った。
無事行者小屋から赤岳鉱泉テント撤収し家路につけた。
雪山は甘くない。もしかして晴天無風だったら、こんな当たり前の事すら感じず雪山ステップアップを喜んだかもしれない。そう思うと必要な山行だったのではないか。人からはお𠮟りを受けるかもしれないが、この経験を今後の山行に大切に活かしていきたい。
私も今週の土日で赤岳テン泊しよう思ってます。雪と岩のミックス、テン泊での極寒、とっても不安です〜😆
お恥ずかしいレコですが、自分の振り返りの為に書いちゃいました。
私が行った時は最低気温-15℃でしたが、着込んでたからか極寒とは感じませんでした😀
hakuさんも赤岳厳冬期は初めてなんでしょうか?八ヶ岳ブルーと白い世界になると良いですね🤗
厳冬期のテン泊は初めてです😅
去年の10月末に偵察に行きましたが
その時はテント内が−5℃程度で太腿が少し寒い程度でした。今回はナルゲン湯たんぽでどんなもんか?試したいと思います。
頑張りまーす☺️
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