ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5199778
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

【赤岳】横岳&硫黄岳の縦走は断念するも、過去一番の八ヶ岳ブルーと大パノラマに感動☆(美濃戸口より)

2023年02月22日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:42
距離
18.4km
登り
1,657m
下り
1,638m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
2:15
合計
10:41
距離 18.4km 登り 1,657m 下り 1,656m
4:09
14
4:23
35
4:58
6
5:04
79
7:30
7:50
8
7:58
51
8:59
9:01
14
9:15
9:20
15
9:35
1
9:36
9:58
3
10:01
10:32
8
10:40
10:43
4
10:47
10:52
4
10:56
11:03
5
11:08
11:10
6
11:47
7
11:54
12:20
40
13:00
56
13:56
0
13:56
14:00
3
14:03
14:09
1
14:10
27
14:37
11
14:48
14:49
1
14:50
美濃戸口
天候  
天候:晴れ(雲ひとつない完全なる八ヶ岳ブルーの青空☆)
 風:下部樹林帯から稜線手前までは無風〜微風
   文三郎尾根分岐から山頂までは最大でも10m/s程度の風
  *厳冬期の赤岳主稜線上としては稀な弱風だったと思う。
気温:美濃戸口(八ヶ岳山荘駐車場)の午前4時頃で-13℃
   行者小屋の午前7時30分頃で-17℃前後
 
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・中央道/小淵沢ICより一般道を利用し美濃戸口/八ヶ岳山荘駐車場へ
(3:45着)

<中央道/小淵沢ICから八ヶ岳山荘駐車場まで>
・距離:約17km
・所要時間:渋滞無しの直行で22分(Googleマップのナビによる)
*マイカーによる当日の実測値でも24分ほどで移動

<美濃戸口(八ヶ岳山荘)〜赤岳山荘間の林道について>
・この日の林道は一部雪無しで路面が出ている個所があったものの、
 それ以外はほぼ全線カチカチのアイスバーンでした。(写真4)
・轍の高さは10cmから高いところで15cmほど。轍も含めた
 アイスバーンは午後も溶けずに残っていました。
・路面の氷結に加えてこの林道は道幅が狭くすれ違いが難しいため、
 FFの普通乗用車での走行は今回も厳しいと感じました。

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、美濃戸口/八ヶ岳山荘駐車場を利用
・駐車料金:800円/日(駐車場整備費として)
*駐車券に八ヶ岳山荘のコーヒー1杯無料サービス付き
・夜間入出庫可
*深夜着の場合、料金の支払いは下山後に八ヶ岳山荘で
 支払うことになります。
(深夜着で先に支払いが出来ない車には、日中に支払い要請の
 貼り紙がドアのところに付けられます)
・トイレと水道は八ヶ岳山荘に有り

■コンビニ
・小淵沢ICを出てすぐのところに大手コンビニが2軒あります。

■今回の出発地点である”八ヶ岳山荘”の情報はこちら
 http://www.yatsugatake.gr.jp/
(赤岳天望荘、美濃戸山荘などの情報もあります)
*八ヶ岳山荘は駐車場の他に仮眠室や休憩所、また食事や入浴
(現在はシャワーのみ)、登山届の記入提出などもできます。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況、積雪状況など】 2023/02/22 現在

1)美濃戸山荘〜行者小屋(南沢ルート)
・明瞭なトレースが続いていましたが、下部については雪が切れて
 一部地面が露出している個所がありました。また標高2000m以下は
 ほぼ氷結状態で非常に歩き辛い状態でした。この日はトレースだけ
 でなくその周辺の雪も氷結していたので、これはこの前日までに
 降った雨が氷結したレインクラストだと思われます。
・標高2000mを超えた辺りから踏み跡ができる雪面になっていました。

2)行者小屋〜文三郎尾根分岐(文三郎尾根ルート)
・ここから急登区間になります。この日は前日まで荒天だったため、
 いつものような明瞭なトレースはありませんでした。
・雪質は程よく締まった雪で深く沈むことはなく、アイゼンを効かせて
 効率よく踏めた印象。下部のようなクラストはありませんでした。
・積雪量自体も豊富でマムートの階段は手摺の先端が少し出ていた
 程度でそれ以外は殆ど雪没していました。

3)文三郎尾根分岐〜赤岳山頂(主稜線ルート)
・この日の状態は前日までの荒天の影響で、ルートや岩肌にはビッシリ
 雪がついて真っ白な状態でした。ここ10年ほどこの時期の赤岳を見て
 きましたが、これほどまでにほぼ全ての岩に雪がついて真っ白な状態
 を見たのは初めてだったので非常に驚きました。逆に氷結箇所などは
 ほぼ見当たらず下部とは真逆の世界でした。
・大量の雪でいつものような明瞭なトレースやステップは消えており、
 特にキレット分岐付近のトラバース通過は神経をつかいました。
・竜頭峰分岐直下の斜面も積雪が多く、一部鎖が出ていたものの、
 ステップは薄かったため、下りは所々でクライムダウンを多用して
 慎重に下降しました。(写真21〜26)


<赤岳山頂〜赤岳天望荘の途中まで>
・この山行の当初の計画は赤岳、横岳、硫黄岳の三山縦走だったので、
 荒天の翌日で厳しい雪の状態でしたが横岳目指して進んでみました。
・しかし、山頂から少し下りたところでトレース&ステップともに薄く
 このまま横岳から硫黄岳を目指しても、これだけの稜線上の距離を
 まともな時間で歩ける見通しが立たず、更に横岳岩峰群の危険個所も
 この雪の状態では今の自分の技量で通過することは難しいと判断し、
 三山縦走は断念しました。
・また、地蔵尾根からの下山も考えましたが、山頂から天望荘間の
 雪の状態からして地蔵尾根もまともに下りられるか不安だったので、
 早めに切り替えて山頂に登り返し、それまで自分で踏んできたルート
 (文三郎尾根)で下山することにしました。
 
その他周辺情報  
<下山後の温泉はこちらを利用しました>
■”ホテル八峯苑 鹿の湯”
 http://happoen.jp/hotspa/higaeri.html
・県道484号線(八ヶ岳鉢巻道路)沿い、
 八ヶ岳山荘からクルマで約15分ほどのところにあります。
 
山行前日、中央道/談合坂SAにて。いつもはここで”もつ煮定食”を戴くのですが
今回は以前から少し気になっていた”ローストビーフ丼”にしてみました
お味の方は肉の旨みたっぷりでかなり美味しかったです♪これ次もアリだわ
2023年02月21日 21:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
34
2/21 21:41
山行前日、中央道/談合坂SAにて。いつもはここで”もつ煮定食”を戴くのですが
今回は以前から少し気になっていた”ローストビーフ丼”にしてみました
お味の方は肉の旨みたっぷりでかなり美味しかったです♪これ次もアリだわ
おはようございます。美濃戸口の八ヶ岳山荘駐車場より
今年も冬の赤岳へ。硫黄岳と横岳も繋いで三山縦走で歩く計画です
現在の気温-13℃で無風。厳しい冷え込みの中、ササっと支度を済ませます
2023年02月22日 03:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
7
2/22 3:49
おはようございます。美濃戸口の八ヶ岳山荘駐車場より
今年も冬の赤岳へ。硫黄岳と横岳も繋いで三山縦走で歩く計画です
現在の気温-13℃で無風。厳しい冷え込みの中、ササっと支度を済ませます
それでは準備万端、今日は久々となる本気モードの雪山行
早朝4時、気合いを入れてヘッデンスタートです!
(以前はこのような早朝発のキツめの山行もよくやっていたけれど、
 最近はユル山行ばかりでヘッデン使うのもホントに久しぶりだよ…)
2023年02月22日 04:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
9
2/22 4:09
それでは準備万端、今日は久々となる本気モードの雪山行
早朝4時、気合いを入れてヘッデンスタートです!
(以前はこのような早朝発のキツめの山行もよくやっていたけれど、
 最近はユル山行ばかりでヘッデン使うのもホントに久しぶりだよ…)
まずはいつもの美濃戸口(八ヶ岳山荘)から美濃戸(赤岳山荘)までの林道
この日の轍は10〜15cmほど。今回は下部の一部で雪無し個所があったものの、
大部分はガチガチのアイスバーンだった。やはり普通乗用車では厳しいと思う
2023年02月22日 04:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
7
2/22 4:31
まずはいつもの美濃戸口(八ヶ岳山荘)から美濃戸(赤岳山荘)までの林道
この日の轍は10〜15cmほど。今回は下部の一部で雪無し個所があったものの、
大部分はガチガチのアイスバーンだった。やはり普通乗用車では厳しいと思う
いつもの林道ショートカットはこんな感じ。なんと入口は雪無し状態
この先で雪道になるものの、カチカチ氷のアイスバーンで歩き辛かった💦
2023年02月22日 04:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
5
2/22 4:43
いつもの林道ショートカットはこんな感じ。なんと入口は雪無し状態
この先で雪道になるものの、カチカチ氷のアイスバーンで歩き辛かった💦
出発から約1時間で美濃戸山荘に到着。ここまでは例年通りのペースで順調そのもの
昨年のこの時期はこの辺もドッサリ雪が積っていたが今回はこの程度の少雪
林道もほぼアイスバーンで、午後でも溶けておらず帰りがかなりヤバかった💦
2023年02月22日 05:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
2/22 5:05
出発から約1時間で美濃戸山荘に到着。ここまでは例年通りのペースで順調そのもの
昨年のこの時期はこの辺もドッサリ雪が積っていたが今回はこの程度の少雪
林道もほぼアイスバーンで、午後でも溶けておらず帰りがかなりヤバかった💦
美濃戸に来たら必ず撮る八ヶ岳案内板。これで「今年も八ツに来たなぁ」と思う♪
今日は昨日まで荒天だったので、昨年のように硫黄から上がって横岳のトレースが無かった場合、あの岩峰群を通過できず赤岳に到達できない可能性があるので、今回は赤岳の登頂最優先で画面右の南沢から行者小屋へ向かうことに
2023年02月22日 05:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
9
2/22 5:07
美濃戸に来たら必ず撮る八ヶ岳案内板。これで「今年も八ツに来たなぁ」と思う♪
今日は昨日まで荒天だったので、昨年のように硫黄から上がって横岳のトレースが無かった場合、あの岩峰群を通過できず赤岳に到達できない可能性があるので、今回は赤岳の登頂最優先で画面右の南沢から行者小屋へ向かうことに
南沢の状態はこんな感じ。標高2000m以下は雪が薄くアイスバーンだらけ
トレース横の雪もカチカチ状態でした。これは恐らく先日の荒天時に
標高2000m以下は雨予報が出ていたので、その雨が氷結したレインクラストだと思う
2023年02月22日 05:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
10
2/22 5:18
南沢の状態はこんな感じ。標高2000m以下は雪が薄くアイスバーンだらけ
トレース横の雪もカチカチ状態でした。これは恐らく先日の荒天時に
標高2000m以下は雨予報が出ていたので、その雨が氷結したレインクラストだと思う
標高2000mを超えた辺りからようやく雪の踏み面になってきました
個人的には美濃戸口から南沢なら行者小屋まで、北沢なら赤岳鉱泉まで毎回ノーアイゼンだったので今回もそうしたが、この日は早めにアイゼンをつけた方がラクだったかも…
2023年02月22日 06:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
2/22 6:15
標高2000mを超えた辺りからようやく雪の踏み面になってきました
個人的には美濃戸口から南沢なら行者小屋まで、北沢なら赤岳鉱泉まで毎回ノーアイゼンだったので今回もそうしたが、この日は早めにアイゼンをつけた方がラクだったかも…
出発から約3時間、ようやく視界が開けて横岳の岩峰群が見えてきました
左の大同心含めてカッチカチに凍ってそうだ
2023年02月22日 07:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
2/22 7:01
出発から約3時間、ようやく視界が開けて横岳の岩峰群が見えてきました
左の大同心含めてカッチカチに凍ってそうだ
今回は最初に踏むことにした赤岳。毎年冬に登頂しているものの、
今回は昨日まで荒天だっただけにまともに登れるのか少し不安だった
2023年02月22日 07:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
29
2/22 7:25
今回は最初に踏むことにした赤岳。毎年冬に登頂しているものの、
今回は昨日まで荒天だっただけにまともに登れるのか少し不安だった
そして美濃戸口から3時間半ほどで行者小屋に到着
ここでアイゼンとヘルメットを装着し、ピッケルも出して臨戦態勢で臨みます
2023年02月22日 07:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
21
2/22 7:30
そして美濃戸口から3時間半ほどで行者小屋に到着
ここでアイゼンとヘルメットを装着し、ピッケルも出して臨戦態勢で臨みます
行者小屋から望む赤岳。もう何度も見ているけれど、やっぱりここからの赤岳が好きだな
2023年02月22日 07:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
23
2/22 7:30
行者小屋から望む赤岳。もう何度も見ているけれど、やっぱりここからの赤岳が好きだな
小屋周りの積雪量はこんな感じ。下部は氷結箇所が多く少雪でしたが
この辺まで上がると昨日までの荒天による雪がそれなりに積ってました
それにしてもこの時の気温-17℃前後。無風だけどとにかく寒いっ!
2023年02月22日 07:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
9
2/22 7:32
小屋周りの積雪量はこんな感じ。下部は氷結箇所が多く少雪でしたが
この辺まで上がると昨日までの荒天による雪がそれなりに積ってました
それにしてもこの時の気温-17℃前後。無風だけどとにかく寒いっ!
行者小屋で装備と体勢を整えて急登の文三郎尾根を登って行きます
その途中、朝日で光り輝く阿弥陀岳が…今日は予報通りの最高の青空♪
2023年02月22日 08:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
40
2/22 8:09
行者小屋で装備と体勢を整えて急登の文三郎尾根を登って行きます
その途中、朝日で光り輝く阿弥陀岳が…今日は予報通りの最高の青空♪
数年ぶりに文三郎尾根を上りで使うも、相変わらずの急傾斜でかなりキツイ💦
荒天翌日ということでトレースはまだ薄め、マムートの階段は完全に雪没状態
下部は少雪で氷結箇所多数だったが、上部は結構な積雪量だったと思う
2023年02月22日 08:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
18
2/22 8:19
数年ぶりに文三郎尾根を上りで使うも、相変わらずの急傾斜でかなりキツイ💦
荒天翌日ということでトレースはまだ薄め、マムートの階段は完全に雪没状態
下部は少雪で氷結箇所多数だったが、上部は結構な積雪量だったと思う
左手に横岳と硫黄岳を望みながら登って行きます
「今日は横岳を越えてあの平らな頂まで行けるのかな…」
2023年02月22日 08:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
15
2/22 8:23
左手に横岳と硫黄岳を望みながら登って行きます
「今日は横岳を越えてあの平らな頂まで行けるのかな…」
まだ日陰の横岳岩峰群を拡大。相変わらずの荒々しい山肌、神々しくて見惚れてしまう
2023年02月22日 08:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
25
2/22 8:24
まだ日陰の横岳岩峰群を拡大。相変わらずの荒々しい山肌、神々しくて見惚れてしまう
右手には阿弥陀&中岳のコンビ。文三郎尾根の上部から望むこの画が好きだ
2023年02月22日 08:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
28
2/22 8:34
右手には阿弥陀&中岳のコンビ。文三郎尾根の上部から望むこの画が好きだ
行者小屋から急登をひたすら登り、1時間10分ほどで”文三郎尾根分岐”に到着
いつもはこの稜線に乗った途端に暴風となるが、この日は弱風でちょっとビックリ💦
2023年02月22日 09:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
32
2/22 9:00
行者小屋から急登をひたすら登り、1時間10分ほどで”文三郎尾根分岐”に到着
いつもはこの稜線に乗った途端に暴風となるが、この日は弱風でちょっとビックリ💦
分岐から赤岳山頂へ。この先は昨日までの荒天の状況がそのまま残っていた
この切れ落ちている恐怖のトラバース個所も先行者の薄い踏み跡があるのみ
いつものような安定して歩ける段付きトレースはこの時点では無かった
2023年02月22日 09:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
29
2/22 9:08
分岐から赤岳山頂へ。この先は昨日までの荒天の状況がそのまま残っていた
この切れ落ちている恐怖のトラバース個所も先行者の薄い踏み跡があるのみ
いつものような安定して歩ける段付きトレースはこの時点では無かった
今通過したトラバース個所を振り返る。まだ雪が締まっているので、
ひと踏みでは深い足場ができない状態。ピッケルとアイゼンの歯を効かせて恐る恐る通過💦
2023年02月22日 09:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
27
2/22 9:10
今通過したトラバース個所を振り返る。まだ雪が締まっているので、
ひと踏みでは深い足場ができない状態。ピッケルとアイゼンの歯を効かせて恐る恐る通過💦
キレット分岐付近の様子。この辺まで来ると下部の少雪が信じられないほど真っ白に
この様相を見て昨日までが本当に大荒れだったことを実感する
2023年02月22日 09:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
23
2/22 9:12
キレット分岐付近の様子。この辺まで来ると下部の少雪が信じられないほど真っ白に
この様相を見て昨日までが本当に大荒れだったことを実感する
竜頭峰分岐へのいつもの斜面もこの様相。冬の赤岳はもう10回ほど来ているが
ここまで雪がビッシリ付いて岩肌全てが真っ白なのは初めて見た
これまで見てきた冬の赤岳とはあまりに違う世界に驚きを隠せない私(^^;
2023年02月22日 09:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
39
2/22 9:21
竜頭峰分岐へのいつもの斜面もこの様相。冬の赤岳はもう10回ほど来ているが
ここまで雪がビッシリ付いて岩肌全てが真っ白なのは初めて見た
これまで見てきた冬の赤岳とはあまりに違う世界に驚きを隠せない私(^^;
ピンボケだけど、岩肌についたエビの尻尾もその殆どがカチカチの氷結状態だった
荒天とはいっても厳冬期としては気温高めで湿った雪だったということなのか?
2023年02月22日 09:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
13
2/22 9:32
ピンボケだけど、岩肌についたエビの尻尾もその殆どがカチカチの氷結状態だった
荒天とはいっても厳冬期としては気温高めで湿った雪だったということなのか?
山頂手前の大岩もこの様相。こんなに全部真っ白なのは本当に初めて見た
厳冬期でもこの辺の岩は岩肌が露出していることが多いんだけどね
2023年02月22日 09:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
14
2/22 9:33
山頂手前の大岩もこの様相。こんなに全部真っ白なのは本当に初めて見た
厳冬期でもこの辺の岩は岩肌が露出していることが多いんだけどね
そして美濃戸口から歩くこと約5時間半、今年も冬の赤岳に登頂です☆
山頂も驚くほど真っ白でしたが、それ以上に過去一番の八ヶ岳ブルーに感激!
2023年02月22日 09:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
24
2/22 9:39
そして美濃戸口から歩くこと約5時間半、今年も冬の赤岳に登頂です☆
山頂も驚くほど真っ白でしたが、それ以上に過去一番の八ヶ岳ブルーに感激!
早速撮っていただきました。ありがとうございました〜(*^^)v
これで通算11回目、冬は10回目の登頂。やっぱり赤岳は冬がいいね♪
あのコロナ用マスクのバラクラバ化、1枚数十円で結構温かくて使えます(^^)
2023年02月22日 09:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
49
2/22 9:42
早速撮っていただきました。ありがとうございました〜(*^^)v
これで通算11回目、冬は10回目の登頂。やっぱり赤岳は冬がいいね♪
あのコロナ用マスクのバラクラバ化、1枚数十円で結構温かくて使えます(^^)
いつもの山頂標と一緒に撮ろうとしたらこの状態で”赤岳”の文字が全く見えず…
ちなみにあのエビの尻尾はガッチガチの氷結状態でした
2023年02月22日 09:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
29
2/22 9:43
いつもの山頂標と一緒に撮ろうとしたらこの状態で”赤岳”の文字が全く見えず…
ちなみにあのエビの尻尾はガッチガチの氷結状態でした
拡大。かなり不細工なエビの尻尾…というかただの氷柱と化している。やはり大荒れでも気温は高めで湿り気をおびた雪だったのか?
2023年02月22日 09:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
2/22 9:44
拡大。かなり不細工なエビの尻尾…というかただの氷柱と化している。やはり大荒れでも気温は高めで湿り気をおびた雪だったのか?
昨年復活していた”オレオクッキー”の山頂標も肝心の山名が見えない(^^;
八ヶ岳ブルーの澄んだ青空にこれが入ると凄く映えるんだよね
2023年02月22日 09:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
2/22 9:45
昨年復活していた”オレオクッキー”の山頂標も肝心の山名が見えない(^^;
八ヶ岳ブルーの澄んだ青空にこれが入ると凄く映えるんだよね
それでは360°の大パノラマを堪能して行きます。まずは日本一の富士山から
この日は本当に良く見えました。南アや八ツは富士山が近くて良く見えるのがいいね☆
2023年02月22日 09:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
42
2/22 9:47
それでは360°の大パノラマを堪能して行きます。まずは日本一の富士山から
この日は本当に良く見えました。南アや八ツは富士山が近くて良く見えるのがいいね☆
時計回りで眺めて行きます。南方には手前に権現岳、その後方には南ア北部の峰々
2023年02月22日 09:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
33
2/22 9:47
時計回りで眺めて行きます。南方には手前に権現岳、その後方には南ア北部の峰々
愛しの北岳をアップ。画面の左へ続く尾根が池山吊尾根
その後方には間ノ岳も見える。出来ることならまた冬に狙いたいな…
2023年02月22日 09:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
34
2/22 9:48
愛しの北岳をアップ。画面の左へ続く尾根が池山吊尾根
その後方には間ノ岳も見える。出来ることならまた冬に狙いたいな…
北岳から右に振ると、左に貴公子・甲斐駒&右に女王・仙丈のコンビ
この2座も久しぶりに冬期登頂を狙いたいところ
2023年02月22日 09:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
23
2/22 9:48
北岳から右に振ると、左に貴公子・甲斐駒&右に女王・仙丈のコンビ
この2座も久しぶりに冬期登頂を狙いたいところ
こちらは手前が入笠山と富士見パノラマスキー場。その後方には中アの山並み
あの中アの山並みがこれだけクリアに見えるのも今までなかったと思う
2023年02月22日 09:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
23
2/22 9:49
こちらは手前が入笠山と富士見パノラマスキー場。その後方には中アの山並み
あの中アの山並みがこれだけクリアに見えるのも今までなかったと思う
そして赤岳のお隣にある阿弥陀岳。赤岳の山頂から見るこの姿が一番好きだ
遠方には左に御嶽山、正面奥に乗鞍岳、右には槍穂を始めとする真っ白な北アの山並み
2023年02月22日 09:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
27
2/22 9:50
そして赤岳のお隣にある阿弥陀岳。赤岳の山頂から見るこの姿が一番好きだ
遠方には左に御嶽山、正面奥に乗鞍岳、右には槍穂を始めとする真っ白な北アの山並み
2/9に超爆風の中で何とか登頂した乗鞍岳。あの時は人生最強の爆風でビビった私💦
右には諏訪湖、左手前の阿弥陀の山頂には登頂者が見える
2023年02月22日 09:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
18
2/22 9:50
2/9に超爆風の中で何とか登頂した乗鞍岳。あの時は人生最強の爆風でビビった私💦
右には諏訪湖、左手前の阿弥陀の山頂には登頂者が見える
御嶽山もアップ。超爆風だった乗鞍山頂の奥宮の陰で風を凌ぎながら見ていたなぁ…
今日はあの日と同じ青空でも冬の赤岳としては信じられないほどの弱風。あ〜幸せだ〜
2023年02月22日 09:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
29
2/22 9:50
御嶽山もアップ。超爆風だった乗鞍山頂の奥宮の陰で風を凌ぎながら見ていたなぁ…
今日はあの日と同じ青空でも冬の赤岳としては信じられないほどの弱風。あ〜幸せだ〜
槍穂もクリアに見える。左から奥穂&前穂〜ちょこんと涸沢岳、その右に北穂、
ドンと落ちて大キレ〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍の穂先までバッチリ!
2023年02月22日 09:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
31
2/22 9:51
槍穂もクリアに見える。左から奥穂&前穂〜ちょこんと涸沢岳、その右に北穂、
ドンと落ちて大キレ〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍の穂先までバッチリ!
槍穂の山塊から右へ振って行くと、真っ白な北アの山並みの手前に霧ヶ峰が
2023年02月22日 09:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
23
2/22 9:54
槍穂の山塊から右へ振って行くと、真っ白な北アの山並みの手前に霧ヶ峰が
さらに時計回りで後立山連峰を見て行くと、左に双耳峰の鹿島槍と右に五竜
2023年02月22日 10:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
28
2/22 10:07
さらに時計回りで後立山連峰を見て行くと、左に双耳峰の鹿島槍と右に五竜
左の五竜から画面中央の唐松、そこから右へのびる八方尾根、右端には天狗尾根
2023年02月22日 10:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
23
2/22 10:06
左の五竜から画面中央の唐松、そこから右へのびる八方尾根、右端には天狗尾根
そして北アの最後は白馬三山も見えました☆
今日の真っ白な北アの山並みは過去一番でクリアに見えた。本当に良い日に登れたと思う
2023年02月22日 09:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
25
2/22 9:54
そして北アの最後は白馬三山も見えました☆
今日の真っ白な北アの山並みは過去一番でクリアに見えた。本当に良い日に登れたと思う
こちらは左端の蓼科山から手前の横岳までを一望
このように八ヶ岳連峰は南北に真っすぐ連なっていることがよく分かる
2023年02月22日 09:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
21
2/22 9:55
こちらは左端の蓼科山から手前の横岳までを一望
このように八ヶ岳連峰は南北に真っすぐ連なっていることがよく分かる
画面右端の平べったい山頂の硫黄岳から、双耳峰の天狗岳〜平坦な北横岳、
そして八ヶ岳連峰北端の蓼科山まで。どの山もそれぞれ特徴があり個性が際立っている
2023年02月22日 09:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
2/22 9:55
画面右端の平べったい山頂の硫黄岳から、双耳峰の天狗岳〜平坦な北横岳、
そして八ヶ岳連峰北端の蓼科山まで。どの山もそれぞれ特徴があり個性が際立っている
南峰から北峰へ移ります。本当に目と鼻の先、20〜30mほどです
この辺の雪つきも過去一番で凄かった印象。岩が全部真っ白だなんて
今まで一度もなかったし…やっぱり荒天の翌日だとこうなるんだね…
2023年02月22日 09:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
18
2/22 9:56
南峰から北峰へ移ります。本当に目と鼻の先、20〜30mほどです
この辺の雪つきも過去一番で凄かった印象。岩が全部真っ白だなんて
今まで一度もなかったし…やっぱり荒天の翌日だとこうなるんだね…
北峰からはさらに遠方の山々を確認
「あの遥か先に見える白い山並みはどこなんだろう…」と、
何気に見ていると、あれはナント頸城山塊だった!
2023年02月22日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
18
2/22 9:57
北峰からはさらに遠方の山々を確認
「あの遥か先に見える白い山並みはどこなんだろう…」と、
何気に見ていると、あれはナント頸城山塊だった!
右から火打山〜焼山、左は位置的に雨飾山?何度も踏んでいる冬の赤岳だけど、
ここまで見えたのは初めてだと思う。いゃ〜もぅビックリですよ💦
2023年02月22日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
20
2/22 9:57
右から火打山〜焼山、左は位置的に雨飾山?何度も踏んでいる冬の赤岳だけど、
ここまで見えたのは初めてだと思う。いゃ〜もぅビックリですよ💦
こちらは右の浅間山から左に篭ノ登山、湯ノ丸山、烏帽子岳方面
2023年02月22日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
15
2/22 9:57
こちらは右の浅間山から左に篭ノ登山、湯ノ丸山、烏帽子岳方面
この日は北峰も南峰と同じくこの様相
それにしても赤岳頂上山荘があんなに真っ白なの初めて見たよ
2023年02月22日 10:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
13
2/22 10:02
この日は北峰も南峰と同じくこの様相
それにしても赤岳頂上山荘があんなに真っ白なの初めて見たよ
例年とは別世界の山頂で、厳冬期の大パノラマを堪能したところで横岳へ
ただ、ここまでの様相からするとこの先まともに歩けるのか半信半疑になってきた…
2023年02月22日 10:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
14
2/22 10:03
例年とは別世界の山頂で、厳冬期の大パノラマを堪能したところで横岳へ
ただ、ここまでの様相からするとこの先まともに歩けるのか半信半疑になってきた…
少し下ったところで振り返る。予想通り数名分の薄い踏み跡があるだけで
深く明瞭なトレースやステップは無し。この急傾斜でステップ無しでは
怖くて前向きで下りられず、たかだかこれだけの区間でもクライムダウンを多用
2023年02月22日 10:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
18
2/22 10:17
少し下ったところで振り返る。予想通り数名分の薄い踏み跡があるだけで
深く明瞭なトレースやステップは無し。この急傾斜でステップ無しでは
怖くて前向きで下りられず、たかだかこれだけの区間でもクライムダウンを多用
写真では大したことないけど、ここも右側が遥か下まで切れ落ちて怖かった💦
この先もまともなトレースは望めそうもなく横岳&硫黄岳への縦走は諦める
さらにここにトレースがないということは、地蔵尾根からの下山も難儀が
予想されるので、ここで山頂へ戻って文三郎尾根から下ることにしました
2023年02月22日 10:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
2/22 10:21
写真では大したことないけど、ここも右側が遥か下まで切れ落ちて怖かった💦
この先もまともなトレースは望めそうもなく横岳&硫黄岳への縦走は諦める
さらにここにトレースがないということは、地蔵尾根からの下山も難儀が
予想されるので、ここで山頂へ戻って文三郎尾根から下ることにしました
と、いうことで山頂に戻って来ました
あの先に見える南峰を再び踏んで文三郎尾根から下ります
2023年02月22日 10:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
12
2/22 10:32
と、いうことで山頂に戻って来ました
あの先に見える南峰を再び踏んで文三郎尾根から下ります
それにしても、ここまで雪がついて真っ白な山頂はホントに初めてですよ
いつもは小屋の壁が普通に出ているのに。まさに「これぞ厳冬期」といった様相
でも、この白さが八ヶ岳ブルーの澄んだ青空に映えるね
2023年02月22日 10:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
11
2/22 10:35
それにしても、ここまで雪がついて真っ白な山頂はホントに初めてですよ
いつもは小屋の壁が普通に出ているのに。まさに「これぞ厳冬期」といった様相
でも、この白さが八ヶ岳ブルーの澄んだ青空に映えるね
最後に南峰の赤嶽神社で下山の無事を祈願して山頂をあとにします
2023年02月22日 10:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
21
2/22 10:39
最後に南峰の赤嶽神社で下山の無事を祈願して山頂をあとにします
山頂から所々でクライムダウンを使いつつ、40分ほどかけて文三郎尾根分岐に到着
ここまで何とか無事に下れてホッとしましたよ💦
2023年02月22日 11:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
17
2/22 11:07
山頂から所々でクライムダウンを使いつつ、40分ほどかけて文三郎尾根分岐に到着
ここまで何とか無事に下れてホッとしましたよ💦
分岐からは南北に連なる冬の八ヶ岳連峰を眺めながら下って行きます♪
既に多数の登山者が辿っていたので明瞭なトレースとステップがついていました
2023年02月22日 11:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
13
2/22 11:08
分岐からは南北に連なる冬の八ヶ岳連峰を眺めながら下って行きます♪
既に多数の登山者が辿っていたので明瞭なトレースとステップがついていました
右手上部の赤岳主稜を眺めていたら、なんとクライマーを発見!
2023年02月22日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
13
2/22 11:09
右手上部の赤岳主稜を眺めていたら、なんとクライマーを発見!
厳冬期でもあんなところを登るなんて本当に凄いと思う
でも、今日はカチカチの氷が岩にビッシリついているのに大丈夫なのかな…
2023年02月22日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
17
2/22 11:09
厳冬期でもあんなところを登るなんて本当に凄いと思う
でも、今日はカチカチの氷が岩にビッシリついているのに大丈夫なのかな…
左手にはどこまでも続く八ヶ岳ブルーの澄んだ青空と阿弥陀&中岳のコンビ
2023年02月22日 11:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
24
2/22 11:18
左手にはどこまでも続く八ヶ岳ブルーの澄んだ青空と阿弥陀&中岳のコンビ
右手には断念した横岳と硫黄岳。文三郎尾根上部から望む景色は本当に素晴らしい
三山縦走は諦めたけれど、それでも今日は最高の一日だったと素直に思えてくる
2023年02月22日 11:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
17
2/22 11:19
右手には断念した横岳と硫黄岳。文三郎尾根上部から望む景色は本当に素晴らしい
三山縦走は諦めたけれど、それでも今日は最高の一日だったと素直に思えてくる
そして無事に行者小屋まで戻ってきました
安堵したと同時に疲れがドッと出た感じ。まずは武装解除してひと休みです
2023年02月22日 11:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
18
2/22 11:52
そして無事に行者小屋まで戻ってきました
安堵したと同時に疲れがドッと出た感じ。まずは武装解除してひと休みです
行者小屋から望む雪の赤岳。ここから望む赤岳は私のお気に入りのショット☆
やっぱり冬の赤岳は良い♪来年もまた来ようと思う
2023年02月22日 11:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
24
2/22 11:54
行者小屋から望む雪の赤岳。ここから望む赤岳は私のお気に入りのショット☆
やっぱり冬の赤岳は良い♪来年もまた来ようと思う
三山縦走を諦めたので時間的には余裕たっぷりになりました
腰を下ろして阿弥陀を眺めながらあんぱんでノンビリ休憩です♪
2023年02月22日 12:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
20
2/22 12:01
三山縦走を諦めたので時間的には余裕たっぷりになりました
腰を下ろして阿弥陀を眺めながらあんぱんでノンビリ休憩です♪
今回踏めなかった横岳。来年は三山縦走で踏めるようにリベンジを誓って下山します
2023年02月22日 12:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
15
2/22 12:18
今回踏めなかった横岳。来年は三山縦走で踏めるようにリベンジを誓って下山します
行者小屋から南沢〜美濃戸山荘を経て八ヶ岳山荘まで無事に下山しました
今年も冬の赤岳と八ヶ岳の素晴らしさを実感できて良かったです
また来年、その先もずっと通い続けていこうと思います(^^)/
2023年02月22日 14:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
16
2/22 14:54
行者小屋から南沢〜美濃戸山荘を経て八ヶ岳山荘まで無事に下山しました
今年も冬の赤岳と八ヶ岳の素晴らしさを実感できて良かったです
また来年、その先もずっと通い続けていこうと思います(^^)/
撮影機器:

感想

 
今年も私のルーティーン山行のひとつである冬の赤岳へ。
今回も例年通りの計画で本命の赤岳と合わせて横岳と硫黄岳を縦走で繋ぐ予定で午前4時から気合いを入れて臨みました。
しかし、前日までの荒天の影響で雪の状態が昨年のようにやさしくなく、今の自分の技術と体力ではこの日の条件であの稜線距離をまともな時間で歩き通せる見通しが立たず、さらに横岳岩峰群の危険個所を安全に通過することもできないだろうと判断し、赤岳の山頂から天望荘側へ少し下りたところでこの日の縦走は断念しました。

雪の状態は日帰り縦走出来るほどやさしくありませんでしたが、お空の方は予報通りの好天に恵まれて風も弱く絶好のコンディション♪
これまで10年ほど通い続けた冬の赤岳の中でも、過去一番といえるほどの澄んだ八ヶ岳ブルーの空が広がっていました。
真冬の抜けるような青空の下、赤岳山頂から望む景色も「ここまで見晴らしの良い日があっただろうか…」と思うほどのこれまた冬の赤岳で過去一番のクリアでどこまでも見渡せる360°の大展望です。

日本一の富士山をはじめ、目の前に見える権現とその後方には南ア北部の峰々、そこから時計回りで中ア、御嶽、お隣の阿弥陀、その後方には先日爆風の中で踏んだ乗鞍も見えます。
そして槍穂からゴタテまで横一線に連なる真っ白な北アの山並みはまさに壮観。
さらに北アの右に見える白い山域はどこなんだろう?と思いながら暫く眺めていると頸城山塊の火打山や焼山でした。
これまで10回ほど踏んできた冬の赤岳でしたが、まさかここまで見えるとは思ってもいなかったので本当に驚きました。
この日は遥か遠方の山域まで、かつてないほどにクリアに見える最高の日だったと思います。
どこまでも続く澄んだ青空の下、南北に連なる美しい八ヶ岳連峰の冬景色と遥か遠方の白い山並みまでたっぷり楽しむことができました♪
三山縦走は諦めて残念ではありましたが、そんな沈んだ気持ちを凌駕するほどの素晴らしいご褒美を戴いて大満足の一日でした。

これで冬のルーティーン山行の中でもマストである八方唐松と赤岳の二座を今年も無事に踏むことができました。
冬のこの二座は私の中で別格な山なので、来年以降も変わらぬ思いで通い続けていこうと思います(^^)/
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:862人

コメント

素晴らし八ヶ岳ブルー!!!美しいですねー!
超ウラヤマシイお天気!あの暴風雨が美しい造形を作り出しましたね!!!
岩の殿堂っぽいww見ているだけで緊張した〜(*_*)
ムリせずピストン、いいんじゃないっすかー!
もうハラハラですよ。無事の下山でよかったです。
三山縦走はまたの機会に!お疲れさまでしたー!
2023/2/26 16:16
さだおさん、
ホントに良い日登れましたよ。前日の荒天のお蔭で縦走は出来なかったけど、
その分、見慣れたいつもの景色が過去最高のものとなっていたので結果的には大満足でしたよ☆
でも、まだ今季は山泊が1回も出来ていないので、今度はちゃださん(あ、さだおさんかw)のように雪山泊でじっくり楽しみたいです。
2023/2/26 23:21
こん〇〇わ、ウザッタイsm-vasです。 御免なさい、また、お付き合い下さい。

ヤット行かれたんですね、八ッ。 伊吹山(リフターさんらしく無いガスガスでしたね、私、北アが最西端です) 乗鞍(私、登って無いんです)の時は「アレ!変だな〜」と思ってました。
(失礼、私が兎や角、言うことで無いのは当たり前です)

八ッの稜線でトレースが無いなんて、私には考えられません。「ひと冬で何度あるか?」て、ぐらい珍しいんじゃないでしょうか。 撤退は的確カツ冷静な判断ですね、単独行ですから、冬山の下りは恐ろしい。
私の八ッのイメージですと、風は強いが(当たり前ですね)晴れっぱなし、入れ替わり経ち替わりで行者小屋・赤岳鉱泉には学生ばかりのテント村ができる…こんな感じです。 昔も勿論、冬のアルプスを目指す為の入門山域でしたから。
しかし我々は雪量の少ない、常にトレースの有る、八ッ・南ア北部で満足でした。 ラッセルはイヤだし無理。(と言うか、本当はタダ単に実力不足なだけでした)
「アッ!」 南ア北部に北岳は含みません。(笑)

私の冬八ッのクリヤーな記憶は唯一つ……『野沢菜漬』です。(笑) 変ですよね?
朝一番のバスを美濃戸口で降り、北沢・南沢の分岐までの林道沿いの某小屋(名前は忘れました)で振る舞われた『野沢菜漬』です。注文したようには記憶してないので、タダ(お試し?)だったか。
未だ暗く、膝ガクガク身体ブルブルさせながら頂く、シャーベット状の野沢菜は ソレハソレハ最高に「ウマ〜〜〜!!!」でした。
お新香大好き人間の私、未だに”コレ”に勝るモノに出会っていません。断言できます。
食べる環境が最強の隠し味となるのでしょうね、東京に持ち帰って食べても、ソコまでの感動は湧きません。

いつもの美しい写真の数々、特に……
行者小屋から仰ぎ見る峩々たる赤岳、
どこから見ても優雅な曲線を見せてくれる鹿島槍、
そして八ッブルーの深さ、 
ありがとうございます、失礼いたしました。   かしこ
2023/3/2 8:50
sm-vasさん、こんばんは
だいぶ後回しになりましたが今季もキッチリ行ってきました。

仰るとおり八ツでトレース無しなんて珍しい(特に今回予定していた王道ルートなら尚更)ですが、さすがに大荒れ翌日だとこうなるんだなぁ…と思いました。
特に上部は周りの様相も真っ白の世界で、あれほど岩に雪が付いているのは初めて見ました。八ツは厳冬期でも岩肌が出ていることが多いんですけどね。まぁ前日までの天候が凄まじかったということを実感した次第です。(でも下る時には既にトレースが出来つつあるという…この辺もさすが人気の八ツですね)
自分も冬の八ツのイメージといえば上部稜線はいつも強風ながらも、トレースバッチリ、晴天率高し=ラッセルほぼ無し。+冬でも営業小屋があって安心感も有り。ですね(笑)

野沢菜の件、分岐までの小屋ということは”やまのこ村”か”赤岳山荘”、もしくは”美濃戸山荘”あたりでしょうか。
シャーベット状のそれは、冬山で戴く一品という視点で見ればさぞかし美味?だったということでしょうね(笑)
”食べる環境が最強の隠し味”・・・ごもっともですよね。山でカップラ食べたら最高にウマいですし、特に自分は雪山が大好きなので、極寒の中でもいつもの一品がより一層美味しく感じていますよ。
今回、縦走は叶いませんでしたが、これだけの絶景と青空を堪能できたので、結果的には今年も大満足の八ツでした。
今回もじっくりご覧いただきありがとうございました。
2023/3/2 23:33
lifter175さん、いつも早々のご返信ありがとうございます、恐縮です。
そして、お忙しいのを知りながらクドクて申し訳ございません。

野沢菜漬の件です。(本当にクドイ 笑 ) どの小屋で頂いたか判明しました。
『小松山荘』と言うそうです、今は無いそうです。ヒョトすると赤岳山荘とかの前身かも? (当時は赤岳山荘、やまのこ村は無かったような?)
リフターさんに野沢菜漬のコメを書いている時に、「前にも同じ事、誰かにコメしなかったか???」と、なりまして……自分の過去コメを辿ると…見つけました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2327147.html#comment2672915
こちらの過去レコの感想/記録に、小屋名が明記されていました。
分かっても思い出すことは無いのですが(笑)
”ひさやまさん”は私と同学年でして、学生時代に山で”二アミス”だったことも有ったようです。(笑)

ドーデモイーことで御免なさい。
今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。  かしこ
2023/3/4 21:06
sm-vasさん、こんばんは。
”ひさやまさん”のレコ拝見させていただきました。それにしてもsm-vasさんもそうでしょうけど、山歴の長い方々の若かりし頃の山行は本当に凄いし尊敬してしまいます。
昔の山行記録で行程や装備、歩荷などを見聞きしていると「よくそんなんでここまでやれるなぁ…」って心底思いますよ。
それと、あのお写真見て思うのは、山の景色は50年前も今もほぼ変わらないことですかね。
横岳のトラバーストレース(あれは恐らく石尊峰西面のトラバース区間)は、今でも同じトレースがついていますし、槍の穂先も変わりませんね。そして八ヶ岳ブルーも(笑)
人間が生きている時間など山からしたら瞬き程度で、何も変わらないのが当たり前ですよね。いろいろ教えていただき、また良いもの見せていただきありがとうございました。
2023/3/5 22:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら