ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5204112
全員に公開
雪山ハイキング
朝日・出羽三山

鍋森・離森山(月山第一トンネル南駐車場から)

2023年02月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:08
距離
13.9km
登り
870m
下り
871m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
0:14
合計
6:09
距離 13.9km 登り 870m 下り 887m
7:47
139
スタート地点
10:06
10:08
48
10:56
11:05
32
11:37
11:40
31
12:11
39
12:50
66
13:56
ゴール地点
天候 曇り/晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■月山第1トンネル南駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
■朝の上り始めは軽い雪。深い所で膝ラッセル。標高が上がると雪が締まってきて足首ラッセル程度。
■ウインドクラストした斜面では全く沈まない所もあるが、アイゼンが必要な場面はなし。
■鍋森山頂一帯は風の通り道なのか、強風が吹き抜けて雪煙が舞っていた。
■離森の斜面に深いクラック(ヒドゥンクレバス様)が入っていて要注意。(先行のパーティに教えてもらいました)
月山第1トンネル南側駐車場
2023年02月23日 07:49撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 7:49
月山第1トンネル南側駐車場
高曇りの空に太陽がぼんやり浮かんでいる。
2023年02月23日 07:49撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 7:49
高曇りの空に太陽がぼんやり浮かんでいる。
スノーブリッジで沢を渡る。
2023年02月23日 07:53撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 7:53
スノーブリッジで沢を渡る。
沢型にトレースが続いていたが、ここで右側の尾根に取り付く。
2023年02月23日 07:58撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 7:58
沢型にトレースが続いていたが、ここで右側の尾根に取り付く。
尾根に乗った。
2023年02月23日 08:12撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 8:12
尾根に乗った。
大きな雪庇で上がれない。
2023年02月23日 08:34撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 8:34
大きな雪庇で上がれない。
少し下へ降りて低い所から乗り上げた。
2023年02月23日 08:34撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 8:34
少し下へ降りて低い所から乗り上げた。
P891
2023年02月23日 08:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 8:39
P891
帰りは対岸の尾根を下るのだが、よくわからない。
2023年02月23日 08:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/23 8:40
帰りは対岸の尾根を下るのだが、よくわからない。
歩きやすい疎林帯を行く。
2023年02月23日 08:49撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 8:49
歩きやすい疎林帯を行く。
アニマルトレース。真っ白いウサギが飛ぶ様に跳ねて行くのを見た。
2023年02月23日 08:53撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2
2/23 8:53
アニマルトレース。真っ白いウサギが飛ぶ様に跳ねて行くのを見た。
木々の上に熊棚が見える。この辺りは熊のテリトリーだ。
2023年02月23日 09:10撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 9:10
木々の上に熊棚が見える。この辺りは熊のテリトリーだ。
大きな雪庇のある辺りがP1073
2023年02月23日 09:17撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 9:17
大きな雪庇のある辺りがP1073
振り返ると湯殿山と月山。雲と同化して上手く撮れない。肉眼では美しく見えたが・・・
2023年02月23日 09:22撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 9:22
振り返ると湯殿山と月山。雲と同化して上手く撮れない。肉眼では美しく見えたが・・・
P1073
2023年02月23日 09:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/23 9:23
P1073
P1162へと続く白いワインディングロード
2023年02月23日 09:29撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 9:29
P1162へと続く白いワインディングロード
木の陰で休憩。
2023年02月23日 09:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/23 9:43
木の陰で休憩。
この先で沢からのトレースと合流。
2023年02月23日 10:01撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 10:01
この先で沢からのトレースと合流。
トレースを辿る。
2023年02月23日 10:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/23 10:06
トレースを辿る。
P1162(北沢山)
2023年02月23日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 10:08
P1162(北沢山)
P1162からは左に鍋森、右に離森。鍋森の山頂に数人の人影を確認できた。
2023年02月23日 10:08撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 10:08
P1162からは左に鍋森、右に離森。鍋森の山頂に数人の人影を確認できた。
青が広がってきた。
2023年02月23日 10:20撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 10:20
青が広がってきた。
風が強いところではトレースが消えかかっている。
2023年02月23日 10:22撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 10:22
風が強いところではトレースが消えかかっている。
雪面に伸びる1本のトレース。
2023年02月23日 10:26撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2
2/23 10:26
雪面に伸びる1本のトレース。
鍋森への上り。
2023年02月23日 10:47撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 10:47
鍋森への上り。
この辺りは風の通り道か・・・雪煙が上がる。
2023年02月23日 10:54撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 10:54
この辺りは風の通り道か・・・雪煙が上がる。
ウインドクラストしている。
2023年02月23日 10:57撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 10:57
ウインドクラストしている。
鍋森山頂。
2023年02月23日 10:59撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 10:59
鍋森山頂。
先行するパーティが離森山に取り付いている。先行は5人の様だ。あの辺りも強風なのだろうか?
2023年02月23日 10:59撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 10:59
先行するパーティが離森山に取り付いている。先行は5人の様だ。あの辺りも強風なのだろうか?
鍋森から一旦下り離森山へ向かう。
2023年02月23日 11:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 11:04
鍋森から一旦下り離森山へ向かう。
広い雪面。
2023年02月23日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 11:13
広い雪面。
吹雪いてもガスってもいないが起伏が分かりにくく、目が変な感じになる。気象条件によってはホワイトアウト間違いなし。
2023年02月23日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 11:13
吹雪いてもガスってもいないが起伏が分かりにくく、目が変な感じになる。気象条件によってはホワイトアウト間違いなし。
離森山の基部で降りてくる先行パーティーとスライドした。女性3人、男性2人だった。
2023年02月23日 11:23撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 11:23
離森山の基部で降りてくる先行パーティーとスライドした。女性3人、男性2人だった。
教えてもらった深いクラック。まだ幅はないが広がれば落とし穴だ。
2023年02月23日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/23 11:33
教えてもらった深いクラック。まだ幅はないが広がれば落とし穴だ。
雪庇を崩してある部分から乗り上げる。
2023年02月23日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/23 11:36
雪庇を崩してある部分から乗り上げる。
平坦で広い場所に飛び出した。離森山の山頂だった。
2023年02月23日 11:40撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 11:40
平坦で広い場所に飛び出した。離森山の山頂だった。
石見堂〜P1355〜赤見堂であろうか。
2023年02月23日 11:40撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 11:40
石見堂〜P1355〜赤見堂であろうか。
伊東方面だが雲でよくわからない。
2023年02月23日 11:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/23 11:40
伊東方面だが雲でよくわからない。
月山もその頂は雲に隠れてしまった。
2023年02月23日 11:40撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 11:40
月山もその頂は雲に隠れてしまった。
離森山を下り鍋森を巻いてP1195付近。先行の5人が見える。
2023年02月23日 12:50撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 12:50
離森山を下り鍋森を巻いてP1195付近。先行の5人が見える。
P1162を過ぎたところ、行きは左から来たのだがトレースはもうわからなくなっている。
2023年02月23日 12:53撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 12:53
P1162を過ぎたところ、行きは左から来たのだがトレースはもうわからなくなっている。
帰りは右側の尾根を下る。
2023年02月23日 13:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 13:08
帰りは右側の尾根を下る。
P984を巻いて細い尾根へ。
2023年02月23日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/23 13:23
P984を巻いて細い尾根へ。
この先で尾根を離れ沢へ下る。
2023年02月23日 13:37撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 13:37
この先で尾根を離れ沢へ下る。
雪庇が落ちて沢に転がっている。
2023年02月23日 13:41撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 13:41
雪庇が落ちて沢に転がっている。
雪に埋まる沢を下る。
2023年02月23日 13:46撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 13:46
雪に埋まる沢を下る。
自分の行きのトレースが残されていた。
2023年02月23日 13:49撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
2/23 13:49
自分の行きのトレースが残されていた。
月山第1トンネルの建物が見えてきた。
2023年02月23日 13:51撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
1
2/23 13:51
月山第1トンネルの建物が見えてきた。
撮影機器:

感想

 天皇誕生日の祝日、比較的天気が良さげなので、前から狙っていた鍋森・離森に行くことにした。前回の大畑山はすっかり雪が少なくなっていたが、この山域ならまだ豊富に雪があるだろう。朝向かう空は高曇りの様相だったが、朝日連峰、月山、葉山、蔵王連峰と360度山並がクッキリと見えていた。これは素晴らしい眺望が期待できそう。
 月山第一トンネル南駐車場からアプローチ。スノーブリッジで沢を渡り、しばし沢沿いを行く。シッカリしたトレースが沢型に続いていたが、当初の予定通り右側の尾根に取りつく。のっけから急登で、雪も深く膝ラッセル。立ちふさがる大きな雪庇を避け、ジグを切って何とか尾根に乗る。P891〜P1073と高度を上げていくと、後方には純白の月山、湯殿山が神々しくも美しく聳えている。左奥には鳥海山の姿も。そして前方にはP1162へと誘う白いワインディングロード。素晴らしい。。。このバージンスノーに残すトレースが雪山の醍醐味でもある。P1162の手前で沢型から続いていると思われるトレースと合流。ここからはこのトレースを追うことになる。楽チンではあるが何か物足りなさは否めない。P1162に上がると目的の鍋森・離森を視界に捉えた。鍋森の山頂にはすでに先行するパーティが到着しているのが確認できた。60分くらいの時間差と思われるが、風の強い所ではすでにトレースが消えかかっている。それでもトレース跡を辿った方が格段に足の負担は少ない。ピッチを上げて先へ進みP1195から鞍部に下り、いよいよ鍋森の上りに取り掛かる。そして青が広がってきた空に雪煙が舞う鍋森山頂に着いた。先行パーティが離森に取り付いてるのが見える。ここは凄い風だがあそこも風が吹き荒れているのか・・・
 鍋森を後にして離森に向かう。広大な雪面はこの天気でも起伏が分かりにくく、気象条件によっては間違いなくホワイトアウトするだろう。離森の基部で下山してきた先行パーティとスライドする。女性3人、男性2人の5人パーティで、「この先の斜面に深いクラックがあるので注意して」とのアドバイスを受けた。クラック上の雪はストックで落としてくれた様で、わかりやすい状態になっていたが、隠れていれば足を取られる可能性もある。最後は雪庇を崩してある所から平坦なスペースに飛び出すと、離森の山頂だった。この時間になり雲が多くはなったが、360度の大展望だ。
 さてトレースが消えてしまう前に下山しよう。P1162の先からは上りで使った尾根ではなく南側の尾根を使う。先行パーティが残した明瞭なトレースを辿る。途中で先行パーティを追い抜いたが、TONOが休憩中に再度先行していった。最後は尾根を離れ沢へ下り、雪で覆いつくされた沢型を辿ると月山第1トンネルが見えてきた。
 鍋森・離森・・・さほど標高差はなく急斜面も少ないが、比較的距離が長く雪の状態によってはかなり困難を強いられるだろうが、雪が落ち着く3月下旬頃なら楽に歩けるのではないだろうか。来シーズン快晴の一日に再訪してみたいところだ。(TONO)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:296人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

山滑走 朝日・出羽三山 [日帰り]
鍋森
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら