静寂の雪原稜線 朝日連峰離森から赤見堂岳へ

2025年04月05日(土) [日帰り]

• GPS: 11:39
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,355m
• 下り: 1,669m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:54
• 休憩: 0:45
• 合計: 11:39

距離 19.9km 登り 1,355m 下り 1,669m

5:17 月山第一トンネル出口駐車場（南側）
7:43 7:44 北沢山
8:44 8:55 鍋森
9:32 9:37 離森山
10:16 10:29 鍋森
13:31 13:46 赤見堂岳
15:07 石見堂岳
16:56 ゴール地点

天候

曇り→快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1台を赤見堂取付近くのスペースに駐車後、もう1台で月山第1トンネル駐車場へ移動

※国道112号線の一部は自動車専用道路となっており、自転車や歩行者の通行はできません
https://www.thr.mlit.go.jp/yamagata/syucho/sagaeiji/contents/news/202105-1/index.pdf

コース状況／危険箇所等

◇全行程登山道はありません、今後雪解けが進めば藪漕ぎとなります
◇前夜降雪あり、締まった雪の上に新雪数センチから十数センチ。赤見堂までトレースなし、出会った人なし。
◇白土谷沢の渡渉はまだしっかりとしたスノーブリッジあり、この日は問題なく渡れたが沢の流れる音が聞こえている
◇標高1100m辺りでアイゼン装着
◇雪庇の張り出し、崩落、クラックに要注意。下りの標高を下げると雪割れが進んでおり、所により藪が出始めている。
◇赤見堂手前の1331Pの上り下りは雪質によってはアイゼンピッケル必須

その他周辺情報

道の駅にしかわ水沢温泉館(@350円)

写真

4/5 6:39

明るくなって歩き出す頃は曇っていたのだが、やがて広がる青空

4/5 7:08

赤見堂にはまだ雲がかかっているけれど、きっとあっちも晴れてくる

4/5 7:20

そう信じて進む

4/5 7:43

しかし再び垂れ込めた雲↓↓↓

4/5 8:10

ふり返る霧氷の森、晴れていたならどんなにか

4/5 8:20

まずは目指す鍋森と離森山、墨絵の世界をトボトボ…

4/5 9:57

離森からの鍋森、霧氷まとう優美なその姿、こちらも青空ならどんなにか

4/5 10:12

鍋森に戻る頃、流れ出した雲

4/5 10:18

ふり返る離森

4/5 10:30

こちらもすっかり晴れた月山

4/5 10:33

青空の下、さぁ行こう赤見堂へ

4/5 10:46

ゆくたおやかで

4/5 10:54

広い稜線

4/5 11:00

青空に浮かぶ白雲とチラリ月山

4/5 11:03

頭上からはパラパラと霧氷

4/5 11:15

赤見堂へ続く雪原稜線と遠く真白な以東岳

4/5 11:19

雪の大波をいくつも越えて

4/5 11:21

遠ざかった離森、鍋森

4/5 11:39

この時期に新雪を歩ける喜び

4/5 11:49

少しずつ近づく赤見堂

4/5 11:53

しかし辛い、繰り返されるアップダウン

4/5 12:10

晴れ渡った空と

4/5 12:17

春のシュカブラに励まされ

4/5 12:20

いよいよ眼前に迫る赤見堂

4/5 12:32

その手前に立ちはだかる1331P

4/5 12:32

張り出す雪庇と大きなクラック

4/5 12:36

直下は急登

4/5 12:40

上がってふり返る、すっかり遠くなった離森

4/5 12:41

こちらからの赤見堂はこんなにとんがっていたなんて

4/5 12:45

大井沢からの赤見堂とは違う表情がとても新鮮

4/5 12:48

私の拙い写真では斜度が伝わらないのがもどかしいけれど、雪質によってはクライムダウンかも、と思われる場所

4/5 12:51

握り締めるピッケル、それでも撮らずにはいられないこの雄姿

4/5 12:54

あのダークネスな朝が嘘のよう

4/5 12:56

鞍部に下りてふり返る1331P、急なのが少しは伝わるでしょうか

4/5 12:57

あとはひたすらに上がるのみ

4/5 13:00

少し上がっては止まる足、ふり返れば遠く離森

4/5 13:01

出迎えは流れる雲

4/5 13:37

ついに目指した赤見堂の頂へ

4/5 13:28

ふり返る、離森から歩いてきた稜線とずっと見守ってくれた月山

4/5 13:31

ここからの大好きな景色、深雪野原と朝日の山々

4/5 13:33

山頂でこの日初めて人と会った

4/5 14:07

下山開始、下りながら何度もふり返る赤見堂

4/5 14:55

午後の陽射しで光る赤見堂と

4/5 15:02

朝日の山々

4/5 15:02

大朝日

4/5 15:02

障子ヶ岳、昨年は赤見堂からあそこへと歩いた

4/5 15:02

今は恋しい以東岳

4/5 15:05

石見堂からのぞむ月山

4/5 15:05

湯殿山南西尾根にはひび割れがたくさん、あそこから向かった月山

4/5 13:49

広くたおやかな大雪原が続いた鍋森離森からの赤見堂、繋がった稜線、終わらない夢

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

アイゼン ピッケル ワカン ストック

感想

chee2005

生まれ変わりの旅、羽黒三山の赤線は繋がっていた。今季是非とも歩きたかったこの広い雪原稜線。これで赤線はさらにのび、羽黒山から月山、湯殿山、赤見堂、障子ヶ岳、そして朝日連峰主稜線へと繋がった。

大井沢から目指す赤見堂は両腕を広げたように広くたおやかで女性的な美しさであるのと対照に、こちらからの赤見堂は鋭く尖った勇ましい姿を見せてくれた。繋ぎ歩いた赤見堂へ辿り着き、越えて下りながらふり返るその表情は、いつにも増して優美であったように思う。

私の一歩一歩、ひとつひとつの山行は小さなものだけれど、休日と時期や天候、体調を考慮しながらこうして山を繋ぎ歩く悦びをあらためて。奥深く、どこまでも歩いてゆきたい朝日の山々、今度はどこを繋ごうか。


◇羽黒山～月山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2000926.html

◇月山トンネル～湯殿山～月山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2981718.html

◇赤見堂岳～障子ヶ岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6625664.html

※晴れの(笑)鍋森
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3992825.html

コメント

sho

cheeさん✨

この日、障子ヶ岳から赤見堂岳を眺めていました！
朝はガスに飲まれて見えなかった山頂が、いつの間にか青空に♪
あの場所にいらしたんですね🤗
こちら側から見る赤見堂岳の凛々しさと、ずっと続く雪原稜線が素晴らしいですね😆
そして前週は離森山におりまして、赤見堂岳へ続く道を目でなぞっていました！

一つ一つ繋がる奇跡は、夢に溢れていますね🎶
自分の来シーズンの夢になりました🤗
お疲れさまでした🍀

chee2005

shoさんこんにちは♪
やはりいらっしゃいましたか！昨年は障子でお会いしたshoさん、もしかしたら今日もあそこに…と思っていました☺️こちらから眺める障子もキリッとひときわ目立っていましたよ。
離森から、いやトンネルからの赤見堂はずっとずっと大雪原、大好きなタイプで終始うっとり♡でした。
今シーズンもまたこの辺りでお会いできそうですね☺️

sho

cheeさんにお会いすると、とても暖かい気持になります😊
また、このあたりでお会いできますように🍀

chee2005

shoさんありがとうございます😭
今度は小屋(空いた小屋(笑))で飲みながらゆっくりお話ししたいですね☺️

ao_hachi

cheeさん、赤線繋ぎの山旅お疲れ様でした🏔?
このルート私も繋げてみたいと思っておりましたので参考にさせて頂きます‼?😁
去年お会いした赤見堂岳〜障子ヶ岳の稜線を私は逆周回しておりました。きっとcheeさんも近くに居るだろうなと想像していていたけど会えずに残念と思って駐車場に着いた時に石見堂岳から降りてきたのがcheeさんですよね？しっかり挨拶もしたのに気付きませんでした…😭
また朝日か飯豊でお会いできる日を😁

chee2005

ao_hachiさんこんにちは♪
やはりao_hachiさんでしたか！未明に車を1台デポする時点で、ん？もしかしてこのお車は…と思いつつ、下りてきた時にも、んんー？？と思ったのですが、確信なく(何せ小心者なので笑)挨拶だけで終わってすみませんでした。
と言うことは、ao_hachiさんともshoさんとも昨年同様ここでお会いしたと言うことですね♪kenさんとお会いしたのはその前の年だったかなぁ。
また来年この辺りで…いや、近々この辺りでお会いできそうな気がします。その時にはゆっくりお話しさせてください(^^)