予想外に極上でした、冬の恵那山! ※山頂でストックを紛失


- GPS
- 09:41
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,341m
- 下り
- 1,340m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:41
天候 | 晴れ、稜線はややガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
30台くらい トイレなし |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ルートの注意点】 ・朝は林道が全般で凍結。場所を選べばスパイクを付けるほどではない ・林道に落石箇所多数、融雪のとき、雨上がりなどは十分注意が必要 ・本来の駐車場のトイレは使用不可 ・積雪直後は登山道すらも分からなくなる。道中に標識やピンクテープ類の目印があまり多くない。基本的には尾根通しで歩くが、道が分からないので直登(急坂)になりがち。そのため思った以上に急登もあった。樹林帯とはいえ油断はしない方がいい。置いた荷物も滑り落ちたら止まらない ・1716m地点(とくに目印なし?)に登る部分が二重山稜(船窪地形)に見えた。右か左か迷った。GPSを見ると登山道は左へ付いているようだったので、左を登った ・1716m地点を過ぎてから1864m地点までの区間は、東側に雪庇の発達する雪稜を登る。崖というほどではなく、雪庇の基本知識があれば問題なさそうだが、雪の腐り具合、割れなどの状態によっては注意。この区間の南アの展望がピカイチにいい。写真を撮るために雪庇側に攻めたくなる ・1864m以降、登りで間違いやすい部分はなかった。樹林帯で展望はほぼないが、林間の向こうに透けて見えるだけでもテンション上がる。下りは自分のトレースを忠実にたどった 【雪質、積雪量、足回り】 この日は降雪直後で10〜20センチの新雪。登山口の橋を渡ってすぐ、チェーンスパイク。1716m地点を過ぎた雪稜の登りからわかんを装着(チェーンスパイクの上から履いた)。わかんの2本の刃が効いてくれて安心感あり。スノーシューでも問題ない雪質だった。10本爪アイゼンは携行したが使わなかった ・恵那山最高点の標識はなく、場所は判然としなかったが、雪のなかにあったらしい。最高点の展望はとくになくて、ちょっと森が広く見えたくらい ・積雪は100〜120センチくらい 【行動食】 わかん装着時に梅干入りの爆弾おにぎりを1つ食べたのみで、あとは何となく食べずに撮影に時間を費やし、飲み物だけ。おにぎり1つ、トンカツ、たいやき、笹かまぼこ、棒つきウインナー、チョコやゼリーなど大量のお菓子は、持ち帰った(笑)飲み物は1L以上持った |
その他周辺情報 | 月川温泉がすぐ、ちょっとした売店もあり、アプローチに福寿草が咲いている、登山口に割引案内があった |
写真
感想
※山頂で、愛用していたストック(3段に分割)の最下段を紛失。
知らずに抜け落ちていたらしい…というのも、山頂の一部で、三脚と、ストック2本を両手で持って歩いていたときで、もしそこでモノグサをしないで三脚をちゃんとしまい、両手でストックを突いて歩いていれば、抜け落ちて気付かないことはなかった…と思う。
気付いたのは避難小屋に着く手前で、奥宮との間。日本庭園風の場所から下って登り返すどこかだと思うけど、2往復したけど見つけられなかった。
帰って、翌日、淡い期待でYAMAPを見たら、奥宮の屋根に私のストックがぶっ刺さっている写真が出ていた(泣)
「やっぱりあったのか」
「なぜここに刺す!?」
「回収どうしよう」
複雑な気持ちを抱いた……
私がいたときは雪が多かったけれど、翌日の写真を見る限り、かなり解けてきている。奥宮の屋根にぶっ刺さっている(誰かがそこに刺した)ということは、雪が解けたら地面に落ちる。でまたそれを見つけた人が、奥宮のあたりに置いておくんじゃないだろうか。少なくとも、樹林の雪のなかにストックがあって、雪解け後に藪に埋もれて一生見つけられないことは、なさそう。(誰かに捨てられる可能性はある)
今、再度山頂まで登りに行く気力は正直わかない💧
でも、メーカーに聞いたら同じものはもう手に入らないと言われたので、あると分かった以上は回収したい。高速代も、土日なら許容範囲。
今回とは別の、前宮ルートから登頂してみてもいいかなって思う気持ちもあるけれど、すぐに行くのはなかなか厳しい。恵那山は大きい💦
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恵那山が「残念な百名山」と言われるのは
パーンとひらけた展望地とか
奇岩とか花畑とかの名所に乏しくて
「ここが定番の撮影ポイント!」な
分かりやすさが弱いんだと思う💧
ずっと樹林の歩きで
山頂に至っても樹林のなか。
汗だくで高低差1400mも登った結果の
達成感が弱い😑
神社あるけど……
※私も過去に5月と9月に来た
*******
冬は違った。
冬もほぼ9割が樹林だけど
この白い尾根は、すばらしい展望地⛰✨
夏は、背丈を越すような濃密な笹原があり、
そこに1m以上の雪がかぶって
こんな見事な展望地に👀✨
南アとの絶妙な距離がまたいい
左から右まで、
ずらあぁぁぁっと、ぜ〜んぶ見える❗️
登りながらも感動したけど、さらに下りがヤバイ。
太陽が順光になって、3千m峰たちが輝く。
それを見ながら、下っていける。
左には中央アルプスと、御嶽山も。
肉眼では気づかなかったけど
拡大したら富士山🗻が写ってた✨
標高のなせる技だと思う❗️
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正直、この距離と標高差、皆さんの「過酷」というレポなどを見て
それ相応の覚悟で臨んだ。
だからなのか、登りの苦しさはほとんど感じなかった。
長いな〜とか、けっこう急だな〜とか、どこにいるのかな〜とかは思ったけど。
覚悟して臨めば、余裕をもって、楽しめた!
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