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Yamareco

記録ID: 523266
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ハイキング
十勝連峰

北海道登山旅行3座目 十勝岳

2014年09月26日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:48
距離
18.4km
登り
1,135m
下り
1,702m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
1:14
合計
8:49
距離 18.4km 登り 1,137m 下り 1,704m
7:32
18
カミホロ荘
7:50
7:54
26
8:20
8:25
14
8:39
8:40
10
8:50
9:08
42
9:50
19
10:09
10:16
13
10:29
10:31
11
10:42
10:43
12
10:55
10:56
46
11:42
12:00
73
13:13
13:15
36
13:51
14:05
24
14:29
14:30
31
15:01
80
16:21
白金温泉(白髭の滝)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
時々噴火している火山なので、一応注意が必要か。
その他周辺情報 白金温泉にある白髭の滝は一見の価値あり。さらに川を下流数キロメートル下ると、青い池という最近話題の観光スポットがある模様。
カミホロ荘から出発。
2014年09月26日 07:33撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 7:33
カミホロ荘から出発。
すでに雲の上。
2014年09月26日 07:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 7:39
すでに雲の上。
紅葉も盛り。
2014年09月26日 07:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 7:54
紅葉も盛り。
火山ぽくなってきた。
2014年09月26日 08:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 8:19
火山ぽくなってきた。
富良野岳。
2014年09月26日 08:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
9/26 8:35
富良野岳。
2014年09月26日 08:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
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2014年09月26日 08:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 8:56
化け物岩と呼ばれているらしい。
2014年09月26日 09:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 9:35
化け物岩と呼ばれているらしい。
目指す十勝岳が見えてきた。硫黄臭い。
2014年09月26日 09:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 9:43
目指す十勝岳が見えてきた。硫黄臭い。
霜柱が立っている。
2014年09月26日 09:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 9:47
霜柱が立っている。
2014年09月26日 09:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 9:58
上富良野岳。
2014年09月26日 10:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 10:11
上富良野岳。
上ホロカメットク山。
2014年09月26日 10:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 10:29
上ホロカメットク山。
結構遠いなあ。
2014年09月26日 10:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 10:30
結構遠いなあ。
もう少し。
2014年09月26日 10:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 10:49
もう少し。
何だったかなあ、この草。
2014年09月26日 11:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 11:15
何だったかなあ、この草。
ようやく山頂。
2014年09月26日 11:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 11:36
ようやく山頂。
十勝岳山頂。風がすごい。
2014年09月26日 11:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 11:42
十勝岳山頂。風がすごい。
下山ルート。雲かと思ったら、実は噴煙。
2014年09月26日 11:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 11:42
下山ルート。雲かと思ったら、実は噴煙。
2014年09月26日 11:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 11:47
素晴らしい絶景が続く。
2014年09月26日 12:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 12:04
素晴らしい絶景が続く。
美瑛岳。
2014年09月26日 12:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 12:19
美瑛岳。
2014年09月26日 12:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
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2014年09月26日 12:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 12:30
2014年09月26日 12:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
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昭和噴火口。
2014年09月26日 12:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 12:54
昭和噴火口。
昭和噴火口のパノラマ写真。
2014年09月26日 12:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 12:55
昭和噴火口のパノラマ写真。
十勝岳を振り返って。
2014年09月26日 13:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 13:46
十勝岳を振り返って。
十勝岳避難小屋。
2014年09月26日 13:50撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 13:50
十勝岳避難小屋。
2014年09月26日 14:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 14:11
白銀荘には向かわず、さらに下りる。
2014年09月26日 14:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 14:31
白銀荘には向かわず、さらに下りる。
2014年09月26日 14:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 14:31
旭岳。
2014年09月26日 14:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 14:32
旭岳。
2014年09月26日 14:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 14:44
望岳台から登ってこの紅葉を見に来ていた観光客も多かった。
2014年09月26日 14:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 14:49
望岳台から登ってこの紅葉を見に来ていた観光客も多かった。
望岳台。
2014年09月26日 14:52撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 14:52
望岳台。
この右の道を行く。
2014年09月26日 15:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 15:01
この右の道を行く。
熊が出ないかと冷や冷やしていた。
2014年09月26日 15:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 15:24
熊が出ないかと冷や冷やしていた。
白金温泉着。白髭の滝。
2014年09月26日 16:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
9/26 16:19
白金温泉着。白髭の滝。
撮影機器:

感想

礼文岳登山後、礼文島に一泊し、もう一座どこかに登りたくなった。北海道の最高峰、旭岳にでも行くかと検討したが、雪がかなり積もっているという。アイゼンなどの用意をしていないから、安全策を取ってもう少し低い山にしたい。そこで浮上したのが十勝岳だ。

とにかく現地で決めた山行で、十勝岳のことは何も知らない。しかし、百名山なので登山道は整備されているだろう。天気図を見ながら、晴れそうな26日をターゲットに決めて、カミホロ荘に泊まった。

7時半に出発する。まずは車道歩き。ここで、何台かの車が追い越して行く。当初は、ピストンルートを考えていた。長めに見積もると登り5h、下り4h。終バスの時間までぎりぎりである。そのため、私にしてはかなり急ぎめで登り始めた。しかし、これが悪かった。上富良野岳への分岐を見落とし、富良野岳へのルートに入ってしまった。痛恨のミス。20分ほど時間をロスしてしまった。やはり焦るとろくな事が無い。

ここまで何グループかを追い越して来たが、正しい道に入ると誰にも会わなくなった。ということは、登山客の大半は富良野岳に向かったというわけだ。十勝岳のシーズンは、もう終わりかけということか。

300階段という階段道があり、その後に急登が続く。この辺りから硫黄の臭いが漂い始めた。火山なのか、この山。何しろ事前調査無しだから、そんなことさえ知らなかった。

稜線に出ると、十勝岳山頂が見えてきた。すさまじく強い風が吹いている。息も白い。たまらず、ジャケットを着込む。上富良野岳を過ぎて上ホロカメットク山へ。この辺りで、足下を動く小動物を見た。動きが速く、写真も撮れなかった。リスのように思ったが、何だったのだろうか。

高度を上げるほど、風は強く冷たくなる。山頂付近はもはや台風並みである。まさか使わないだろうと思っていたグローブを、ここで装着する。雪がほとんど無かったのは幸いだったが。

ようやく、山頂に到着する。もうお湯を沸かす気にもならず、旭川で買ってきたパンを食べる。

さて、下山にかかる。山頂にいたグループは、北西方向の斜面に下りていった。地図を見ると、白銀荘方面に行けるようだ。あれ、こちらの方が早く下りられるではないか。登りもこの道にすれば良かったかもしれない。特に危険なルートでもなさそうなので、これを下りることにした。

この選択は正解だった。もう、間違いなく火山と分かる道だ、他に登山客は見当たらず、荒涼とした風景の中を一人で進む。ガスが出ていたら、道をロストしそうだ。黄色ペンキを確認しながら高度を下げる。

道が緩やかになると、思いがけないものが目の前に現れた。噴火口だ。地図には、昭和噴火口と書いてある。十勝岳噴火……記憶にあるようなないような。この日は御嶽山噴火の前日だった。噴火後だったら、もう少し緊張感を持って通過していたかもしれない。

急坂を下りると、美瑛岳からの道と合流する。その道を単独行の人が歩いていて、ちょうど合流地点で出会うことになった。話してみると、この方は2年で百名山制覇を達成したという。それはすごい。そういえば、歩いて百名山を目指している田中陽希という人がいて、今ちょうど富良野にいるらしいという話題を向けたら、挑戦中の彼とは谷川岳と燧ヶ岳で会ったという。ということは、番組にも登場したということか。

さらに話してみると、もう引退しているが同業者だと判明した。私の勤務先にも来たことがあるという。話が弾む中、白銀荘方面への分岐にたどり着く。ここで時刻を見ると、バスが来るまでかなり時間がある。よし、このまま白金温泉まで下ろう。そういうわけで、ここでお別れとなった。

この道もまた、素晴らしい風景だった。望岳台付近は、紅葉の盛りだ。さらにそこからの道は、藪が両側から迫ってきて歩きにくい。ヒグマも出そうだが……出たら戦うしかないか。

白金温泉に着くと、バスが来るまではまだ時間がある。スマホで調べると白髭の滝というのがあるようなので、行ってみた。これが面白い滝だった。名前の通り白髭のような滝で、ちょっとした観光名所になっているようだ。

登山では、事前調査の不足は命取りになりかねない。しかし、十勝岳ではあまり下調べをして行かなかったからこそ、思いがけない風景を楽しむことができた。こんな楽しみ方もあるものなのか。

翌日は富良野や旭川を観光後、東京に帰った。御嶽山噴火のニュースを聞いたのは、旭山動物園の中である。よく思い出してみれば、今回登った3座とも、噴火時期に違いはあるが火山だ。やはり、火山はリスクがあるものだなと感じると共に、噴火する前に登っておきたいという気持ちも正直ある。そういう矛盾点は上手く解決できるわけもなく、解決できないまま何となく山に登り続けるのだろう。御嶽山で被害にあった方の中には、これまでに山で会った人もいたかもしれない。命を落とされた50名強の方々にご冥福を祈りたいと思う。

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