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Yamareco

記録ID: 525519
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

安西先生の「あの言葉」を思い出して登った塩見岳

2014年10月07日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
16:00
距離
22.7km
登り
2,031m
下り
2,031m

コースタイム

日帰り
山行
15:45
休憩
0:55
合計
16:40
0:10
0:30
180
鳥倉登山口
3:30
0
3:30
90
5:00
100
6:40
110
8:30
8:40
5
塩見岳 西峰
8:45
8:50
100
10:30
120
12:30
60
13:30
20
13:50
14:00
130
三伏峠小屋
16:10
16:20
30
鳥倉登山口
天候 霧のち晴のち霧
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道駐車場
コース状況/
危険箇所等
駐車場ゲートから塩見小屋までは危険箇所はありません。塩見小屋から天狗岩辺りまではハイマツ漕ぎ。塩見岳西峰は岩場で鎖場も梯子も一切ない急登なので落石に注意しながら慎重に登り降りする必要があります。
予約できる山小屋
塩見小屋
塩見小屋近くから。こちらは晴れてきたようです。
2014年10月07日 06:39撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
1
10/7 6:39
塩見小屋近くから。こちらは晴れてきたようです。
雲海に浮かぶ仙丈岳と甲斐駒。これ以降、甲斐駒を眺めることは出来ませんでした。
2014年10月07日 06:45撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
4
10/7 6:45
雲海に浮かぶ仙丈岳と甲斐駒。これ以降、甲斐駒を眺めることは出来ませんでした。
甲斐駒アップで。
2014年10月07日 06:45撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
1
10/7 6:45
甲斐駒アップで。
仙丈岳アップで
2014年10月07日 06:45撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
1
10/7 6:45
仙丈岳アップで
北アルプス
2014年10月07日 06:50撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
1
10/7 6:50
北アルプス
塩見小屋を過ぎて。この時は塩見岳はガスの中。寒さで手も悴み、展望も期待できそうもないので、山頂は諦めて引き返そうかと考えました。
2014年10月07日 07:03撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 7:03
塩見小屋を過ぎて。この時は塩見岳はガスの中。寒さで手も悴み、展望も期待できそうもないので、山頂は諦めて引き返そうかと考えました。
悪沢岳と中岳、前岳。こちらの天気はそこそこ良さそうです。折角ここまで来たのだから、スラムダンクの安西先生のあの名言を噛み締めながら山頂を目指すことにしました。
2014年10月07日 08:23撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
1
10/7 8:23
悪沢岳と中岳、前岳。こちらの天気はそこそこ良さそうです。折角ここまで来たのだから、スラムダンクの安西先生のあの名言を噛み締めながら山頂を目指すことにしました。
悪沢岳アップで
2014年10月07日 08:23撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 8:23
悪沢岳アップで
南ア北部もガスが立ち込めてきました。
2014年10月07日 08:23撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 8:23
南ア北部もガスが立ち込めてきました。
塩見岳から差し込む太陽!安西先生の「あきめたらそこで試合終了だよ」という言葉を思い出しながら登ってきた甲斐がありました。
2014年10月07日 08:29撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3
10/7 8:29
塩見岳から差し込む太陽!安西先生の「あきめたらそこで試合終了だよ」という言葉を思い出しながら登ってきた甲斐がありました。
仙塩尾根。果てしない長さです。
2014年10月07日 08:29撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 8:29
仙塩尾根。果てしない長さです。
乗鞍岳方面
2014年10月07日 08:30撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 8:30
乗鞍岳方面
再び悪沢岳。ガスが多くなってきた模様。
2014年10月07日 08:34撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 8:34
再び悪沢岳。ガスが多くなってきた模様。
塩見岳西峰。本来ならこの後ろに富士山が見えるはずなのですが、分厚い雲の影に隠れてます。
2014年10月07日 08:40撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 8:40
塩見岳西峰。本来ならこの後ろに富士山が見えるはずなのですが、分厚い雲の影に隠れてます。
蝙蝠岳と蝙蝠尾根。こちらも長いです。参考CTは往復で5時間。
2014年10月07日 08:41撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
1
10/7 8:41
蝙蝠岳と蝙蝠尾根。こちらも長いです。参考CTは往復で5時間。
アップで蝙蝠岳。こちらから眺める塩見岳も見てみたい。
2014年10月07日 08:50撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
2
10/7 8:50
アップで蝙蝠岳。こちらから眺める塩見岳も見てみたい。
北岳は生憎と雲の中でしたが、農鳥岳、西農鳥岳、間ノ岳は見えました。
2014年10月07日 08:42撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 8:42
北岳は生憎と雲の中でしたが、農鳥岳、西農鳥岳、間ノ岳は見えました。
中央アルプスと未だに噴煙を上げている御嶽山。今こうして好きな登山をして、素晴らしい景色を見れることに感謝しつつも、亡くなられた方々の事を思うと心が痛みました。
2014年10月07日 08:42撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 8:42
中央アルプスと未だに噴煙を上げている御嶽山。今こうして好きな登山をして、素晴らしい景色を見れることに感謝しつつも、亡くなられた方々の事を思うと心が痛みました。
北アルプス。朝方の雲は取れたようです。
2014年10月07日 08:42撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 8:42
北アルプス。朝方の雲は取れたようです。
塩見岳東峰から見た仙塩尾根と仙丈岳。
2014年10月07日 08:42撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 8:42
塩見岳東峰から見た仙塩尾根と仙丈岳。
東峰から見た西峰。
2014年10月07日 08:47撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 8:47
東峰から見た西峰。
何の花かは分かりませんが、赤く色付いていました。
2014年10月07日 08:50撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
3
10/7 8:50
何の花かは分かりませんが、赤く色付いていました。
2014年10月07日 09:41撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 9:41
どの山頂のアップだったか失念してしまいました…。
2014年10月07日 09:01撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 9:01
どの山頂のアップだったか失念してしまいました…。
改装中の塩見小屋が小さく見えます。
2014年10月07日 09:08撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 9:08
改装中の塩見小屋が小さく見えます。
再びガスを纏う塩見岳。晴れていたのは小一時間くらいでした。
2014年10月07日 09:36撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 9:36
再びガスを纏う塩見岳。晴れていたのは小一時間くらいでした。
天狗岩付近から振り返って。登り以上に下りは慎重に歩いて来ました。
2014年10月07日 09:44撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 9:44
天狗岩付近から振り返って。登り以上に下りは慎重に歩いて来ました。
迫力のある岩。
2014年10月07日 10:13撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 10:13
迫力のある岩。
塩見小屋近くから振り返って塩見岳。
2014年10月07日 10:25撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 10:25
塩見小屋近くから振り返って塩見岳。
アップで。少し前にすれ違った登山者が微かに写ってます。
2014年10月07日 10:26撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 10:26
アップで。少し前にすれ違った登山者が微かに写ってます。
これからあの尾根を戻るのかと思うと気が遠くなります。
2014年10月07日 10:42撮影 by  DSC-TX30, SONY
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10/7 10:42
これからあの尾根を戻るのかと思うと気が遠くなります。
紅葉にはやはり青空です。
2014年10月07日 11:18撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 11:18
紅葉にはやはり青空です。
台風一過の後だったのでかなり散ってました。
2014年10月07日 11:21撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 11:21
台風一過の後だったのでかなり散ってました。
苔と落ち葉のコラボ。
2014年10月07日 11:27撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 11:27
苔と落ち葉のコラボ。
本谷山に戻る途中で。あの稜線を登ったと思うと感慨深くなります。
2014年10月07日 11:37撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 11:37
本谷山に戻る途中で。あの稜線を登ったと思うと感慨深くなります。
立ち枯れの間から。再び晴れてきたみたいです。
2014年10月07日 12:03撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
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10/7 12:03
立ち枯れの間から。再び晴れてきたみたいです。
シジュウカラでしょうか?少しピンぼけ。
2014年10月07日 11:42撮影 by  PENTAX K-5 II , PENTAX
10/7 11:42
シジュウカラでしょうか?少しピンぼけ。
小刻みなアップダウンを繰り返し、ようやく本谷山に戻ってきました。
2014年10月07日 12:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
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10/7 12:30
小刻みなアップダウンを繰り返し、ようやく本谷山に戻ってきました。
マツムシソウ
2014年10月07日 12:48撮影 by  DSC-TX30, SONY
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10/7 12:48
マツムシソウ
三伏山。バテてなければどうとない登りなのですが…。
2014年10月07日 13:32撮影 by  DSC-TX30, SONY
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10/7 13:32
三伏山。バテてなければどうとない登りなのですが…。
ようやく三伏山へ戻って来ました。後はひたすら下るだけ。
2014年10月07日 13:36撮影 by  DSC-TX30, SONY
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10/7 13:36
ようやく三伏山へ戻って来ました。後はひたすら下るだけ。
三伏峠小屋のテントサイト
2014年10月07日 13:50撮影 by  DSC-TX30, SONY
10/7 13:50
三伏峠小屋のテントサイト
水場。台風一過の後だったのでジャバジャバ出てました。
2014年10月07日 14:48撮影 by  DSC-TX30, SONY
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10/7 14:48
水場。台風一過の後だったのでジャバジャバ出てました。

装備

備考 防寒対策で冬用グローブ、サーモス、使い捨てカイロを持っていけば良かった

感想

 今年最後の遠征は前から登ってみたかった塩見岳に。本来なら一泊二日で登る予定でしたが、前日の台風通過で日帰り登山となりました。

◆高速代節約のため、行きは一般道を7時間余り運転しましたが、国道152号線の途中の分杭峠の道の狭さに辟易し、帰りは多少遠回りですが、松川ICから高速を使って帰宅しました。

◆鳥倉林道駐車場に23時に到着し、身支度を整え登山口に向けて出発。アスファルトの林道を登山靴で歩くのは大変なので、サンダルで歩きましたが、これは正解だったと思います。行きは真っ暗で距離感が掴めないので、直ぐに登山口に着いた感じだったのですが、帰りは遥か彼方に駐車場が見えるため「本当にあそこまで歩くの?」と思いながら、最後の力を振り絞って歩きました。再び来る機会があるなら自転車を持ってこようと心に誓いながら…。

◆今回の服装は登り始めは長袖シャツと半袖シャツの重ね着で、三伏峠小屋での休憩後はユニクロのダウンジャケットを羽織って塩見小屋まで歩き、最後はレインウェアーを上下着用して山頂まで歩きました。基本的なコーディネイトはこれで良かったのですが、この時期の3000M級の山は明け方になると氷点下近くまで気温が下がるので、冬用のグローブも必要だと感じました。

◆登山道の印象は、最初から急登で、登山口から三伏峠小屋までは1~10まで番号が振られています。6/10か7/10辺りに水場があります。三伏小屋を過ぎると、塩見小屋まで少し緩やかな登山道となりますが、小刻みなアップダウンを繰り返します。核心部は塩見岳山頂への登りで、崩れやすい岩場が多い上に三点確保が必要な箇所もあり、鎖も一切設置されていないので、細心の注意が必要です。

★反省★
・全体的な服装のコーディネイトは良かったが、この時期の高山には冬用グローブや使い捨てカイロ、冷えた体に一息入れられる温かい飲み物が必要だと感じた。
・行動食の量が少なかったせいでシャリバテを起こしたので、このクラスの山を登る時は多めに持っていくこと。また、昼食も食欲が無くなり無理やり食べた場面があったので、工夫が必要と感じた。

 最後に、この場を借りて、御嶽山で亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、救助に携わっている方々にお礼を申し上げたく思います。

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訪問者数:853人

コメント

お疲れ様です
綺麗な写真撮れてますね
僕山中殆どガスだったので、お兄さんの素敵な写真観れて良かったです(*^^*)
あの日唯一すれ違ったのがお兄さんだったのでコメントさせて頂きました
2014/10/9 14:13
Re: お疲れ様です
そうでしたか。平日で南アルプスのシーズンも終わりに近づいていたこともあり、私もすれ違いは3組ほどでした。
2014/10/26 22:56
プロフィール画像
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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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