秋日和の尾瀬縦走（燧ケ岳〜至仏山）
福島県
群馬県
Casei
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,900m
- 下り
- 1,800m
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- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 7:41
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:05
| 天候 | 快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路：鳩待峠からバスにて戸倉乗換え、沼田駅まで |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◇全般 木道は霜のため滑りやすく、また場所によっては狭い箇所があります。すれ違い等に注意。このエリアは蛇紋岩が多く、乾いていても非常に滑るので足の置く場所を誤ると転倒する危険があります。 ◇燧ケ岳 【尾瀬御池コース】は多少のぬかるみがあるくらいで危険箇所は少ない印象でした。山頂付近、とくに俎�堯措動濁�間は足場が悪い上、往来も多いです。 【ナデッ窪】難路と書かれている通り注意が必要です。傾斜が急なのもありますが、コース中の岩ほとんどが、角が取れた丸い岩になっていてツルツル滑ります。雨が降る度に沢になっているのかもしれません。 ◇至仏山 【山ノ鼻コース】登り専用。ほぼ一直線に登るのでけっこう急勾配です。一部クサリ場があるほか、木の階段も段差が大きかったり傾いていたりするので転倒注意です。 【鳩待峠コース】緩やかなルートであまり危険な箇所はなかった印象。 |
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感想
夏じゃなくても行きたい尾瀬。東武の尾瀬夜行2355を使えば縦走できますからね。今シーズンの運行終了前に、紅葉を期待して行ってみました！
尾瀬夜行は会津高原尾瀬口に3:45頃到着、4:15頃にバスに乗り換えて5:50尾瀬御池着。硬いシートも相まってあまり深くは眠れなかったので、体力的に大丈夫か心配でしたが、御池で待ち受けていた鮮やかな紅葉を見てそんな心配も吹き飛びました。
御池登山口からの登りは樹林帯から始まります。濡れた岩と泥に足をとられないよう注意して進むと、視界が開け目の前に燧ケ岳の山容がどーんと現れます。この広沢田代から先は湿原と岩場を進む感じでなかなか快適。高度を上げるほどに景色が広がるのであまり疲労を感じません。高揚するあまり木の根に足を引っ掛けてコロンと転んだりもしましたけど実に楽しい。
俎�堯措動濁瑤蝋眦抓兇里△覺箴譴任靴燭�難所といった印象はなく意外とサクサク薦めました。柴安�瑤任�茶を沸かしてボーっと景色を眺めていたらあっという間に時間が過ぎていてビックリ。
見晴新道が使えれば、ここから見晴まで一直線なのですが通行禁止なのでナデッ窪を下ります。今日は晴れていて条件がよかったですが、このルートは水の通り道なのか、なかなか危険です。
見晴にある小屋群は山小屋とは思えない充実設備。ご飯のオカズも盛りだくさん、石鹸は使えないながらも熱いお風呂もあるという豪勢なものでした。ボッカさんに感謝ですね。
日が落ちたらヘッドライトを持っていそいそと湿原へ。快晴のおかげでまたしても満天の星空にめぐまれました。たくさんの人が星を見て歓声を上げていました。
翌朝、尾瀬ヶ原の中ほどで日の出を迎え、その清々しさに大満足。草紅葉の湿原が日を浴びて黄金色に煌く様は実に感動的でした。夜間についた霜が融け、霧のように舞い上がる光景も初めて目の当たりにしましたよ。早朝ということで気温は低かったものの、風がなかったので寒さに震えずにすんだことも幸いでした。
至仏山への登りは、早々に森林限界を超えるので日光を背に汗ばみながら登ることになります。ただ、振り返って尾瀬ヶ原を見下ろすと壮観の一語。実にいい景色がひろがっていました。
岩場を乗り越えて辿りついた至仏山山頂は人でいっぱい。それもそのはずで、ここからは360度の山々が全て見渡せるという最高の展望台だったのです。あまりに山が多く見えるので山頂に方角と山名を示した円盤が欲しいと思うくらいでした。
至仏山からは鳩待峠へ下ることになります。距離こそあるもののその分なだらかなので緩々と下れて体力的には助かりました。
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