ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5285796
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

箕ノ裏ヶ岳〜梶山〜シャクナゲ尾根〜天ヶ岳〜戸谷峰

2023年03月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:06
距離
30.3km
登り
2,036m
下り
1,902m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:06
休憩
1:00
合計
11:06
6:26
76
7:42
7:46
14
8:00
8:02
8
P303
8:10
8:12
0
8:12
8:12
28
P300.1三角点
8:40
0:00
24
P378
9:04
0:00
20
P410
9:24
0:00
18
P471
9:42
0:00
0
瓢箪崩山登山口
9:42
0:00
32
10:14
10:16
24
10:40
10:48
14
11:02
0:00
12
11:14
11:18
22
11:40
11:46
16
12:02
0:00
26
P630
12:28
0:00
8
P503
12:36
0:00
40
13:16
0:00
8
13:24
0:00
6
13:30
0:00
24
天ヶ岳登山口
13:54
0:00
26
P490
14:20
0:00
16
P528
14:36
14:38
20
鉄塔下
14:58
15:16
30
P604
15:46
0:00
2
15:48
15:52
8
鉄塔下展望所
16:00
16:04
48
16:52
16:54
20
17:14
0:00
6
P437
17:20
17:22
10
17:32
0:00
0
17:32
ゴール地点
ゴール地点が別表記されていますが、鞍馬駅でゴールしています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京阪電鉄 - 祇園四条〜出町柳 220円
叡山電鉄 - 出町柳〜岩倉 270円
叡山電鉄 - 鞍馬〜出町柳 430円
京阪電鉄 - 出町柳〜祇園四条 220円
コース状況/
危険箇所等
■岩倉駅〜箕ノ裏ヶ岳〜江文峠〜大原バス停
岩倉駅から一般道を歩いて行くと、その後は林道となり、分岐にて右へ。
林道終点を経て、尾根へ。
この尾根はあまり歩かれていないとの印象で、西寄りの尾根が一般的なよう。
その後は特に問題はなく、坂原峠へ。
隣接の墓地では、階段を上がって行けば先へと通行可能。
その後も特に問題のない道が続き、瓢箪崩山の登山口に至り、江文峠はすぐそこです。
ここまでの区間では、分岐には標識がある場合が多く、目印も十分にあり、基本的には歩きやすい道が続くとの印象です。
大原バス停までは一般道となります。

■大原バス停〜梶山
大原バス停から三千院や来迎院への参道へ進み、その先に登山口があります。
音無の滝までは観光地でもあるようです。
音無の滝を過ぎると、まずは滝を高巻く道となり、鎖も設置されています。
その先からは沢沿いの道となり、何度となく渡渉を繰り返して行きます。
倒木がそれなりにありますが、ある程度の処理はされており、通行への支障は限定的でしょうか。
その影響も含めて、道が狭くなっていたり、滑りやすそうだったりする所があります。
難易度は程々と思われ、歩き慣れていれば、あまり問題のない道でしょうか。
梯子っぽい階段と鎖場があり、三の滝を高巻いて進みます。
三の滝の直下まで行くのも可能ですが、流木が堆積しており、少し近づきにくくなっています。
沢沿いの道を進み、沢の水がわずかになる辺りから尾根道となり、大尾山の肩を経て、すぐに梶山山頂に到着です。
以前のレコでは、広く認知されている『大尾山』の名称を使用していましたが、本来の山名である『梶山』と表記しています。

■梶山〜伊香立峠〜小出石バス停
梶山から北へ延びる尾根を辿ります。
尾根分岐で支尾根に進まないように注意しておきたいですね。
ルートが分かりにくいかなと思われる辺りでは、目印が多くなっており、問題なさそう。
伊香立峠から谷へ進んでいますが、予定とは違う谷へ間違って進んでいるし、一般のルートでもないので、参考外という事で。
舗装路に出合い、国道を越えて住宅地を歩いて行くと、小出石バス停へ至ります。

■小出石バス停〜シャクナゲ尾根〜天ヶ岳
小出石バス停から国道を歩き、右手の天ヶ森登山口を見送り、少し先で林道へ。
橋を渡ると、程なくして天ヶ岳登山口に至ります。
登り始めは急登で、踏み跡は分散しており、登りやすそうな辺りを進むのが良さそう。
急登区間を抜けると標識があり、その先はアップダウンのある道となります。
鉄塔下の好展望の場所を経て、今回はP604を通り、天ヶ岳方面へ。
やや傾斜が増した辺りは岩っぽくなっているけど、登りだと問題なし。
百井峠方面との分岐があり、近くの鉄塔下の展望所に寄り道しています。
展望所から尾根伝いに戻り、その先の『迷』の標識の方には進まず、下へ。
林道と並行する登山道を進むと、天ヶ岳山頂に到着です。

■天ヶ岳〜戸谷峰〜鞍馬駅
少しアップダウンのある尾根道となり、ルートは標高点などの小ピークを巻いて進んで行く事が多いとの印象。
薬王坂からは京都一周トレイルのコースとなります。
少し下った辺りからはやや歩きにくい道となるので、足下に注意して進み、京都一周トレイル北山42地点にて下山完了となります。
橋を渡れば、後は舗装路歩きとなり、すぐに鞍馬駅に到着です。
岩倉駅からスタートです。
2023年03月19日 06:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 6:26
岩倉駅からスタートです。
朝のお食事中。
2023年03月19日 06:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 6:31
朝のお食事中。
林道分岐にて、右へ。
2023年03月19日 07:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 7:02
林道分岐にて、右へ。
ミツバツツジが咲き始めている。
2023年03月19日 07:17撮影 by  DSC-WX500, SONY
4
3/19 7:17
ミツバツツジが咲き始めている。
箕ノ裏ヶ岳山頂に到着です。
2023年03月19日 07:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 7:42
箕ノ裏ヶ岳山頂に到着です。
三角点。
2023年03月19日 07:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 7:42
三角点。
続いて、鞍部にある三角点。
2023年03月19日 08:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 8:26
続いて、鞍部にある三角点。
ヒサカキ。
2023年03月19日 08:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 8:57
ヒサカキ。
P410。
2023年03月19日 09:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 9:04
P410。
瓢箪崩山の登山口。
2023年03月19日 09:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 9:42
瓢箪崩山の登山口。
少しだけ京都一周トレイルのルートを歩きます。
2023年03月19日 09:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 9:44
少しだけ京都一周トレイルのルートを歩きます。
正面が梶山かと思いつつ。
10時までには大原バス停に着きたかったのだけど。
2023年03月19日 10:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 10:04
正面が梶山かと思いつつ。
10時までには大原バス停に着きたかったのだけど。
梶山の登山口。
まだ大尾山と呼ばれる事の方が多そうか。
2023年03月19日 10:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 10:36
梶山の登山口。
まだ大尾山と呼ばれる事の方が多そうか。
音無の滝。
2023年03月19日 10:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 10:40
音無の滝。
滝の直下から。
もう少し水量が多いかと思っていたのだけど。
2023年03月19日 10:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
3/19 10:41
滝の直下から。
もう少し水量が多いかと思っていたのだけど。
鎖場。
高度感があるし、気を付けて進みます。
2023年03月19日 10:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 10:49
鎖場。
高度感があるし、気を付けて進みます。
何度となく渡渉するのだけど、これぐらいの水量だと問題なし。
2023年03月19日 10:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 10:51
何度となく渡渉するのだけど、これぐらいの水量だと問題なし。
滑滝。
2023年03月19日 10:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 10:53
滑滝。
トリカブトの芽吹き。
2023年03月19日 10:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
3/19 10:53
トリカブトの芽吹き。
クリンソウ。
2023年03月19日 10:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 10:54
クリンソウ。
二の滝。
今回も登山道から見るだけ。
2023年03月19日 11:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 11:02
二の滝。
今回も登山道から見るだけ。
三の滝を直下から。
2023年03月19日 11:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 11:14
三の滝を直下から。
登山道から見る三の滝。
上段のみ見えている。
2023年03月19日 11:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 11:18
登山道から見る三の滝。
上段のみ見えている。
ミツマタ。
2023年03月19日 11:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
3/19 11:23
ミツマタ。
谷を離れ、尾根へ。
2023年03月19日 11:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 11:35
谷を離れ、尾根へ。
梶山山頂に到着です。
『大尾山』は間違って広まった名称なので、本来の『梶山』とするのが良いように思う。
2023年03月19日 11:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 11:40
梶山山頂に到着です。
『大尾山』は間違って広まった名称なので、本来の『梶山』とするのが良いように思う。
三角点。
左のケルンの辺りにカタクリが生えていたよう気もするのだけど?
2023年03月19日 11:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 11:41
三角点。
左のケルンの辺りにカタクリが生えていたよう気もするのだけど?
山頂に咲くアセビ。
2023年03月19日 11:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
3/19 11:41
山頂に咲くアセビ。
P630。
2023年03月19日 12:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 12:02
P630。
P503。
2023年03月19日 12:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 12:28
P503。
伊香立峠。
ここで府県境の尾根を離れます。
2023年03月19日 12:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 12:38
伊香立峠。
ここで府県境の尾根を離れます。
予定とは違う谷へ誤って下ってしまう。
こちらでも問題はなさそうなので、そのまま進む事にする。
2023年03月19日 12:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 12:44
予定とは違う谷へ誤って下ってしまう。
こちらでも問題はなさそうなので、そのまま進む事にする。
春ですね。
2023年03月19日 13:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 13:04
春ですね。
天ヶ岳の登山口に到着。
2023年03月19日 13:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 13:30
天ヶ岳の登山口に到着。
シャクナゲ尾根へ。
序盤は急斜面です。
2023年03月19日 13:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 13:34
シャクナゲ尾根へ。
序盤は急斜面です。
大原の山ではおなじみの標識。
2023年03月19日 13:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 13:39
大原の山ではおなじみの標識。
P490。
2023年03月19日 13:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 13:54
P490。
シャクナゲの花芽。
2023年03月19日 13:55撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 13:55
シャクナゲの花芽。
これまでにないぐらいに花芽が多いように感じられる。
今年は当たり年なのでは?
2023年03月19日 14:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 14:08
これまでにないぐらいに花芽が多いように感じられる。
今年は当たり年なのでは?
少し離れていたのを寄せての撮影。
捏造写真?
2023年03月19日 14:11撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
3/19 14:11
少し離れていたのを寄せての撮影。
捏造写真?
鉄塔下から焼杉山を望む。
2023年03月19日 14:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 14:36
鉄塔下から焼杉山を望む。
天ヶ岳方面。
2023年03月19日 14:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 14:36
天ヶ岳方面。
右の高いピークが天ヶ森かな。
2023年03月19日 14:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 14:38
右の高いピークが天ヶ森かな。
P604。
鉄塔下で昼食のつもりだったのだけど、作業員の方々が塗装作業中だったので、こちらで昼食を。
2023年03月19日 14:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 14:58
P604。
鉄塔下で昼食のつもりだったのだけど、作業員の方々が塗装作業中だったので、こちらで昼食を。
この辺りも花芽が目立つ。
2023年03月19日 15:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 15:20
この辺りも花芽が目立つ。
鉄塔下の展望所にて。
中央奥に愛宕三山。
2023年03月19日 15:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 15:48
鉄塔下の展望所にて。
中央奥に愛宕三山。
左端に蓬莱山、中央奥にうっすらと伊吹山ですね。
2023年03月19日 15:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 15:49
左端に蓬莱山、中央奥にうっすらと伊吹山ですね。
林道のせいで味気ない。
この標識は200m毎に設置されているようで、歩くペースの把握がしやすく、便利ですね。
2023年03月19日 15:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 15:59
林道のせいで味気ない。
この標識は200m毎に設置されているようで、歩くペースの把握がしやすく、便利ですね。
天ヶ岳山頂に到着です。
ピークハンターさんのプレートは見当たらず。
2023年03月19日 16:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 16:02
天ヶ岳山頂に到着です。
ピークハンターさんのプレートは見当たらず。
黙々と歩き、戸谷峰山頂に到着です。
2023年03月19日 16:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 16:52
黙々と歩き、戸谷峰山頂に到着です。
三角点。
2023年03月19日 16:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 16:53
三角点。
経塚。
2023年03月19日 17:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 17:08
経塚。
P437。
2023年03月19日 17:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 17:14
P437。
標識がいっぱいの薬王坂。
2023年03月19日 17:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 17:20
標識がいっぱいの薬王坂。
案内板。
2023年03月19日 17:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/19 17:21
案内板。
鞍馬駅にてゴールです。
2023年03月19日 17:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/19 17:32
鞍馬駅にてゴールです。
今年初のイワナシ。
ここからは野草の花などを。
3
今年初のイワナシ。
ここからは野草の花などを。
シロバナネコノメソウ。
4
シロバナネコノメソウ。
三千院や来迎院の参道の川沿いにて。
1
三千院や来迎院の参道の川沿いにて。
ミヤマカタバミ。
3
ミヤマカタバミ。
可愛らしい花です。
1
可愛らしい花です。
山中でも咲き始めている。
1
山中でも咲き始めている。
参道の花よりも赤の色合いが鮮やかですね。
1
参道の花よりも赤の色合いが鮮やかですね。
標高の高い所では、まだ固い蕾ですね。
標高の高い所では、まだ固い蕾ですね。
カタクリの葉っぱ。
以前に見ていた辺りにて、今年も芽吹いています。
カタクリの葉っぱ。
以前に見ていた辺りにて、今年も芽吹いています。
蕾のみで、開花しているのは見つけられず。
1
蕾のみで、開花しているのは見つけられず。
ミヤマウズラの葉っぱ。
この日は数箇所で見かけました。
1
ミヤマウズラの葉っぱ。
この日は数箇所で見かけました。
イワウチワ。
シャクナゲ尾根にて。
2
イワウチワ。
シャクナゲ尾根にて。
ふくらみ始めている蕾はあるけども。
3
ふくらみ始めている蕾はあるけども。
これぐらいでも魅力的ではある。
1
これぐらいでも魅力的ではある。
もう少しで開花しそうなんだけど。
もう少しで開花しそうなんだけど。
あっ、開花していました!
結局、この子だけだったけど、咲いていてくれて、感謝です。
4
あっ、開花していました!
結局、この子だけだったけど、咲いていてくれて、感謝です。
別の場所にて。
最後の群生地にて。
こちらは標高も高く、過去と同じく開花は遅いよう。
最後の群生地にて。
こちらは標高も高く、過去と同じく開花は遅いよう。
ここからは山行の翌日の写真。
ミツマタをお目当てに天王山へ。
2023年03月20日 13:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/20 13:45
ここからは山行の翌日の写真。
ミツマタをお目当てに天王山へ。
椎尾神社からの谷ルートにて。
2023年03月20日 14:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
4
3/20 14:06
椎尾神社からの谷ルートにて。
天気も良くて、黄色が何とも鮮やかです。
2023年03月20日 14:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
3/20 14:07
天気も良くて、黄色が何とも鮮やかです。
ミツマタの道にて。
2023年03月20日 15:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
3/20 15:12
ミツマタの道にて。
竹林と青空を背景に。
2023年03月20日 15:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
3/20 15:15
竹林と青空を背景に。
今年も楽しませてもらいました。
2023年03月20日 15:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
3/20 15:18
今年も楽しませてもらいました。

感想

春の花の季節に入り、どこにいつ行くかというのは、例年の事ながら、頭を悩ませられますよね。
過去に訪れた時期を踏まえつつ、今年の気温の推移を勘案して、さらに天気予報にも左右されるので、正解に辿り着くのは難しいものがあります。
この時期、大原の山へシロバナネコノメソウやイワウチワを見に行くのが楽しみなのだけど、昨年は出かけられず、今年は是非とも行っておきたい。
でも、翌週の週末は天気が良くなさそうとの予報なので、まだ早いとは思うのだけど、ここで行っておくしかなさそう。

岩倉駅からスタートし、まずは川沿いの道へ。
少し進んだ辺りから京都らしい情緒が感じられるようになり、カモが食事中でさらに雰囲気が良い。
実相院の門前を経て、先へ。
林道の入口には『立入禁止』系の文字があるけれど、登山地図にも載っているルートだし、大丈夫だろうとの判断で進み、写真3の分岐で右へ。
イワナシやミツバツツジが咲き始めており、いよいよ春の到来かという感じです。
林道終点まで進んでから尾根に乗ろうとしたのだけど、ちょっと判断を誤ったようで、少しうろうろした後、尾根へ。
この尾根はあまり歩かれていないようで、西側の尾根が一般ルートだし、そちらへ進むべきでした。
そちらからの踏み跡に出合い、その後は歩きやすい道を辿り、箕ノ裏ヶ岳山頂に到着です。
今回が初登頂になります。

その後も概ね歩きやすい道が続き、峠に到着。
坂原峠との名称は帰宅後に知りました。
隣接の墓地では登り階段を進むのが正解のようで、再び山道へ。
どうしようか迷っていた鞍部の三角点に寄り、その後もほぼ順調に進んで行き、瓢箪崩山からのルートと合流。
登山口に到着、江文峠を経て、大原の里へ。
スミレやツクシなど、辺りはもう春の雰囲気に包まれています。
想定よりも遅れて、大原バス停に到着。
これぐらい時間がかかってしまうかも知れないと思っていたので、想定範囲内だけど、この後はそれなりのペースを保つ必要がありそう。

三千院などの参道へ歩を進め、まずは川沿いのシロバナネコノメソウの観察。
まだ咲き始めぐらいのようだけど、見頃になっている花もいくつかある。
今回の目的の一つだし、まずは花を見る事ができ、良かった。
土産物店の方が声をかけてくれたのだけど、大きいザックを背負っているのに観光客だと思われたようで、「いや、お寺ではなく、山へ行くんです」と返答し、簡単にルートを説明。
どれだけ分かってもらったかは分からないけど、大変そうだというのは伝わったはず?
写真13の登山口から少し進むと、音無の滝です。
思っていたよりも水量は少ないけど、佇まいは良好で、見ていて気分が落ち着きます。
あれの観察を終え、滝を見ながらパンを食べて、この後に備えます。

滝横の道には、ルートに関しての注意書きがあり、気を付けて進みます。
難しくはないけど、高度感があるので、怖さを感じてしまいます。
その後は沢沿いを進むようになり、何度となく渡渉するのだけど、この日は水量が少なく、問題なく渡渉可能。
一頃よりも荒れ具合は落ち着いており、順調に進んで行き、三の滝を経て、その先で谷を離れて、尾根へ。
疲れているような、そうでもないような感覚のまま登って行き、梶山山頂に到着です。
過去のこの時期の山行では、山頂でカタクリを見ていたのだけど、この日は見当たらず。
写真27に写っているケルンの辺りに生えていたような気がするのだけど、ケルンを解体する訳にも行かず、恨めし気に見やるのみ。

府県境の尾根を辿り、北上して行きます。
こちらでも過去にカタクリを見ており、探しながら進んで行きますが、やはりまだ早かったようで、何とか蕾を確認。
その後、ミヤマウズラの葉っぱを見つけて撮影している際、逆方向からやって来られた女性グループが話しかけて来られ、「ミヤマウズラですよ」との事で、少しお話しを。
順調にピークハンターさんのプレートを確認しつつ進み、伊香立峠に到着。
ここで府県境の尾根を離れ、小出石方面へ。
それなりに確認しつつ進んでいたつもりだったのだけど、誤って想定外の谷へと進んでしまう。
こちらでも問題なさそうなので、そのまま進む事にします。
林道に出合い、その先で国道に合流。
小出石バス停を経て、天ヶ森の登山口を通過、すぐに天ヶ岳の登山口に到着です。

すでに20kmぐらい歩いており、ここから再入山というのは心身両面でしんどいものがあるのだけど、見たい物があり、頑張って進むのみです。
ここからはシャクナゲ尾根と呼ばれており、序盤は急斜面となっているのだけど、ここは意外と足取り軽く登る事ができたような。
シャクナゲが各所に見られるようになり、花芽の具合をチェック。
これまでに歩いた時に比べ、明らかに花芽の数は多いように思われ、今年は当たり年だと予想。
もう14時を過ぎていて、昼食を食べようと思っている鉄塔下までの道中が長く感じられる。
何だかんだで疲れているのでしょう。
鉄塔が近づいて来ると、何やら物音がするので、何かなという感じ。
鉄塔に到着すると、鉄塔の塗装作業をされていて、ここで昼食はできないと判断し、先へ。
イワウチワの具合をチェックしていると、何とか咲き始めているのを見つけ、思わず声が漏れてしまう。
まだ咲いていないと思っていただけに、とてもうれしかった。
P604に到着し、ここで遅い昼食にします。

空腹も満たされたし、過去の山行のデータからしても、時間の余裕は適度にあるはずだし、ちょっと気を楽にして先へと進んで行きます。
シャクナゲ尾根を含め、この後のルートも何度となく歩いているので、一定の安心感はあります。
京都北山らしく、辺りに人の気配はなく、孤独感が心地良い。
この辺りのシャクナゲも花芽が多く見られ、きっと当たり年になるはず。
2年ぶりながらも、このルートの雰囲気は以前と変わっていないように感じられる。
鉄塔下の展望所に寄ってみると、樹木の成長で比良の方はちょっと見えづらくなっているように思われ、やはり何某かの変化はあるのでしょう。
林道と並走する登山道を進んで行き、天ヶ岳山頂に到着です。

後は無事に下山するのみで、鞍馬へと至る尾根へ。
200m毎に設置されていると思われる標柱があり、意識しながら進んで行きます。
この日、この区間で気になったのは、マウンテンバイクか何かのタイヤ痕があった事。
個人的には、山道は歩道との認識なので、入って来て欲しくないと思うのだけど、世間の認識はどうなんでしょうか?
戸谷峰を経て、ようやく薬王坂に到着。
叡山電車と京都バスの両にらみだったのだけど、叡山電車の便に間に合いそうなので、それに合わせて進んで行きます。
下山完了し、舗装路を歩いて行って鞍馬バス停を通過し、鞍馬駅にてゴールです。

春の花を求めての大原への山行でしたが、想定していた通り、まだ開花は進んでいませんでした。
そんな中、わずかに咲いていてくれた花があり、感謝の思いが溢れ出るような思いでした。
たくさんの花を見られるに越した事はないのだろうけど、こういう貴重な出会いはまた別の深い印象を残してくれるので、これはこれで良かったように思う。
京都北山の魅力に改めて触れた山行になりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:261人

コメント

またまた長距離歩きましたね、お疲れさんです。
写真 9 のP410地点から瓢箪崩山からのルートと合流の少し手前にヒカゲツツジが咲くはずです、私が去年4月20日に行ったときはほぼ終わりかけで残念だったのですが、今年は早そうなのでそろそろなんでしょうか。
情報ご存知ならごめんね。
ミツマタは私と同じ日でしたね、v-gさんがミツマタ見ている時間はもう帰っていました。
2023/3/23 9:26
MtMrSsさん、こんばんは。

少し前までは膝や足首に不安があったのだけど、あまり雪山に出かけなかったせいか、それなりに回復したように思われ、調子に乗って長い距離を歩いてしまうという習性が顔を覗かせているようです。
ただし、花粉が飛ぶ季節なので、長時間の山行はあまり好ましくないのだけど。
この日もできるだけマスクをするようにしていたけど、帰宅後に花粉症の症状が出て、少し苦しめられました。

ヒカゲツツジについては、この山域で咲くという情報には接しているけど、詳しい位置までは把握していませんでした。
まだ見た事がない花なので、気になっているのだけど、色々と出かけたい山が多い時期だし、これまでは機会がなかったのです。
今年は出かけるのは難しいけど、来年以降にイワウチワと絡めて歩くとかの選択肢はありそうですね。

MtMrSsさんのミツマタのレコ、見させてもらっていましたが、時間がずれていたようですね。
ご近所なので、お昼を食べてからののんびり歩きでした。
この日は気持ちのよい晴天で、ミツマタも輝くように咲いていて、気分良く歩いて楽しまれたんじゃないでしょうか。
また新たに苗木を植えているようだし、さらにミツマタの群生は充実して行きそうですよね。

そろそろ春本番、今年も色々な花に楽しませてもらう事になりそうですね。
2023/3/23 20:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら