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Yamareco

記録ID: 5292886
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

黒百合テン泊 東天狗岳、根石岳、にゅう

2023年03月20日(月) 〜 2023年03月21日(火)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:22
距離
17.7km
登り
1,294m
下り
1,289m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:19
休憩
2:17
合計
6:36
8:23
9:51
5
9:56
9:57
34
10:31
10:31
8
10:39
10:42
2
10:44
10:51
10
11:01
11:02
11
11:13
11:18
4
11:22
11:26
7
11:33
11:47
7
11:54
11:55
26
12:21
12:22
1
12:23
12:25
6
12:31
12:31
20
12:51
12:52
5
2日目
山行
3:30
休憩
1:37
合計
5:07
7:39
7:40
6
7:46
7:46
10
7:56
8:04
39
8:43
8:53
55
9:48
9:50
6
9:56
9:56
4
10:00
10:00
6
10:06
11:21
24
11:45
11:46
53
12:39
12:39
1
12:40
ゴール地点
ヤマレコアプリで記録。
天候 3/20(月)晴れの風弱め。3/21(火)曇りで風強め。20日は御嶽山から妙高までクリアに見えました。
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉までほぼ雪はなし。帰りは泥水の溜まった穴が沢山。なるべく避けて下りました。
コース状況/
危険箇所等
土曜にまとまった降雪があったはずですが、その前にかなり融雪が進んでいたようで、あまり積もった感じには見えませんでした。北斜面は雪がモフサラで滑るときもありましたが、全コース軽アイゼンで問題ありませんでした。
携帯電波au4G(UQ):黒百合ヒュッテのテン場は電波なし。ほんの少し登るか下るかすると電波が入ります。基本的に下界が見えない場所は電波がありません。
その他周辺情報 尖石温泉縄文の湯600円。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
天狗岳登山者駐車場。6時頃で10台ほど。
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天狗岳登山者駐車場。6時頃で10台ほど。
今回の荷物8.5kg。アイゼンは6本爪で。
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今回の荷物8.5kg。アイゼンは6本爪で。
唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテに向けて出発。
唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテに向けて出発。
土曜に降雪があったはずですが雪は少ない。ずっとトレースありました。
土曜に降雪があったはずですが雪は少ない。ずっとトレースありました。
黒百合ヒュッテに到着。
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黒百合ヒュッテに到着。
中山峠側のテント場。ここはまだ雪たっぷり。
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中山峠側のテント場。ここはまだ雪たっぷり。
奥の方にm trailを設置。スペースは元々掘られていた場所を拝借。
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奥の方にm trailを設置。スペースは元々掘られていた場所を拝借。
寝不足だしテン場でのんびりすることも考えたのですが、翌日の天気が悪いようなので先へ進むことに。
寝不足だしテン場でのんびりすることも考えたのですが、翌日の天気が悪いようなので先へ進むことに。
前回は通らなかった中山峠からのルートで天狗岳へ。
前回は通らなかった中山峠からのルートで天狗岳へ。
少し進むと東西天狗岳が見えてきました。
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少し進むと東西天狗岳が見えてきました。
北斜面は比較的サラモフ。前爪や長い爪があるほうが楽かもしれません。六本爪でも特に支障ありませんでした。
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北斜面は比較的サラモフ。前爪や長い爪があるほうが楽かもしれません。六本爪でも特に支障ありませんでした。
天狗奥庭への分岐。
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天狗奥庭への分岐。
西天狗岳は東天狗岳からより南北側から見たほうがかっこいいですね。
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西天狗岳は東天狗岳からより南北側から見たほうがかっこいいですね。
東天狗岳の山頂が見えてきました。
東天狗岳の山頂が見えてきました。
東天狗岳の山頂に到着。
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東天狗岳の山頂に到着。
南側の視界が開けて南八ヶ岳方面の景色がひろがる。
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南側の視界が開けて南八ヶ岳方面の景色がひろがる。
山頂から北ア方面。春霞もなく、御嶽山から妙高までクリアに見えました。
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山頂から北ア方面。春霞もなく、御嶽山から妙高までクリアに見えました。
ここまできたら根石岳山荘の手作りカレーが食べたい。根石岳へ向かいます。
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ここまできたら根石岳山荘の手作りカレーが食べたい。根石岳へ向かいます。
一つピークを巻いた先が根石岳。目安30分くらい。
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一つピークを巻いた先が根石岳。目安30分くらい。
この鞍部もいいですね。根石岳山荘側と同じく雪が風で飛ばされていますが、この日は風はあまり強くなかったです。
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この鞍部もいいですね。根石岳山荘側と同じく雪が風で飛ばされていますが、この日は風はあまり強くなかったです。
本沢温泉への分岐。覗こうとしましたが雪庇になっていたので止めました。
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本沢温泉への分岐。覗こうとしましたが雪庇になっていたので止めました。
鞍部からの西方には御嶽山が見えます。
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鞍部からの西方には御嶽山が見えます。
根石岳への道を見上げる。こちらから見るとなかなかカッコいい。
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根石岳への道を見上げる。こちらから見るとなかなかカッコいい。
根石岳山頂。前回は留まるのもキツい暴風でしたが今回はそこまではない。
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根石岳山頂。前回は留まるのもキツい暴風でしたが今回はそこまではない。
東天狗岳から西天狗岳。
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東天狗岳から西天狗岳。
ランチ目的で根石岳山荘へ。
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ランチ目的で根石岳山荘へ。
山荘に到着した所でようやく気付く。今日月曜日だから閉まってるんじゃん!冬期営業についてど忘れしていました。
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山荘に到着した所でようやく気付く。今日月曜日だから閉まってるんじゃん!冬期営業についてど忘れしていました。
根石岳山荘を後にして引き返します。山頂まではすぐです。
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根石岳山荘を後にして引き返します。山頂まではすぐです。
再び根石岳山頂。
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再び根石岳山頂。
西天狗岳と乗鞍から穂高槍方面。
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西天狗岳と乗鞍から穂高槍方面。
根石岳から見る東天狗岳への稜線。遠くには浅間山。
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根石岳から見る東天狗岳への稜線。遠くには浅間山。
鞍部に降りて見上げる東天狗岳。
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鞍部に降りて見上げる東天狗岳。
同じく東天狗岳と西天狗岳。
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同じく東天狗岳と西天狗岳。
東天狗岳へ登り返します。
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東天狗岳へ登り返します。
雪が少なく、岩場や地面が出ていたり、ハイマツが出ていたりします。
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雪が少なく、岩場や地面が出ていたり、ハイマツが出ていたりします。
東天狗へのラスト。
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東天狗へのラスト。
東天狗岳山頂に再び。
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東天狗岳山頂に再び。
根石岳側から東天狗岳へ登ると、東天狗岳の山頂で北八ヶ岳や北方の山々がドーンと見えてくるのがいい感じですね。
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根石岳側から東天狗岳へ登ると、東天狗岳の山頂で北八ヶ岳や北方の山々がドーンと見えてくるのがいい感じですね。
北方は火打妙高エリアと四阿山から浅間山の山域が見えます。
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北方は火打妙高エリアと四阿山から浅間山の山域が見えます。
奥庭に下りようと思っていたのですがトレースがなかったので中山峠へ戻ります。ボフボフ斜面です。
奥庭に下りようと思っていたのですがトレースがなかったので中山峠へ戻ります。ボフボフ斜面です。
黒百合ヒュッテに帰着。ひとまず小休止と思いシェルター内で寝転がったところ、高山病で動けなくなりました。
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黒百合ヒュッテに帰着。ひとまず小休止と思いシェルター内で寝転がったところ、高山病で動けなくなりました。
翌朝、体調もだいぶ回復したようなので、にゅうまで散歩に出かけます。
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翌朝、体調もだいぶ回復したようなので、にゅうまで散歩に出かけます。
中山峠から白駒池方面へ北上。
中山峠から白駒池方面へ北上。
見晴らし台。この日は前日より風が強く轟々と風が鳴っていました。
見晴らし台。この日は前日より風が強く轟々と風が鳴っていました。
見晴らし台から天狗岳と硫黄岳。
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見晴らし台から天狗岳と硫黄岳。
関東方面は全然わからない。向かいは秩父奥多摩辺り?
関東方面は全然わからない。向かいは秩父奥多摩辺り?
雪庇のすぐ横を通っているようでちょっと怖い。
雪庇のすぐ横を通っているようでちょっと怖い。
中山とにゅうの分岐。にゅうへ向かいます。
中山とにゅうの分岐。にゅうへ向かいます。
思ったよりズンズン下ります。体調不良がぶり返してきたので帰りが心配になってくる。
思ったよりズンズン下ります。体調不良がぶり返してきたので帰りが心配になってくる。
見えてきた初にゅうは思っていたよりガッツリ岩塊。
見えてきた初にゅうは思っていたよりガッツリ岩塊。
岩塊に登ります。けっこう風が強い。
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岩塊に登ります。けっこう風が強い。
にゅう到着。からの北八ヶ岳方面。下の白いのが白駒池で左のピークが丸山ですかね。
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にゅう到着。からの北八ヶ岳方面。下の白いのが白駒池で左のピークが丸山ですかね。
硫黄岳、天狗岳方面。手前が稲子岳?
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硫黄岳、天狗岳方面。手前が稲子岳?
東方。雪が残っているのは何処?
東方。雪が残っているのは何処?
硫黄岳裾野の向こう、遠く霞んでいるものの富士山が見えました。
硫黄岳裾野の向こう、遠く霞んでいるものの富士山が見えました。
中山分岐まで登り返し。体調不良のせいで今回一番辛い登りだったかもしれません。
中山分岐まで登り返し。体調不良のせいで今回一番辛い登りだったかもしれません。
黒百合ヒュッテに帰着。ランチ営業の始まる10時頃でひと気なし。昼までの間にぼちぼち人が入ってきました。
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黒百合ヒュッテに帰着。ランチ営業の始まる10時頃でひと気なし。昼までの間にぼちぼち人が入ってきました。
昨日の朝からまともに食事できていなかったので、おでんとビーフシチューを注文。食べて回復を図る。
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昨日の朝からまともに食事できていなかったので、おでんとビーフシチューを注文。食べて回復を図る。
熱々のおでん。一口目の汁が格別でした。
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熱々のおでん。一口目の汁が格別でした。
ビーフシチュー。やっぱり美味しい。んですが、だんだんキツくなってきた。
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ビーフシチュー。やっぱり美味しい。んですが、だんだんキツくなってきた。
体調回復はならず。あとは唐沢鉱泉へ下るだけなのでなんとかなる。
体調回復はならず。あとは唐沢鉱泉へ下るだけなのでなんとかなる。
下の方は雪もそろそろなくなりそう。温かく雪や水滴が降る中の下りでした。
下の方は雪もそろそろなくなりそう。温かく雪や水滴が降る中の下りでした。
唐沢鉱泉に帰着。標高が下がって体調もマシになりました。今回はこれにて終了。
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唐沢鉱泉に帰着。標高が下がって体調もマシになりました。今回はこれにて終了。

感想

フロアレスで雪上泊を試してみたく、黒百合ヒュッテへ行ってきました。
1日目は雲ひとつない快晴。シェルター設営後、東天狗岳と根石岳まで行ってきましたが、春霞もなく遠方までクリアーに見渡せる最高の日和でした。
ただ、いつもの体調不良になってしまい、テン場に戻った後は胆汁を吐きながら死んでいました。2日目はヒュッテのランチ営業開始までの間、にゅうまで歩いてみたたのですが、いつも翌朝には治っている体調不良がぶり返してしまい、2日目もしんどいままでした。
最近は高山病になっていなかったので油断したのもあるのですが、睡眠が十分に取れていない生活なのも……。
山のコンディションは最高でも、自分のコンディションが悪ければ楽しさも激減です。体調を整えて山に入れるようにしたいものです。

■黒百合ヒュッテのテン場
テン場にはまだ雪がたっぷりなので、雪を掘り固めるか間借りする感じです。スノーペグの類も必要です。水の提供はまだなく、雪を溶かすかPETを購入するかになります。トイレは小屋のトイレを使用します。HPに値段が見当たらなかったのですが、トイレ込みで一張1,500円でした。
携帯電波はau系のUQmobileとdocomo系のHISmobileのどちらもアンテナ0本。奥庭への斜面に少し登るか茅野市側に少し寄るとアンテナが立ちます。

■テン泊備忘録
freelightのm trail、四隅とガイライン2本の計6箇所をブリザードステイクで固定し、4辺とサイドリフターは固定しませんでした。
強めの風が吹いても倒れたりはしませんでしたが、風上側のポールとシェルターの接点がだんだんズレていくのが気になりました。ポールもfreelightから購入したものなので組み合わせは想定されていると思うのですが。
結露については、下側に隙間をだいぶ開けていたこと、風が結構吹いていたことによってか、殆どありませんでした。昼間は顔の近くが呼気で若干結露しており、夜中にも少し霜が降った気がしますが、朝には完全に乾いており一切拭かずに収納できました。

ボトムとマットはsolのエマージェンシーブランケット、flex mat、ネオエアーXライトで底冷えはなし。
flex matは冷え対策やマット保護のためではなく、マットやシートが滑るのを防ぐ目的で使用しましたが、凍った雪面をシートが滑るのまでは抑え込めませんでした。エマージェンシーブランケットは薄すぎてすぐ破れますしフロアはまた別の構成を考えたいです。

寝袋はulスーパースパイラルダウンハガー#3+エスケープライトビビィ。そこにアルパインライトJKTとnmcダウンパンツを着て総ダウン量は280+120+70=470gほど。朝方は−8℃ほどまで気温が下がりましたが、寒さについては「まあ問題なし」。
足先が冷えたままで、ときおり肌寒さも感じたので、象足があればたぶん安眠できたのではと思います。ちなたにビビィの内側には若干霜が付いていました。

■装備メモ(行動着)
上)ドライレイヤーウォーム、メリノスピンウォーム、ナノエアフーディ、アクロJKT
下)ドライレイヤーウォームタイツ、メリノスピンウォーム、ジオラインM.Wタイツ、ウィンターハイクパンツ、ドライレイヤー五本指、ダーンタフフルクッション、アルパインクルーザー2800(旧モデル)、6本爪アイゼン(イワタニi-trek)
−8℃〜6℃くらい?行動中JKTはずっと着ていてZIP調節で対応。昼間はもっと薄着の人ばかりでしたが、ゆっくり歩いてたこともありちょうどよかったです。

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