記録ID: 5300476
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
中央アルプス
越百山〜南越百山・遠見尾根ルート(1泊2日)
2023年04月03日(月) 〜
2023年04月04日(火)
greenpower
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,986m
- 下り
- 1,988m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:36
7:00
3分
林道ゲート駐車場
7:03
7:03
16分
林道ゲート
7:19
7:19
29分
伊奈川ダム
9:42
9:42
19分
下の水場
10:13
10:13
3分
しゃくなげの尾根
10:16
10:16
33分
やせ馬の背
11:09
11:09
83分
おこじょ平
12:32
12:32
36分
御嶽山見晴台
15:36
2日目
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:33
11:28
11:28
37分
御嶽山見晴台
12:05
12:05
10分
おこじょ平
12:34
12:34
2分
やせ馬の背
12:36
12:36
6分
しゃくなげの尾根
12:52
12:52
28分
下の水場
15:27
15:27
11分
伊奈川ダム
15:38
15:38
2分
林道ゲート
15:40
林道ゲート駐車場
| 天候 | 04/03(月)→はれ 04/04(火)→はれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■アクセス→中央道・伊那IC〜約130分。 ■駐車台数→5〜8台(路肩) ■トイレ→なし。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし(もみじ荘前にあり) ■24時間利用→可能。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■林道ゲート駐車場(960m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 2018年の豪雨災害で伊奈川林道が崩落(復旧工事→2024年06月28日迄)しているので、林道ゲートから伊奈川ダム上駐車場まで片道2.2kmの徒歩が発生します。 平日は7時過ぎからダム関係者・林業・工事関係者の自動車の往来が多くあります。 ■林道ゲート(948m) 林道ゲート駐車場から約3分で林道ゲートに到着です。 下流側に大型ザックを背負ったまま通行できる部分があります。 ■伊奈川ダム(1,003m) 林道ゲートから約15分で伊奈川ダムに到着です。 伊奈川林道・今朝沢林道は路面・路肩・法面・ガードレール・落石防護ネット・橋の損傷が激しいので、落石や路肩の崩落・転落に特に注意が必要です。 伊奈川ダム取水口を起点として、4km地点(福栃橋の手前)まで200m毎に黄色い道標があります。 ■伊奈川ダム上駐車場(1,080m) 伊奈川ダムから約30分で伊奈川ダム上駐車場に到着です。 駐車場は上下に2つあり駐車台数は各15台ずつですが、一般車両が利用できるまでには数年掛かります。 また登山ポスト(用紙・ペン有り)がありますが伊奈川林道が崩落していて不便になり、事故の場合は対応が早いもみじ荘の登山ポスト(林道ゲート手前)を積極的に利用しましょう。 駐車場内に仮設トイレがありますが使用不可です。 ※別称→伊奈川ダム上登山口と呼ばれます。 ■今朝沢橋(1,100m) 伊奈川ダム上駐車場から約10分で今朝沢橋に到着です。 左折→空木岳へ、右折→南駒ヶ岳・越百山へ向かい今朝沢林道が始まります(伊奈川林道と同様に悪路) ※別称→2合目・今朝沢橋分岐・今朝沢橋登山口(空木岳)と呼ばれます。 ■福栃橋(ふくとちばし・1,310m) 今朝沢橋から約55分で福栃橋に到着です。 左折→南駒ヶ岳へ、右折→越百山へ向かいます。 ここから遠見尾根の登山道が始まり、上の水場分岐まで緩斜面が続きます。 伊奈川ダム〜福栃橋まで6つの橋を渡りますが、昭和40年代後半〜50年代前半(築40年以上)に作られた橋が多く、大雨や台風の影響で損壊する可能性があります。 現状では伊奈川林道・今朝沢林道は悪路ですが林道ゲート〜福栃橋までマウンテンバイクであれば片道4.8kmを大幅に短縮可能です(細かい落石でパンクに注意) 当日は空木岳の登山者と思われる自転車が2.8km地点にデポしてありました(翌日に回収済み) 福トチ沢沿いの旧登山道は崩落して立入禁止、迂回路を利用します(写真添付) ※別称→3合目・福栃平・福栃橋登山口・福栃橋分岐と呼ばれます。 ■下の水場(1,544m) 福栃橋から約45分で下の水場に到着です。 つづら折りの登山道を登ると熊笹の斜面に刺さったパイプから出ている沢水の補充が可能ですが、地面を深く掘り出さないと水筒やプラティパスに汲むのは困難です。 下の水場の道標は朽ち果てて水量が細いので、気付かずに通過する場合があります。 ■下のコル(1,632m) 下の水場から約20分で下のコルに到着です。 少し開けたコルですが、樹林帯なので展望がありません。下のコルの道標は朽ち果てて、気付かずに通過する場合があります。 ※別称→4合目と呼ばれます。 ■しゃくなげの尾根(1,662m) 下のコルから約10分でしゃくなげの尾根に到着です。 下のコル〜上のコルまで細かいアップダウンの登山道になり、しゃくなげの尾根・やせ馬の背がありますが危険は場所ではありません。熊笹と木の根に覆われた登山道で無雪期は歩きにくい場所です。 ■やせ馬の背(1,672m) しゃくなげの尾根から約3分でやせ馬の背に到着です。 しゃくなげの尾根と同様に、熊笹と木の根に覆われた登山道で無雪期は歩きにくい場所です。 ■上のコル(1,738m) やせ馬の背から約35分で上のコルに到着です。 上のコルの道標(イワカガミ)・ヤマレコ・YAMAPの3地点の場所が一致しないので、ザックを下ろして戻って右往左往しました。 3地点が示す上のコルの場所と地図を、それぞれ写真を添付しています。 ■おこじょ平(1,812m) 上のコルから約20分でおこじょ平に到着です。 積雪期には名前の通りおこじょが見られるようですが、当日は発見できませんでした。 標高1,792mから雪が現れて、標高1,867m〜越百山まで常雪です。 本来ならばアプローチシューズから冬靴に履き替える予定でしたが、気温が高く危険箇所が無いので越百小屋までずぶ濡れのアプローチシューズで歩きました。 アプローチシューズ＋チェーンスパイクより、冬靴＋12本爪アイゼンとスノーバスケットを装着したストックの選択が必要です。 ■御嶽山見晴台(2,061m) おこじょ平から約80分で御嶽山見晴台に到着です。 背後には御嶽山が見えますが、樹林帯で展望が悪いです。標高2,000mを超えると積雪量が増えて、膝〜太股の腐った雪質の踏み抜き地獄が越百小屋まで続きます。 ※別称→7合目と呼ばれます。 ■上の水場(2,124m) 御嶽山見晴台から約35分で上の水場に到着です。 上の水場分岐から距離100m離れたルンゼ地帯に下降すると、上の水場があります。 上の水場分岐から耳を澄ますと沢水が流れる音が聞こえますが、上の水場がある場所は雪崩・滑落に注意が必要です(写真添付) 遠見尾根ルートの最終水場になり、これより上部には水場がありません。上の水場分岐〜越百小屋までコースタイム80分(無雪期)の最大の急登・踏み抜き地獄が始まります。重くなりますがここで沢水を補充して担ぐか、軽い荷物で越百小屋まで登り雪水を作るか選択します。もちろん、不味い雪水より美味い沢水を2L(2kg)担ぎ上げます。 標高2,200m〜2,300m地点から越百小屋に向けて、直登ルート(冬道)とトラバースルート(夏道)を選択します。 登り→直登ルート・下り→トラバースルートを利用しましたが、積雪期は直登ルートの登下降が安心・安全です。傾斜45度〜50度のトラバースルートの踏み抜きは怪我に注意が必要です。 ■越百小屋(2,340m) 上の水場から約150分で越百小屋に到着です。 ずぶ濡れのアプローチシューズ＋チェーンスパイクで急登・踏み抜き地獄の直登ルート(冬道)を、無雪期の2倍のコースタイムで越百小屋に辿り着きます。トラバースルート(夏道)より直登ルートは、ピンクテープや古い道標がある印象です。 2月末に掘り出されている越百小屋ですが、3月に何度か降雪があったので出入口の1/3が雪で埋まっています。更に屋根の雪解け水が出入口付近で凍結しているので、スコップよりピッケルで氷を砕くので時間が掛かります。出入口の扉が外開きで屋根の落雪や出入口付近の雪が崩落した場合は脱出が困難(万が一の場合は板間から脱出可能)になるので、屋根から出入口の順番で60分掛けて除雪します。積雪期に越百小屋を利用する場合は、出入口の除雪が不可欠になるのでスコップの持参が必要です(越百小屋のスコップの有無は不明) 出入口の前に階段を作りましたが、日中は気温が上昇して崩れやすくなります。 室内は土間と板間(1階→6畳・中2階→3畳)があり、内部の詳細は写真を添付します。備品→ほうき2本、消化器2台、掛け布団1枚です。 トイレと宿泊棟は冬期閉鎖中、休憩棟が冬期避難小屋として解放されています(協力金の指定なし→相場1,000円〜2,000円) 1月〜2月の越百小屋の周辺は、乱雑に排泄物があり雪が汚染されている山行記録が目立ちます。当日は降雪後で越百小屋の周辺は排泄物で汚れていませんでしたが、雪水を作る場合は屋根の雪がきれいなので最適です。 ■越百小屋(2,340m) 2日目のスタートです。 アタックザックの荷作りを終えて、大型ザックを土間にデポして越百山へ向かいます。 8時を過ぎると雪が緩み始めて、10時過ぎには踏み抜き地獄になります。 ■越百山(2,614m) 越百小屋から約85分で越百山に到着です。 標高2,500m辺りで森林限界を迎えて、山頂直下(岩・氷・雪のMix帯)まで細尾根の雪稜歩きになります。当日は踏み跡が南越百山側(急斜面)にありますが日が当たり足場が崩れやすいので、御嶽山側(緩斜面)の硬い雪面を歩きました。 標高2,531m地点にストックをデポして、Wアックスで越百山〜南越百山を目指します。 細尾根の雪稜はどちらへ滑落しても立木があり停止する可能性が高く即死する危険性は低いですが、厳冬期の山頂直下は凍結路になり危険度が高くなります。 御嶽山側から回り込んで越百山に登頂しますが、山頂直下(降雪直後は雪崩の危険あり)〜南越百山の稜線はクラック多発です。 ■南越百山(2,569m) 越百山から約25分で南越百山に到着です。 稜線はクラック多発で南アルプス側では雪が多く残り、御嶽山側では雪が少なくハイマツ帯が露出しています。 快適な雪稜を歩いて南越百山に登頂して、越百山へ戻ります。 ■越百山(2,614m) 南越百山から約35分で越百山に到着です。 山頂から仙涯嶺〜南駒ヶ岳の周回ルートを確認します。積雪期に越百山〜仙涯嶺〜南駒ヶ岳へ周回する場合は、北沢尾根を時計回りで登る場合は相当な馬力と時間が必要になり、岩稜帯の仙涯嶺の通過が核心部になります。 ■越百小屋(2,340m) 越百山から約50分で越百小屋に到着です。 アタックザックを大型ザックへ詰め込んで、下山路はトラバースルート(夏道)を利用しますが、積雪期は直登ルート(冬道)が安心・安全です。 ■上の水場(2,124m) 越百小屋から約60分で上の水場に到着です。 樹林帯の日陰の急斜面でも、昼前の気温が高い時間では膝〜太股の踏み抜き地獄が続きます。重いザックを背負った状態で転倒すると、雪面に足首や膝が挟まって捻挫・骨折する危険があるので注意が必要です。 上の水場で沢水を1L補充します。今回は直接食べられるきれいな雪がほとんどなく、2日間で4Lの沢水を補充しました。普段はあまり水を飲まないようにしていますが、今回の山行では贅沢に水を飲みました。 ■御嶽山見晴台(2,061m) 上の水場から約15分で御嶽山見晴台に到着です。 標高1,840mで雪切れになりますが、腐った雪で12本爪アイゼンの効きが悪いので標高2,011mで外します。 御嶽山見晴台の道標は確認できません。 ■おこじょ平(1,812m) 御嶽山見晴台から約35分でおこじょ平に到着です。 ■上のコル(1,738m) おこじょ平から約10分で上のコルに到着です。 ■やせ馬の背(1,672m) 上のコルから約20分でやせ馬の背に到着です。 ■しゃくなげの尾根(1,662m) やせ馬の背から約2分でしゃくなげの尾根に到着です。 ■下のコル(1,632m) しゃくなげの尾根から約5分で下のコルに到着です。 ■下の水場(1,544m) 下のコルから約10分で下の水場に到着です。 沢水を0.5L補充します。 ■福栃橋(1,310m) 下の水場から約30分で福栃橋に到着です。 冬山装備を全解除して、アプローチシューズで林道ゲートまで残り4.8kmを歩きます。 ■今朝沢橋(1,100m) 福栃橋から約70分で今朝沢橋に到着です。 ■伊奈川ダム上駐車場(1,080m) 今朝沢橋から約3分で伊奈川ダム上駐車場に到着です。 伊奈川ダム下駐車場で林業の作業をしていました。 ■伊奈川ダム(1,003m) 伊奈川ダム上駐車場から約40分で伊奈川ダムに到着です。 崩落した伊奈川林道の復旧工事をしていました。 ■林道ゲート(948m) 伊奈川ダムから約10分で林道ゲートに到着です。 ■林道ゲート駐車場(960m) 林道ゲートから約2分で林道ゲート駐車場に到着です。 これで無事に山行が終了です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 越百山〜南越百山・遠見尾根ルートの区間は距離→22.2km・標高差→1,669m・コースタイム→13時間35分になりますが、日帰りが可能です(無雪期の場合・山滑走を除く) 日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ★遠見尾根ルートについて 無雪期に登った事がありませんが、越百小屋まで樹林帯で展望がほとんどありません。 残雪期は上の水場分岐〜越百小屋の急登・踏み抜き地獄が厳しい区間です。越百小屋へのトラバースルート(夏道)と山頂直下の細尾根の雪崩・滑落に注意が必要です。 遠見尾根は水場に困らないルートですが伊奈川林道・今朝沢林道が崩落しているので、復旧工事には時間が掛かり将来的には通行不可になりそうな予感がします。 ★雪崩について 越百山では直近の降雪から2週間以上が経過していて、当日は雪崩の危険は低い条件でした。 しかし降雪直後は上の水場分岐〜福栃山の急登(樹林帯)・越百山の山頂直下の細尾根では雪崩の危険があります。 ★積雪量について 国道19号線は伊那ICから凍結・積雪はありませんが、最新の天気予報を確認して下さい。 遠見尾根ルートは標高1,792mから雪が現れて、標高1,867m〜越百山〜南越百山まで常雪です。 標高2,000m(積雪40cm〜100cm)・越百小屋(150cm〜180cm以上)・越百山〜南越百山(積雪0cm〜140cm以上)の積雪量があります。 登りでは雪が降らなくても下りで雪が降る場合もあり、少しでも安全に登山できる装備をする事で登頂確率が上がります。 ★登山ポストについて 越百山〜南越百山・遠見尾根ルートには、�，發澆諺�(用紙あり・ペンなし) ��伊奈川ダム上駐車場(用紙・ペン有り)に登山ポストがあります。 伊奈川林道が崩落していて�△鷲塋悗砲覆蝓∋�故の場合は対応が早い�，發澆諺颪療仍灰櫂好�(林道ゲート手前)を積極的に利用しましょう。 登山計画書は事前にオンライン提出が可能です。 ★越百山について 越百山には�￣鷂�尾根ルート(ピストン) ��越百山〜南駒ヶ岳の周回ルート �１柯柑魁繕�木岳の周回ルートがあり、積雪期は�↓�の稜線には凍結した岩稜帯があり注意が必要です。 ★水場について 地図では越百山〜南越百山・遠見尾根ルートには水場が3つあります。 地図にある水場は�＿爾凌緇� �⊂紊凌緇譴�2つがあり、どちらも利用可能です。 上記の水場以外に��今朝沢林道沿いに水場があります(写真28枚目) 今回は水0.5L担ぎ上げ、沢水を4L補給して0.5L残りました。 ★駐車場について 越百山〜南越百山・遠見尾根ルートには2つの駐車場があります。 �［啼札押璽斑鷦崗�(路肩・5〜8台) ��伊奈川ダム上駐車場(上下段→各15台)がありますが、積雪量や除雪の状況で異なります。 �△楼貌狎醂啼擦�崩落していて利用不可です。 ★山小屋の営業について 越百山〜南越百山・遠見尾根ルートには、越百小屋(有人)があります。 積雪期は休憩棟が冬期避難小屋(積雪期は出入口の除雪が必要)として開放されていますが、宿泊棟・トイレは冬季閉鎖中です。 備品は協力金箱・ほうき2本・消化器2個・掛け布団1枚があります。 営業→例年07/01〜10月中旬・水場とテント場がありません。 冬期避難小屋の協力金額は指定されていませんが、1人→1,000円〜2,000円が相場です。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ★マーキングについて 越百山〜南越百山・遠見尾根ルートには各所にピンクテープ・道標がありますが、多くの道標は朽ち果てて地面に落ちています。 ★天候や服装について 越百山〜南越百山・遠見尾根ルートの7〜8割が樹林帯になり、降雪後は落雪・落氷・落枝が発生するのでザックカバー・ゲイター・タオル・合羽・着替えがあると快適です。 樹林帯は暗く寒い環境なので防寒・防風対策が必要です。 特に越百小屋〜越百山〜南越百山の区間は風が強く滑落・雪崩・雪庇・低体温症に注意が必要です。 当日は気温-2℃〜16℃あり、平均気温は5℃です。 悪天候では装備や服装のレイヤリングに気を配り、貴金属(ピアス・指輪)による凍傷に注意が必要です。 ★幕営適地について 越百山〜南越百山・遠見尾根ルートには�”弦�1,198m(写真26枚目) ��下のコル(写真35枚目) �１柯柑海汎遽柯柑海離灰�(写真118枚目) �ど弦�2,389m(127枚目)に4つの幕営適地があります。他に上の水場分岐前と越百小屋前も幕営適地です。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ★熊の出没について 越百山は熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。越百山は中央アルプスの山域になりますが、今年は気温が高く雪解けが早いので冬眠から目覚めている可能性が高いです。 下山時に釣り人と工事関係者に熊の目撃情報を確認しました。また越百山〜南越百山・遠見尾根ルートの7〜8割は樹林帯なので、熊に十分に注意が必要です。 ★スノーシューについて 越百山〜南越百山・遠見尾根ルートでは、越百山〜南越百山の区間でスノーシューが有効です。 今回の山行ではスノーシューは利用しませんでしたが、踏み抜き地獄では十分に機能を発揮できそうです。 ★山バッジについて 積雪期は多くの山小屋が冬期閉鎖して越百山〜南越百山・遠見尾根ルートに山小屋(有人)がありません。 夏季に越百小屋で山バッジの販売があります(1種・600円) ★山行でスノーシューや輪かんじきを持参して必要がなくデポする場合は、登山道から外れた場所やワイヤー＋南京錠で必ず施錠しましょう。 どちらも高価格の商品になり、盗難に最大の注意が必要です(同様にアイゼン・ピッケルも含む) ★林道ゲート駐車場まで国道19号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。 ★越百山〜南越百山・遠見尾根ルートでは、スマートフォンの電波が1〜2割入りました(時期・天候・機種による) 越百小屋の屋内・屋外では電波が不安定ですが、標高を上げると改善されます。 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリー(充電ケーブル含む)が必要です。 ★当日の越百山〜南越百山・遠見尾根ルートでは登山者のすれ違いは1日目→0名・2日目→0名です。 以前より日照時間が長くなりましたが、日帰りでは装備・服装・天候が重要です。 特に単独登山者はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメット・手袋・ハードシェル(上下)を全行程で使用しました。 チェーンスパイクは標高1,889m地点〜越百小屋の登りで使用しました。 ストックは全工程の登下降で使用しました。 12本爪アイゼンは越百小屋〜南越百山の登り、南越百山〜標高1,987m地点の下りで使用しました。 ゴーグルは越百山〜南越百山の往復で使用しました。 ピッケル2本は標高2,531m地点〜南越百山の登り、南越百山〜越百小屋の下りで使用しました。 スノーシューは携帯しましたが不使用です。 ★緊急時の連絡先 �〔攸招抻―陟�0264-22-0110(代表) ★今回の山行の危険箇所 �〇劃債床爾虜挌�根→雪庇の踏み抜き・滑落。 ��越百山〜南越百山のクラック。 ★林道ゲート駐車場(1日目)→07時00分に気温5℃、越百山(2日目)→07時32分に気温1℃、林道ゲート駐車場(2日目)→15時40分に気温15℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→05時25分、日の入り→18時22分と活動時間は長くなりましたが、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です(ルートは樹林帯が長く日陰が多いため) ★越百山〜南越百山・遠見尾根の福栃山直下の直登ルート、越百山の山頂直下の細尾根で雪崩・落石に注意が必要です(どちらも樹林帯を含む) 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 雪崩・落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「アバラーンチ」「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★越百山〜南越百山・遠見尾根ルートにはトイレが2つあります。 �＾貌狎逎瀬狆綯鷦崗� ��越百小屋にトイレがありますが、どちらも冬季閉鎖中で利用できません。登山前に国道19号線沿いの道の駅・コンビニで済ませましょう。 原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★積雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。 ★積雪量が多く強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグル・バラクラバがあると便利です。 ★今回の山行 中央アルプス・越百山(こすもやま)を目指します。第5弾の避難小屋泊は越百小屋になり、先週にまとまった降雪があり屋根・出入口の除雪が必要です。1週間ずっと体調が悪いので、ゆっくり行ける所まで目指します。 条件が良ければ越百山〜仙涯嶺〜南駒ヶ岳の周回ルートを計画していましたが、岩稜帯の仙涯嶺の通過に不安があり今回は見送り南越百山を往復して戻ります。 来週も中央アルプスの予定なので、体調を治して残りの残雪期を満喫したいと思います。 ★駐車場の10km圏内はガソリンスタンド・コンビニがあり、とても便利なエリアです。 場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項があるので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で越百山〜南越百山を楽しんでください。 |
| その他周辺情報 | ■木曽駒天神温泉・清雲荘 ■営業時間→08:30〜21:30 ■休館日→無休。 ■料金→大人500円、小人300円、幼児0円。 ■マスクの着用義務→個人の判断。 |
写真
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もみじ荘前の登山ポスト(960m)
※伊奈川ダム上駐車場よりこちらが事故の場合は対応が早い。用紙あり・ペンなし。
※伊奈川ダム上駐車場よりこちらが事故の場合は対応が早い。用紙あり・ペンなし。
伊奈川ダム(1,003m)
※伊奈川ダムから4km地点まで200m毎に道標あり。
※伊奈川ダムから4km地点まで200m毎に道標あり。
�＾貌狎逎瀬狆綯鷦崗�(1,080m)
※別称→伊奈川ダム上登山口。
※別称→伊奈川ダム上登山口。
�０貌狎逎瀬狆綯鷦崗�(1,080m)
※駐車場は上下に2つあり、駐車台数は各15台。
※駐車場は上下に2つあり、駐車台数は各15台。
�‥仍灰櫂好�(1,080m)
※もみじ荘の登山ポストが事故の場合は対応が早い。
※もみじ荘の登山ポストが事故の場合は対応が早い。
�〆Ｄ�沢橋(1,100m)
※1→林道ゲート、2→南駒ヶ岳・越百山、3→空木岳。
※1→林道ゲート、2→南駒ヶ岳・越百山、3→空木岳。
�∧‘紛�(1,310m)
※別称→3合目、福栃平、福栃橋登山口、福栃橋分岐。
※別称→3合目、福栃平、福栃橋登山口、福栃橋分岐。
下の水場(2つ目の水場・1,544m)
※1→林道ゲート、2→越百山、青→水場。
※1→林道ゲート、2→越百山、青→水場。
��下のコル(1,632m)
※1→林道ゲート、2→越百山、黄→2つ目の幕営適地。
※1→林道ゲート、2→越百山、黄→2つ目の幕営適地。
上のコル(1,738m)
※ヤマレコ・YAMAPの地図とズレあり。
※ヤマレコ・YAMAPの地図とズレあり。
踏み抜き地獄(2,075m)
標高2,000m〜越百小屋まで急登・踏み抜き多発。
標高2,000m〜越百小屋まで急登・踏み抜き多発。
�‐紊凌緇�(3つ目の水場・2,124m)
※越百小屋まで急登なので水を担ぐか雪水を作るか選択。
※越百小屋まで急登なので水を担ぐか雪水を作るか選択。
急登の踏み抜き地獄(2,172m)
※登り→直登ルート(冬道)、下り→トラバースルート(夏道)を利用。
※登り→直登ルート(冬道)、下り→トラバースルート(夏道)を利用。
苦痛の直登ルート(2,365m)
※水2リットル＋冬靴→装備20kgに増量。
※水2リットル＋冬靴→装備20kgに増量。
ストックが埋まる急登(2,365m)
※スノーバスケットを未装着。
※スノーバスケットを未装着。
屋根の除雪前(2,340m)
※落雪で扉が開かなくなる可能性が高い。
※落雪で扉が開かなくなる可能性が高い。
板間の扉(2,340m)
※越百小屋の扉はアクリル板で隙間あり、出入口が雪で埋まった場合は脱出可能。
※越百小屋の扉はアクリル板で隙間あり、出入口が雪で埋まった場合は脱出可能。
南越百山から眺める遠見尾根(2,575m)
※赤→福栃山、緑→御嶽山、黄→遠見尾根。
※赤→福栃山、緑→御嶽山、黄→遠見尾根。
樹林帯から眺める越百小屋(2,386m)
※赤い越百小屋は目立つ。
※赤い越百小屋は目立つ。
トラバースルートの概要図(2,385m)
※1→直登ルート、2→トラバースルート。
※1→直登ルート、2→トラバースルート。
合流点(2,385m)
※赤→トラバースルート、青→直登ルート、黄→目印の大岩。
※赤→トラバースルート、青→直登ルート、黄→目印の大岩。
12本爪アイゼンを解除(1,987m)
※越百小屋〜標高2,000mまで膝〜太股の踏み抜き地獄。
※越百小屋〜標高2,000mまで膝〜太股の踏み抜き地獄。
上のコルを通過(1,738m)
※ヤマレコ・YAMAPの地図とズレあり。
※ヤマレコ・YAMAPの地図とズレあり。
林道ゲートまで残り4.6km(1,299m)
※伊奈川ダムから4km地点まで200m毎に道標あり。
※伊奈川ダムから4km地点まで200m毎に道標あり。
伊奈川ダムから2.8km地点(1,197m)
※デポされた自転車は回収済み。
※デポされた自転車は回収済み。
荒れた今朝沢林道(1,154m)
※林道・路肩・法面・ガードレール・落石防護ネット、橋は痛みが激しい。
※林道・路肩・法面・ガードレール・落石防護ネット、橋は痛みが激しい。
伊奈川林道の復旧工事(1,074m)
※悪天候・台風・冬期は工事ができない(業者より)
※悪天候・台風・冬期は工事ができない(業者より)
工事中の福トチ沢(1,074m)
※増水時は水位が3m〜5m上昇して巨岩が埋まる。
※増水時は水位が3m〜5m上昇して巨岩が埋まる。
伊奈川第2隧道(992m)
※トンネル内に照明5ケあり、車幅が1台分で狭い。
※トンネル内に照明5ケあり、車幅が1台分で狭い。
無事に林道ゲート駐車場に生還(960m)
※国道19号線まで14.1km。
※国道19号線まで14.1km。
分岐点(637m)
※林道ゲート→7.9km、国道19号線→4.2km。
※林道ゲート→7.9km、国道19号線→4.2km。
装備
| 個人装備 |
ヘルメット
ツェルト
ヘッドランプ
温度計
風速計
モバイルバッテリー10000mAh3個
ちり紙
携帯トイレ
地図
登山計画書(控)
腕時計
ザック60L
スマートフォン2台
ボールペン
マスク
ゴミ袋
現金
ココヘリGPS
ザックカバー
タオル
ワイヤー
ストック
サングラス
熊鈴
キャップ
登山靴
インナーシャツ(半袖)
靴下(冬用)
毛帽子
長ズボン
ハードシェル(上下)
ゲイター
バラクラバ
タイツ(冬用)
インナーソックス
ミドルシェル(上)
テントシューズ
手袋
ベースレイヤー(長袖)
冬用グローブ
テムレス
シューズカバー
ゼリー飲料2個
パン3個
ちくわ115g
粉末アミノ酸4本
チョコバー3個
ハンバーグ(100g)2個
お汁粉(150g)2個
豚汁(240g)2個
棒ラーメン(4食分)
スノーシュー
チェーンスパイク
ピッケル2本
12本爪アイゼン
ゴーグル
アタックザック22L
ウエストバッグ
カイロ4枚
ソロテント
テントシート
寝袋
テントマット
着替え4点(靴下・下着・肌着・長袖シャツ)
ライター
マッチ
メスティン
割りばし
アプローチシューズ
ニトリルゴム手袋
スコップ
ガス缶
ガスコンロ
|
|---|
感想
■2023年/越百山〜南越百山・遠見尾根ルート(1泊2日)
■2023年04月02日(日) はれ
実家 21:15 1,000m 11℃
林道ゲート駐車場 23:50 960m 12℃
荷作り 23:50〜00:10
消灯 00:10〜06:00
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■2023年04月03日(月) はれ
※越百山〜南越百山・遠見尾根ルート 1日目
起床 06:00 1,080m 6℃
着替え・荷作り・朝食 06:00〜07:00
林道ゲート駐車場 07:00 960m 5℃
林道ゲート 07:03 948m 5℃
伊奈川ダム 07:19 1,003m 5℃
伊奈川ダム上駐車場 07:48 1,080m 5℃
今朝沢橋(2合目) 08:01 1,100m 8℃
福栃橋(3合目) 08:56 1,310m 7℃
下の水場 09:42 1,544m 11℃
下のコル(4合目) 10:01 1,632m 10℃
しゃくなげの尾根 10:13 1,662m 8℃
やせ馬の背 10:16 1,672m 8℃
上のコル 10:49 1,738m 8℃
おこじょ平 11:09 1,812m 9℃
御嶽山見晴台 12:32 2,061m 6℃
上の水場分岐 12:59 2,140m 5℃
上の水場 13:08 2,124m 5℃
上の水場分岐 13:21 2,140m 6℃
越百小屋 15:36 2,340m 9℃
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■2023年04月03日(月) はれ
屋根の除雪 15:36〜16:00
出入口の除雪 16:00〜16:45
小屋の掃除 16:45〜17:00
荷作り 17:00〜18:05 外1℃ 内5℃
夕食 18:05〜19:00 外1℃ 内10℃
自由時間 19:00〜23:00 外1℃ 内4℃
消灯 23:00〜05:00
※外→屋外の気温、内→屋内の気温。
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■2023年04月04日(火) はれ
※越百山〜南越百山・遠見尾根ルート 2日目
起床 05:00 2,340m 外-2℃ 内1℃
着替え・荷作り・朝食 05:00〜06:07
越百小屋 06:07 2,340m 2℃
越百山 07:32〜07:45 2,614m 1℃
南越百山 08:12〜08:17 2,569m 2℃
越百山 08:51 2,614m 3℃
越百小屋 09:42〜10:12 2,340m 9℃
上の水場分岐 11:04 2,140m 6℃
上の水場 11:11 2,124m 4℃
上の水場分岐 11:15 2,140m 4℃
御嶽山見晴台 11:28 2,061m 9℃
おこじょ平 12:05 1,812m 12℃
上のコル 12:15 1,738m 12℃
やせ馬の背 12:34 1,672m 12℃
しゃくなげの尾根 12:36 1,662m 11℃
下のコル(4合目) 12:42 1,632m 13℃
下の水場 12:52 1,544m 16℃
福栃橋 13:20〜35 1,310m 16℃
今朝沢橋(2合目) 14:43 1,100m 16℃
伊奈川ダム上駐車場 14:46 1,080m 16℃
伊奈川ダム 15:27 1,003m 15℃
林道ゲート 15:38 948m 15℃
林道ゲート駐車場 15:40 960m 15℃
着替え 15:40〜15:50 18℃
実家 15:50〜18:40 1,000m 13℃
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■中央アルプスの越百山(こすも)を目指す。
今季の避難小屋の宿泊も今回で5回目。
下界は暖かい春でも山はまだ寒い冬の中。
先週の降雪で埋まった避難小屋を掘り出す。
扉が外開きだと落雪で脱出困難になるので
今回は屋根と出入口の除雪が重要になる。
越百小屋はトイレと宿泊棟が閉鎖されていて
休憩棟が冬期避難小屋として利用可能。
土間と板間の2部屋で中2階のロフト付き。
1人で利用するには十分な広さと設備。
山頂直下の細尾根〜稜線はクラック多発。
越百山〜南駒ヶ岳・空木岳の縦走ルートは
雪が少なくても仙涯嶺の岩場が難所。
越百小屋から眺める三ノ沢岳に惹かれる。
今年も最高の誕生日を雪山で過ごせた。
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■体重→61.0kg 荷物→16.45kg
■日の出→05:25 日の入り→18:22
■距離(合計)→22.2km
(1日目→9.30km 2日目→12.9km)
■時間(合計)→17時間06分
(1日目→08時間36分、2日目→08時間30分)
■休憩時間→01時間03分
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