記録ID: 5313229
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山滑走
妙高・戸隠・雨飾
乗鞍岳(休暇村から)
2023年03月29日(水) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:53
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:53
6:24
78分
スタート地点(乗鞍高原第七駐車場)
14:17
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは休暇村が利用可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・スキー場の営業はすでに終了しており、エコーラインの除雪がスタートしたようだ。 エコーラインを横切るときは雪が無いので注意。登りは全体的に固い雪質。 本日時点で第七駐車場近くからシール走行できるが、上部で一か所雪切れ。 シール歩行はそのまま、滑走時も草の上を歩く(まだ滑ってこれる)。 ・ゲレンデの下部は重い雪でボコボコ。朝方はカチカチとなり午後からは重い雪質。 朝方のゲレンデ上部のコブ斜面通過は厄介だった(標高1900m)。 ・スキー場を抜け、標高2050m〜2100mはやや急になる。 登りは、トレース通り右手の森から通過、帰りは上から長い横滑りでパスする。 ・ツアーコースは一本の道で明瞭。スキーやボードの滑走した跡などで斜面が荒れているが、両脇は大丈夫。場合によっては森の中も使える。 ・標高2330mに「これより先 森林限界」の看板あり。 標高2400mには、位ヶ原山荘・剣が峰分岐の案内板あり。 そこを過ぎると森林限界となり、やや急な坂を登り切ると位ヶ原(標高2450m)。 雪は新雪も混じるがアイスバーンも出てくる。剣が峰、高天ヶ原、摩利支天岳、肩の小屋が見えてくる。 登るコースや滑走ラインのリサーチができる。 シュカブラ、アイスバーンの斜面が交互に出てくる。 肩の小屋に向かって標高を稼いで朝日岳の北面から登り出す。 ここの斜面はクトーを付けて登り出すが、雪の斜面が少なくアイスバーン100%となったので、アイゼン+シートラに切替。 結果論ではあるが、登ったコースの東よりの夏道コースの方がアイスバーンが少なく板を履いて登れたと推測される。 シートラで朝日岳を乗り越え蚕玉岳との鞍部でアイゼンを外しシール走行に切替。 頂上小屋手前に板をデポしてツボ足で剣が峰往復。 多くの足跡でステップができアイゼンは不要。 ・滑走ラインは山頂直下は滑走跡無し、頂上小屋下のルンゼは滑走跡があった。 今回は初めてなのでシールのまま朝日岳と蚕玉岳の鞍部から滑り出す。 序盤は北寄り斜面でアイスバーンが主体。トラバース先もずっとテカっている。 バックしながらトラバース気味に北に戻り、雪が付いた安全地帯からドロップ。 シュカブラの雪が多いところでターンして標高を落とす。 それでもアイスバーンも多く出てくるので肩の小屋方面の緩斜面に展開。 上部はアイスバーンが緩んでいる所は無かった。 エッジを利かせてアイスバーンを滑る練習にもなった(めったにない機会)。 位ヶ原までくると雪が緩み始める。苦戦したアイスバーンが逆に楽にターンができるスポットに変わった。 スキー場が近くなると日向はザラメ雪で太腿に効く。日影は相変わらず固い斜面だったのでザラメ雪を狙って滑っていく。 スキー場に入ってもストップスノーは無くそれなりに板に乗れ足を休めることができたので助かった。帰りも板を外すことなく駐車場近くまで滑ってこれた。 |
その他周辺情報 | 乗鞍高原休暇村(温泉) qkamura.or.jp/norikura/hotspring/ |
写真
撮影機器:
感想
今年の残雪期の登山は賞味期限が早そうで、すでに2000m未満の山では晴れると急激に気温が上がるので暑過ぎである。
それならば、標高を上げて乗鞍岳へ。長野県側からは昨年バスでスキー登山で北がツアーコースはまだだったので、滑れるうちに訪問することにした。
初めてのコースで森林限界までは通常登山であったが肩の小屋辺りからアイスバーンが目立ち、朝日岳までアイゼンで登ったが、ルート取りは夏道方向が正解ではなかったかと思う。下りも朝日岳と蚕玉岳の鞍部から滑走したがアイスバーンが多く、ルート取りの難しさを痛感した。
それでもプロセス全体を楽しめて、冬期の斜面の状況も眺められたので、次回来るときはもっとスムーズに対処できるだろう。
乗鞍岳ツアーコースは年に一度は訪れてみたいコースである。
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訪問者数:360人
山頂で少しお話しさせていただきました。
osamuinさんだったのですね。いつもレコ拝見させていただいております。
雪質はイマイチでしたが素晴らしいロケーションでの滑走楽しめましたね。
コメントありがとうございます。
atsupiさんよりも北側の谷間を狙いましたが見事にカチカチ斜面のオンパレード。
あの日は南側の斜面が正解だったようですね。
バスツアーもいですが、やはり自分の足で下から登ると気分が違いますね。
またどこかでお会いしましょう。サングラスで素顔が分かりませんが。
今後ともよろしくお願いします。
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