記録ID: 5338614
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無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原
霊仙山〜南霊山〜南霊岳〜東ヨコネ〜ヨコネ〜三国岳〜鈴北岳〜御池岳〜冷川岳〜藤原岳
2023年04月03日(月) 〜
2023年04月05日(水)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 25:18
- 距離
- 49.7km
- 登り
- 3,832m
- 下り
- 3,838m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 7:39
距離 15.4km
登り 1,183m
下り 1,028m
17:06
2日目
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 10:46
距離 21.0km
登り 2,056m
下り 1,215m
17:06
3日目
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:18
距離 13.3km
登り 600m
下り 1,616m
12:46
ゴール地点
天候 | 1日目から順に、晴れ、快晴、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは西藤原駅から。現金のみ使える。窓口で切符を買う。これだけ硬い切符というのも珍しいな。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
柏原駅〜霊仙山登山道入口 車道歩き。駅から出てすぐに伊吹山が見える。登山口には登山ポストがある。 霊仙山登山道入口〜柏原道一合目 養鶏場のある途中まで車で入れる。最初は少しぬかるんでいたが問題ない程度。川を橋で渡ったくらいから車道から登山道に代わる。 柏原道一合目〜柏原道新二合目・二本杉 踏み跡が明瞭な谷道を進む。途中何度かミニ渡渉あるが、うまくやれば浸からず移動することができる。二合目からは尾根に合流するため風が強くなる。また、二合目で県境の尾根道ルートに合流するが、そちらのほうは踏み跡が不明瞭なので行けるかどうか見た感じ定かではない。 柏原道新二合目・二本杉〜柏原道四合目・避難小屋 踏み跡明瞭。尾根の左右を巻いたりして、意外にも風の当たらない区間が多い。避難小屋の床はボロボロで、扉も壊れているため使用不可能。 柏原道四合目・避難小屋〜霊仙山避難小屋 ママコ穴は登山道を少し外れないと見えないかもしれない。四丁横崖からは傾斜が緩やかになる。避難小屋は火器が使用できる?土間のスペースと、仮眠用の床スペースからなる。入った瞬間むわっと少し熱がこもっているように感じたが、窓もありそこそこ眠れそうだ。ほうきはあるがトイレはない。辺りは広い芝生のような地形。 霊仙山避難小屋〜経塚山・九合目 森林限界の尾根道で、心地よい。経塚山は岩ゴロゴロ。 経塚山・九合目〜霊仙山 霊仙山は三角点と最高点が別々にあるが、両方行っても20分かからない。三角点のほうに立派な看板があるのでそちらで記念撮影する人が多い。開けた尾根道。雪は谷に見えるものの、ほぼない。 霊仙山〜南霊山 岩がゴロゴロ出てきて、ちょうど北アルプスでよく見る光景を思い出させてくれる。必ず登山靴が必要。一番高い尾根の少し脇を進む感じで、岩と細かい砂で構成される。砂が制動距離が少し長く必要なので注意。岩ごつごつゾーンでは決まったルートが必ずあるわけではなく、ひたすら踏み跡と尾根を頼りに進む。このあたりは慣れていないと岩がごつごつで少し時間かかる。 南霊山〜笹峠 先ほどと同様の道が下りで続く。近江展望台は岩に囲まれた最高点を意味し、展望良い。ただ、ここに限らずずっとよい。笹峠までは岩に記された赤色の〇印を頼りにしないと、降りる尾根を間違えてしまうかもしれない。また、ある程度急坂なので岩を足掛けに少しずつ、慎重に下りたい。笹峠周辺は植生が天然林に代わる。ここからは明瞭な登山道。 笹峠〜今畑登山口 明瞭で優しい登山道。途中廃村というか、登山口から50m上がったところにお寺の建物と、水場(沢の水をコンクリートにためたもの?常に給水があって透明感がある)がある。お寺以外は使われていなさそう。 今畑登山口〜妛原(あかんばら) 何件か使われていない農作業小屋のようなものを通り過ぎ、車道を進む。あかんばら周辺は今も暮らす人がいると思われる。 妛原〜五僧峠 権現谷林道を進む。左右が一枚岩になっている箇所も多々あり、岩の迫力がある。と同時に、5分に一回ほど落石があった。だいたいは対岸のものであり、鹿が鍋尻山をかけあがっていくときに大量の落石が起こっていた。こちら側の落石スポットは金網で抑えられ、注意の標識もされているので特に注意すべきポイント は分かるはずである。実際に、目の前を落ちてきたのは二回で、いずれもこぶし大で速度はそれほど早くなかった。落ちてくる前に草むらを岩が走る音がするので、会話していなければ回避は十分可能。五僧峠分岐で折り返しの登りが始まり、五僧峠に至る。少し入口が分かりづらいが、右側に少し入ったところに看板がある。 五僧峠〜東ヨコネ ある程度踏み跡が明瞭な、やや広い尾根道が続く。たまに急登があり、少してこずる。 東ヨコネ〜ヨコネ 赤テープをかなり参考にしながら、今までのルートを外れまず東ヨコネまで上る。倒木迂回あり、左右に植物あたる箇所複数あり、急登の苦行。両山頂は特に展望はない。東ヨコネについてからもヨコネに至るまで50mほどは下ってから登る。途中平らなスペースがあり、そこにいたと思われる獣の走り去る音が聞こえた。踏み跡は急登部で消えるので、赤テープを頼りにしないと、藪(硬い低木)や倒木に悩まされるので注意。また、東ヨコネから南東に進む道は植物で覆われ進むのをやめた。 ヨコネ〜ダイラの頭 赤テープも見ながら、やや細い尾根上を進む。アップダウン多い。腹部辺りに割としっかりした蜘蛛の巣がある程度ある以外は、問題なし。ある程度踏まれたルート。ダイラの頭はその名の通りたいらである。この区間、倒木ごくたまに、左右に植物あたることたまにある。大きなザックでは通行がしんどかった。蜘蛛の巣多し。 ダイラの頭〜三国岳 ダイラの頭から下って、鉄塔のある、細い県境尾根を上り返すが、これがかなりの斜度(だが登れないことはないはず。)なので、左に巻き道がある。こちらを利用したが、少し踏み跡弱く、狭い道で倒木を迂回することもあったため体力を要した。結局どちらが楽かはわからない。三国岳の三角点は歩いているだけでは気づかなかった。この区間から、蜘蛛の巣がなくなった。 三国岳〜鞍掛峠(くらかけ) 三国岳の表記があるところから三国岳の最高点まで上り返し、100m以上下ったら、少し広めの尾根を急登する。先ほどまでと異なり、この区間はより多くの人が行き来している印象。しばらく上り続け、鉄塔付近でプラの杭がある道と、赤青のテープでマークされた道があるが、どちらを通ってもよさそう。プラの杭がある道を下ると一個目の鉄塔の真下につく。 鞍掛峠〜鈴北岳 先ほどまでの区間と異なり、左右に豊かな高山植物が柵で守られている中で、踏み跡の強い登山道を歩く。登りも打って変わって緩やかになり、易しいルート。ここで、鈴ヶ岳南東の暗部に向かう、御池岳のルートのうち、南側の道でフクジュソウ群生地があると聞いたが、見た感じ踏み跡薄く時間がかかりそうであったので今回の訪問はやめた。 鈴北岳〜御池岳 高低差は少ししかなく、視界の開けた道をすすむ。鈴北岳周辺は遮るものがなく風強い。展望はよい。いくつもルートがあると思われ、初めてならまずは一番踏み跡が強いルートが良いと思われる。その名の通り、いくつも池が広がる(あまり見ていないので)らしい。日本庭園の意味がよくわからないが、時期的なものもあるだろう。西のボタンブチは展望良いがガスガスで見えない。御池岳山頂だけ少し大きめの岩が多い。ここもガスのためか、木に囲まれているからか、あまり展望ない。バイケイソウが葉が数枚の状態で群生しているので、よけながら歩く。6月くらいになると咲くらしい。 御池岳〜藤原岳 特に危険箇所なし。天狗岩は岩の密集地。藤原山荘は二階建て。一回は食堂に使えそうな感じで、二回が寝間。5人ほどなら二階で寝れそう。少し狭いが一回の木製ベンチでもがんばれば眠れそう。トイレあり、使えます。藤原岳は藤原山荘から一瞬で、展望はよい(かなりガスった)。 藤原岳〜藤原岳登山口休憩所 蛇腹道をひたすら進む。途中何度か植生が変わるを楽しみに、また何合目かも気にしつつ。最後の休憩所に駐車場あり、休憩所には屋内ベンチとトイレあり。 |
その他周辺情報 | 一泊目は落合登山口の落合区駐車場でテント泊し、明け方出発。許可は取っていない。手前にある、落合神社駐車場には7時の時点で登山に来たと思われる車が数台と待っていた。観光名所の河内の風穴(地形図にも記載)のお手洗いをお借りようとしたが、朝早いのでトイレごとしまっていた。自販機があったので、一服してもよかったかもしれない。 二泊目は鈴北岳の山頂で開けた場所があったのでそこで一泊。翌日すごい風だったので、撤収に時間かかる。もう少し風が避けられる、鞍掛峠付近の鉄塔下のほうがよかったと後悔。 |
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