常念岳・横通岳・東天井岳・大天井岳・燕岳（時間との戦いでした）

2014年10月25日(土) 〜 2014年10月26日(日)

• GPS: 28:56
• 距離: 29.3km
• 登り: 3,038m
• 下り: 2,863m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:03
• 休憩: 1:55
• 合計: 8:58

8:12 スタート地点
8:26 8:28 三股登山口
11:13 11:23 前常念岳
12:21 13:33 常念岳
14:21 14:25 常念小屋
15:28 15:55 横通岳
17:10 常念小屋

2日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:39
• 合計: 8:17

4:51 常念小屋
6:45 6:59 東天井岳
7:46 7:46 大天荘
7:54 8:00 大天井岳
8:12 8:12 大天荘
8:24 8:27 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
8:28 8:28 小林喜作レリーフ
9:33 9:34 大下りの頭
9:48 9:48 蛙岩
10:12 10:12 燕山荘
10:17 10:17 いるか岩
10:27 10:27 めがね岩
10:32 10:40 燕岳
10:43 10:44 めがね岩
10:54 10:54 いるか岩
10:59 11:00 燕山荘
11:21 11:21 合戦山(合戦沢ノ頭)
11:31 11:33 合戦小屋
11:48 11:50 富士見ベンチ
12:08 12:08 第３ベンチ
12:27 12:27 第２ベンチ
12:44 12:45 第１ベンチ
13:08 中房温泉登山口

天候

（1日目）晴れ、（2日目）晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

しゃくなげ荘に登山者用の無料駐車場。少し下がった農産物直売所にトイレあり。
しゃくなげ荘から三股までタクシーで5,400円。中房温泉からしゃくなげ荘までバス1,200円。

コース状況／危険箇所等

前常念岳への岩場はペンキマークが少し薄めでした。

写真

三股から見た蝶ケ岳。
タクシーの運転手さんの「槍・穂高を見るなら蝶ケ岳が最高」との言葉に心が揺れます。

でもここは、計画通り常念岳へ。

森林限界を過ぎて、いよいよ前常念岳の登りです。

ここからは、展望が開けます。
蓼科山と八ヶ岳。

富士山と南アルプス。

富士山は、雪をかぶっています。

蝶ケ岳と大滝山。

常念岳の石室。

石室から少し上ると前常念岳の三角点。

蝶ケ岳から常念岳の稜線上には穂高岳が顔を出します。

常念岳山頂が見えて来ました。

穂高岳もより大きく見えて来ます。

蝶槍の後ろに御嶽山。

登って来た稜線。

常念岳山頂に到着。

最初は、やっばり槍ヶ岳！

槍・穂高の展望は蝶ケ岳の方が上？

登って来た前常念岳の方向。

大天井岳に続く稜線。

蝶ケ岳に続く稜線。

右に浅間山、四阿山。左に飯縄山、黒姫山。

八ヶ岳と浅間山。

大キレットの間には白山が見えています。

白山アップ。

乗鞍岳と御嶽山。

龍王岳、立山、剱岳。

大天井岳。後ろには、鷲羽山、水晶岳、野口五郎岳、立山、剱岳。

鷲羽山、水晶岳、野口五郎岳。

燕岳と針ノ木岳。
燕山荘もよく見えます。

黒姫山、妙高山、火打山、焼山、雨飾山、鋸岳、鬼ケ面山、駒ヶ岳。
妙高山の手前には高妻山、乙妻山。

常念小屋に到着。
時間も早いので横通岳に登りました。

横通岳頂上です。

槍・穂高。この時間は逆光です。

常念岳。

燕岳、唐沢岳、餓鬼岳。

大天井岳に続く道。

下る途中で、南岳に日が沈みます。

キャンブ場まで下りてくると北穂高岳の上の雲が赤く染まっていました。

槍ヶ岳と夕焼雲。

翌日は、5時前に出発。
東側の開けた場所。日の出が近いですが、先を急ぎます。

槍ヶ岳の朝焼けは見たかったので、日の出を待ちます。
これ以上進むと槍ヶ岳が隠れてしまうのです。

朝日に照らされる槍ヶ岳。

そして、穂高岳。

今回の目的の一つ東天井岳に到着。

槍・穂高がよく見えます。

上高地と反対側から見る吊尾根。

大天井岳への稜線。

横通岳と常念岳。

浅間山と四阿山。

次は、中天井岳の頂上。

中天井岳からの槍・穂高。

常念岳。

大天井岳に到着。

槍ヶ岳の上にあった雲も取れて快晴。

槍ヶ岳に続く稜線。

槍ヶ岳のアップ。

越えてきた山々。常念岳、横通岳、東天井岳、中天井岳。

双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、野口五郎岳。

鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、野口五郎岳、龍王岳、立山、剱岳。

燕岳。後ろに蓮華岳、旭岳、白馬岳、鹿島槍ヶ岳。

穂高岳と二ノ俣谷。

燕岳への縦走路で笠ケ岳が見えました。

槍の穂先は、見えたり隠れたり。
しかし、これを最後に雲の中へ。

ライチョウさんは、冬支度が進んでいます。

絵のような燕岳。

やっと燕岳山頂に着きました。

残念ながら槍ヶ岳は雲の中。

針ノ木岳、蓮華岳、旭岳、白馬岳、鹿島槍ヶ岳。

龍王岳、立山、剱岳。

帰りに有名なイルカ岩を見つけることが出来ました。

感想

makomo

前々から行ってみたいと思っていた前常念岳を経由して常念岳へ登るコースを歩いて来ました。三股からだと蝶ケ岳を回り戻ってくるのが一般的ですが、登り残していた東天井岳も行きたかったので、燕岳まで行き中房温泉に下るコースとしました。
麓にあるしゃくなげ荘には登山者用の無料駐車場があるので、そこからタクシーで三股に入り、中房温泉からバスでしゃくなげ荘に戻るという計画が立てられます。

駐車場からタクシーを呼ぶと10分程度で来てくれました。タクシーの運転手さんは三股に着くまでずっと観光案内をしてくれました。
その中で「今日は蝶ケ岳からの槍・穂高の眺めがいいよ。常念岳より蝶ケ岳から見た方がいいね。」と言う話をされるので、ちょっと気持ちが揺れます。でも、ここは計画どおり前常念岳から常念岳を目指します。

常念岳の登りは、森林限界を過ぎると展望が広がります。前常念岳へ登る岩場は景色を見ながら気持ちよく登ることが出来ました。
常念小屋には、2時30分頃に到着したので、今日のうちに横通岳に登ることにしました。明日はバス時間の制約があるので頂上に寄る時間を省くためと、暗い中の出発になるので登山道の偵察も兼ねてです。横通岳の山頂へは尾根沿いに踏み跡が続いていました。

常念小屋は一部屋に3人だったので、ゆったり泊まれました。寝具はシュラフと毛布でした。シュラフだと暑そうなので、横のファスナーを開き掛布団として利用しました。

翌日は5時前に出発。登山道は山の西側を通っているので日の出は見ることが出来ませんでした。

目的の東天井岳は、登るコースが分からず岩伝いに登って行きました。山頂に着くと南側に下る道がありました。ここを下ると大天井岳への道標のある所に着きました。ピストンにするつもりで荷物を置いて来たので取りに戻り時間のロスです。
大天井岳の手前の中天井岳もこの機会に立ち寄りました。それぞれ少しの寄り道ですがコースタイムをオーバーして予定より遅れ気味です。

大天井岳では槍ヶ岳の上にあった雲も取れて快晴です。でも、まだ先が長いのでゆっくりもしていられません。次の目標の燕岳に向かいます。時間の遅れがなかなか取り戻せないので燕岳も写真を撮ってすぐ下山です。この頃には槍ヶ岳も雲の中でした。

燕山荘から下る夏道は落石の危険があり通行止めとなっていましたが、冬道がどこにあるか分からないので恐る恐る通過しました。下りはコースタイムを縮めることが出来て、バス時間の1時間前に到着できました。
中房温泉では、タクシーの運転手さんから相乗りを勧められ、バス料金と同額とのことだったのでお願いしました。行きと同じ会社のタクシーでこの方も話し上手です。相乗りしたお嬢様方と賑やかに下りてきました。