どうするサバ鮨⁉ チャリレコ★敦賀ー氣比神宮ー氣比の松原(鯖街道)ー熊川宿(泊)ー(水坂峠)朽木宿ー(花折峠)京都


- GPS
- 32:00
- 距離
- 171km
- 登り
- 1,664m
- 下り
- 1,637m
コースタイム
1日目
10:25敦賀ー10:40氣比神宮10:50ー11:10金ヶ崎城址11:20ー11:30氣比の松原ー13:00若狭三方(昼休憩)13:15ー15:00熊川宿散策15:15ー15:50(宿泊)若狭町・リフレスタやまびこ
2日目
7:00リフレスタやまびこ出立ー8:00小浜⚓8:15ー8:30すき家(朝飯)8:40ー
9:15熊川宿・道の駅ー9:45水坂峠(280m)ー10:15朽木宿ー12:00花折峠(591m)ー12:30大原・三千院12:45ー13:37鴨川(休憩)ー東本願寺ー餃子の王将ー15:30京都駅
帰り:JR東海・東海道新幹線京都駅から輪行帰宅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰り:JR東海・東海道新幹線京都駅まで輪行帰宅 全線自転車を使用(三千院は観光地のため押し歩き) |
写真
装備
個人装備 |
ロードレーサー+SPDペダル(歩ける自転車靴)
|
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感想
鯖街道は、奈良・京都への日本海からの海産物流通経路。
名に聞こえる鯖街道を散策してきました。
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
さらに芭蕉ゆかりの地・氣比神宮と古戦場・金ヶ崎をプラスしての「敦賀ー小浜ー京都」への一泊サイクリングで御座います。
お宿は鯖街道の福井寄り、熊川宿「リフレステやまびこ」さんにお世話になりました。
まさかの、、(-_-;)
■線路内人立ち入りで、ひかり40分停止!!
名古屋から乗り継ぎ予定の「特急しらさぎ1号」には間に合わず、1時間後の「しらさぎ3号」に乗車。敦賀には10時25分に到着した。。1時間ロス (;▽;)
💙刺激的(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 日本海へ!!
幼少の家族旅行や自転車レースで北陸を訪ねたことはあるのですが、いわゆる連れられての、、またレース目的の移動でありました。現地の風雅や風土風景への感謝・人への挨拶など頭になかったですが、、
しかし今日はどうでしょう。
今までの日帰り旅での峠越え、川の源流探査、農林水産や土地への感謝、シルクの物流それらの成り立ち等、知らない間に蓄積されて
景色もそうですが、やはり風土というか地元の人に道を尋ねる→敦賀のことば、また数週間前の奈良のことば、土地の習慣ならわし。それら自体がその風土からのおもてなしであって、そのうねりが五感を超え、もはや心地よい滋味となって心を潤していくのでありました (((o(*゜▽゜*)o)))
💙わたしのお国自慢
詳細は書きませんが、わたしも自己紹介やらでチャリの話をします。盛大にお国自慢をいたします (≧◡≦)
■芭蕉ゆかりの氣比神宮と氣比の松原
氣比神宮は敦賀駅からわずかの距離
「おくのほそ道」の終盤戦、氣比神宮で詠まれた句です。
月清し遊行のもてる砂の上 松尾芭蕉
句解(山本健吉):代々の遊行上人が持ち運ばれる神前の白砂の上に、秋の月がすがすがしく照り輝いている。
遊行の砂持ちである。
その昔遊行二世が敦賀の白砂を持ち草を刈りて悪竜の住む泥沼を乾かしたことから、代々の遊行上人が砂を担がれます。これを遊行の砂持ちといいます。
■芭蕉ルートを外れて鯖街道
鯖街道は「若狭← →都」を往復した琵琶湖西側の路(他のルートもあり)
日本の中心は奈良京都で異論あるまい。そしてその食生活を支えた日本海・海産物の流通道。若狭の鯖は塩で〆て都に運ばれました
・京からの帰り道
流通の基本は手ぶらで戻らない。おそらく京からの荷を担ぎ若狭に戻った。
絹の端切れかもしれないし、奈良の柿の葉寿司かもしれない。。いやおうがなしに若狭は都の影響を受けることに。。
■敦賀の古戦場(1570年)
金ヶ崎の戦(1570年)は、織田信長を総大将として徳川家康、明智光秀、木下藤吉郎などが北陸の朝倉義景成敗のため戦。浅井長政の裏切りに合った織田信長が撤退する際の戦。
■「おくのほそ道」に戦国時代の記述皆無?
1694年「おくのほそ道」の初版なる。江戸幕府が開かれたのが1603年。
つまり、芭蕉の生きた時代と戦国時代が近接している(生々しすぎる)ので、下手なことを文言にしては幕府に目を付けられ「首が飛ぶ」のは想像にたやすい(;'∀')
紀行文は平安・鎌倉の伝承に留まっている。
■日本海、実は表日本?
つい最近まで日本海側は「裏日本」という不名誉な名称をあてがわれていましたが、日本は古より中国大陸や朝鮮半島と交流・影響を受けていて、鉄の船の時代になってようやく太平洋に乗り出すことになりました。
つまり日本海側は文化の表玄関だったということになりますね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
■日本のシルクロード(繭の産地→横浜港)から読み解く鯖街道
シルク(生糸)は横浜港に集約しますが、若狭の鯖は「京」に限らなかったのと、産地は小浜⚓以外にもあったので様々なルートが存在したと思われます。なかでも琵琶湖に船を用いての水運ルートは大量輸送が可能で、霞ヶ浦や利根川のシルク水運ルートと共通するものがありますね。
■上洛成功
小浜港から熊川宿水沢峠朽木宿花折峠を越え、京都入りしました。京の入り口は三千院 (⋈◍>◡<◍)。✧♡
写真にあるように「朱」を基調としたまったり感がいいですね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
■鴨川で祝杯を
さらに京都駅前の餃子の王将でも祝杯w
上々の日本海からの上洛となりました (⋈◍>◡<◍)。✧♡
汽車止まり春眠の欲しいまま ほの香
撤退も作戦のうち山笑ふ ほの香
春風や芭蕉の像に氣比宮に ほの香
花は葉に開業前のコンコース ほの香
春疾風すこしソフトに吹き給へ ほの香
鯖鮨を負へば鯔背ぞ山笑ふ ほの香
細やかな女将の仕事春若菜 ほの香
陽炎や息絶へ絶への鯖の道 ほの香
春風や三千院の京ことば ほの香
白富士やなにを驚く都人 ほの香
関連リンク
リフレステやまびこ
http://wakasa-yamabico.com/
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