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Yamareco

記録ID: 5385833
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

霊仙峰・兜岩山周回

2023年04月20日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:59
距離
32.4km
登り
2,385m
下り
2,370m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:49
休憩
3:09
合計
12:58
5:09
5:10
15
5:25
5:25
115
7:20
7:28
32
8:00
8:08
89
9:37
10:19
35
10:54
11:16
46
12:31
12:38
12
12:50
12:50
41
13:31
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9
13:40
14:48
9
14:57
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10
15:07
15:17
4
15:21
15:27
13
15:40
15:44
23
16:07
16:14
30
16:44
16:44
19
17:03
17:04
12
17:16
17:20
4
17:24
17:25
24
17:49
17:49
4
立岩登山口Pから熊倉の先まで自転車使用。もし自転車を使わないなら、三段の滝Pから出発して、ロウソク岩から県境を辿って馬坂へ下れば車道を歩く距離が縮まるのでそれも考えましたが、結局自転車使用が楽だろうということで決めました。しかし半分は登りだし、熊倉の先で車両通行止めだったので回収時を考えると象ヶ滝よりずいぶん手前に置かざるを得ませんでした。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
星尾集落の奥に線ヶ滝、立岩登山口の広い駐車場があります。トイレは星尾集落内に公衆トイレがある。三段の滝入口駐車場も利用可能。
象ヶ滝の駐車スペースは熊倉のすぐ先で通行止めでした。Uターンもできないので進入注意です。
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はありませんが、余地峠〜田口峠間は地形が複雑で見通しも良くないので、感を信じて歩いているとたいがいコースを外れてしまいます。特に勘の鋭い人は別ですが、普通の人はちょっとでも迷ったら地形図とGPSの確認が必要かと思います。
初っ端からこんな画像ですみませんが、星尾集落に設置されていた公衆トイレがすごくきれいで快適だったので。立岩もすぐ真上に見えます。
初っ端からこんな画像ですみませんが、星尾集落に設置されていた公衆トイレがすごくきれいで快適だったので。立岩もすぐ真上に見えます。
勧能集落を右手に見ながら気持ちよく走る。この辺りはまだ緩い登りですが、本気で漕ぐと体力消耗するので軽いギアでゆっくりです。
勧能集落を右手に見ながら気持ちよく走る。この辺りはまだ緩い登りですが、本気で漕ぐと体力消耗するので軽いギアでゆっくりです。
終点は象ヶ滝へ行く人が主に利用する駐車スペース...の予定でしたが、現在、熊倉の先で車道は通行止め。自転車もずっと手前に置きました。
終点は象ヶ滝へ行く人が主に利用する駐車スペース...の予定でしたが、現在、熊倉の先で車道は通行止め。自転車もずっと手前に置きました。
余地峠への旧道は象ヶ滝手前で左手の沢に沿って通っているはずですが、間違えて一つ手前の沢を登ってしまいました。しょうがないので出合った林道を進みました。
余地峠への旧道は象ヶ滝手前で左手の沢に沿って通っているはずですが、間違えて一つ手前の沢を登ってしまいました。しょうがないので出合った林道を進みました。
右下の沢沿いに石垣の旧道跡らしきものが見えます。これは目指す旧道ではなく、地形図にあるもう一本の破線道のようです。
右下の沢沿いに石垣の旧道跡らしきものが見えます。これは目指す旧道ではなく、地形図にあるもう一本の破線道のようです。
林道は別方向へ向かい、旧道は少し右手らしいので適当に登ります。
林道は別方向へ向かい、旧道は少し右手らしいので適当に登ります。
しばらく登ると旧道らしい道型に出合いました。
しばらく登ると旧道らしい道型に出合いました。
石仏(たぶん馬頭観音)がありました。間違いなく余地峠道でしょう。後ろは炭焼き窯跡。
石仏(たぶん馬頭観音)がありました。間違いなく余地峠道でしょう。後ろは炭焼き窯跡。
深く掘りこまれた道が長い歴史を感じます。急斜面ではジグザグに道が付いてるので楽に歩けます。ただ落ち葉は深いですが。
深く掘りこまれた道が長い歴史を感じます。急斜面ではジグザグに道が付いてるので楽に歩けます。ただ落ち葉は深いですが。
尾根道になるとくねくねうねりながら登っています。米俵なら2表くらい背に積んだんでしょうか、そんな馬がぽくぽく歩んだ風景を想像しながら私もゆっくり登ります。
尾根道になるとくねくねうねりながら登っています。米俵なら2表くらい背に積んだんでしょうか、そんな馬がぽくぽく歩んだ風景を想像しながら私もゆっくり登ります。
余地峠到着。南牧村自然公園から歩くと1時間、象ヶ滝付近から歩いても1時間半でした。
余地峠到着。南牧村自然公園から歩くと1時間、象ヶ滝付近から歩いても1時間半でした。
余地峠北のピークを下ったところは(今回は巻いた)浅間山の眺望ポイント。きょうは霧がかかりうっすら見えるだけ。
余地峠北のピークを下ったところは(今回は巻いた)浅間山の眺望ポイント。きょうは霧がかかりうっすら見えるだけ。
1337m峰 地味なピークの割に標高は霊仙峰より高い。ルートでもある県境はここで北へ直角に折れますが急斜面なので少し先へ進んでから右斜面を下ります。
1337m峰 地味なピークの割に標高は霊仙峰より高い。ルートでもある県境はここで北へ直角に折れますが急斜面なので少し先へ進んでから右斜面を下ります。
石を抱いた樹。
明るく快適なルートが続きます。<日本で海から一番遠い場所>もすぐ近くですが前に一度行ってるから行かず、榊峰もパス。
明るく快適なルートが続きます。<日本で海から一番遠い場所>もすぐ近くですが前に一度行ってるから行かず、榊峰もパス。
新緑にはちょっと早かった分、ミツバツツジがあちこちに咲いていて楽しませてもらった。色が濃くてきれいなのがあったりすると、何度でも寄り道して写真を撮りたくなっちゃうので同じような写真が何10枚もあります。
新緑にはちょっと早かった分、ミツバツツジがあちこちに咲いていて楽しませてもらった。色が濃くてきれいなのがあったりすると、何度でも寄り道して写真を撮りたくなっちゃうので同じような写真が何10枚もあります。
尖ったピークが印象的な小唐沢山が見えてきました。初めて来たときはこの山が霊前峰かと思ったくらい存在感があります。
尖ったピークが印象的な小唐沢山が見えてきました。初めて来たときはこの山が霊前峰かと思ったくらい存在感があります。
たぶんこのコース一番の巨樹。ただなんの樹のかだかわかりません。
たぶんこのコース一番の巨樹。ただなんの樹のかだかわかりません。
馬の背状の場所。もう少し細かったらかなり怖いところですが問題なく渡れます。
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馬の背状の場所。もう少し細かったらかなり怖いところですが問題なく渡れます。
小唐沢山への登りはかなりきついです。ピラミッドの斜面を一直線に登る感じ。初めて来たのは12月でしたが、地面が凍っていて登れませんでした。
小唐沢山への登りはかなりきついです。ピラミッドの斜面を一直線に登る感じ。初めて来たのは12月でしたが、地面が凍っていて登れませんでした。
小唐沢山到着
アカヤシオに囲まれた狭い山頂は爽快な眺めです。ただよく見えるのは樹木の切れた南から西方面だけですが。
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小唐沢山到着
アカヤシオに囲まれた狭い山頂は爽快な眺めです。ただよく見えるのは樹木の切れた南から西方面だけですが。
眺望一番の目玉は八ヶ岳。アカヤシオを添えるといっそう映えるような。その左の山はたぶんも茂来山、手前右側のピークが1時間半くらい前に通過した1337m峰。
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眺望一番の目玉は八ヶ岳。アカヤシオを添えるといっそう映えるような。その左の山はたぶんも茂来山、手前右側のピークが1時間半くらい前に通過した1337m峰。
北アルプスも何とか見えました。
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北アルプスも何とか見えました。
たっぷり休んで霊仙峰へ向かいます。こちらも急ですが登ってきた斜面と比べたらずっと楽です。
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たっぷり休んで霊仙峰へ向かいます。こちらも急ですが登ってきた斜面と比べたらずっと楽です。
霊仙峰が見えます。小唐沢山と違って穏やかな山容です。
霊仙峰が見えます。小唐沢山と違って穏やかな山容です。
振り返ると小唐沢山がやはり尖ってます。見た感じはこっちのほうが霊仙峰って感じですよね。
振り返ると小唐沢山がやはり尖ってます。見た感じはこっちのほうが霊仙峰って感じですよね。
霊仙峰到着。静かで雰囲気の良い山頂です。予定時間より1時間ほどは早く着いたので、食後は落ち葉の上で少し昼寝。ずっと寝ていたいくらい気持ちよかった。
霊仙峰到着。静かで雰囲気の良い山頂です。予定時間より1時間ほどは早く着いたので、食後は落ち葉の上で少し昼寝。ずっと寝ていたいくらい気持ちよかった。
霊仙峰から兜岩山間は初めて歩くのでわくわくします。やはりミツバツツジがたくさん咲いてます。
霊仙峰から兜岩山間は初めて歩くのでわくわくします。やはりミツバツツジがたくさん咲いてます。
田口トンネルの上へ出ました。
田口トンネルの上へ出ました。
兜岩山登山口がどこなのかよく分からないので、車道まで降りてみましたが、結局トンネルの上あたりから先へ登るみたいなのでまた戻ります。
兜岩山登山口がどこなのかよく分からないので、車道まで降りてみましたが、結局トンネルの上あたりから先へ登るみたいなのでまた戻ります。
トンネルの上から立岩が良く見えました。
トンネルの上から立岩が良く見えました。
少し進んだところで旧田口峠という表示板が灌木についていました。なるほど少し標高は少し高いけど緩やかなほうに道があったわけですね。
少し進んだところで旧田口峠という表示板が灌木についていました。なるほど少し標高は少し高いけど緩やかなほうに道があったわけですね。
良い雰囲気の林の中を進みます。
良い雰囲気の林の中を進みます。
1264m三角点の山へ寄り道してみました。眺望はありませんが静かな山頂でした。レトロな感じの古い三角点標がありました。こういうの残しておいてほしいですね。
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1264m三角点の山へ寄り道してみました。眺望はありませんが静かな山頂でした。レトロな感じの古い三角点標がありました。こういうの残しておいてほしいですね。
小さな峰をいくつか上り下り、このあたりもアカヤシオがたくさん咲いていました。
小さな峰をいくつか上り下り、このあたりもアカヤシオがたくさん咲いていました。
見晴らしの良い岩場があったので一服。霊仙峰と小唐沢山がほぼ重なって見えてます。手前には田口峠を通る車道も見えます。
見晴らしの良い岩場があったので一服。霊仙峰と小唐沢山がほぼ重なって見えてます。手前には田口峠を通る車道も見えます。
兜岩山到着。三角点のある山頂は見晴らしがないので少し先の展望台へ。鋸の歯状の尾根が田口峠からのコースです。またここで長い休息。この時期は日が伸びたので気が楽です。
兜岩山到着。三角点のある山頂は見晴らしがないので少し先の展望台へ。鋸の歯状の尾根が田口峠からのコースです。またここで長い休息。この時期は日が伸びたので気が楽です。
ロウソク岩に向かいます。
ロウソク岩に向かいます。
一般コースを外れて岩の下へ来ました。予定ではここから県境尾根を立岩駐車場へ向けて下るつもりでしたが、荒船山へ向かう稜線にアカヤシオが多いので予定変更です。
一般コースを外れて岩の下へ来ました。予定ではここから県境尾根を立岩駐車場へ向けて下るつもりでしたが、荒船山へ向かう稜線にアカヤシオが多いので予定変更です。
ロウソク岩の先の岩尾根上から眺めた荒船山。艫岩は手前の御岳に隠れて見えてません。
ロウソク岩の先の岩尾根上から眺めた荒船山。艫岩は手前の御岳に隠れて見えてません。
立岩とアカヤシオ
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立岩とアカヤシオ
振り返って見たロウソク岩。この岩尾根はちょっと緊張しますが眺めは最高です。
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振り返って見たロウソク岩。この岩尾根はちょっと緊張しますが眺めは最高です。
霞んでますが正面に浅間山。左の黒い影が兜岩山。細根先端部からは灌木を頼りに険しい斜面を少し下ると一般ルートに降りられます。
霞んでますが正面に浅間山。左の黒い影が兜岩山。細根先端部からは灌木を頼りに険しい斜面を少し下ると一般ルートに降りられます。
可憐な花ですね。背景はロウソク岩手前のP2
可憐な花ですね。背景はロウソク岩手前のP2
P1から眺めたP2とロウソク岩(P3)
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P1から眺めたP2とロウソク岩(P3)
御岳反対側の岩峰にアカヤシオが多く咲いているのが見えたので行ってみました。
御岳反対側の岩峰にアカヤシオが多く咲いているのが見えたので行ってみました。
神無岩という表示板がありました。みごとな群落で立ち寄ってよかったです。
神無岩という表示板がありました。みごとな群落で立ち寄ってよかったです。
星尾峠へ向かう途中で出合ったミツバツツジ。
星尾峠へ向かう途中で出合ったミツバツツジ。
足元にはスミレ。よく見るんですが何スミレというのでしょう?
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足元にはスミレ。よく見るんですが何スミレというのでしょう?
星尾峠。あとは下るだけですが、かなりくたびれました。でもちょっと回り道して行塚山下のコースをから威怒牟幾不動経由で下ることにしました。
星尾峠。あとは下るだけですが、かなりくたびれました。でもちょっと回り道して行塚山下のコースをから威怒牟幾不動経由で下ることにしました。
行塚山の下あたりは崩落地点が数か所あり、かなり荒れています。四角柱の岩がゴロゴロしてる面白い場所は柱状節理の岩が崩れ落ちたあとでしょうね。
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行塚山の下あたりは崩落地点が数か所あり、かなり荒れています。四角柱の岩がゴロゴロしてる面白い場所は柱状節理の岩が崩れ落ちたあとでしょうね。
威怒牟幾不動に到着。水量は少ないですが岩壁上から滝が落ちています。
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威怒牟幾不動に到着。水量は少ないですが岩壁上から滝が落ちています。
下部の岩屈に社跡がありますが、昔偉いお坊さんがここで修業したらしいです。

下部の岩屈に社跡がありますが、昔偉いお坊さんがここで修業したらしいです。

ヤマネコノメソウ?
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ヤマネコノメソウ?
エイザンスミレ
駐車場に無事帰還。明るいうちに戻れてよかった。
駐車場に無事帰還。明るいうちに戻れてよかった。
まだ写真が撮れそうなので線ヶ滝へ。見事!まさに線です。
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まだ写真が撮れそうなので線ヶ滝へ。見事!まさに線です。

感想

霊仙峰は秋と冬に2回、南牧村自然公園から往復してますが新緑の頃も良いだろうと思い、どうせだから田口峠経由で周回コースとして計画しました。ちなみに自然公園から余地峠へ向かう車道は台風19号の山崩れの回復工事はまだ完了していない様子です。
この頃かなりの確率で足が攣るので、今回は少し多めの水分と、塩飴、芍薬甘草湯を用意しました。結果登山中は脚が攣ることはなかったんですが、下山後車中で仮眠していたら何かの拍子で足が攣りだし、まあその苦痛と言ったら... 対策と言ったら下山後のストレッチをもっともっと時間をかけて十分にやるくらいしか思いつきませんが困ったものです。

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