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Yamareco

記録ID: 5407576
全員に公開
ハイキング
甲信越

春を探しに★中越・前編(坂戸山&六万騎山のカタクリは終っても)

2023年04月20日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:01
距離
12.0km
登り
711m
下り
699m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:22
休憩
1:18
合計
6:40
9:43
16
9:59
10:05
11
10:24
10:24
41
11:05
11:05
17
11:22
12:02
24
12:26
12:35
42
13:17
13:23
13
13:36
13:36
27
14:03
14:06
39
14:45
14:46
20
15:06
15:11
29
15:40
15:47
13
16:00
16:01
4
16:05
16:05
18
16:23
天候 晴れ 夏の暑さ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
S 六日町駅(JR上越線) − 坂戸山 -
(六日町駅‐五日町駅 電車利用 200円 6分) - 六万騎山 -
G 五日町駅  このあと長岡駅のビジネスホテルに宿泊 後編(八石山脈縦走)に続く
コース状況/
危険箇所等
〇坂戸山
今回のコースは遊歩道として完璧に整備されている。ただ、登りの薬師尾根コースは長い階段が続く。
花は下りの城坂コースの草地に多い。カタクリの群落は山頂付近から麓まであちこちにあった。
なお、裏板戸コースは途中まで歩いた限りでは、登山道っぽかった。

〇六万騎山
公園道という感じで、距離もないのでさくっと歩ける。
山じゅうがカタクリだらけ。
先週に引き続き、新潟へ。今回は中越編。初日は軽く2時間コース2本です。いずれも攻城だったりして。六日町駅スタート。よい天気だが、夏の暑さです。
2023年04月20日 09:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 9:35
先週に引き続き、新潟へ。今回は中越編。初日は軽く2時間コース2本です。いずれも攻城だったりして。六日町駅スタート。よい天気だが、夏の暑さです。
駅前の案内図は、坂戸山登山ではなく坂戸城址案内図となっている。同じことだが。上杉景勝と直江兼続は坂戸城下で生まれたとされていて、郷土の誇りということもあるのだろう。
2023年04月20日 09:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 9:33
駅前の案内図は、坂戸山登山ではなく坂戸城址案内図となっている。同じことだが。上杉景勝と直江兼続は坂戸城下で生まれたとされていて、郷土の誇りということもあるのだろう。
駅からは、坂戸山=坂戸城址がよく見える。右は金城山。
2023年04月20日 09:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 9:33
駅からは、坂戸山=坂戸城址がよく見える。右は金城山。
大勢の人が坂戸山に向かっていた。カタクリで有名なのだ。しかし、今年はもう終わっているだろうな。例年はこの時期なんだが。
2023年04月20日 09:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 9:50
大勢の人が坂戸山に向かっていた。カタクリで有名なのだ。しかし、今年はもう終わっているだろうな。例年はこの時期なんだが。
果たして、登山口近くのカタクリは終っていた。
2023年04月20日 10:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 10:14
果たして、登山口近くのカタクリは終っていた。
スミレは多かった。オオタチツボスミレ。
2023年04月20日 10:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 10:11
スミレは多かった。オオタチツボスミレ。
薬師尾根コースの最初は公園みたい。
2023年04月20日 10:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 10:05
薬師尾根コースの最初は公園みたい。
しかし、ここから長い階段が続く。完璧に整備された階段はかえってつらいところがある。
2023年04月20日 10:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 10:21
しかし、ここから長い階段が続く。完璧に整備された階段はかえってつらいところがある。
オオイワカガミの赤ヴァージョン。
2023年04月20日 10:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 10:22
オオイワカガミの赤ヴァージョン。
イワウチワ。よく見かけるのはこのような白だが、、、
2023年04月20日 10:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 10:41
イワウチワ。よく見かけるのはこのような白だが、、、
赤みを帯びていたり、、、
2023年04月20日 10:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 10:23
赤みを帯びていたり、、、
全面が赤いイワウチワも多い。
2023年04月20日 10:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/20 10:44
全面が赤いイワウチワも多い。
落花寸前のイワウチワ。こういう辛うじてぶら下がっているのがかなりありました。終盤期ですね。
2023年04月20日 10:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 10:44
落花寸前のイワウチワ。こういう辛うじてぶら下がっているのがかなりありました。終盤期ですね。
先週の櫛形山脈に多かったユズリハがここにも。
2023年04月20日 10:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 10:31
先週の櫛形山脈に多かったユズリハがここにも。
タムシバ越しに魚野川。
2023年04月20日 10:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 10:40
タムシバ越しに魚野川。
やっと尾根に出るかな。
2023年04月20日 10:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 10:56
やっと尾根に出るかな。
尾根には出たが登りは続く。山らしくなってきた。
2023年04月20日 11:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 11:11
尾根には出たが登りは続く。山らしくなってきた。
イワウチワの群落。
2023年04月20日 11:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 11:12
イワウチワの群落。
南西方面の尾根。寺ガ鼻コースとなる。遠くに見えるのは谷川岳あたりだ。
2023年04月20日 11:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 11:15
南西方面の尾根。寺ガ鼻コースとなる。遠くに見えるのは谷川岳あたりだ。
山頂が近い。
2023年04月20日 11:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 11:16
山頂が近い。
ウマノアシガタ。かなり多かったが、どこでもよく見られる花だしな。すると、声をかけてきた方がした。「ランが咲いているわよ」。
2023年04月20日 11:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 11:16
ウマノアシガタ。かなり多かったが、どこでもよく見られる花だしな。すると、声をかけてきた方がした。「ランが咲いているわよ」。
あれあれ、と教えてくれた。シュンランだ。「今年は多い」と嬉しそうだ。
2023年04月20日 11:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 11:23
あれあれ、と教えてくれた。シュンランだ。「今年は多い」と嬉しそうだ。
登頂です。
2023年04月20日 11:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
4/20 11:25
登頂です。
山名標版には、山頂に必ずと言ってよいほどいるヒオドシチョウ。
2023年04月20日 11:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 11:26
山名標版には、山頂に必ずと言ってよいほどいるヒオドシチョウ。
山頂は、坂戸城の本丸だ。石垣も残っている。
2023年04月20日 12:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:02
山頂は、坂戸城の本丸だ。石垣も残っている。
おっ、先週と同じくギフチョウが飛んでいるかと思ったが、キアゲハだった。しかもこのタンポポはセイヨウタンポポだ。人が多すぎるのかな。
2023年04月20日 11:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 11:50
おっ、先週と同じくギフチョウが飛んでいるかと思ったが、キアゲハだった。しかもこのタンポポはセイヨウタンポポだ。人が多すぎるのかな。
南東側の尾根を少し降りてみた。ここから見えるピークに大城と小城という曲輪があるという(そこまで行かなかったけど。行き止まりのようだし)。大規模な山城だったわけだ。
2023年04月20日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 11:57
南東側の尾根を少し降りてみた。ここから見えるピークに大城と小城という曲輪があるという(そこまで行かなかったけど。行き止まりのようだし)。大規模な山城だったわけだ。
北側の城坂コースを下山しよう。この先には、居館があるので、そこに続く道という意味だろう。
2023年04月20日 12:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:03
北側の城坂コースを下山しよう。この先には、居館があるので、そこに続く道という意味だろう。
おっ、ここのカタクリはまだ辛うじて花が残っていた。北側で標高が高いからかな。
2023年04月20日 12:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 12:05
おっ、ここのカタクリはまだ辛うじて花が残っていた。北側で標高が高いからかな。
城坂コースは左だが、右へ寄り道。裏板戸コースだ。
2023年04月20日 12:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:16
城坂コースは左だが、右へ寄り道。裏板戸コースだ。
こっちの道は、登山道っぽい。主水郭という曲輪がこのあたりのはずだが、よくわからない。(後で地図を確認したら主水郭はもっと先だった)
2023年04月20日 12:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:10
こっちの道は、登山道っぽい。主水郭という曲輪がこのあたりのはずだが、よくわからない。(後で地図を確認したら主水郭はもっと先だった)
しかし展望は素晴らしかった。八海山かな。
2023年04月20日 12:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:16
しかし展望は素晴らしかった。八海山かな。
城坂コースに戻る。こちらは遊歩道。まず杉の植林地には、、、
2023年04月20日 12:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:18
城坂コースに戻る。こちらは遊歩道。まず杉の植林地には、、、
スミレサイシン、、、
2023年04月20日 12:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 12:21
スミレサイシン、、、
これも。そして、、、。
2023年04月20日 12:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 12:25
これも。そして、、、。
カタクリの大群落。
2023年04月20日 12:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:27
カタクリの大群落。
そして広い草原が広がっていた。積雪のため樹が育たないのかもしれない。ここにはいろんな花が咲いていた。
2023年04月20日 12:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:38
そして広い草原が広がっていた。積雪のため樹が育たないのかもしれない。ここにはいろんな花が咲いていた。
小さなフモトスミレに、、、
2023年04月20日 12:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 12:28
小さなフモトスミレに、、、
イカリソウの赤ヴァージョンに、、、
2023年04月20日 12:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:42
イカリソウの赤ヴァージョンに、、、
タネツケバナに、、、
2023年04月20日 12:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:50
タネツケバナに、、、
エンレイソウの緑ヴァージョン。
2023年04月20日 12:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:53
エンレイソウの緑ヴァージョン。
この草原には、足が進みません。
2023年04月20日 12:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:54
この草原には、足が進みません。
ジロボウエンゴサクに、、、
2023年04月20日 12:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:55
ジロボウエンゴサクに、、、
チゴユリ+カタクリ。
2023年04月20日 12:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 12:56
チゴユリ+カタクリ。
キクザキイチゲ+カタクリ。
2023年04月20日 13:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 13:13
キクザキイチゲ+カタクリ。
こちらは葉の形からアズマイチゲのようだ。
★(追記)葉の変異も多く、キクザキとアズマの区別は難しいらしい。もう一つの見分け方に、花糸の根元が紫だとアズマだと知った。そうするとこれはキクザキイチゲみたいだ。
2023年04月20日 13:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 13:22
こちらは葉の形からアズマイチゲのようだ。
★(追記)葉の変異も多く、キクザキとアズマの区別は難しいらしい。もう一つの見分け方に、花糸の根元が紫だとアズマだと知った。そうするとこれはキクザキイチゲみたいだ。
ミツバツチグリ。
2023年04月20日 13:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 13:23
ミツバツチグリ。
降りた先には「御館」と呼ばれる居城跡。この周りに城下町があったと推定されている。上杉景勝と直江兼続はこの辺りで生まれたわけだ。
2023年04月20日 13:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 13:30
降りた先には「御館」と呼ばれる居城跡。この周りに城下町があったと推定されている。上杉景勝と直江兼続はこの辺りで生まれたわけだ。
充分、花を堪能してもう今日はいいかなとは思ったが、もう一城、いや一山。隣の駅の五日町駅で降りる。
2023年04月20日 14:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 14:46
充分、花を堪能してもう今日はいいかなとは思ったが、もう一城、いや一山。隣の駅の五日町駅で降りる。
向かうは、手前の左の六万騎山。後は八海山だ。
2023年04月20日 14:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 14:54
向かうは、手前の左の六万騎山。後は八海山だ。
ここも六万騎城として知られている。遊歩道ですね。
2023年04月20日 15:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:06
ここも六万騎城として知られている。遊歩道ですね。
スノーカントリートレイルというのもあるんだ。冬はいいかも。
2023年04月20日 15:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:07
スノーカントリートレイルというのもあるんだ。冬はいいかも。
この山は、カタクリだらけだった。もっとも花は全て終わっていたけど。
2023年04月20日 15:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:12
この山は、カタクリだらけだった。もっとも花は全て終わっていたけど。
仕方ないので、樹の観察。ここにもユズリハ。
2023年04月20日 15:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:19
仕方ないので、樹の観察。ここにもユズリハ。
ユキグニミツバツツジ。
2023年04月20日 15:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 15:28
ユキグニミツバツツジ。
アオダモ。
2023年04月20日 15:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:29
アオダモ。
カタクリの大群落。花は終っているが、こういうところには他の花も多いはず。
2023年04月20日 15:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:30
カタクリの大群落。花は終っているが、こういうところには他の花も多いはず。
おっ、スミレサイシンの群落の中に、真っ白なスミレだ。
2023年04月20日 15:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:32
おっ、スミレサイシンの群落の中に、真っ白なスミレだ。
純白ですね。これは珍しいと思う。シロバナノスミレサイシンだと思う。
2023年04月20日 15:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 15:32
純白ですね。これは珍しいと思う。シロバナノスミレサイシンだと思う。
少し離れたところにも。そっくりだが、これは葉の先が尖っていないので、マルバスミレかな。
2023年04月20日 15:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/20 15:36
少し離れたところにも。そっくりだが、これは葉の先が尖っていないので、マルバスミレかな。
それにしても山じゅうがカタクリの群落だらけだ。
2023年04月20日 15:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:37
それにしても山じゅうがカタクリの群落だらけだ。
たった一つだけ花が残っていた。
2023年04月20日 15:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:38
たった一つだけ花が残っていた。
すいすいと登頂です。六万騎城の主郭でもある。
2023年04月20日 15:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:39
すいすいと登頂です。六万騎城の主郭でもある。
先ほどの坂戸山=坂戸城がよく見える。六万騎城は坂戸城の支城と言われている。
2023年04月20日 15:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:40
先ほどの坂戸山=坂戸城がよく見える。六万騎城は坂戸城の支城と言われている。
ここもカタクリだらけ。
2023年04月20日 15:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:46
ここもカタクリだらけ。
下山もすいすい。イカリソウの赤ヴァージョンに、、、
2023年04月20日 15:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/20 15:50
下山もすいすい。イカリソウの赤ヴァージョンに、、、
ミツバツチグリと、坂戸山と同じ。【訂正】萼片が見えるからミツモトソウかも。キジムシロ属は難しい
2023年04月20日 15:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:47
ミツバツチグリと、坂戸山と同じ。【訂正】萼片が見えるからミツモトソウかも。キジムシロ属は難しい
カタクリがなければ普通の里山か。どうせヤブツバキだろうと思ったら、ユキツバキだった。雪国なんだなあ。
2023年04月20日 15:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 15:57
カタクリがなければ普通の里山か。どうせヤブツバキだろうと思ったら、ユキツバキだった。雪国なんだなあ。
長岡で宿泊して、翌日に備える。八石山の縦走である。(後編に続く)
2023年04月20日 17:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/20 17:40
長岡で宿泊して、翌日に備える。八石山の縦走である。(後編に続く)
撮影機器:

感想

前週の下越に続き今回も2泊の新潟遠征。より雪が深い中越である。下越と同様のパターンで、初日に軽い2時間コース2本(正確には3時間コース+1時間コース)とし、2日目に少しだけハードそうな縦走(八石山)という行程を組んだ。2日目は、中越・後編とし、本記録は初日の前編である。

坂戸山と六万騎山は、登山というより山城(坂戸城とその支城の六万騎山城)として有名だ。上杉景勝と直江兼続が坂戸城下で生誕したということで、昭和10年代に地元で直江兼続を顕彰する動きが始まったという。NHK大河ドラマの「天地人」(直江兼続が主人公)では大いに盛り上がったらしい。町には、直江兼続関係の資料館や史跡がいろいろあるようだった。

もっとも直江兼続のファンではない私は、この両山のことはカタクリの大群生地ということで知った。今回の本命の八石山のついでに足を延ばしてみたというが正直なところ。

例年だったら、カタクリが全盛の時期に計画したが、今年は遅すぎということはわかっていた。しかし、この春はいろんな山旅計画を詰め込み過ぎてしまったので、動かしようがなかった。

案の定、カタクリはほぼ終わっていた。坂戸山の北側には辛うじて残っていたが、六万騎山は全滅。しかし、両山とも、カタクリの大群生地があちこちにあることは確認できた。特に、六万騎山は山じゅうがカタクリだらけだった。開花期に来ていたらさぞかし凄いことになっていたことだろう。

しかし、カタクリが全盛期だったら、これだけカタクリだらけだと、ただカタクリを見ただけで終わっていたかもしれない。カタクリが咲いてないからこその楽しみ方もあった。

坂戸山は、適度な標高差があり、展望も素晴らしく、登ったという実感が得られる。特徴的なのは、下りに使った城坂コースにある広大な草原の存在だと思う。ここでは、さまざまな野に咲く花が咲いていた。春から秋にかけてさまざまな花が楽しめるのではないか。

この日も地元の方や、遠征で来られたと思しき方ともども大勢の方が楽しまれていた。

一方、六万騎山は小さな裏山という感じで、1時間で往復できてしまうのでハイキングにしても、ここだけでは物足りないだろう。ただ、今回は行かなかったが、奥に長森山への登山道が続いているようなので、それを合わせれば半日コースとなる。

花は、カタクリ以外は坂戸山に比べるとそうは咲いていなかったが、あくまで比較の話なので、珍しい花も咲くかもしれない。現に、シロバナノスミレサイシンとおぼしき花(珍しいとされる)を見つけたのはこちらの山だ。

この日の自分としての収穫は、さまざまなスミレに出会えたことだ。みんな同じに見えて同定なんかできないとおもっていたが、すぐそばに違うスミレが咲いていると、なるほど違うものだ、と少しだけ慣れてきた感じだ。図鑑をいくら見ても実物にはかなわない。

特にスミレは、太平洋側と日本海側とで棲み分けている種が多いので、関東では見ることが出来ないスミレを見つけるのが楽しかった。

棲み分けと言えば、この日だけではないが、この新潟シリーズではツバキがヤブツバキとユキツバキの違いに注目した。村上の沿岸の能化山ではヤブツバキで、今回の六万騎山ではユキツバキだった。この両種は棲み分けというより、雪への適応で、能化山は積雪が少ないからなのかもしれない。(ブナも同様に積雪地域とそうでない地域で違いがあるそうだが、そこまではわからなかった)。遠征というのは、これだから楽しい。もっとも、関東でも咲いている花も多かったけど。

翌日は、八石山を縦走した。天気は急変して、夏の晴天から寒い雨混じりの日となったが、なぜ積雪の多い山に花が多いのか、その一端に触れることができたように思う。後編に続きます。

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