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Yamareco

記録ID: 5427472
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

天狗杉〜魚谷山〜貴船山☆雨上がりの新緑の北山を逍遥

2023年04月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:25
距離
17.6km
登り
918m
下り
1,521m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:07
合計
5:27
距離 17.6km 登り 918m 下り 1,534m
11:07
14
11:21
6
11:27
134
13:41
6
13:47
13:50
3
13:53
66
14:59
18
15:17
15:18
5
15:23
15:25
21
15:46
15:47
46
16:33
1
16:34
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
花背峠から霧の立ち込める新緑の森へ
2023年04月30日 11:22撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:22
花背峠から霧の立ち込める新緑の森へ
霧の植林も幻想的だ
2023年04月30日 11:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:24
霧の植林も幻想的だ
天狗杉
2023年04月30日 11:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:26
天狗杉
旧花背峠へ
2023年04月30日 11:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:32
旧花背峠へ
まだ三葉躑躅が残っていた
2023年04月30日 11:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:35
まだ三葉躑躅が残っていた
林道から芹生峠に向かう尾根へ
2023年04月30日 11:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:39
林道から芹生峠に向かう尾根へ
送電線鉄塔からの展望
周囲の尾根は雲の中だ
2023年04月30日 11:45撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:45
送電線鉄塔からの展望
周囲の尾根は雲の中だ
北側に新緑の美しい源頭が現れるので
2023年04月30日 11:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:50
北側に新緑の美しい源頭が現れるので
源頭を渡り歩く
2023年04月30日 11:52撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 11:52
源頭を渡り歩く
山躑躅も咲き出していた
2023年04月30日 12:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:00
山躑躅も咲き出していた
新緑に映える朱色の花
2023年04月30日 12:03撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:03
新緑に映える朱色の花
シンジョウボウ谷の源頭へ
2023年04月30日 12:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:04
シンジョウボウ谷の源頭へ
植林の中に忽然と現れる湿地
2023年04月30日 12:11撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:11
植林の中に忽然と現れる湿地
今にも折れそうな苔むした木橋を渡る
2023年04月30日 12:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:12
今にも折れそうな苔むした木橋を渡る
木橋から湿地を振り返る
2023年04月30日 12:13撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:13
木橋から湿地を振り返る
林道を辿って
2023年04月30日 12:17撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 12:17
林道を辿って
芹生では桜か咲いていた
2023年04月30日 12:28撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:28
芹生では桜か咲いていた
芹生分校跡の前の欅の大樹
2023年04月30日 12:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4/30 12:29
芹生分校跡の前の欅の大樹
分校前に咲く花
2023年04月30日 12:31撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:31
分校前に咲く花
芹生分校跡
2023年04月30日 12:31撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:31
芹生分校跡
県道に出るとヤマブキも花盛り
2023年04月30日 12:38撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 12:38
県道に出るとヤマブキも花盛り
倉ヶ谷林道へ
気がつくと靴の中にこんなものが入り込んでいた
2023年04月30日 13:05撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 13:05
倉ヶ谷林道へ
気がつくと靴の中にこんなものが入り込んでいた
尾根に乗ると満開の三葉躑躅
2023年04月30日 13:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 13:37
尾根に乗ると満開の三葉躑躅
非常に高いところに懸けられた柳谷峠のプレート
2023年04月30日 13:41撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 13:41
非常に高いところに懸けられた柳谷峠のプレート
新緑の二重尾根の間を魚谷山に向かう
2023年04月30日 13:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 13:42
新緑の二重尾根の間を魚谷山に向かう
山桜の大樹
2023年04月30日 13:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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山桜の大樹
魚谷山
2023年04月30日 13:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 13:47
魚谷山
直谷の山芍薬は花びらも散り始め
2023年04月30日 14:05撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 14:05
直谷の山芍薬は花びらも散り始め
直谷を下流に下ると九輪草が咲き始めていた
2023年04月30日 14:08撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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直谷を下流に下ると九輪草が咲き始めていた
豆ヶ谷に入ると九輪草の大群生
2023年04月30日 14:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 14:26
豆ヶ谷に入ると九輪草の大群生
p762からの新緑の展望
2023年04月30日 14:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 14:39
p762からの新緑の展望
魚谷山(左)を眺めて
2023年04月30日 14:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 14:39
魚谷山(左)を眺めて
ピークのシンボリックな孤樹
2023年04月30日 14:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 14:43
ピークのシンボリックな孤樹
滝谷峠に向かって
尾根の西側の源頭に
2023年04月30日 14:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 14:49
滝谷峠に向かって
尾根の西側の源頭に
滝谷峠の手前は疎林が美しい
2023年04月30日 14:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 14:57
滝谷峠の手前は疎林が美しい
貴船山に
2023年04月30日 15:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 15:16
貴船山に
三角点ピークの東側もいいところだ
2023年04月30日 15:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 15:21
三角点ピークの東側もいいところだ
貴船山三角点
2023年04月30日 15:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 15:23
貴船山三角点
三角点ピークの山名標
2023年04月30日 15:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 15:23
三角点ピークの山名標
二ノ瀬ユリからの二ノ瀬の展望
2023年04月30日 16:05撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 16:05
二ノ瀬ユリからの二ノ瀬の展望
叡山電車が通過してゆく
2023年04月30日 16:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 16:10
叡山電車が通過してゆく
二ノ瀬から市原への道路沿いでは
満開の藤の花
2023年04月30日 16:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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4/30 16:20
二ノ瀬から市原への道路沿いでは
満開の藤の花
山中で見かけた山芍薬の花
3
山中で見かけた山芍薬の花
咲いているのはわずかだった
6
咲いているのはわずかだった
水滴に濡れそぼつ花々
6
水滴に濡れそぼつ花々
前夜の雨のせいで花を閉じている株が多い
3
前夜の雨のせいで花を閉じている株が多い
最も花が咲いていた群生
3
最も花が咲いていた群生
撮影機器:

感想

前日の夜から朝までかなりの雨が降り続いていたが、10時前になって雨が降り止む。気がつくと広河原行きの京都バスに間に合う時間だったので、午後の時間を北山を逍遥することにする。市内から見上げる北山の上には暗い曇がかかっているが、雨雲レーダーによると雨雲はまもなく京都の上空から消えそうだ。鞍馬から先ではバスの車内に残っていたのほわずかにひと組。大悲山口までと運転手に行き先を告げておられたので、峰定寺に行かれるのだろう。

花背峠に到着するとそれまでの植林を抜けて鮮やかな新緑の景色が広がる。歩き始めると、霧の中へと入ってゆく。雨上がりのせいか、新緑が美しい、天狗杉の手前の展望地はガスの中だが、霧のかかる幻想的な新緑の森を歩くのもいいものだ。

旧花背峠に降ると雲の下に出たのだろう、霧が晴れてゆく。しばらくは芹生峠に向かって複雑に蛇行すること尾根を辿る。

尾根の北側には次々と小さな源頭が現れるので、源頭を渡り歩く。シンジョウボウ谷の源頭からは谷を下降する。なだらかな源頭は美しいところだが、谷はすぐに植林の中へと入ってゆく。鬱蒼とした植林の中を下ってゆくと、谷間には忽然と湿地が現れる。一面に九輪草が群生しているがら花をつけているものはひとつもない。

湿地の中を渡る苔むした木橋がある。横木の上を歩くと木が折れそうだ。湿地を過ぎると谷沿いには明瞭な林道が現れる。

芹生に下るとまだ桜が咲いていた。芹生から倉ヶ谷の林道を歩く。右手に現れる尾根に取り付いてカヤをつかみながら急斜面を登る。斜面には山芍薬の花株を見かけるがいずれも蕾であり、咲いているものはなかった。ふと気がつくと足の中に入り込んでいる蛭がいる。まだ吸血される前だったからことなきを得たが、危ないところだった。

尾根に乗ると道はないが下生えの少ない尾根が続く。芹生峠からの尾根に合流すると尾根上には薄い踏み跡が現れる。柳谷峠から魚谷山のピークを踏みに行く。

柳谷峠からは直谷の源頭を下降する。谷には多くのクリンソウを見かけるが、蕾を出しているものもほとんどない。今西錦司博士のプレートの前の山芍薬の群落は花は咲いてはいたが、昨夜の雨のせいだろうか、多くのものが花弁が散りかけていた。

直谷から小さな尾根を跨いで豆ヶ谷に入る。谷奥には地図にない林道が続いていた。谷を奥に進むと沢沿いにクリンソウの大群落が現れる。日当たりが良いのだろうか、ここはクリンソウの花が満開であった。クリンソウの写真を撮りに沢沿いの湿地に足を踏み入れると、ここでも靴の上をよじ登ってくる蛭がいた。

谷奥まで進み尾根を登るとp760のピークに辿り着く。このピークは西側に伐採斜面が広がており、新緑に彩られた谷間と魚谷山へと続く稜線の展望が広がる。折しも雲の合間から日差しが出てくる。

P760から滝谷峠にかけては林相の良い自然林の疎林が続く。右手になだらかな源頭が現れるので、源頭を歩いてみる。滝谷峠の手前は新緑の疎林が森林公園のような雰囲気だが、滝谷峠を過ぎると貴船山までは植林帯となる。貴船山からは三角点ピークを踏みに行く。ピークの東側も雰囲気の良い自然林が広がっていた。あとは延々と二ノ瀬ユリへと続くなだらかな道を下降する。

二ノ瀬に降りると京都バスは1分前に通りすぎたようで、次のバスまで40分もあるので、市原まで歩くことにする。市原からはこの二ノ瀬町をバイパスする二ノ瀬トンネルがあるお陰でここを達る車がほとんどないのが有難い。川沿いの樹々から垂れ下がる満開のフジからはそこはかとない芳香が漂ってくる。市原に着くと、空にはすっかり青空が広がっていた。

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訪問者数:328人

コメント

こんにちは やまねこさん

もうヒルの季節ですか
被害はありませんでしたか

かなり前、滝谷を下っているとき献血しました
私が歩き始めた頃は被害にあいませんでしたがシカの姿を見かけるようになり、ヒルも増え始めたようです
2023/5/5 16:00
olddreamerさん コメント有難うございます。
滝谷はいかにもヒルの多そうな薄暗い谷ですよね。

雨上がりだったので蛭がいることを考えて頻繁に足元を確認するようにしていたのですが、なんとか吸血される前に気がついて良かったです。

確かにヒルの拡散は鹿の繁殖によるところが大きいのでしょう。
さらに温暖化で雪が少なくなり、ヒルが越冬することが出来るようになったことも関係しているとも聞きます。
2023/5/6 8:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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