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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜
国内屈指の大雪渓にシュプールを!「白馬岳」(猿倉からピストン)
2023年05月05日(金) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:23
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,756m
- 下り
- 1,759m
コースタイム
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車スペースは50台以上(朝6時で5割程度) ・駐車料金は無料 ・猿倉荘前にトイレ有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :4.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :4(難5・4・3・2・1易)鎖場、アイゼン等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:5(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:約15人】 ◆登行の状況 ・標高1230mの猿倉荘周辺は残雪ほとんどなし。駐車場からシートラでスタート。 ・猿倉荘から5分ほどは登山道となり、その後は林道を約2km歩く。一部は雪が残るがシール登行できるほど雪は多くない。 ・林道終点(標高1400m)付近から雪面歩きになる。大雪渓に出るまで灌木や凹凸が多いため引き続きシートラで進む。 ・駐車場から約1時間歩くと標高1500m付近で大雪渓端部に到着。ここからシール登行に切り替え大雪渓を登っていく。 ・大雪渓は標高2150m付近までは、比較的緩やかな長大な雪渓が続く。ジグを切ってシール登行する箇所もあるが、直登できる区間が多く歩きやすい。ただし、標高1900〜2200m付近は両崖からの落石が多いので要注意。本日も北斜面から何度も落石が発生していた。 ・標高2150mから避難小屋のある標高2450m付近まで勾配30〜35度程度の急勾配になる。ジグを切ってシール登行する人もいたが、雪が緩みグリップが悪いので、私はシートラにチェンジし12本爪アイゼンを装着して登行。 ・標高2450mから標高2830mの白馬山荘までは、急斜面が少なくなるのでシール登行でも支障はない感じだったが、アイゼンの効きもよいので引き続きシートラで登った。 ・大雪渓は白馬山荘まで雪がつながっていたので、スキーは白馬山荘にデポして誰もいない貸し切りの山頂に登頂。雪は一部残っているが、大半は夏道を歩く。 ◆滑走の状況 ・標高2830mの白馬山荘から滑走をスタートし、日本屈指の白馬大雪渓を標高差1300mほどを一気に滑っていく。 ・気温上昇でやや腐れ気味で重い雪質だったが、標高2200m付近までは比較的雪面の状態が良く気持ちよく滑走できた。 ・しかし、標高2200m以下の大雪渓は、両崖からのデブリや落石で雪面は汚れ、特に白馬特有の花崗岩の落石は白色に近いので、滑走時に見分けがつき難く、何度も板裏でガリガリと嫌な感触と音を聞きながら慎重に滑走せざるを得なかった。 ・ボロボロになってもよいスキー板があれば話は別だが、個人的にBCスキーの滑走はあまりお勧めできないかも。時期にもよるが、大雪渓は登行だけして、コンディションに良い別の沢等を滑ったほうが良いように思えた。 |
写真
撮影機器:
感想
今年のGW前半は、月山&鳥海山にBCスキーに出かけ楽しみました。
連休後半は、白馬岳に登り、国内屈指の大雪渓を滑走して締めたいと思います。
天気も予報よりいい感じで、白馬ブールの青空のもと、迫力満点の大雪渓に感嘆。
白馬山荘から絶景を眺めながら谷の中に飛び込むように滑る感じは、鳥肌ものでした。
雪渓の後半は、雪渓内の落石が多く、悲鳴を叫びながら滑走せざるを得ない状況になりましたが、総じて白馬大雪渓の醍醐味に浸ることができた1日となりました。
<白馬大絶景をBCスキー滑走したGoPro動画はこちら↓>
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突き抜ける青空と白い雪渓のコントラストが最高でしたよ〜
是非、行ってみてください
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