大菩薩連嶺縦走 ぬくぬく介山荘から曲り沢まで


- GPS
- 29:50
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,014m
- 下り
- 2,287m
コースタイム
10:50裂石登山口バス停-11:30みそぎ沢尾根取付-13:00丸川峠-14:50大菩薩山頂-15:00雷岩15:20-15:50介山荘
11日
6:40介山荘-8:10小金沢山8:20-9:00牛奥ノ・・-10:20黒岳-11:15湯の沢峠11:50-12:20大蔵高丸-12:40破摩射場丸-13:50大谷ヶ丸-14:50曲り沢峠-15:40二俣登山口-16:10県道-16:40甲斐大和駅
天候 | 10日晴れ 11日高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
小金沢山近辺は、吹き溜まりで30cmくらいの積雪です。ほかは日の当たる斜面は雪がない、という具合です。 大谷ヶ丸からの下りは落葉が積もり、踏み跡がわかりにくいところがあります。 曲り沢ルートは他に道が付け替えられているようですが、詳細はわかりません。ザレが凍っている時期なら問題なく通れます。 温泉に入りたい方は、もう少し日川の上流側に下山したほうが良いでしょう。(天目までなら冬も栄和交通バスは走ってるし) |
写真
感想
大菩薩嶺は日帰りで行った事はありますが、いつも窓から見える連嶺をいつか通して歩きたいと思ってました。1月の連休に介山荘が営業しているとの事で予約し、塩山10:16発のバスで遅い出発です。登山口の駐車場には十数台の車がありました。丸川峠を過ぎると雪が現れ、冬らしくなってきます。のんびりと山頂を経由し雷岩まで出ると、関東平野から富士山、南アルプスまで一望です。逆光で良く見えませんが、しばらく眺めてから、アイゼンをはずして宿へ向かいます。
介山荘は2年前に一部建替えてきれいになっていました。今夜は8人だけでゆったりです。持って来たビールや夜景の撮影で時間をつぶしました(もちろんカレーはお替り)。
翌朝は雲が多かったのですが、一つ目のピーク(ここが一番標高がある?)で何とかご来光と薄紅色に染まる富士山を見れました。南アルプスは雲海の上に浮かんでいます。小金沢あたりからガスがかかってしまいましたが、黒岳を過ぎるあたりからは日も差してきました。このあたりは鹿の食害がひどく、枯れてしまっている米栂もたくさんありますので、鹿を食材にするインフラ整備が待たれます。(ゴルフの手袋は全部鹿革にするとか・・・違うか)
湯の沢峠で避難小屋を借りて昼飯にします。ここまでくればもう縦走も見えてきますが、距離はまだまだあります。特に大谷ヶ丸への登り返しは疲れました。大谷ヶ丸からの下りで1ヶ所右の枝尾根に少し降りてから戻るところがありますが、枝尾根をそのまま降りる明瞭な道がありました(新道?)。
曲り沢峠からのルートはなんだか良くわかりませんが、とにかく沢をめがけて降りて行きます。踏み跡を探しながら行きますが、途中から赤テープを拾いながら右へ左へ渡渉します。結構沢岸が崩れていて、砂が凍っている今の時期は難なく通れますが、融けだすと厄介かと思います(沢にずり落ちる)。
二俣の登山口では曲り沢本流の方にテープがたくさん付いており、ルートを替えているようですが、どこに登りつめるのかよくわかりません。
今回のルートでは介山荘から甲斐大和の街まで誰にも会わず、ブナやミズナラ、米栂の林を抜けるいい道だと思います。今回は時間が合わなかったのですが、天目温泉までは冬でもバスが通っているので利用したほうが良いですね。もちろん甲斐大和の駅前で鹿刺しを食べて帰りました。
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