快晴！金峰山〜国師ヶ岳〜北奥千丈岳

2014年11月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.4km
• 登り: 731m
• 下り: 726m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:31
• 休憩: 1:45
• 合計: 6:16

6:30 大弛峠
6:57 朝日峠
7:00 朝日岳
7:24 鉄山
8:10 8:15 金峰山
8:25 鉄山
9:00 9:10 朝日岳
9:40 朝日峠
10:00 11:20 大弛峠
11:35 夢の庭園
11:42 前国師ヶ岳
11:46 三繋平
11:50 11:56 国師ヶ岳
12:00 三繋平
12:08 12:12 北奥千丈岳
12:16 三繋平
12:20 前国師ヶ岳
12:30 夢の庭園
12:46 大弛峠

天候

ずっと快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

勝沼ICから。焼山林道、川上牧丘林道を通って大弛峠まで。
山梨側の林道は舗装路ですが、20kmと長い上に細く、急カーブも多いため神経消耗します。

コース状況／危険箇所等

◇金峰山
　山頂付近は大岩ゴロゴロ状態なのでバランスを取りづらく、転倒注意です。
◇国師ヶ岳＆北奥千丈岳
　過保護なくらいの木道、階段が付いてるので安心です。これからの季節は木道に付いた霜が滑るのかな？

その他周辺情報

◇大弛峠
駐車場は30台程度収容。6時30分時点では10台程度でしたが、10時までには満車になってました。満車時は林道脇に路駐のようです。今回見た路駐は5台程度でした。

写真

11/22 6:30

買ったザックの初めての出番。ワクワクしますね。

11/22 6:33

スタート地点ですでに標高2365mですか。キツ過ぎないのもたまにはイイかな

11/22 6:52

シラビソっぽい樹林を通って金峰山へ。

11/22 6:57

崩れたケルンみたいなものがある広場が朝日峠でした

11/22 7:01

朝日峠からふと南を見ると、木々の間から富士山。早朝の富士山は端正でイイですね

11/22 7:13

岩場を乗り越えると一つ目のピーク、朝日岳。

11/22 7:24

山頂標はすこしくたびれ気味

11/22 7:14

朝日岳頂上も好展望。この広々とした開放感、久しぶりです

11/22 7:14

南アルプスも冠雪し始めてますね

11/22 7:15

この時期の白根三山はとりわけ険しそうに見えるような。

11/22 7:26

五丈岩のシルエットと白いアルプスの対比がなかなか面白いなと思ったり。

11/22 7:44

鉄山を巻いていよいよ金峰山へ

11/22 7:57

ハイマツにしては丈の大きい林を抜けて

11/22 8:02

無造作に積み重なって実に歩きにくい岩場をのりこえ

11/22 8:10

2回目の到着となった金峰山。贅沢に山頂独りじめだったんですよ。あと、この山頂標こんなに背が高かったんですね。

11/22 8:11

前回はガスガスでしたが、今回は展望バッチリですよ。八ヶ岳もクッキリです。

11/22 8:12

直立する岩だらけ。特異な容貌の瑞牆山

11/22 8:12

かなり遠くまで見渡せて嬉しい。

11/22 8:16

遠くの白いのは多分　中央アルプス

11/22 8:16

うっすらと見えたあそこは御嶽かもしれません

11/22 8:13

もちろん富士山も見えています。五丈岩とのツーショット

11/22 9:20

さてUターンして向こうに見える国師ヶ岳を目指しましょう。

11/22 10:02

一旦、大弛にもどって逆側の登山口へ。

11/22 11:21

中央部をへこませた丸太階段。手がこんでますが、これ実際すごく登りやすい

11/22 11:35

そして途切れなく続く木道＆階段。ちょ、ちょっと過保護じゃあないですかね・・・？

11/22 11:40

すでに五丈岩は遠くなりました。

11/22 11:42

まず現れる前国師岳。完全に通過点扱いの不憫な山頂

11/22 11:46

分岐点。どちらも距離は同じくらいです。

11/22 11:56

国師ヶ岳に到着。撮ってもらいました。

11/22 11:53

三角点。

11/22 11:58

正午近くなので快晴でも段々と遠景は青く霞んできました

11/22 12:08

北奥千丈岳。奥秩父最高峰という立派な肩書きのわりに知名度はイマイチで、名前に至っては奥千丈岳の付属峰扱いの可哀想な山

11/22 12:08

景色はイイ。白く延びる壁のような峰々も見えてますね。

11/22 12:09

金峰山から辿ってきた尾根。

11/22 12:13

北東方面に見えるは、甲武信ヶ岳や木賊山。意外と近い

11/22 12:42

戻ったら大弛小屋が営業開始していました。嬉々としてバッジ購入です。

撮影機器：

NIKON D5300 NIKON CORPORATION

感想

Casei

今年の4月に一度登ったものの、ガスで展望が残念だった金峰山。
秋晴れのこの時期ならきっといい眺めだろうと、もう一度登ることにしました。
今回は東の大弛峠からアプローチ。こちらからなら国師ヶ岳にも寄り道できますからね。

さて、この大弛峠って既に標高が2365mありまして富士山吉田口五合目より高い。
もちろん奥秩父の山は富士山よりだいぶ低い2600m前後ですから、登山口と山頂の標高差は高尾山よりも小さい。もちろん途中でアップダウンはありますから単純比較とは行きませんがルートとしてはかなりライトな部類に入るのは間違いないと思います。

実際、金峰山への登山道は厳しい登りもヒヤリとする斜面もなく平穏に山頂に到着できちゃったんです。富士見平から登ったときのキビシさと比べて同じ山なのに何て違いだ！と驚くほど。頂上からの大展望はどちらからでも味わえるわけですから、手軽に金峰山に登頂するにはもってこいのルートかと。ただどうしても「やった！登ったぞ！」って気分を得るには手ごたえがないので、そういう達成感を求めるなら富士見平からの方がオススメですね。

さらに、大弛峠からは国師ヶ岳や北奥千丈岳へのルートも過剰なまでに整備されていて非常にラクです。コースタイムは山頂まで1時間になっていますが山慣れた方ならかなり短縮して登ってこれると思います。この両者とも、金峰山同様に好展望でしたから、富士山と南アルプスと八ヶ岳を全部眺めたい！でもキッツイ登山は無理！って人にはもってこいです。

ただ、この大弛峠。アクセスが非常に悪いという問題点がありまして。なにしろ最寄り駅から30kmは離れているので帰りのバスは日にわずか2本。タクシー利用では1万円超かかるという僻地。今回の私のように車で行けば時間の自由や費用は解決しますが、細い九十九折の林道を延々と走るので神経が擦り減ります。駐車場の数も少ないですし。加えてこの林道、雨が降っても雪が降っても簡単に通行止めになるらしいです。なかなか上手くいかないものですね。

とりあえず今回の山行は、快晴の大展望を眺められて、心残りだった部分が解消したので大満足と言えるでしょう。初使用だった新ザックの使用感も思ったより軽くて良好だったので、今後の活用が楽しみです。

コメント

yocyon

凄いですね
単独で凄いですね。私も単独で登ってますが、いい刺激になりました。

Casei

Re: 凄いですね
yocyonさん　こんにちは。
夜明け前に出発して登山口に向かうなんて登り方は、単独ならではですね。
単独行同士、気をつけて登りましょう。
どこかの山で見かけたら、どうぞよろしく