大峰山 弥山〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳 いくばくか奥駈道
- GPS
- 11:06
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,212m
- 下り
- 2,304m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:35
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:34
天候 | 1日目 雨 2日目 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
久しぶりの宿泊山行。ちょうど1年前に大台ヶ原から眺めていた大峰山に向かうことにしました。
こうやって山座同定した山を条件反射的で登ってしまうのは、それなりに登山あるあるだと思います。そんな訳で特徴的な山容だった近畿最高峰に行ってきました。
大阪 阿部野橋駅から電車とバスを乗り継ぐこと2時間半、奈良 奥吉野の天川村に到着。曇天の空模様ながら予報されてた雨に降られることなくひとまず安堵。バス停前の総合案内所で登山届を提出して、10時前にスタートする。
歩き始めて間もなくポツポツと雨が落ち始め、30分後にはすっかり雨中行。ガスの中に入ってしまったので景色は望めず、ひたすら登ることに。そんなに斜度はキツくないので、漫然とやり過ごしながら進んで行く。ときおり周りを見渡すと、ブナやシラビソ、トウヒといった自然林が雨に濡れてて美しい。道中のちょっとした癒し。
栃尾辻を過ぎ、ピークの道を避けて巻道をいく。スタートから4時間で狼平に。沢辺に建つ避難小屋で雨宿りしながらやっと補給休憩で一息つく。
そこからの行程は1時間ほど。木階段で整備された道を上っていくと弥山小屋に到着。投宿の前に鳥居をくぐり、弥山山頂の奥宮に参拝する。
なかなかのずぶ濡れ感で小屋に入る。すぐに乾燥室があるのがありがたい。日もあってか閑散とした山小屋、静かに身体を休める。
2日目朝。靄っているが明るい。出発する頃にはすっかり太陽が顔を出す。
大峯奥駈道を使って、八経ヶ岳まではわずか20分。雲海に囲まれた山頂に到着。大台ヶ原は見返せなかったが、南の方は釈迦ヶ岳、北の方の遠くには鈴鹿山地が望める。清々しい中で朝食を取りながらしばし眺める。
15分で明星ヶ岳に移動。弥山、八経を振り返る。
下山は坪内地区へ。高崎横手で来た道に戻り、今度は巻道ではなく頂仙岳、天女の頂のピークを通っていく。しかしながらこの辺りからまたガス帯に入り込んでしまい、視界が悪い中をひたすら進む。
栃尾辻からは、ほぼ廃道になっているバリエーションルート。うすい踏み跡が頼りだが、ルートファインディング力を試される。大平辻までなかなかタフな小1時間でした。
大平辻からの下りは一応ピンクテープを辿れば問題がない。ただ雨上がり後の急斜面は滑りやすく、何度か軽く足を取られる。
25分ほどで舗装された林道に出る。あとは道なりに行くだけ。お昼前に天河大弁才天社にゴール。さすが有名な社、人の出入りがひっきりない。
参拝後、近くにある天の川温泉へ。さっぱり汗を流す。
帰りのバスまでまだまだ時間があったので、食事処とお土産店を求めて出発した川合地区まで40分ほど歩いて戻る。目的を果たし、15時12分のバスに乗車、前日の行程を逆にたどり阿部野橋駅へ帰る。
もともと降水量が多いときいていて降られるのは覚悟の上だったので、登頂時だけでも晴れてくれたのは御の字でした。今回山座同定できたのは、釈迦ヶ岳と鈴鹿山地、はたして次の目標になるんでしょうか。
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