剱岳が見える稜線でコーヒーが飲みたくて
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 718m
- 下り
- 699m
コースタイム
天候 | 午前:雪/曇り 午後:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
早朝の高原バスの一便は、除雪により欠便することもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・室堂〜雷鳥沢キャンプ場 階段も薄く雪に覆われているので、下りは滑り易い。 ・雷鳥沢キャンプ場〜剱御前小屋 別山乗越までは、新室堂乗越から続く尾根筋に目印の竹竿が立ってます。 |
その他周辺情報 | 今年のアルペンルートの最終運転日は11月30日です。 |
写真
感想
先週の白山BCスキー前にやってきた寒波からは穏やかな天候が続いた北陸地方。
新たな降雪もなく、滑りを楽しむにはいい雪が期待できそうでないので、
この日は景色を楽しむべく、立山を目指すことに。
天気予報では午後からの天気は回復方向であるという。
よし、それなら剱岳が一番近くで見えるとこまで行って、
美味しいコーヒーを飲もうと、石川・羽咋のレオパレスを出発。
出発の直前、まさしくエンジンをかけようとした時に
緊急地震速報が入る。
震源地は長野県北部。
近い!
雪崩やアルペンルートの運行中止が気になる。
でも取りあえず車を走らせる。
立山駅駐車場で目が覚めると、空は鉛色。
チケット売り場で並んでいると雨が降り出した。
高原バスが高度を上げていくにつれて、
雪景色が広がっていくが、完全な曇り空。
室堂ターミナルを出るが、雪は止んだよう。
AM10:00シールを装着し、予定通り別山乗越をめざす。
ガスで周囲は真っ白なので、GPSと竹竿を目印に
進んでいく。
雷鳥沢キャンプ場には多くのテント。
昨日あたりはいい天気で夜空が綺麗だったろうね。
雷鳥沢の登り。
ルートの目印である竹竿通りに進むと
次第に尾根へと上がるルートとなる。
次第に勾配がきつくなり、やや氷結した雪面に
シールの食い込みが悪く、滑ってしまうこともあるが、
先週の白山と比べたら比較的登高は楽である。
時折ガスが晴れ、登り上げる斜面や振り返る室堂が一瞬うかがえた。
稜線に出ると風が冷たい。
ウェアのベンチレーションを締めて、オーバー手袋を装着。
良く踏まれたトレースを辿っていく。
次にガスが晴れた瞬間、剱御前小屋が見えた。
AM12:20 剱御前小屋到着。
ガスがどんどん晴れていき、周囲の視界が得られた。
別山尾根へシール登高する山スキーヤー
稜線の白と空の青とのコントラストが美しい。
剱沢に目を向けると、沢を滑り降りた山スキーヤーの姿が。
別山方面はくっきりとその姿を見せてくれた。
しかし、剱岳はまだガスの中。
晴れるのを待ちながらランチ&コーヒータイム。
「剱御前カフェ」でのコーヒーは格別である。
室堂方面もガスが完全に切れてきたようだ。
湧き上がる雲が凄い。
30分ほど待ったであろうか、待望のガス晴れ。
剱岳の雄姿が見えてきた。
この時期に見る剱岳はまだ雪こそ少ないが、
山はこれから厳冬期に入り、しばらくは見納めとなるので、
その姿をしっかりと見ておこう。
景色を堪能し、あとは雷鳥沢へと一気に滑り降りる。
ほとんどの斜面はシュプールが付いているので
楽しめるほどではないけれど、
室堂を眼下に滑り降りるこの瞬間は気持ちいいい。
ミクリガ池から見る雄山〜冨士ノ折立の稜線も見事だ。
奥大日武も稜線がくっきりと姿を見せている。
余韻を楽しみながら、高原バスに乗り込んだ。
バスの車窓からはピラミダルな剱岳の雄姿。
富山平野は完全な雲海に覆われており、
その左手には鍬崎山、その向こうには先日登った白山が望めたのである。
曇り空から快晴へ…こういう展開は好きですよ。
最初から晴れてるよりドラマチックでいいですね。
別山乗越ならずっとスキーハイクできるし、今の時期は滑りも山崎カールより雷鳥沢の方が断然いいですね。
自分も雷鳥沢にしとけばよかったかなー。
まあでも、雄山からの景色も良かったのでよしとします(笑)
山でのんびりコーヒー、最高ですよね。
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。ガスで真っ白な状態からの晴天。
たまんないです。ドラマです。
そして剱岳が見えたんですから最高です。
剱御前小屋前でも数人のカメラマンが三脚を立てて
その瞬間を狙っておられました。
この日は剱岳を楽しみにのんびりとした山行でしたので、
コーヒーも美味しくいただけました。
たまにはこんな楽しみ方もありですね。
tekapoさん〜♪
私も同じ日に立山でしたよーーー
雨降りでどうなるか?と思ってましたが
晴れてよかったですよね(#^^#)
一便に乗れたんですか?
私は次の臨時便でした
やはり立山駅で見かけた方がそうでしたね!
私はケーブルは第一便、高原バスは第二便でした。
午後からの快晴、そして外界の雲海、素晴らしい景観でしたね。
今でも頭に思い描く事が出来ます。
たまの機会に遭遇を期待して。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する