記録ID: 5542457
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トレイルラン
甲信越
利根川最源流探検（丹後山→大水上山→中ノ岳 反時計周回）
2023年05月27日(土) [日帰り]
群馬県
新潟県
crz4649
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:43
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,174m
- 下り
- 2,160m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:43
距離 18.3km
登り 2,174m
下り 2,174m
13:58
ゴール地点
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山道（夏道）はほぼ明瞭なので、ルートを外れることはない。残雪が夏道を覆いかぶせている個所は注意が必要。小兎岳〜池の段分岐間は、特に残雪が多く、滑落危険個所がいくつかあった。滑落したら何百メートルなので、緊張感を強いられた。 |
写真
十字峡登山センターの駐車場。標高450m。皆がちゃんと端から停めていけば10台以上のスペースあり。トイレや水道はない。
駐車場から歩いて間もなくゲート。赤字で「熊」が目立っていて、若干ビビる。
三国川（さぐりがわ）沿いの林道を2キロ程進んでいく。。雪解け水がじゃんじゃん流れ込んでくる。水たまりには、カエルの卵？が大量にあって、若干気持ち悪い。
5/27 6:39
三国川（さぐりがわ）沿いの林道を2キロ程進んでいく。。雪解け水がじゃんじゃん流れ込んでくる。水たまりには、カエルの卵？が大量にあって、若干気持ち悪い。
弐合目。大体標高900mくらいか。ここまでずっと急登。このあたりで昨晩丹後山避難小屋で過ごしたという下山者とすれ違う。「避難小屋に宿泊する事」が目的だったとのこと。
2
5/27 7:14
弐合目。大体標高900mくらいか。ここまでずっと急登。このあたりで昨晩丹後山避難小屋で過ごしたという下山者とすれ違う。「避難小屋に宿泊する事」が目的だったとのこと。
参合目。斜度は幾分少なくなったものの、それでも結構な登りが続く。
なんの花か良くわからないが、登山道わきにさり気なく咲いている。
七合目、シシ岩。ここまで登って来ると、樹林帯は抜けてほぼ展望が開けている。
丹後山避難小屋に到着。外見は綺麗で立派。ここまでしっかりした無人の避難小屋はなかなか無いと思う。
避難小屋内部。避難小屋にありがちな暗さやジメジメ感はない。毛布や長袖シャツが干してあるので、ずぶ濡れシュラフ無しだったとしても死なずに1日いられそう。しっかりした装備を持参すれば、快適な素泊まりが出来そうである。
2
5/27 8:47
避難小屋内部。避難小屋にありがちな暗さやジメジメ感はない。毛布や長袖シャツが干してあるので、ずぶ濡れシュラフ無しだったとしても死なずに1日いられそう。しっかりした装備を持参すれば、快適な素泊まりが出来そうである。
丹後山山頂（1,808m）。平たいピークだが、笹原の中なので、展望は360度良好。
丹後山から大水上山に至る超快適な尾根。こんな平たい尾根でも、←側は日本海、→側は太平洋（利根川源流）となる、日本を2つに分ける分水嶺。因みにこのカメラアングルは、上毛新聞社の「ぐんま百名山まるごとガイド」の表紙の写真とほぼ同じ。
3
5/27 8:56
丹後山から大水上山に至る超快適な尾根。こんな平たい尾根でも、←側は日本海、→側は太平洋（利根川源流）となる、日本を2つに分ける分水嶺。因みにこのカメラアングルは、上毛新聞社の「ぐんま百名山まるごとガイド」の表紙の写真とほぼ同じ。
間もなく利根川水源の碑へ到着。長年来たいと思っていたこの場所に、やっと来ることが出来た。
群馬県最北端の地、大水上山（1,831m）登頂。この先はガスの中突入か？なので・・・
早めの昼食。いつもの通りカップラーメンと、今日は食後のコーヒー付き。本当は利根川水源地の雪を溶かそうかと思っていたが、やっぱりやめた。なお、水は関越自動車道谷川岳PAの谷川六年水。ここで昨晩中ノ岳避難小屋に泊まったという方と情報交換。昨晩は雨で、ガスが切れるのを待っていたが、諦めて中ノ岳を後にし、丹後山に向かっているのだという。
2
5/27 9:38
早めの昼食。いつもの通りカップラーメンと、今日は食後のコーヒー付き。本当は利根川水源地の雪を溶かそうかと思っていたが、やっぱりやめた。なお、水は関越自動車道谷川岳PAの谷川六年水。ここで昨晩中ノ岳避難小屋に泊まったという方と情報交換。昨晩は雨で、ガスが切れるのを待っていたが、諦めて中ノ岳を後にし、丹後山に向かっているのだという。
兎岳（1,925m）登頂。雲が減ったか？中ノ岳山頂部がうっすらと見えるようになってきた。右を見ると、荒沢岳（1,968m）がとんがっていて、かっこいい。
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5/27 10:08
兎岳（1,925m）登頂。雲が減ったか？中ノ岳山頂部がうっすらと見えるようになってきた。右を見ると、荒沢岳（1,968m）がとんがっていて、かっこいい。
雲がかなり切れてきて、中ノ岳がはっきりとしてきた。行く手は残雪の登山道。今日はアイゼンをもってきていないことに、若干の不安が募る。
2
5/27 10:42
雲がかなり切れてきて、中ノ岳がはっきりとしてきた。行く手は残雪の登山道。今日はアイゼンをもってきていないことに、若干の不安が募る。
ヤバかった個所その�，鮨兇衒屬襦２篤擦牢袷瓦棒齋未琶い錣譴討い董�尾根上に道は無いので、安全そうな場所をその場その場で判断して進んでいくしかない。滑落したら…クレバスだったら…とか、かなりそわそわした。
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5/27 10:58
ヤバかった個所その�，鮨兇衒屬襦２篤擦牢袷瓦棒齋未琶い錣譴討い董�尾根上に道は無いので、安全そうな場所をその場その場で判断して進んでいくしかない。滑落したら…クレバスだったら…とか、かなりそわそわした。
夏道が雪渓に覆われた急登個所。しかたないので、キックして登るしかない。
夏の登山道はこの急な壁を登っていくようなのだが、絶対に無理なので、雪の無い左側をトラバースする。
トラバースしたとはいえ、30度はあるんじゃないかと思われる雪渓を、笹を頼りに登っていく。
ヤバかった個所その�◆Ｌ世蕕�に崩壊しかかっている雪渓。この雪渓の一番左端を、岩や草木を頼りに進んでいくしかない。その先に山頂が見える。
3
5/27 11:27
ヤバかった個所その�◆Ｌ世蕕�に崩壊しかかっている雪渓。この雪渓の一番左端を、岩や草木を頼りに進んでいくしかない。その先に山頂が見える。
中ノ岳（2,085m）登頂。山頂は無人。写真の中央は荒沢岳。
左から、燧ケ岳、平が岳、日光白根、至仏、上州武尊と、100名山が並んで確認できた。
ついでに中ノ岳避難小屋にも足を延ばしてみた。こちらの避難小屋も立派。なお、正規の入り口は木枠がしてあって、まだ入れず、手前の窓をハシゴをつたって入退室する。
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5/27 11:48
ついでに中ノ岳避難小屋にも足を延ばしてみた。こちらの避難小屋も立派。なお、正規の入り口は木枠がしてあって、まだ入れず、手前の窓をハシゴをつたって入退室する。
中はこんな感じ。窓から写真を撮っただけで、1階は確認せず。ロールマットがあるので、シュラフさえもっていれば、快適な素泊まりが出来そうだ。
2
5/27 11:50
中はこんな感じ。窓から写真を撮っただけで、1階は確認せず。ロールマットがあるので、シュラフさえもっていれば、快適な素泊まりが出来そうだ。
避難小屋から戻ると、男性が三国川ダムから直登してきたので、八海山をバックに写真を撮ってもらう。
避難小屋と越後駒ケ岳。時間がたつ程に晴れてきた。北東方面を見下ろすと銀山平も良く見えた。
下山開始。晴れたので、崩壊しかかった雪渓や、今日歩いてきた丹後山からの尾根が良く見えた。九合目の池の段までは、来た道を引き返す。
2
5/27 12:21
下山開始。晴れたので、崩壊しかかった雪渓や、今日歩いてきた丹後山からの尾根が良く見えた。九合目の池の段までは、来た道を引き返す。
九合目からは一気の急坂。2,085mから450mまで1,600m以上も下るのだから、そりゃそうだ。振り返ると中ノ岳が巨大に見える。
2
5/27 12:41
九合目からは一気の急坂。2,085mから450mまで1,600m以上も下るのだから、そりゃそうだ。振り返ると中ノ岳が巨大に見える。
日向山付近のなだらかなところの大きな雪渓。残雪と青空、写真ですら美しい。この景色を時下に見たいが為に、今日わざわざここに来たのだ。名残惜しいが、下山する。
3
5/27 13:02
日向山付近のなだらかなところの大きな雪渓。残雪と青空、写真ですら美しい。この景色を時下に見たいが為に、今日わざわざここに来たのだ。名残惜しいが、下山する。
阿寺山（1,509m）の御神楽沢の細長ーい雪渓。右のとんがっているのは、たぶん八海山南東部分の五竜岳。
コースタイム4時間50分のところ1時間45分で無事に下山。一気に下山しました。暑かったので、三国川の雪解けの水で汗を流して、当初予定していた温泉入浴はやめた。
1
5/27 14:00
コースタイム4時間50分のところ1時間45分で無事に下山。一気に下山しました。暑かったので、三国川の雪解けの水で汗を流して、当初予定していた温泉入浴はやめた。
感想
・群馬100名山登頂を志して購入した、上毛新聞社の「ぐんま百名山まるごとガイド」の表紙を飾るこの山域をようやく踏破することが出来た。想像通りの天空感あふれる山域で、花も多く、気持ちよく周回出来た。
・利根川水源碑とともに、今回の目的の一つが大水上山の登頂。群馬県最北で、本当の意味で利根川河口から一番遠い場所に位置する大水上山ってどんな山だろう、なんで200名山にも300名山にも名を連ねていないのだろうと思っていたのだが、意外にのっぺりとした山頂で、すぐ北に位置する兎岳の方が標高の高い山頂らしい山頂があるので、相対的に大水上山は景観的に地味。名山に選出されない意味が分かった。
・今回の中ノ岳登頂をもって、越後三山踏破は八海山を残すのみとなった。八海山からの越後駒ケ岳、中ノ岳の姿を見てみたい。
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