丹沢/湯船山・不老山

2023年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 14.2km
• 登り: 541m
• 下り: 1,204m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:07

8:46 明神峠から360m地点
8:52 8:52 明神山
8:58 8:58 欣求のベンチ
9:11 9:12 湯船山
9:26 9:26 白クラノ頭
9:56 9:56 峰坂峠
10:06 10:06 悪沢峠
10:14 10:25 蘇峰台
10:33 10:34 世附峠
10:58 10:58 不老山南峰
11:01 11:07 不老山
11:11 11:11 不老山南峰
11:44 11:44 生土山分岐
12:08 12:09 神縄断層
12:45 12:45 小山公園
12:53 駿河小山駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

◆往路
駿河小山駅7:42着の御殿場線下りで集合。
富士急行バスで明神峠へ。
8:10 駿河小山→8:35 明神峠（560円, 交通系ICカード使用可能）
https://www.fujikyumobility.com/news/f6632k00000007un.html
※東海道線・御殿場線利用の場合にはJR東日本・東海跨ぎになるので出来るだけ目的地（駿河小山）までの切符を購入して乗車すること。
※東海道線から御殿場線への乗り換えは同じホームで乗り換える場合には東海道線では前方車両に乗車するのが有利。
◆復路
13:45 駿河小山駅→14:23 国府津
※駿河小山駅には乗車券販売機も乗車駅証明書発券機も無いため御殿場線車内で車掌に依頼して精算。
ところが13KさんがSUICAをTOICAターミナルにタッチして入場したため国府津で一旦出場し、入場し直したところ、実はこちらの方が平塚までだと安くなることが判明した。（平塚⇔駿河小山は680円だが、駿河小山⇔国府津が420円、国府津⇔平塚が242円）

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
前日までの台風2号の影響で登山道には落ちた枝葉が多かったが、泥濘も無く登山道の状況は悪くなかった。道標も適所に見られる。
白クラノ頭から下って900m地点で北側の支尾根に入りかけた。
◆登山ポスト
駿河小山駅及び明神峠周辺には登山ポストは見当たらなかった。

写真

6/4 8:02

バスを待っている間にふじさん1号がやって来た。先頭車両は撮り損ねたがロマンスカー。けれど新宿側は平い者族顔だったんだ。

6/4 8:36

駅での待ち行列は70人位にはなっていたが臨時便も出るとのアナウンスで立ってまで乗車する人はごく僅か。25分で明神峠に到着。

6/4 8:38

支度をしている内に2便が到着。

6/4 8:38

登山道の入り口はこんな感じ。手前には林道のゲートがある。

6/4 8:40

箱根の展望。前日に納戸からPLフィルターを見つけたので取付けたけれどどうも左側の隅がけられる。まあ今日は仕方ないか。

6/4 8:40

愛鷹山方面の展望。

6/4 8:43

山中諏訪神社奥宮。

6/4 8:43

悲しい状態の道標。

6/4 8:43

鉄塔に出た。

6/4 8:44

鉄塔の奥にもサンショウバラが1株あったんだ。

6/4 8:44

残存する数少ない手作りの道標の一つ。

6/4 8:45

台風のせいか大分傷みも見られるが今日最初のサンショウバラ。この後にGPSログのスタートを忘れていたことに気付いた。

6/4 8:49

森の中を登る。北側斜面にはフタリシズカが群生している。

6/4 8:49

フタリシズカ。

6/4 8:53

台風のせいで落ちた枝葉が多い。

6/4 8:55

ヤマツツジが森に彩りを加えていた。

6/4 9:01

湯船山に向かい地味に登る。この辺りからブナが目立つようになってきた。

6/4 9:02

樹間から富士スピードウェイが望める。

6/4 9:04

これはイノシシの足跡か？

6/4 9:09

湯船山山頂に到着。

6/4 9:10

山頂標識。

6/4 9:10

二等三角点でもあるようだ。ここでは休まず先へ進む。

6/4 9:15

ブナの実の殻が足元にぎっしり。　

6/4 9:15

見上げるとブナの巨樹。

6/4 9:17

再び写真映えするヤマツツジ。

6/4 9:21

倒れているのもブナ。

6/4 9:26

白クラノ頭に到着。ここも止まらずに進む。

6/4 9:32

木にテープが巻かれているのは迷い尾根の目印。右に小径がついていたが、この間違い支尾根を少し下ってから地図を確認し間違いに気が付いた。

6/4 9:34

尾根伝いにはきちんとロープで間違わないようにルート設定されていた。

6/4 9:37

ブナの森が続く。

6/4 9:45

急に植林になった。

6/4 9:46

箱根の展望。いつもと違った外輪山の姿だ。矢倉岳はこっちから見ても品格があるもんだ。

6/4 9:50

左を見ると菰釣山だ。

6/4 9:51

崩壊地に出た。

6/4 9:51

崩壊地は大体好展望だ。正面に箱根。

6/4 9:51

これは白クラノ頭なんだろうなぁ。

6/4 9:54

石のベンチ。

6/4 9:59

3本並んで横たわっている。

6/4 10:01

蛭ヶ岳も見えましたぞ。

6/4 10:04

これもサンショウバラっぽい木だけれど花は影も形もない。

6/4 10:07

またまた古い手描きの道標。これによれば逢坂峠はもう越えているようだ。もうすぐ樹下の二人。

6/4 10:08

この辺りはヒメウツギも多かった。クマンバチもヒメウツギの花に潜り込んで蜜を吸っている。

6/4 10:08

ガマズミ。

6/4 10:08

ヒメウツギ。

6/4 10:09

お！サンショウバラの花弁が落ちているぞ！

6/4 10:10

でも見上げるとこれが最良って所。

6/4 10:11

サンショウバラの丘に出た。

6/4 10:12

がサンショウバラはもう無い。花びらさえ見られなかった。

6/4 10:12

サンショウバラの丘の道標。古い手描きの道標はもう無い。

6/4 10:13

辛うじて残っていた一輪。

6/4 10:13

これはこれから咲くんだろう。

6/4 10:18

でも展望は良いのでここで小休止。東には不老山が見える。期待できるかなぁ？

6/4 10:24

世附峠、不老山を目指して出発。

6/4 10:26

振り返っての展望。愛鷹山はくっきりと見える。富士山は雲の中。

6/4 10:26

ジシバリ？

6/4 10:29

世附峠に出た。公衆トイレもある。

6/4 10:30

この道標は未だ健在だった。

6/4 10:30

世附峠のサンショウバラも既に散っていた。

6/4 10:30

散った跡が解る。

6/4 10:33

こちらも手描きの道標。さあ不老山へ向かいましょう。どうかな？

6/4 10:55

ヒノキの森の中を世附峠から200m位登る。

6/4 10:57

不老山南峰分岐に出た。不老山はここから東に200m。

6/4 10:59

登山道にサンショウバラの花びらが。

6/4 10:59

見上げると高いところにまだ数輪付いていた。

6/4 11:01

不老山山頂に到着。

6/4 11:02

不老山の山頂標識。

6/4 11:03

不老山のサンショウバラは多少未だ見栄えが残るものが数輪あった。

6/4 11:03

どれがベストか？

6/4 11:04

蕾もまだ残っている。

6/4 11:05

虫たちにとってはまだまだ楽しめる様子だ。

6/4 11:06

登山道に散りばめられた花びら。サンショウバラの丘ではこれも見られなかった。

6/4 11:10

南峰分岐まで戻ってきた。金太郎オブジェ。

6/4 11:12

少し下るとまた分岐。尾根沿いに生土方面へ。

6/4 11:16

林道を横切る。林業用の林道があちこちに通っている。

6/4 11:17

未だ世附峠よりも高いと言うのに左右から沢音が聞こえてくる。

6/4 11:35

新秦野線の鉄塔に出会う。

6/4 11:38

大野山と新東名の河内川の架橋工事現場だ。ここから見下ろすと巨大基地と言う感じだな。

6/4 11:40

この辺りの森は所々で伐採の手が入っている。

6/4 11:43

分岐。今日は神縄断層方面でお願いします。

6/4 11:44

尾根を真っ直ぐ下るルートは林道に出ないみたいだ。そのうちに歩いてみよう。

6/4 11:46

神縄断層方面は100mで林道歩きになった。

6/4 11:52

路傍のウツギが美しい。

6/4 12:04

神縄断層に到着。伊豆半島の衝突現場だ。

6/4 12:05

左の本州側は凝灰岩で右の伊豆側は礫層と言うが一面草ボウボウでさっぱり。伊豆のジオパークにでも入れて貰って予算を取ってもっと案内板を充実させて貰いたいもんだ。

6/4 12:09

神縄断層からすぐに林道のゲート。

6/4 12:14

この沢の横断はほぼ渡渉。

6/4 12:23

毒々しい実と思ったらクワだそうだ。

6/4 12:24

どうぞ食べてと13Kさん。少し甘みも感じるが野の味だった。それにしても中からモゾモゾ虫が出てきそうな外観にどきっとする。

6/4 12:25

路傍のオトギリソウ。

6/4 12:29

東名高速まで降りてきた。もう駅も近い。

6/4 12:34

小さくて短いけれどちょっとしたゴルジュ。

6/4 12:42

ここにも不老山の手描きの道標が。

6/4 12:44

歩道橋の脇にも。

6/4 12:52

駿河小山駅に到着。駅前のFuji Cycle Gateでビールを買えました。

6/4 13:44

御殿場線で帰ります。お疲れ様でした。

撮影機器：

D7200 ニコン

moto g100 SIMフリー MOTOROLA

感想

tadomasa

今年もサンショウバラに出会えるかとサンショウバラの丘を訪れたが見事に散っていた。辛うじて不老山で残り花に出会うことができたけれど。台風の影響も大きいのかも。

御殿場線の駿河小山駅からこの時期に運行している明神峠行きのバスを利用してのアクセスだが実に安楽に明神峠まで持ち上げてくれる。駅前では70人程度が列を作っていたがバスの運転手が直ぐに次便が来るとアナウンスして出来るだけ座れる人数に抑えていた。時間通りに明神峠に到着するといきなり尾根歩き。台風で落とされた枝葉が多いが、30分で湯船山に着いてしまった。更に白クラノ頭を経て下って行きサンショウバラの丘まで2時間も掛からない。期待したサンショウバラは上述の通りここでは花びらすら残っていなかった。

世附峠のサンショウバラも散っていたが不老山は200m高いのでと少し期待を残して登って行くとサンショウバラは残っていた。まあ何とか今年も出会えることができた。全般的に今年は花期が早く感じるし、出会えたのはラッキーですね。不老山からは駿河小山駅まで幾つかのルートがあるけれど神縄断層は見たことがないのでそこを通るルートで下って行く。しかしその現場と来たらただの草付きの法面になっていてガッカリ。二度訪れる必要は全く感じられない。

台風直後だったので安楽なルートで良いとは思ってはいたけれど登った感が薄い山行になってしまった。ちょっと安楽に過ぎたかなぁ。まあ明神峠行きのバスにも乗れたしこれはこれで経験だな。やっぱり落葉して富士山の展望が良い季節に長い稜線をブナ林を愛でながら歩くのが楽しそうだ。