立山(雄山・大汝山・真砂岳・別山・剱御前・奥大日岳)
- GPS
- 52:40
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,306m
コースタイム
室堂ターミナル 09:30・・・室堂平散策・・・14:50 みくりが池温泉(泊)
2008/10/02
みくりが池温泉 07:05・・・08:30 一ノ越・・・10:00 雄山 10:25・・・10:45 大汝山 11:10・・・11:25 富士の折立・・・12:10 真砂岳 12:40・・・13:45 別山 14:45・・・15:20 剱御前小舎・・・16:48 剱御前 17:45・・・17:55 剱御前小舎(泊)
2008/10/03
剱御前小舎 06:30 ・・・06:45 別山乗越 ・・・07:33 新室堂乗越 ・・・ 09:20 奥大日岳 10:20 ・・・12:05 新室堂乗越 ・・・13:05 雷鳥平 13:15 ・・・14:10 室堂ターミナル
天候 | 1日 晴れ 2日 晴れ 3日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
《自家用車》 伊豆の国 〜 沼津IC 〜 御殿場IC 〜 大月JCT 〜 岡谷JCT 〜 豊科IC 〜 大町 〜 扇沢 《立山・黒部アルペンルート》 扇沢 〜 トロリーバス 〜 黒部ダム 〜 ケーブルカー 〜 黒部平 〜 ロープウェイ 〜 大観峰 〜 トロリーバス 〜 室堂BT 『復路』 《立山・黒部アルペンルート》 室堂BT 〜 トロリーバス 〜 大観峰 〜 ロープウェイ 〜 黒部平 〜 ケーブルカー 〜 黒部ダム 〜 トロリーバス 〜 扇沢 《自家用車》 扇沢 〜 大町(薬師の湯入浴) 〜 豊科IC 〜 岡谷JCT 〜 伊豆の国 |
写真
感想
残雪の立山を見ながら温泉に浸かりたいと、去年7月の中頃、室堂周辺散策で絶景の感動に浸り、のんびりとした一日を楽しんできた。
その時の思い出に購入した、立山の四季を綴った写真集に紅葉の立山が載っていた。
それを見たとき、その季節にもう一度行ってみたいと思っていた。
そこで実施したこの秋の山行
今回は、紅葉の室堂散策と温泉でのんびりとした1日を過ごし、2日目は立山を歩き、3日目は別山から大日岳への稜線歩きのコースを楽しんできた。
(1日目)
みくりが池温泉で宿泊手続きを済ませ、弁当だけの軽装になり散策に出発。
室堂乗越付近からの室堂平全景を眺めてみようと称名川を渡り紅葉の山道をのんびりと歩いてみた。
紅葉に飾られた立山はすばらしく、まさに絶景そのもので、弁当の味をいっそうと引き立ててくれた。
また稜線の後方には雪の残る大日岳の雄姿が間近に見られ、頂から谷底までの素晴らしい全貌を眺めることができた。
明後日の登頂に期待感を抱きながら雷鳥平に戻り、去年の散策コースを辿りながら宿に戻ると、
そこに待っていたのは、みくりが池に映りだされた絵はがきのような立山だ。
湖面を渡る風が途切れる一瞬を待っての1枚。
夕食を済ませ再びみくりが池へ、今度は夕焼けに染まる立山を映す湖面。
日が沈んだ高原の風は冷たく、冷えた身体を温めてくれるお風呂はありがたい。しかも大好きな乳白色の温泉だ。
浴槽からは窓越しに、大日岳のシルエットが夕焼け空にクッキリと、まるで額にはめ込んだ絵画のようだった。
なんとも贅沢で幸せを実感できた1日だった。
(2日目)
みくりが池温泉を出発。
宿を出ると丁度立山の山頂から朝日が出る瞬間だった。
ダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド立山を眺めてのすがすがしい出発となった。
緩やかな上り坂になった石畳の山道を一ノ越に向かう途中振り返るたびに素晴らしい景色。
大日岳をバックにした室堂平の中央にある二つの池に青空が映し出されて輝いている。
一ノ越から雄山に向かう道は急な登りとなり、休憩のたびに薬師岳・笠ヶ岳・穂高・槍ヶ岳の雄姿が眺められ
見とれてばかりでなかなか進めない程の絶景だ。
好天に恵まれた雄山山頂からの絶景は素晴らしく、後立山連峰から北アルプス、遠くには富士山までも見えていた。
今回山行の最高峰、大汝山山頂は、まさに360度の大展望。
白馬岳・唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳などの名峰が一望でき、次期山行の夢が膨らむ景観だ。
真砂岳から別山に向かう稜線からは、明日歩く別山乗越から大日岳への稜線が雲海に浮かび上がり素晴らしい。
別山北峰から間近に見た剱岳はまさに感動!の一言だ。本当に来てよかった!
(3日目)
秋の立山3日目の朝、今日も好天に恵まれた。
剱御前小舎出発まえの朝日に染まる剱岳を名残惜しく眺め、別山乗越から新室堂乗越を経て奥大日岳に向かう稜線を歩く。
大日岳山頂近くの稜線には群落するチングルマの紅葉とその後ろには凛々しい剱岳が見えた。
大日岳山頂からは富山の町並みから日本海まで眺められる絶景だ。
また別山から見たのと違い、山頂が尖って見える剱岳も素晴らしく、ここでの早お昼も大変美味しく感じられた。
雷鳥平のベンチで3日間を振り返りながら自分の足で歩いた山並みを辿り、健康でなければできないこの体験。
健康でこそできる山行、特に今回の山行はヨカッタ〜としみじみ。
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