記録ID: 5575577
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
日程 | 2023年06月04日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 晴れ 無風・微風 |
アクセス |
利用交通機関
別荘地内の駐車場を利用。3:15頃到着時点で既に満車。帰り(12時頃)は路駐多数。
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 6時間40分
- 休憩
- 1時間16分
- 合計
- 7時間56分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
3:42行動開始-6:41三叉峰-7:56赤岳-9:05横岳-11:37行動終了
コース状況/ 危険箇所等 | ・杣添尾根は良く整備されていて歩き易いが急登の連続。展望台までずっと樹林帯のため展望なし。残雪が一部あったがわずかなので滑り止め不要。 ・稜線は昨夜気温が下がったためか、霜柱や凍結があった。それ以外は特に問題なし。凍結もじきに解消すると思われる。 ・ツクモグサは各所で咲いていた。 |
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過去天気図(気象庁) |
2023年06月の天気図 |
写真
感想/記録
by hidekazu
深夜高速道路を飛ばして別荘地内の駐車場には3:14に到着。天気は良く月も見えたが、駐車場は既にいっぱいだった。先人に倣い路駐。クルマは多数あったが準備中の人は見掛けなかった。まだ寝てるのか、それとも既に出発したのか。あるいは山中泊か。我々も準備をして3:42に行動開始。外気温3度と6月としては結構冷えるので、2人ともレインジャケットを防寒着の代わりに着て歩く。周囲は当然真っ暗なのでヘッドライト点灯。最初は別荘地内を歩く。熊鈴を鳴らすと迷惑なので使わない。別荘地が終わりダートの林道に至るとクルマが数台。今年はここまで入れることを知っていたが、林道の状況が分からなかったのと、ここまで来るのに時間がかかりそうだったので別荘地のほうに駐めた。トイレが相変わらずあるので、ここで用を済ませる。この辺りで既に周囲はだいぶ明るくなるも、もう少しライトは使う。特に樹林帯は暗いのでライトがないと足下が覚束ない。杣添尾根は3年連続4回目。急登が続くが展望は途中までなく、修行のようにきついルート。Zさん共々下を向いてひたすら登る。出だしの気温が3度と寒かったため、歩き出してちょうど良い加減になった。暑くなったのでジャケットはしまい、長袖シャツ一枚で歩く。4:30頃にライトをしまう。樹林の外は赤く焼けていたが、樹木が多くてよく見えない。この尾根を歩く限り、展望がないのは致し方ない。昨日まで雨があったため、登山道は所々ぬかるんでいて、足を置くところを選びながら歩く必要があった。時折吹く風も冷たく、例年は暑いことが多いこの尾根だが、今回は意外と涼しく登ることができた。6:05に展望台に到着。赤岳や富士山がよく見える。この尾根は辛いけど、途中からの展望が良いのと、この時期はツクモグサが見られるので利用する機会がどうしても多くなる。朝早いのですれ違いなどに気を遣うことなく進み、三叉峰には6:41に到着。風が冷たく寒いのでジャケットを着る。少し休憩した後赤岳方向に向かう。そしてお待ちかねのツクモグサの自生エリアに入る。今年も咲いていた。Zさんはこの花を見たくてほぼ徹夜でここまで標高差約1000メートル登ってきた。今朝は寒くて、登山道には霜柱や凍結も見られたので、ツクモグサも凍っているかと思ったがそんなことはなく、産毛に包まれたユニークな姿を見せてくれた。Zさんは写真を撮り始めるとなかなか終わらないが、これが見たかったので仕方ない。自分は赤岳まで行きたいので、途中から別行動にした。自分はとにかく赤岳を目指す。Zさんはのんびり歩きながらツクモグサを鑑賞しつつ三叉峰まで戻る。
岩場のアップダウンをこなしつつ距離を伸ばし展望荘に到着。暑くなったのでジャケットは脱ぎ、途中の岩場のためにしまったストックを再度取り出して赤岳の登りに供える。この登りは何度登っても楽ではない。登り下りの人が多いので、落石に注意しながら行動する。ヘルメットの人が多いのも理解できる。山頂の小屋に至り先を見ると、山頂付近には人だかりが。8時前の時間だったが既にカオスになっていた。天気が良く花も咲いていて、人が多く来る要素が揃っていたと言える。赤岳山頂には7:56に到着。人が多くて写真もろくに撮れない。座って休むところもないし、何よりZさんをほったらかしにも出来ないので、山頂滞在5分ほどで下山開始。赤岳の山頂は空いていた例しがない。下りも慎重に。石を落とさないように進む。帰りもアップダウンを繰り返して進み、途中、座って休憩していたZさんと無事合流。風のない、暖かなところで座って休憩していた。ここならダウンなど着なくても休めただろう。早朝は風が強く寒くて、休む所を探すのも大変だったが、時間が経過し気温が上がり、ジャケットは着なくても寒さを感じることはなくなった。2人で三叉峰まで戻り、更に横岳を目指す。ツクモグサを探したが、ほとんど見つけられなかった。少し時期が早かったのかもしれない。横岳には9:05に到着。赤岳よりも更に多くの人が群れていた。ここでも休めないので写真だけ撮ったら少し戻って、小ピークのところで休憩した。標高2800メートル程度だが、日照もあっても寒さはほとんど感じなかった。赤岳や阿弥陀岳の姿がよく見えた。
このピークから三叉峰へ移動し、さらに杣添尾根の下降を開始する。下り始めると続々登りの登山者とすれ違う。人が多いので待ちの時間が長くなるが、既に6時間くらい行動して疲労した後では適度な休憩となった。展望台までは景色を楽しみつつ下り、それから下は樹林帯の下りになった。朝よりは地面も乾いてぬかるみも減ったように思ったが滑り易い箇所は健在で、何度かスリップしたり尻餅をついたりした。Zさんは下りがいつも速いが、今日に限っては寝不足のためかペースが遅い。さすがのZさんも寝ないとだめらしい。離れ離れにならない程度に自分のペースで進んでもらう。それでも林道まで至ると安全圏の雰囲気。傾斜も緩いし歩き易い。ペースは遅かったものの11:37に無事到着。怪我なく無事に下山できれば問題なし。早朝の出発時はまだ数台だった路駐は、この時間は数え切れないほどになっていた。山中ですれ違った人の数からすればそれも不思議ではないし、やはりこの時期多くの人はツクモグサ目当てなのだろうと思う。
岩場のアップダウンをこなしつつ距離を伸ばし展望荘に到着。暑くなったのでジャケットは脱ぎ、途中の岩場のためにしまったストックを再度取り出して赤岳の登りに供える。この登りは何度登っても楽ではない。登り下りの人が多いので、落石に注意しながら行動する。ヘルメットの人が多いのも理解できる。山頂の小屋に至り先を見ると、山頂付近には人だかりが。8時前の時間だったが既にカオスになっていた。天気が良く花も咲いていて、人が多く来る要素が揃っていたと言える。赤岳山頂には7:56に到着。人が多くて写真もろくに撮れない。座って休むところもないし、何よりZさんをほったらかしにも出来ないので、山頂滞在5分ほどで下山開始。赤岳の山頂は空いていた例しがない。下りも慎重に。石を落とさないように進む。帰りもアップダウンを繰り返して進み、途中、座って休憩していたZさんと無事合流。風のない、暖かなところで座って休憩していた。ここならダウンなど着なくても休めただろう。早朝は風が強く寒くて、休む所を探すのも大変だったが、時間が経過し気温が上がり、ジャケットは着なくても寒さを感じることはなくなった。2人で三叉峰まで戻り、更に横岳を目指す。ツクモグサを探したが、ほとんど見つけられなかった。少し時期が早かったのかもしれない。横岳には9:05に到着。赤岳よりも更に多くの人が群れていた。ここでも休めないので写真だけ撮ったら少し戻って、小ピークのところで休憩した。標高2800メートル程度だが、日照もあっても寒さはほとんど感じなかった。赤岳や阿弥陀岳の姿がよく見えた。
このピークから三叉峰へ移動し、さらに杣添尾根の下降を開始する。下り始めると続々登りの登山者とすれ違う。人が多いので待ちの時間が長くなるが、既に6時間くらい行動して疲労した後では適度な休憩となった。展望台までは景色を楽しみつつ下り、それから下は樹林帯の下りになった。朝よりは地面も乾いてぬかるみも減ったように思ったが滑り易い箇所は健在で、何度かスリップしたり尻餅をついたりした。Zさんは下りがいつも速いが、今日に限っては寝不足のためかペースが遅い。さすがのZさんも寝ないとだめらしい。離れ離れにならない程度に自分のペースで進んでもらう。それでも林道まで至ると安全圏の雰囲気。傾斜も緩いし歩き易い。ペースは遅かったものの11:37に無事到着。怪我なく無事に下山できれば問題なし。早朝の出発時はまだ数台だった路駐は、この時間は数え切れないほどになっていた。山中ですれ違った人の数からすればそれも不思議ではないし、やはりこの時期多くの人はツクモグサ目当てなのだろうと思う。
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この記録で登った山/行った場所
- 赤岳 (2899.17m)
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- 日ノ岳 (2793m)
- 鉾岳 (2800m)
- 石尊峰 (2805m)
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- 「ここが中間点」標識 (2315m)
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