山荘泊・槍ヶ岳 新穂高より千丈乗越経由
- GPS
- 15:16
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,198m
- 下り
- 2,189m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:05
天候 | 1日目:快晴 2日目:晴れ時々曇り 無風で暑し💦 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
出発時(AM5:00)・下山時(PM1:00)ともにかなり空きあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千丈乗越経由で登ったため、雪は全くなく、アイゼンは不要でした。 ストックにスノーバスケットもつけていったのですが無用の長物でした。 水場が2箇所、そのまま美味しく飲めるので自力でかつぐのは最低限で良いかも。 槍ヶ岳山荘も宿泊者は無料でお水をいただけました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
思えば6年前、表銀座を縦走した末、悪天候により槍ヶ岳を敗退したのが始まりだった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1207233.html
それ以来、遠くの山から穂先を見つけては「いつかはリベンジを…」といつも心にひっかかっていた。
今回、満を持して山行を決行し、雲一つない晴天の中登頂でき、やり遂げた感でいっぱいだ。
新穂高からのコースは日帰りでピストンする人も多く、距離的にはそれほど長くはないのだろうが、標高差2,200mというところにかなりビビっていた。
しかし、思ったほど厳しくはなかった。
北アルプスの登山道がかなり歩きやすいのと、景色が良いのでツラさをごまかしながら登れたからか。
さらに、高山病予防にイブ(頭痛薬)をドーピングしたのも功を奏したのかもしれない。
いや、歩き出しの林道であまりの遅さにアイゼンと水2ℓを相方に持ってもらったのが大きいか・・・
何はともあれ無事槍ヶ岳に到達できて本当に嬉しい。
一番辛かったのは、高山病だ。
山荘で就寝してから2時間ほどで、胸が息苦しくうなされて起きた。
それまでは何ともなかったのに、夕食を満腹まで食べてしまったせいか、横になったから酸素がうまく供給できなくなったか。
ムカムカするのでその後眠ることができず、またイブを飲んで明け方ようやく少し眠ることができた。
高山病にかかりやすい方はちゃんと対策をしておくことをおすすめします。
ずっと切望してきた槍ヶ岳の山頂は、人も少なく、360度の展望を十分に堪能できた。
なぜか、すべての山々を征服したかのような気分になったのだが、これが槍ヶ岳の持つ覇王色の覇気の力なのだろうか。
「よしよし、苦しゅうない」と満足気にうなずいて下山した。
そんなこんなでおおむね順調に槍ヶ岳リベンジを果たすことができたので、次は穂高か劔か…とまた性懲りもなく考え始めている。
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